知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

男はつらいよ第19作、短い言葉のなかに心の触れ合いが

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「寅さん」について考えてみたいと思います。

 

といっても、私からみた寅さん像です。

 

その寅さん像を、

具体的な映画を通して、

見ていきたいと思います。

 

1)映画「男はつらいよ

映画「男はつらいよ」の概要は下記です。

◇原作、監督:山田洋次

◇脚本:山田洋次ほか

◇撮影:高羽哲夫(たかは てつお)*1

◇概要:渥美清(あつみ きよし)さん演じる「寅さん」が主人公の下町人情コメディ映画です。全48作から成り、『一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ』として、ギネス認定もされている名作中の名作です。

*1 撮影(カメラマン)についてひとこと。
私もカメラマンですので、
男はつらいよのカメラワークについてひとこと。

 

◆脇役を同時に入れる。

男はつらいよのカットには主役だけでなく、
必ず脇役を入れています。

脇役は人間に限ってはいません。

動物、植物などと、いろいろです。

場合によっては、家具や道具も入れます。

 

それらの脇役から、
画面に立体感奥行きを持たせています。

 

◆ピント位置にも配慮。

さらにスゴイのは、

ピント位置に神経を使っていることです。

 

被写界深度を浅くしたり、

深くしたりして、

主役と脇役の関係を強調しているのです。

 

このへんのカメラワークは、
さすが「高羽」さんです。

 

 

 

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1.映画の歴史

まずは、映画「男はつらいよ」を振り返ります。

全部で48作品あります。

この映画の前にはテレビドラマもあったようですが、
私は、ほとんど見ていませんので、
映画だけを取り上げさせていただきます。

映画は全作品のDVDを持っています。
もちろん、すでに5~6回は見ています。

下記一覧には、マドンナ役も入れておきます。

 

太字は今回取り上げた作品です。

 

1.男はつらいよ(1969年)光本幸子
2.続・男はつらいよ(1969年)佐藤オリエ
3.男はつらいよ・フーテンの寅(1970年)香山美子
4.新・男はつらいよ(1970年)栗原小巻
5.男はつらいよ・望郷篇(1970年)長山藍子
6.男はつらいよ・純情篇(1971年)若尾文子
7.男はつらいよ・奮闘篇(1971年)榊原るみ
8.男はつらいよ・寅次郎恋歌(1971年)池内淳子
9.男はつらいよ・柴又慕情(1972年)吉永小百合
10.男はつらいよ・寅次郎夢枕(1972年)八千草薫
11.男はつらいよ・寅次郎忘れな草(1973年)浅丘ルリ子
12.男はつらいよ・私の寅さん(1973年)岸恵子
13.男はつらいよ・寅次郎恋やつれ(1974年)吉永小百合
14.男はつらいよ・寅次郎子守唄(1974年)十朱幸代
15.男はつらいよ・寅次郎相合傘(1975年)浅丘ルリ子
16.男はつらいよ葛飾立志篇(1975年)樫山文枝
17.男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け(1976年)太地喜和子
18.男はつらいよ・寅次郎純情詩集(1976年)京マチ子檀ふみ
19.男はつらいよ・寅次郎と殿様
(1977年)真野響子

20.男はつらいよ・寅次郎頑張れ!(1977年)大竹しのぶ藤村志保
21.男はつらいよ・寅次郎わが道をゆく(1978年)木の実ナナ
22.男はつらいよ・噂の寅次郎(1978年)大原麗子
23.男はつらいよ・翔んでる寅次郎(1979年)桃井かおり
24.男はつらいよ・寅次郎春の夢(1979年)香川京子林寛子
25.男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花(1980年)浅丘ルリ子
26.男はつらいよ・寅次郎かもめ歌(1980年)伊藤蘭
27.男はつらいよ・浪花の恋の寅次郎(1981年)松坂慶子
28.男はつらいよ・寅次郎紙風船(1981年)音無美紀子、岸本加世子
29.男はつらいよ・寅次郎あじさいの恋(1982年)いしだあゆみ
30.男はつらいよ・花も嵐も寅次郎(1982年)田中裕子
31.男はつらいよ・旅と女と寅次郎(1983年)都はるみ
32.男はつらいよ・口笛を吹く寅次郎(1983年)竹下景子
33.男はつらいよ・夜霧にむせぶ寅次郎(1984年)中原理恵
34.男はつらいよ・寅次郎真実一路(1984年)大原麗子
35.男はつらいよ・寅次郎恋愛塾(1985年)樋口可南子
36.男はつらいよ・柴又より愛をこめて(1985年)栗原小巻
37.男はつらいよ・幸福の青い鳥(1986年)志穂美悦子
38.男はつらいよ・知床慕情(1987年)竹下景子
39.男はつらいよ・寅次郎物語(1987年)秋吉久美子五月みどり
40.男はつらいよ・寅次郎サラダ記念日(1988年)三田佳子
41.男はつらいよ・寅次郎心の旅路(1989年)竹下景子
42.男はつらいよ・ぼくの伯父さん(1989年)後藤久美子檀ふみ
43.男はつらいよ・寅次郎の休日(1990年)後藤久美子夏木マリ
44.男はつらいよ・寅次郎の告白(1991年)後藤久美子吉田日出子
45.男はつらいよ・寅次郎の青春(1992年)風吹ジュン
46.男はつらいよ・寅次郎の縁談(1993年)松坂慶子
47.男はつらいよ・拝啓車寅次郎様(1994年)小林幸子、かたせ梨乃、牧瀬里穂
48.男はつらいよ・寅次郎紅の花(1995年)浅丘ルリ子

2.今回の作品

今回取り上げるのは下記作品です。

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【概要】
第19作 1977年8月6日に公開
男はつらいよ 寅次郎と殿様

 

【スタッフ】
監督・原作:山田洋次
脚本:山田洋次朝間義隆
製作:島津清
音楽:山本直純

 

【キャスト】
藤堂久宗(殿様):嵐寛寿郎(通称ラカン
吉田六郎太(執事):三木のり平
堤鞠子(まりこ、マドンナ):真野響子

 

3.あらすじ

仕事で伊予大洲市に立ち寄った晩、
旅館で一人の女性(真野響子)と出会い、
何やら寂しげな様子を察した寅は、
彼女に鮎料理をご馳走する。


女性が東京の青砥に住み、
柴又の団子屋を知っていると聴いて驚く寅さん。

 

翌日、寅次郎は大洲城の近くで、
偶然に知り合った老人嵐寛寿郎の家に招待される。


二人連れ立って歩いていると町の人々が老人に、
丁寧に挨拶するのを不思議に思うが、
実は老人の正体は大洲の殿様の子孫・藤堂久宗だった。


彼の執事(三木のり平)は寅次郎を怪訝そうに思うも、
殿様はすっかり寅のことを気に入ってしまい、
寅を体よく追い出そうとする執事に対し刀を抜いて怒り出す。

 

