やってみることに価値あり、その貴重な財産をもっと増やそう
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、言葉のお話です。
といっても、あくまでも私見ですので、
そのへんはご了承ください。
今回のテーマは、
「やってみる」
ことです。
つまり、
実行することですね。
非常に単純なテーマです。
しかし、
この実行が、
現在は軽んじられてきています。
すべてが頭のなかでの考えや、
過去の事例で整理されようとしています。
それは簡単で手間がかからないからです。
しかし、
実行せずに、
頭のなかですべてが解決するのでしょうか？
ときには、
手間をかけることが大事ではないでしょうか？
そのへんのところを考えてみます。
１．本日の言葉
「やってみることに価値あり」
２．意味
１）確認することの教え。
『頭の中で考えても限界があります。
最後はやってみないと、正確なところは分かりません。
だから、やることに価値があります』
２）行動の教え。
『くよくよしてもしようがありません。
とにかくやってみようじゃないですか』
３）学習の教え。
『考えただけでは身につきません。
実際にやってみることによって、
初めて身につくものです』
なるほど、
何だか面白そうですね。
それでは、
「やってみることに価値あり」
をみんなで考えていきましょう。
３．なぜやってみるの？
ではなぜ、やってみるのでしょうか。
それは、
やってみないと分からないことがあるからでしょう。
それとも、
単純にやってみたいからでしょうか。
３－１．試着、試食
やってみる、で一番分かりやすいのは、
試着、試食でしょうね。
①着る服は実際に身につけてみないと分からない。
大きさや、自分に似合うかです。
だから、普通はお店で試着しますよね。
見た目だけでは心配だからですよね。
②試食、試飲
飲食物も、実際に食べたり、飲んでみたいですよね。
とくに初めてのものであれば、
自分の好みに合うか心配です。
だから、やってみる、のですね。
３－２．やったことがないから
これは、前述と似ています。
初めてのものであれば、想像がつかないので、
やってみるしかありません。
上述の試着類もそうですが、
学校や研究室の「実験」もこれに該当します。
３－３．ただやってみたいから
面白いのが、
この「ただやってみたいから」です。
そうなんです。
好奇心からくる、
ただやってみたいというのが動機です。
４．やってみないとどうなるの？
やってみないと、どうなるのでしょう。
このへんは、大体想像がつきますよね。
４－１．実感がわかない
そうなんですよね。
やってみないと実感がわきませんよね。
◆仮想空間、ゲームの世界
実感がわかない極端な例が、
仮想空間やゲームです。
この[「仮想である」と」いうことが分かっていれば良いのですが、
それが現実のように錯覚すると、
仮想と現実の区別がつかず、
誤って相手を傷つけてしまうなどの、
悲劇が起きてしまいます。
仮想ばかりだと、
痛みや暴力の怖さが
実感としてわかないからですね。
４－２．「力」がつかない
やってみないと力がつきません。
つまり、自分の実力にならないわけですね。
分かりやすいのが、
自動車免許をとるときの「実技」ですね。
いくら机上やシミュレーターで運転ができたとしても、
実際に車の運転ができなければ話になりません。
実技が大事になってくるのですね。
５．失敗してもいいんです
ここからが 核心です。
「やってみる」ことのすすめです。
やってみることを躊躇する。
つまり、やりたがらない理由を整理すると、
以下のようになります。
５－１．失敗が恐い
やらない理由の一番は失敗が恐いからです。
過去に失敗したり、痛い思いをしたのでしょうね。
それがトラウマのように残っていると、
やることに躊躇してしまいます。
５－２．面倒くさい
次に多いのが、面倒くさいです。
確かにやることは、手間も時間もかかります。
結果として、
何も得られない（変わらない）ことが、
あるかもしれません。
こういうことを繰り返していくと、
段々面倒になってくるのでしょうね。
５－３．結果がみえている
よく、こう言う人がいます。
「やっても結果は同じだよ」
「変わらないよ」
この言い分が、
本人の本当の理由かどうかは分かりません。
やりたくない理由として、
こじつけていることがあるからです。
６．メリットのほうが多い
ところが、やってみるメリットは沢山あります。
つまり、やるだけの価値があるのです。
６－１．失敗が自分の力になる
失敗は自分の力になります。
失敗が大きな経験として残るからですね。
別に失敗するためにやっていないと思いますが、
やることに失敗はつきものです。
その失敗の回数が多いほど、
自分の中に力として残ります。
蓄積されます。
６－２．次の成功につながる
失敗はいつまでも続きません。
いつかは成功します。
と、きれいごとは言いません。
成功しないかもしれません。
それでも、成功することを信じて、
挑戦し続けるのですね。
その気持ち、実行することが大事なのです。
６－３．自信につながる
失敗なしで、
いきなり成功なんて虫が良すぎます。
失敗の繰り返しが大事なのです。
その失敗の繰り返しのなかで成功すると、
それが自信になります。
「やればできる」
「やってよかった」
この自信が大事なのです。
くじけたらそこで終わりです。
転んだら、
また起きればいいのです。
７．まとめ
どうでしたか。
「やってみること」の意味や価値が、
お分かりになったでしょう。
今どきの人は、
全部頭の中で分かったつもり、
の人が多いようです。
できすぎ人間
いい子人間
でも、これが恐いのです。
極論すると、人生の全部が、
頭の中で終わってしまうかもしれません。
もちろん、
そんなことはありませんが、
それに近いような
人生を歩んでいる人はいませんか。
それは、
むなしいことですよ。
ここで旅行を考えてみます。
みんなはどうして旅行に行きたがるのでしょうか？
地図だけをながめて、
旅行に行った気分を味わえばいいのではないでしょうか。
違いますよね。
実際にいってみなければ分からないこと。
地図だけでは味わえないモノが
あるからですよね。
その土地土地の空気、食べ物、土地柄、
人柄など・・。
だから、旅に出るのです。
すべてが頭の中で終わってしまうのとは違います。
それをひと言でいうとこうなります。
人生の豊かさが違う。
そして、
その経験で得たものは自分の財産になります。
お金は、使うとなくなります。
宝石は、なくしたり、盗まれたりします。
でも、経験は減りもしなければ、
なくなったり、盗まれたりもしません。
経験こそが唯一の財産なのです。
だから率先して経験してみましょう。
失敗してもいいじゃないですか。
失敗も成功のうちです。
なんでも挑戦です。
「当たってくじけろ」です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2020年1月22日、6月3日、10月23日、2022年9月15日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年9月27日
中身（文章）をマイナー修正しました。
【更新】2019年9月17日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
※CMリンク※
ドラえもんの国語おもしろ攻略 ドラえもんのことわざ辞典[改訂新版] (ドラえもんの学習シリーズ)
ちびまる子ちゃんのことわざ教室 (ちびまる子ちゃん/満点ゲットシリーズ)
小学生のまんがことわざ辞典 改訂版
新明解故事ことわざ辞典 第二版
中学入試 でる順過去問 ことわざ・語句・文法 合格への1204問 四訂版 (中学入試でる順)
日本のことわざかるた ([かるた])
角川まんが学習シリーズ のびーる国語 ことわざ
勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方
何のために「学ぶ」のか:〈中学生からの大学講義〉1 (ちくまプリマー新書)
何のための「教養」か (ちくまプリマー新書)
私は何のために生きているのか？
何のために生まれてきたの? (100年インタビュー)
「誰のため?」「何のため?」から考えよう GE流・問題解決の技術「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ (ディスカヴァー携書)
致知新書 何のために生きるのか
何のために働くのか
