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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

球児達に贈る(その3)、私の野球取材生活を総括する

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は「球児達に贈る(その3)」です。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

このシリーズは、ずっと続けるつもりです。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

その中から、印象に残るものをピックアップしました。

私の独断と偏見です。

このへんができるのがブログの良いところですかね。(笑)

よって、読者の皆様には、

「物足りない」

と感じるかもしれません。

そのへんのところは、ご容赦ください。

 

1)球児達に贈る(その3)。

本稿の球児達に贈る(その3)は、
下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.春

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徐々にですが、日差しが強く、
まぶしくなってきました・・・。

 

いよいよ春です。

 

昨年のこの時期、
ヒザのケガでピッチング練習が出来なかった
木更津高校・鹿島くん


今年は春の訪れと同時に、
まぶしい笑顔をみせてくれました。


今年はきっといいことがありそう。


そう思わせる素晴らしい笑顔です。


(写真) 2001年2月25日 木更津高校グラウンドにて撮影

 

2.得点板作り

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学校の試験休みで
ひっそり静まり返った校内の一角に、
夢中に作業する「おじさん族」がいました。


次の日曜日に落成式を予定している、
得点板作りの最後の追い込みです。


こけら落としの日、
得点板作りに関わった大人達は、
自慢すら、しないでしょう。


だからこそ、
このシーンを紹介したかったのです。

 

それを記録に残したかったのです。


(写真) 2001年3月10日 木更津高校にて撮影

 

3.放課後

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放課後の練習風景です。


日が長くなったとはいえ、
曇り空では夕方6時が限界です。


照明設備のないグラウンドでは、
密度の高い練習が強いられます。


監督の指示に熱心に聞き入る、
サード・吉田くん(左)と山縣くん(右)。


(写真) 2001年5月2日 木更津高校グラウンドにて撮影

 

4.可能性を信じて

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それは、ぼてぼての内野ゴロでした。


それでも、必死に1塁を目指して走る。


可能性を信じて疑わない。


その姿勢が、その気持ちが、胸を打つ。

チームを奮い立たせる。


(写真)2001年5月4日 木高vs君津商業戦
 君津商業高校グラウンドにて撮影

 

5.その闘志に乾杯

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木更津高校・天野くん、
セーフティバントから必死に1塁へ。


この間、
夢中でシャッターを押し続けました。


気がついたら
フィルム1本分を越えていました。


アウト、セーフの結果は
どうでも良かったのです。


はち切れんばかりの闘志、
それがうれしかったのです。


(写真) 2001年6月2日 木高vs安房高校戦 袖ヶ浦球場にて撮影

 

6.監督

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約50名の部員を相手に
ノックを繰り返す高瀬監督です。


ノックを受ける選手もきついと思います。


でも、
監督はその何十倍ものの
きつさに耐えているのです。


だからとは言いません。


ただ、
この流れる汗に何かを感じて欲しい。


一球一球に託す心を感じて欲しい。


(写真) 2001年6月3日 木更津高校にて撮影

 

7.仲間たち

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いまさらですが、
野球はみんなで支え合いながら、
強くなっていくものです。


マウンド上で投げ抜くものもいれば、
たった一回の代打にかける人もいます。


その代打にさえ出られない人だっているのです。


それでもチームの勝利のために、
与えられた役割を果たそうとします。


その一生懸命な姿に励まされながら、
俺も、私も頑張っているのです。


自分のためではありません。


仲間のために・・。


(写真) 2001年6月29日 HP掲載

 

8.エース伊藤くん

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ひょうきんを売りにしていた
周輔くん(写真、伊藤くん)が
最後の夏を迎えました。


いかなるピンチでも
笑顔を絶やさなかった根性男です。


味方のエラーを責めるどころか、
かばう優しい心の持ち主です。


チームに迷惑をかけたくない。


その一心で走り続けてきました。


しかしその姿を
人前で見せたことがありません。


結果だけがエースの証であることを
知っているからです。


ひょうきんで優しいエースは、
いつのまにか大人になっていたのです。


そして、
もうじきフィナーレを迎えます。


(写真) 2001年7月8日 君津青葉高校グラウンドにて撮影

 