どこか世間ズレした殿様に、またも驚く寅さん。

 

そして寅次郎が東京人だと知った殿様は、
東京で亡くなったという次男の話をする。


次男には嫁の「まりこ」がいたが、
その結婚を「身分違い」として
認めず勘当同然の扱いをしたと言う。

 

4.大洲の旅館で

大洲の旅館に寅さんが泊まっていました。

そこに、

美しい女性(鞠子さん)が泊まっていました。

 

4-1.寅さんが電話番を

寅 「はい、いずや旅館です」

  「えっ?、うがいですか?」

 

女将にたずねた。

 

  「変わった客だねえ」

  「うがいだったら、
  そこの洗面台があるのにねえ」

 

女将 「違いますよ」

   「鵜飼(うがい)ですよ」

 

またしても、

寅さんの「勘違い」でした。

 

4-2.鞠子が旅館に帰ってくる

寅 「あの女は一人旅かな」
  「何だか、ワケありだな」

 

そこで女将さんに言う。

  「女将さん、あの娘さんにも鮎をあげて」

 

そして、鞠子の部屋で。

 

おかまい 「この鮎はお隣のお客さんからです」

 

そこで、鞠子は寅さんの部屋に・・。

 

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鞠子 「ごめんください」

   「鮎の料理を知らないかたにいただいて」

 

寅 「いいんだよ。元気を出してもらおうと思って」

  「何かあったら、東京の柴又に来ればいい」

  「そこには、もうろくじじいと、
  歯抜けばばあがいるよ」

 

と、自分の叔父、叔母をぼろくそにいう。

ここも寅さんの「定番」です。

 

5.殿様のお屋敷で

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殿様のお屋敷で、晩御飯をよばれ、
お酒をごちそうになってた寅さんは・・。

 

殿様 「今日は愉快だったぞ」

   「吉田っ、寅次郎くんがお泊まりになるぞ」

 

寅 「いやあー、眠くなったなあ」

  「ちょっと横になってもいいかい」

 

殿様 「苦しゅうない」

 

ここで鞠子のことを切り出す。

 

殿様 「ところで、一つきいてよいか」

寅 「苦しゅうない」

 

さっきの殿様の言葉です。

 

殿様 「鞠子という女を知らぬか」

寅 「さあ」

殿様 「末っ子の嫁だ」

寅 「その娘は身分違いだったんだな」

  「それで、お殿様は反対しなすった」

  「そんなの、古いよ」

  「今は、『民主主義』だ」

 

殿様 「あれは嫌いだ」

と、殿様は民主主義になじまない様子。

だって、お殿様だもんね。

 

殿様 「鞠子に会ってみたい」

   「鞠子にあって、息子の話をききたい」

   「探してもらえんだろうか」

寅 「わかった」

  「きっと会わせてあげるよ」

 

6.とらやで寅さんと博との会話

ということで、
寅さんは東京で鞠子を探す羽目に・・。

 

鞠子をどうやって探すか。

博との会話です。

 

寅 「博、どうすりゃいいのかなあ?」

博 「ナンセンス

寅 「ええっ?、なんでしょう??

博 「・・・」

 

ここでも寅さんのボケが出ました。

 

1)このあと寅さんがためになることを言った。

 

とらやのみんながいう。

 

 「いってみれば、
鞠子さんと殿様は赤の他人だからねえ」

 

寅さん 「どうして、みんなそんな冷たいことを言うの」

  「身分違いが所帯を持ったっていいじゃないの」

  「だって、『民主主義』だもん」

 

7.とらやで殿様と鞠子が会う

やっとの思いで鞠子を探し出し、

殿様と会わせることに。

 

その場面です。

 

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場所 : とらや

 

殿様 「鞠子さん、克彦がお世話になりました」

   「ありがとうございました」

 (ここで、殿様が泣く)

注釈:克彦は鞠子の亭主。殿様の次男(末っ子)

 

殿様 「鞠子さん、あなたに一目お会いしたときから、
よく分かりました」

  「あなたがそばにいてくださって、
   克彦はどんなにしあわせだったか」

 

鞠子 「お父様、あたくしもね・・、
   あたくしも幸せでしたよ」

 

殿様は、さらに大きく泣き出す。

 

この殿様の泣く「しぐさ」がうまい。

 

さすがはラカンです。

 

この「しぐさ」は、

普通の役者にはできません。

 

8.江戸川の堤防で二人を見送る

二人(殿様と鞠子)はとらやを帰るときに、

寅さんとさくらが見送る。

 

江戸川の土手を歩く殿様と鞠子。

 

その先には、美しい夕焼けが。

 

二人は肩を寄せ合っています。

 

まるで実の親娘のようです。

 

 

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9.まとめ

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どうでしたか。

 

今作も、ジーンとくるシーンが多かったでしょう。

 

9-1.短い言葉ですが

殿様と息子(克彦)の嫁(鞠子さん)に会ったときの会話です。

 

殿様 「あなたがそばにいてくださって、
   克彦はどんなにしあわせだったか」

 

鞠子 「お父様、わたくしも・・
   わたくしも幸せでしたよ」

 

短い言葉の中に、
お互いの心のふれ合いが出ています。

 

素晴らしいシーンです。

 

9-2.民主主義も一つのテーマ?

そして、もう一つは『民主主義』でした。

 

この『民主主義』という言葉は、

寅さんの口から2回出ています。

 

1回目:殿様との会話で。
身分違いで息子さんの結婚を許さなかったことを聞いたとき。

 

2回目:とらやのみんなが鞠子の話題になったとき。
身分違いでも所帯を持ってもいいんだよ。
だって、『民主主義』だもの。

 

あのインテリ嫌いの寅さんから、

『民主主義』という言葉が出てくるとはびっくりです。

 

寅さんのことです。

 

『民主主義』の意味を知らずに

使っていたのではと勘ぐっています。

 

寅さん、ごめん。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

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※更新履歴※

【更新】2019年10月20日、12月23日、2020年2月6日、6月19日、11月10日、2021年8月23日、2022年10月16日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年9月15日
CMリンク追加。【関連記事】追加。

【更新】2019年6月21日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

 

※CMリンク※

 

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「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド

何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その2)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その2)」です。

 

今後も、
このシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、
写真といったほうが正しいでしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか。

被写体は何でも「あり」です。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくります。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ当時はフィルムでしたので、
その場で確認できないのがつらかった。

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

その間の長いこと。

しまいには、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

 

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチ(デジタル一眼)は勝負が早い。

 

その場で確認ができるからです。

 

ただし、カメラのモニターが小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCのモニターで確認できますので、
ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって
撮影枚数は飛躍的に増えました。

 

その膨大な写真のなかで、
私なりにピックアップさせていただきました。

 

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

 

私、小難しいのは嫌いです。

 

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、
このシリーズも「普段着」でいきます。

 

 

 

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1.スタート(運動会)

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて


徒競走のスタートです。


ピストルの合図で一斉に飛び出しました。


みんな、

なかなかいいフォームですね。


写真だけ見ると、

プロのアスリートです。


いえ写真でなくても、

プロ顔負けです。

 

みんなガンバレ!

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 


2.ゴールを目指してガンバレ!

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて


徒競走です。


みんな必死に走っています。


チームのため?

自分の名誉のため?

家族が見ているから?


そんなのどうでもいい。


とにかくゴールを目指してガンバレ!

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 


3.小学1年生の徒競走

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて

可愛いですね。


小学1年生の徒競走です。


まだ勝とうとする欲がないみたい。

 

前を向かず、
友だちのほうを見ている子もいます。


無邪気ですね。


でも走るのが好きみたいです。

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 


4.チーム対抗リレー

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて

リレーは運動会のです。


走るほうも、見るほうも興奮します。


ポイントはバトンタッチですよね。


ここで順位が変わります。


バトンを落としたりしたら大変。


慎重に、でも急いで。

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 


5.後ろからランナーが

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて


運動会のリレーです。


チーム対抗のようです。

 

チームの勝利がかかっています。


後ろの黄色チームが
猛然と追い上げています。


赤、ピンチ。


黄色、がんばれ。

 

もう少しだ。

 

応援の声がピークに達した。

中には悲鳴のような声も。

 

「きゃーっ」

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 


6.ダンスの入場

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて


小学生低学年のダンスです。


両手にきれいなポンポンを付けていますね。


可愛いですね。

 

ちょっと足並みが合っていないみたい。

 

大丈夫かな。

先生もなんだか心配そう。


さあ、これから
どんなダンスを見せてくれるのでしょうか。


楽しみです。

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 


7.二人三脚(小学校の運動会)

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて


これは運動会の定番、
二人三脚ですね。


しかもリレーです。


二人三脚は「走り出し」がむずかしい。


「中側の足からね」


と決めていても、
そのタイミングが合わないと
うまくいかない。


練習でうまくできていても、
いざ本番となると、
あせってしまって・・。


走り出しに成功すれば、
あとはピッチを上げるだけ。


でも、ピッチを上げすぎると、
足がもつれる。


しかも、コーナになると、
内と外で走る距離が変わるので、
速度合わせがむずかしい。


ほら、
後ろから追い上げてきているよ。

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 


8.開会式の準備(幼稚園の運動会)

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2012年9月29日 つくし幼稚園(木更津)  請西小学校にて


幼稚園の運動会です。


子供たちもそうですが、親たちも緊張します。


慣れていないのもありますし、
相手が小さいので、
体力が心配です。

 

何が起きるか心配です。


先生たちも心配。


みんな、みんな大変です。

 

段々と緊張感が高まってきました。

 

競技がいったん始まると何でもないのですが、

始まるまでが一番緊張するんですよね。

 

(写真) 2012年9月29日 つくし幼稚園(木更津)
 請西小学校にて撮影

 


9.可愛い開会宣言(幼稚園の発表会)

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2012年12月7日 つくし幼稚園(木更津)  木更津市民会館にて


幼稚園の発表会です。


毎年の行事のようです。


この発表会も、
運動会と同じように、
力を入れて準備してきました。


上の写真は開会宣言の1シーンです。


少し緊張気味なところが可愛いですよね。


写真ですので声が入っておらず、
迫力に欠けますね。

(ごめんなさい)


歌や踊りなどは、
ビデオがよいのは分かっていますが、

写真には写真の良さがあります。
(これは強がりです)

 

(写真) 2012年12月7日 つくし幼稚園(木更津)
 木更津市民会館にて撮影

 


10.木更津甚句(小学校の運動会)

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2017年6月10日 真舟小(木更津)にて

小学校5、6年生のダンス「木更津甚句」です。


元気のよい、かけ声が聞こえてきます。


「ヤッサイモッサイ~」

 

元気いいですね。

 

その元気につられて、
砂塵が舞っています。


おっと、
こちらまで浮き浮きしてきました。

 

こうなったら、
写真どころではありません。

 

体が自然に動いてきました。

 

(写真) 2017年6月10日 真舟小(木更津)にて撮影

 

11.まとめ

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 どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

11-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

11-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」
必要になってきます。

 

11-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら、

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。 

 

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その2)

f:id:kawa2496:20190511134435j:plain

 

こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その2)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、
高校球児たちと同じ場所に
いなければなりません。

 

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

高校野球私設応援団

 

 

 

 

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1.力をためす

 

f:id:kawa2496:20190331072156j:plain

 


練習試合の1シーンです。

練習試合ですが必死です。


それもそのはず、
「レギュラー」がかかっているからです。


自分の力を示す。

 

自分の力を試す。


その絶好のチャンスがやってきたのです。


必死になるのも当然です。

 


2.紅葉

 

f:id:kawa2496:20190331072215j:plain



すみません。


練習試合の撮影で学校にお邪魔したのですが、

バックの紅葉に目がいきました。


でも、

この大自然高校野球はよくあいます。


特に練習試合はピッタリです。

 

本人達は真剣なんでしょうが、

大自然のなかでは、

何故か「のどか」に見えます。

 

「早く大きくなれよ」

 

「もっと立派になれよ」


と、大自然から、

そんな激励の声が聞こえてくるようです。

 


3.渾身のシャッター

 

f:id:kawa2496:20190331072229j:plain



真冬の早朝練習を撮影させていただきました。


使ったレンズは「標準レンズ」です。

 

F値1.4の明るいレンズです。

 

しかし、
焦点距離が短いので遠くからは写せません。


そこで、
監督さんに許可をもらい、
グラウンドに降りさせていただきました。

 

早朝ですので、
照明があっても辺りは暗く、

通常のレンズでは撮影困難です。

 

ここは最高の明るさを誇る、
標準レンズの出番です。


もちろん、
絞り全開(開放)です。

 

近くまで寄れますので、
選手たちの息づかいまでが聞こえてきます。

 

ファインダー越しの選手たちは、
苦しさにじっと耐えています。


こちらまで息苦しくなります。

 

選手たちが必死ならこっちも必死です。

 

選手たちにまけず、
こっちも渾身の力をこめて
シャッターを切りました。

 