9.木更津高校・川野 渉(わたる)くん

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ご覧のように、
野球をするには小さな体です。


その体格的なハンディを背負いながら
3年間野球を続けてきました。


恵まれた体を持ちながら、
途中で退部して行く仲間を、
どのように見ていたのでしょうか。


遠投が出来ない、
打球が飛ばないと
私にもらしたことがありました。


でもその表情は暗くありませんでした。


その心の強さ、広さで
何人のチームメートが救われたことか。

 

君は本当に素晴らしかった。

よくやってくれた。


(写真) 2001年6月24日 木更津・川野くん 天羽にて撮影

 

10.夏が終わった選手控え室

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敗戦直後の選手控え室は、
声をかけられないほど
悲しみにくれていました。


今日で退部していくこと。
好きな野球が出来なくなること。
後輩達と別れること。


ぼう然とする顔から、
大粒の涙がこぼれて、こぼれて・・。


いつか、
この時が来ると分かっていましたが、

3年間一緒にやってきた最後が、
これですから、やっぱり悲しいです。


(写真) 2001年7月21日 千葉県野球場にて撮影

 

11.雨のお別れ試合

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3年生の送別試合のあと、
ビデオの贈りものをさせていただきました。


高校野球の記憶の一として
加えてもらえればと思っています。


このビデオには、
必死で頑張った”あなた自身”を
詰め込んだつもりです。


くじけそうになった時に、
がんばった”あなた自身”を
想い出してください。


(写真) 2001年8月21日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

12.グラウンド整備

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試合前の光景です。


敵味方関係なしに
「とんぼ」をかけるシーンは、
いつ見ても気持ちがいいものです。


みずからを鍛えてくれる、
このグラウンドへ。

 

感謝の気持ちが込められています。


神聖な場を清める儀式にも見えて、
心が洗われます。


(写真) 2001年9月15日 長狭高校グラウンドにて撮影

 

13.キャプテンシー

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志学館の生田主将です。

見事なヘッドスライディングです。


既に打球は一塁手のミットに
吸い込まれていました。

 

一見無駄とも思えるプレーですが、
その真剣さが印象的でした。


ともすれば、
格好悪いと思えるようなプレーを

主将みずから、
しかもスタンドの後輩達の目の前で、

夢中でやってのける気迫が素晴らしい。


自分そっちのけで、
チームのことだけを考える。


そのプレーが、
チームを引っ張るのです。


それがキャプテンシーなのです。


(写真) 2001年9月23日 市原臨海球場にて撮影

 

14.「どうぞ」、「ありがとう」

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打者がキャッチャーのマスクを
拾ってあげているシーンです。


試合ではよく見かける光景ですが、
こんなシーンは何度見ても
気持ちがいいものです。


息苦しい緊迫した中で、
爽やかな風を感じ、
思わず嬉しくなってきます。


これが高校野球の魅力というと、
大袈裟だと笑われるでしょうか。


(写真) 2001年9月29日 千葉県秋季県大会
志学館vs拓大紅陵戦  市原臨海球場にて撮影

 

15.聞き入る

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選手のちょっとしたミスを注意する監督。


その一言一言に聞き入る選手たち。


練習試合と言えども、
一つ一つのプレーが来夏へつながります。


そのことをよく知っているから、
監督も選手も真剣なんです。


(写真) 2001年10月13日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

16.「まだ勉強する元気があるか」、
「はいっ」

 

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「まだ勉強する元気があるか」、「はいっ」

 

試合途中の個人レッスンは、
このような会話から始まりました。


志学の川俣監督と石井投手です。


その熱心さは、
しまいには、タオルまで持ち出す始末です。


普段、監督は多分厳しい方なんでしょう。


でも、
選手を見る姿は愛情に満ち溢れていました。


帰りぎわに「こんにちは」と挨拶すると、


「いつも子供達がお世話になっています」


と言われてしまいました。


まったく面識のない私にです。


あの底抜けに明るく、
礼儀正しい選手達の原点を見た思いがしました。


(写真) 2001年10月14日 袖ヶ浦球場

 

17.まとめ

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どうでしたか。


今回も厳粛な思いを込めて、

「球児達に贈る」のその3

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠にとまったきりです。

色あせることもありません。

その瞬間が永遠に存在するのです。

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2019年10月26日、2020年1月23日、6月3日、2022年9月16日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年9月28日
CMリンク追加ほか。

【更新】2019年6月23日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

※CMリンク※

 

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