4.高校生ラグビー

f:id:kawa2496:20190331072245j:plain


ちょっと変わったところで、

ラグビー」などはどうでしょうか。


実は私、専門はラグビーなんです。


でも、ラグビーも野球も同じです。


両方とも、
チームプレーを重んじるスポーツです。

 

ラグビー」の特徴は下記になります。


・1チーム15名と、
 集団スポーツのなかでも、多いほう。

 (7人制ラグビーもありますが)


・手も足も使ってよい。
 (サッカーの場合は手はダメ)


・パスは前にはできない。
 (横か、後ろのみ)


・タックルはボールを持っている人のみ。
 (ここがアメフットと違うところです)


タッチダウンラグビーでは「トライ」)しても、

決してガッツポーズをしない。

 

「トライしても、

決してガッツポーズをしない」

 

このことは最近乱れてきており、

残念でなりません。

 

昔は、トライした本人は頭を下げて、
申し訳ない素振りを見せたものです。


「みんなから、おいしいところをもらってごめん」

 

まさに、
「ワン フォア オール」の精神です。

 

野球でも同じです。

 

「みんなのための一人」

 

「一人のためのみんな」

 


5.自主練

 

f:id:kawa2496:20190331072301j:plain

 


朝の自主練です。


2時間も早く登校しての自主練です。

 

自主練ですので、義務はありません。


ただ、野球が好きなだけなんです。


野球がうまくなりたいだけなのです。

 

神様は見ています。

 

練習は裏切りません。

 

努力は報われます。

 

もし報われなければ、
努力が足りないと思いましょう。

 

 

6.アウト?、セーフ?

 

f:id:kawa2496:20190331072317j:plain


練習試合の1シーンです。


ピッチャーからのけん制で、
二塁に慌ててもどる走者。


走者への素早いタッチは、
アウトかセーフか?


練習試合といえども
気が抜けないプレーが続きます。

 

練習試合は、
自分の可能性をためす絶好のチャンスなのです。

 


7.ホットに、ほっとする

 

f:id:kawa2496:20190331072332j:plain

 


しゃれではありませんが、

朝練のあとのホットコーヒー

(ホットココアかな?)で「ほっと」一息。


心も体も癒やされる瞬間です。

 

これから寮に戻って朝ご飯でしょうか。


そのあとも、
練習メニューが待っています。


今日も、
また長い1日になりそうです。

 


8.「ごめんな」

 

f:id:kawa2496:20190331072348j:plain

 


地獄の早朝練習です。

 

もうとっくに限界は超えています。

 

「苦しさ」の極(きわみ)です。


ファインダー越しだと、
その苦しさだけしか見えず、

こちらまで顔をしかめてしまいます。


そのカメラを向けるのが、
気の毒なような気がします。

 

自分だけが楽をして申し訳ない。

 

誤解しないでね。

 

人が苦しんでいるのを
楽しんでいる訳ではありません。

 

こちらも、
一緒に苦しんでいるのです。


「ごめんな」

 

と、心で叫びながらシャッターを押します。

 

 

9.まとめ

 

f:id:kawa2496:20190331104741j:plain


どうでしたか。


今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その2)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に、止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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【更新】2019年10月19日、25日、2020年2月5日、6月18日、11月8日、2021年8月21日、2022年10月14日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年6月24日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

 

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球児達に贈る(その6)、私の野球取材生活を総括する

f:id:kawa2496:20190512082125j:plain

 

こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「球児達に贈る(その6)」です。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その中から、

印象に残るものをピックアップしました。

私の独断と偏見です。

このへんができるのがブログの良いところですかね。(笑)

 

よって、読者の皆様には、

「物足りない」

と感じるかもしれません。

 

そのへんのところは、ご容赦ください。

 

1)球児達に贈る(その6)。

本稿の球児達に贈る(その6)は、
下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.緊張感

f:id:kawa2496:20190318131620j:plain

志學館 ミーティング

今日もグラウンドは、
緊張感に包まれていました。


誰一人私語を話すものはいません。


聞こえるのは気合いの声と、
大きな返事のみです。


きびきびした動きがいい。

 

ぴんと背筋を伸ばした姿勢がいい。


挨拶が監督、部長、コーチにだけでなく、
選手同士で交わされる。


学ぼう、学びあおうとする、
その気持ちが伝わる。


礼に始まり礼に終わる。


やっぱり、
グラウンドは道場です


(写真)2002年1月5日 志學館にて撮影

 


2.がんばれ高校球児

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志學館

必死にバットを振る姿がいいですね。


高校生らしくて、爽(さわ)やかです。


自分を信じて疑わない。

 

その澄んだ目がいい。


思いやりのある優しい人柄は、
疑う余地はありません。


私には、そう断言できるのです。

 
そして無性に、
エールを送りたくなるのです。


(写真)2002年1月5日 志學館にて撮影

 


3.筋力トレーニン

f:id:kawa2496:20190318154941j:plain

志學館

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志學館

f:id:kawa2496:20190318155033j:plain

志學館


滑稽(こっけい)に見える格好ですが、
これも立派な筋力トレーニングです。


腰を落として前後左右に歩行します。


あっという間に、
太ももがしびれ感覚がなくなってきます。


これを何度も繰り返すとは、
恐るべき精神力です。

 

(写真)2002年1月5日 志學館にて撮影

 


4.ダッシュ

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志學館


いろいろなスタートから
短距離を全力で走り切る。


ショートダッシュ


しかも競争ですから、
自然と力が入ります。


ハードな練習なんですが、
何故か楽しそうですよね。


でも、
決して手抜きはしていません。


こんなところにも、

信頼関係が感じられて、

見る方も楽しくなってきます。


(写真)2002年1月5日 志學館にて撮影

 


5.ボールへの執念

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2002年1月12日 千葉県ラグビー場にて

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2002年1月14日 志学館高校にて

種目が何であろうと、


大切なことは執念ではないでしょうか。


チームの期待に応えたい。

 

 信頼を裏切りたくたい。

 


ただそれだけのために、

燃やす執念


小難しい理屈なんていりません。


執念さえあれば、
いくらでもうまくなれます

 

もっと、強くなれます

 


(写真上) 2002年1月12日 千葉県ラグビー場にて撮影
(写真下) 2002年1月14日 志學館にて撮影

 


6.時には厳しく、時には楽しく

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2002年1月14日 志学館高校にて

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2002年1月12日 志學館にて

 

 時には厳しく 時には楽しく。


それは、野球に限らず、
何事でも必要なことです。


教育の場であるグラウンドでもそうです。


そして忘れてはならないことは、

それが、
厳しい本人の律する心と、
崇高な教育理念の上に成り立っていることです。


(写真上)2002年1月14日 志学館高校にて撮影
(写真下)2002年1月12日  志学館高校にて撮影

 


7.誠実

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2002年1月14日 志學館・中山くん

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2002年1月20日 志學館・森くん


真剣に指導者の話を聞く。


誰が見ていなくても、
グラウンドをいたわる。

 

そこには、
いつも真面目に野球と取り組む姿があります。


誠実で優しい心は、
きっと花開く時が来ます。

 

高校球児たちよ、
野球の大道を歩んでくれ。

 

(写真上)2002年1月14日 志學館・中山くん、
(写真下)2002年1月20日 志學館・森くん

 


8.大学受験でもベストを

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2001年7月7日 木更津高校 池田くん

大学受験シーズンです。


元高校球児達もそれぞれの進路を目指して
受験することでしょう。


後輩の球児達のためとは言いません。


ただ、
自分のためにベストを尽くしてください。


今ここに示して欲しい。

 

練習でくたくたになり、
勉強もままならない毎日でした。


それでもやれる。


いや、だからやれるんだと。


それを忘れないで欲しい。


君が持っている素晴らしい財産を。


それは、
誰もが及ばない、
グラウンドで見せた、あの燃える闘志です。


(写真)2001年7月7日 木更津高校 池田くん

 


9.放課後の練習

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2002年1月19日 志學館にて撮影

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2002年1月19日 志學館にて


キャッチボール、階段登り。


いずれも、よく見かける光景です。


でも、
それを平凡な光景だと片づけないで欲しい。


基本に忠実に捕球する真剣なまなざし。


必死に階段を駆け上がる息づかい。


日々成長する姿が、そこにあります。

 


(写真)2002年1月19日 志學館にて撮影

 


10.手術後のチーム復帰

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2002.1.20 志学館高校にて撮影

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2002年1月20日 志學館にて


昨年暮れに手術して久しぶりのチーム復帰。


もちろん、
激しい運動は厳禁です。


それでも、
黙々と階段の上り下りを繰り返す。


眼下では仲間たちが、
元気に練習をしています。


うらやむ気持ち、
あせる気持ちはよく分かります。


でも、今は我慢のしどころです。


1日でも早く
一緒にプレー出来ることを待っています。


このグラウンドが。

 

仲間たちが。

 

(写真)2002年1月20日 志學館にて撮影

 


11.マネージャーさん

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2002年1月20日 志學館にて

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2002年1月20日 志學館にて

 感謝しても感謝しつくせません。


荒っぽい男たちにまじり、
ひたすら自分の仕事を果たす。


素朴で、けなげで、
それでいて粘り強い。


縁の下の力持ち。


というと、月並みすぎるでしょうか。


その彼女たちから
いつも発せられる言葉があります。


「部員さん」

 

選手達を呼ぶ言葉です。


マネージャーさんの
一歩下がった奥ゆかしさが伝わってきます。


目立たず、飾らず。


部員さんに尽くす。


世の中に
これ以上の美しいものがあるでしょうか。

 

(写真)2002年1月20日 志學館にて撮影

 

12.まとめ

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どうでしたか。


今回も厳粛な思いを込めて、
「球児達に贈る」のその6をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠にとまったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年6月23日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

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職人さんたちに見る作業の基本(その2)

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タイル貼り

 

こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

作業の基本について考えてみたいと思います。

 

といっても、決して堅苦しくありません。


おつき合いください。

 

掲載の写真は、我が家でのリフォームしたときのものです。


リフォームは5~6回ほど行ったのですが、

その都度、いろいろな職人さんを見て来ました。

 

①大工さん
②土木やさん
左官やさん
④塗装やさん
⑤配管やさん

 

どの職人さんたちも、
自分の仕事に誇りをもっていました。

それは当然といえば、当然なのですが、
それがとにかく、

やることなすこと、まさにプロなのです。


私はその職人さんの作業じっと見てきました。

 

ずっとみていても飽きないのです。


1日中見ていても飽きないのです。

なぜなんでしょうね。

その作業の一部始終が、感心の連続なのです。

そこで、ある共通点を見つけました。

 

①服装が作業にぴったり。
②道具を丁寧に扱う。
③作業の途中でこまめに清掃する。
④使った道具は、
その都度きちんと整理整頓する。

 

いやー、実に勉強になりました。


この職人さんたちのやることは、

我々の生活に活用できるのではと思いました。

 

というか、
見習うべきだと思ったのです。

 

そのへんのところを書いてみたいと思います。

 

 

◆職人さんの見習うべきところ。

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門扉の撤去

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土間のコンクリ張り

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コンクリート流し込んだところ

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仕上げ(刷毛引き)

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仕上げ(鏝さばき)

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タイルの目地仕上げ

どうですか。
上の写真を見て気づくことがありませんか。

 

1)作業が丁寧。

2)殆どしゃべらない。

3)服装が、ばしっと決まっている。

4)段取りにムダがない。

5)道具が整理整頓されている。

6)周りが片付けられている。

7)切りの良いところで休憩を入れる。

8)仕事が終わって帰るときは、
ゴミひとつ残していない。

 

 

以下、順に見ていきます。

※1)~4)は「その1」で記載ずみです。

 

職人さんたちに見る作業の基本(その1) - 知って得・あなたの生活をもっと豊かに!


よって、本記事では5)~8)を記載します。

 

 

 

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1.~4. : 「その1」で記載済み。 

職人さんたちに見る作業の基本(その1) - 知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

 

5.道具が整理整頓されている

職人さんが使う道具は、自分の手のようなものです。


ですので、手入れが行き届いています。


そのうえ、年季が入っています。


まさに、自分の手のようなものです。

 

5-1.手入れが行き届いている

たとえば大工さんが使うノミです。


自分の手に合ったものを、

いつも研ぎ澄ませています。


多分、

毎日研ぎ石で研いでいるのでしょう。


もちろん、

年季が入ったものですので、

見た目には古いですが、

それが逆に美しく見えるのです。


手に持つところが光っています。


使い込んだ輝きです。

 

5-2.置き場所も決まっている

たとえば、車のなかを見てください。


普通車のバンでも、軽トラックでも、

車の中には特注の道具棚があります。


そこに道具や材料(ネジ、ビスなど)が、

整然と保管されています。

 

それは見事です。

 

一目で何がどこにあるかが分かるのですね。

 

5-3.作業中でも丁寧に扱う

その整理整頓は作業中でも同じです。


ゴミなどが出ると、

かならず作業中でも片付けます。


ゴミが散らかっていると、

作業に影響が出るからなのでしょう。

①安全重視:ゴミに足を取られないように。

②道具の置き場所確認:ゴミにまみれて道具を見失わないように。

③美観:気持ちの良い現場。

 

6.周りが片付けられている

作業中にも整理整頓清掃を欠かしません。


それは、自らの経験から、
体に覚え込ませているようです。

 

すべての動作が自然に出るのです。

 

6-1.効率重視

周りが片付けられているということは、
効率に深い関係があるようです。


作業がスムーズに進むのです。


段取り通りに確実に作業が進みます。

 

6-2.安全重視

周囲が整然と片付いていると、
当然ながら、ケガや事故が防げます。


たとえば、可燃物を散らかしておくと、
ちょっとした火の気で火事になることがあります。

 

6-3.塗料は風下に

特に塗料の取扱いには注意が必要です。


保管場所:風下に。

作業:風上で。


可燃ガスや有毒ガスへの配慮です。

 

 

7.切りの良いところで休憩を入れる

休憩の取り方も絶妙です。

 

7-1.基本は無理をしない

作業にもよりますが、
2時間以上は作業はしないようです。


疲れへの配慮からです。


肉体的な疲れもありますが、

むしろ、

精神的な疲れへの配慮のようです。


無理をすると、体を壊すだけでなく、

作業にも悪影響するからです。

 

これも長年の経験から体得した知恵ですね。

 

7-2.休み時間をムダにしない

たとえば、塗装やコンクリート打ちの場合は、

休憩時間を、

塗装やコンクリートの乾燥時間に

あてています。

 

7-3.作業の確認時間にあてる

また、休憩中に作業の確認にあてています。


現行の作業結果とこれからの作業の段取りなどの確認です。


さらに材料(ブロックやタイル、煉瓦)の残量確認などです。

 

もし材料が足りないようであれば、

休憩時間を使って追加注文します。

 

8.仕事が終わって帰るときはゴミひとつ残していない

これが見事なのです。


職人さんの車には掃除道具が搭載されています。

 

①ほうき
②ちりとり
③ゴミ袋

 

これらを使って、
作業中に出たゴミを全部持って帰ります。

 

もちろん、
作業中にも清掃を行います。(前述)

 

8-1.清掃することによって、その日の作業が確認できる

掃除しながらその日の作業を確認します。


清掃作業確認の一石二鳥ですね。

 

8-2.忘れ物にも気がつく

清掃をすると、忘れ物にも気がつきます。


それでも、
忘れて帰る職人さんも、たまにいます。

忘れるのは、
小物よりは大きなものが多いようです。

 

ボールペン、ドライバー類 : ○(忘れない)
スコップ、ハンマーなど : △(忘れがち)

 

意外ですね。

 

9.まとめ

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屋根の防水処理

どうでしたか。

見れば見るほど職人さんてすごいですよね。


私もこの記事を書きながら、

そのすごさを再認識しています。

 

9-1.徹底したプロ

職人さんは基本的には個人経営です。


ボーナスもなければ、

有給休暇もありません。


自分の腕だけが頼りなのです。

 

9-2.急がば回れを地でいく

職人さんは、
効率化の本質を分かっているようです。


一見遠回りのようなことを、

こつこつとするのです。

 

私なんかのド素人が見ていると、

イライラしそうなことを、

こつこつとやります。


たとえば、地ならしです。


もうそのへんで止めたら、

と思うのですが、

何度も何度も地ならしをしています。


そこで聞いてみみました。


すると、こんな返事が返ってきました。

 

「地ならしをきちんとやっておかないと、

表面がひび割れなどをおこして、

やり直しになることがあるんです」


なるほど、だから入念にするのですね。


先を見て、今の作業をするのですね。

 

そのほうが、

長い目でみたときに効率的になるのですね。

 

9-3.頭が下がるほど寡黙

作業中は殆どしゃべりません。


決められたことを淡々とします。


作業は、基本的には一人です。


ですので、話す相手もいないからでしょう。


仮に相手がいても、
集中しないとできない作業ばかりですので、
自然と寡黙になるのでしょう。

 

というか、寡黙な人が職人さんに向いているようです。


私の勝手な憶測です。

 

9-4.すべてがさりげない

職人さんが、
途中で首をかしげるところを見たことがありません。


すべてを淡々とやってのけるのです。
やることが頭に入っているのでしょう。


いえ頭入っているのではなくて、
体にしみこんでいるのでしょう。


だから、
次から次とやることが出てくるのでしょう。


しかし、
たまに失敗することもあるようです。

愛嬌ですね。
そのとき、私はほっとします。


普通の人でよかった、と。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2020年2月4日、6月17日、2021年8月18日、2022年10月12日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年10月18日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

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職人さんたちに見る作業の基本(その1)

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タイル貼り

こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

作業の基本について考えてみたいと思います。

 

といっても決して堅苦しいものではありません。

 

上の写真は、

我が家でリフォームをしたときのものです。


リフォームは、

過去に5~6回ほど行ったのですが、

そのたびに、いろいろな職人さんを見て来ました。

 

①大工さん

②土木やさん

左官やさん

④塗装やさん

⑤配管やさん

 

どの職人さんたちも、

自分の仕事に誇りをもっていました。

 

それは当然といえば当然なのですが、

それがとにかく、

やることなすこと、

まさにプロなのです。


私はその職人さんの作業じっと見てきました。

 

ずっとみていても飽きないのです。


1日中見ていても飽きないのです。

 

なぜなんでしょうね。

 

その作業の一部始終が、

感心の連続なのです。

 

そこで、

ある共通点を見つけました。

 

①服装が作業にぴったり。

②道具を丁寧に扱う。

③作業の途中でこまめに清掃する。

④使った道具は、
その都度きちんと整理整頓する。

 

いやー、実に勉強になりました。


職人さんのやることは、

日常の生活にも活用できる

のではと思いました。

 

というか、
見習うべき

だと思ったのです。

 

そのへんのところを書いてみたいと思います。

 

◆職人さんの見習うべきところ。

 

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門扉の撤去

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土間のコンクリ張り

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コンクリート流し込んだところ

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仕上げ(刷毛引き)

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仕上げ(鏝さばき)

f:id:kawa2496:20190204102138j:plain

タイルの目地仕上げ

どうですか。


上の写真を見て気づくことがありませんか?

 

1)作業が丁寧。

2)殆どしゃべらない。

3)服装が、ばしっと決まっている。

4)段取りにムダがない。

5)道具が整理整頓されている。

6)周りが片付けられている。

7)切りの良いところで休憩をする。

8)仕事が終わって帰るときは、

ゴミひとつ残していない。

 

以下順に見ていきます。

 

※5)~8)は「その2」で記載しています。

職人さんたちに見る作業の基本(その2) - 知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

 

 

 

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1.作業が丁寧

プロですので当然でしょうが、
職人さんの作業は丁寧です。


ホント、これにはほれぼれします。


私も仕事を40年以上もやっていますが、

あんな風にはいきません。

 

なぜなんでしょうか。


その理由を考えてみました。


1-1.個人経営

私が見た職人さんは、
みんさんが個人経営のようです。


元請けの工務店さんと契約しており、
その下請けとして派遣されているようです。


つまり、

従業員のいない個人事業なのです。

 

自分の腕一本で生活しているのです。

 

だから、

必然的に仕事に責任を持っているのです。

 

それが、

あの真面目さに表れていると思います。

 

1-2.腕に自信あり

次に腕ですが、

私のような素人には腕の善し悪しまでは分かりませんが、

少なくとも自分の腕に自信を持っているようです。


親から引き継いだ腕もあるでしょう。

 

自力で培った腕もあるでしょう。


少なくとも下記が言えるのではと思っています。

 

人に教わったのではなく、

自分で覚えた。

 

だから職人さんには、

年輪を感じるのです。

 

2.殆どしゃべらない

職人さんは、作業中は殆どしゃべりません。

 

でも、休憩中はよくしゃべります。

 

しかし、作業中はしゃべりません。


作業中にしゃべるのは、
私が質問したときぐらいです。

 

「ここの養生もお願いします」

 

「はい分かっています。
最後の最後だね」

 

と会話したあとに、

「しまったー」

といつも後悔するのは私です。

 

つまらない質問をしてしまった。


仕事の邪魔をしてしまった。

 

あの寡黙さは宝です。

 

とうてい私なんか真似ができません。

 

私、1分も黙っていられないたちです。(笑)

 

3.服装がびしっと決まっている

どうでしょうか。


写真をみてお分かりだと思いますが、

服装が決まっていますよね。

 

決しておしゃれではありませんが、

(失礼)

なぜか決まっているのです。


私なんかのスーツ姿より、

何倍も格好いいです。

 

3-1.作業のしやすい服装

服装が決まっていますよね。


作業のしやすい服装です。


ズボンの太もも辺りは余裕をもたせて、

かがみやすくしています。


通気性もよいようです。


ポケットの数が多いことと、

その大きさが複数あるなど、

工夫のあとが見られます。


そこに、
小物やボールペンなどが納められています。

 

3-2.安全に配慮

安全にも気を配っています。


暑いからといって、

「腕まくり」などはしていません。


安全第一ですね。


ケガでもしたら大変です。


サラリーマンのような、

「有給休暇」はありません。

 

3-3.はいている靴も、ばっちり

びっくりしたのは靴です。


基本は運動靴です。


しかも底の薄いやつです。


地下足袋(じかたび)のようなものです。


底が薄いと釘を踏んづけたときに危険では、

と思ったのですが、

このほうが動きやすいのでしょうね。


まさに機能性を重視しています。

 

もちろん、
水回りやコンクリート張りは長靴となります。


この長靴も格好いいのです。

 

4.段取りにムダがない

次に私が感心したのは段取りです。


もちろん個々の作業にも年輪を感じますが、

作業の手順(段取り)がすごいのです。

 

彼らは、図面やメモは見ません。


すべて頭に入っているようです。


事務所(工務店)を出るときに、
頭にたたき込むのでしょうね。

 

というか、
体に覚え込ませているのでしょうね。

 

ここが、まさに職人さんです。

 

私は、職人さんが現場で、

図面を見ているところを、

一度も見たことがありません。

 

4-1.まずは測定

職人さんが、まずやることは現場の測定です。


測定にはスケールを使います。


このスケールの使い方が手際よいのです。


そしてポイント(コーナー)ごとに印をつけます。


目印に杭を打つこともあります。

 

4-2.糸張り

次に、ポイント(コーナー)間を結んで、
直線を出しをします。


ここで使うのが「糸」です。


材質は普通の糸のようです。


昔のたこ糸のようです。


ただ、その糸を杭にくくるのが早いのです。


なんか格好いいのです。

そのほか、水切りのように、傾斜を出すときには、
水準器のようなものを使っているようです。

 

4-3.作業は遠いところから

作業は遠いところから行います。


しかも、真ん中ではなく、端からです。


このへんは、素人の私でも見当はつきました。
(と自慢するほどのものではありませんが)

 

4-4.コンクリート打ちの基本手順

参考までに、
土間のコンクリート打ちの基本手順を紹介しておきます。


①土を掘削する。
  ↓
②砕石を敷き詰める。
  ↓
③砕石を固める。
  ↓
④ 型枠を設置する。
  ↓
⑤ワイヤーメッシュ(溶接金網)を設置する。
  ↓
⑥コンクリートを流し込む。
  ↓
⑦表面を仕上げる。

5.~8.: 「その2」に記載しています。

職人さんたちに見る作業の基本(その2) - 知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

 

9.まとめ

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屋根の防水処理

どうでしたか。

見れば見るほど職人さんてすごいですよね。


私もこの記事を書きながら、
そのすごさを再認識しています。

 

9-1.徹底したプロ

職人さんは基本的には個人経営です。
ボーナスもなければ、有給休暇もありません。
自分の腕だけが頼りなのです。

 

9-2.急がば回れを地でいく

職人さんは、
効率化の本質を分かっているようです。


一見遠回りのようなことを、
こつこつとするのです。

 

私なんかのド素人が見ていると、
イライラするようななことを、
こつこつとやります。


たとえば、地ならしです。


もうそのへんで止めたら、
と思うのですが、
何度も何度も地ならしをしています。


そこで聞いてみみました。


すると、
こんな返事が返ってきました。

 

「地ならしをきちんとやっておかないと、
表面がひび割れなどをおこして、
やり直しになることがあるんです」

 

なるほど、だから入念にするのですね。


先を見て、今の作業をするのですね。

 

そのほうが、

長い目でみたときに効率的になるのですね。

 

9-3.頭が下がるほど寡黙

作業中は殆どしゃべりません。


決められたことを淡々とします。


作業は、基本的には一人です。


ですので、
話す相手もいないからでしょう。


仮に相手がいても、
集中しないと、
できない作業ばかりですので、
自然と寡黙になるのでしょう。

 

というか、
寡黙な人が職人さんに向いているようです。


私の勝手な憶測です。

 

9-4.すべてが、さりげない

職人さんが、
途中で首をかしげるところを見たことがありません。


すべてを淡々とやってのけるのです。


やることが頭に入っているのでしょう。


いえ頭に入っているのではなくて、

体にしみこんでいるのでしょう。


だから、
次から次とやることが出てくるのでしょう。


しかし、
たまに失敗することもあるようです。


愛嬌ですね。


そのとき、私はほっとします。


普通の人でよかった、と。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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ムキになることは必ずしも悪いことばかりじゃない

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、言葉について考えてみたいと思います。

 

「ムキになる」という言葉です。

 

この言葉は通常、

否定的な意味で使われることが多いようです。

 

①すぐかっとなる。

②気が短い。

③ああなったら何を言ってもムダ。

 

たしかにそうです。


ムキになる人は、

あるいは、

ムキになった人は、

相手にできないほど、

冷静さを欠いた状態です。

 

しかし、

肯定的なところもあるのでは、

と私は思っています。

 

ムキにならないと

できないこともあるのです。


たとえば、

私の専門のラグビーです。


ラグビーはムキにならないとできません。

 

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①勇気を絞り出す。

②恐怖心を克服する。

 

この2つのためには、

「ムキ」が必要なのです。


冷静な気持ちでは、

ラグビーはできません。

 

というと、

ラグビーが野蛮なように思えますが、

そうではありません。

 

ムキになるとは、

試合に臨む精神状態のことです。


反則やラフプレーを

推奨しているのではありません。

 

私がいいたいのは、

ムキになることには、

それぞれ長短があるということです。

 

そのへんのところを、

じっくりと見ていきましょう。

 

 

 

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1.なぜムキになるのか?

まず、
ムキになるケースと、

その理由を考えてみましょう。

 

1-1.血の気が多いから

ちょっとしたことで、

すぐカッとなる人がいます。

 

後輩が遅刻した先輩に言いました。


「先輩、お早い出社で」
(冗談のつもりで言ったのに)


「うるせーっ、どこが早いのか」


「てめー、俺をバカにしてんのか」

 

ムキになる典型ですね。


先輩も大人げがありません。


よほど「虫の居所」が悪かったのでしょう。


あるいは、血の気が多いのでしょう。

 

◆こういうときは黙っていた方が得策。

こういうときは(というか、こういう相手には)

黙っている方が得策です。

 

1-2.負けず嫌いだから

一方、負けず嫌いだから、

ムキになることがあるようです。


トランプでも、将棋でも、ゲームでもよいでしょう。

 

負けると、必ずこう言ってきます。

 

「もう一回」

 

「次は絶対に勝ってやる」

 

こういうのも困ったものです。

 

◆仕方がないので負けることにしましょう。

こんなときは、この人の性格(病気?)を察して、

負けることにしましょう。


そうでないと、

ずっと付き合わされますからね。

1-3.ストレスがたまっているから

何も理由が思いつかないのに、

かみついてくる人がいます。

 

「お天気いいですね」

「あっそう?それがどうしたの?」

 

「お天気悪いですね」

「俺のせいじゃないよ」

 

そんなこと聞いていませんよ。

普通の日常会話じゃないですか。

聞き流してくださいよ。


そんな普通の会話ができない人、

かなりの偏屈か、

ストレス人間なんでしょうね。

 

2.ムキになったときの対処法

次にムキになったときの対処法を考えてみましょう。

2-1.相手にしない

基本的には相手にしないことです。


相手にすると、さらに状況を悪くなります。


火に油を注ぐことになります。

 

ムキになった人を相手に、

こちらまでムキになるのは最悪のケースです。

 

こちらは、もっと大人になりましょう。

 

2-2.一呼吸おく

一番良い方法は、

こちらが冷静になることです。


そのためには、

冷却期間をおきましょう。


少しだけ頭を冷やす時間をおきます。


これは相手を冷却させるのにも有効です。

 

深呼吸×3回

 

状況改善のおまじないです。


ムキになっている前で、

わざと見えるように

深呼吸するとさらに効果的です。

 

3.ムキになったほうが良いケースも

次にムキになるメリットです。


冒頭にも書きましたが、
ムキになることには良いこともあります。

 

3-1.自分を鼓舞する

落ち込んだり、やることに自信がないときに、

あえて興奮状態にするのです。


試合に臨むときにもあてはまります。


100m走のスタートラインに立ったときの状態です。

 

3-2.怖さを克服する

ラグビーが一つの典型的な例です。


小さな選手が、

自分の何倍以上もある相手に、

タックルにいくとします。


とくに、

正面からのタックルは恐くて

できません。


この恐怖感を克服するために、

ムキになるのです。

 
私は体が小さかったので、

この状況は分かります。


相手が巨漢で、しかも、

全速力で向かってきているときには、


「ここは絶対に倒してやる」

 

「このやろーっ」


と、相手の闘志の上をいかなければなりません。


これも一種の「ムキになる」ことです。

 

3-3.逆境やハンディ乗り越える

これは一種の負けず嫌いを利用した効果です。


不可能なことに挑戦するには、これしかありません。


逆境を味方にするのです。


自分をムキにさせて
エンジンを全開させるのです。

 

4.心は熱く頭は冷静に

上述のように、
ムキになることは良いこともあります。


ただ、良いことでも、
カッカすることはよくありません。


危険でさえあります。

 

4-1.気持ちは冷静に

矛盾しているようにみえますが、

カッカしていても、冷静になるのです。


冷静になっていないと、

見えるものが見えなくなります。


正しい判断ができなくなります。

4-2.状況を把握する

正しい判断のためには正確な状況把握が必須です。


①今はピンチなのかチャンスなのか?

②相手はどんな状況なのか?

③相手の心理状態は?


これらを瞬時のうちに把握するのです。

 

4-3.一番良いことを考えて行動する

これは少し分かりにくいかと思います。


ムキになっている状態で、

一番良いことを考えて行動するのです。


だってそうでしょう。


ここで想定しているのは、

良いムキです。


つまり、

自分の目的を完遂するためのムキです。


だから、
いつもその目的が完遂された状態を

頭に描きながら行動するのです。

 

ここが、
通常の「ムキになる」のと

決定的に違うところです。

 

5.まとめ

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どうでしたか。


ここまでお読みになって、

お分かりになったと思いますが、

ムキになることは良くないことが多いようです。


その理由は下記にあります。


①冷静さを失うから。

②周りに迷惑をかけるから。

③周りからの注意や忠告が聞けなくなるから。

 

ということは、

損をするのは自分です。

 

一方で良いこともあります。


ムキになることによって下記が生まれます。


①やる気を出る。

②怖さが克服できる。

③逆境やハンディが乗り越えられる。

 

いずれにしても大事なことは下記です。

 

冷静さを保つ。

 

心は熱く、頭は冷静に。

 

この精神で、

「ムキ」とうまくつきあってください。

 

そうなんです。
何でも「うまく」付き合うことが大事なのです。

 

目的をしっかり押さえて、

その目的達成のために、

「ムキ」とうまくつきあうのです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年9月15日、18日
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【更新】2019年7月7日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

 

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