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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その65)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その65)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、

素材は下記HPからの抜粋となります。

 

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1.満塁ホームラン

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2006年6月12日 袖ヶ浦球場にて

 

写真は満塁ホームランのシーンです。

 

高校野球では、

ホームランそのものが珍しいことですが、

満塁ホームランともなると、

ほとんどが「奇跡」です。

 

私は、
15年以上も高校野球の取材をしてきましたが、

満塁ホームランを見たのは、

ほんの数えるほどしかありません。

 

どうでしょうか。

 

ホームランを打った後のバッターの表情。

 

力みとかがまったくありませんね。

 

気持ちよくバットを振っています。

 

そうなんです。

 

うまくボールをミートすると、

力はいらないんです。

 

軽く打つだけでスタンドまでボールが届くのです。

 

これも金属バットのおかげでしょう。

 

しかし、一挙に4点ですか?

 

打ったほうもうれしいでしょうが、

点を取られたほうはショックでしょうね。

 

それだけ満塁ホームランは、

インパクトが大きいものなのです。

 

(写真) 2006年6月12日 袖ヶ浦球場にて撮影


2.アウトかセーフか?

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2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて

 

袖ヶ浦球場にやってきました。

 

私のホームグラウンドです。

 

この球場で、

秋の千葉県大会が行われていました。

 

2008年9月23日、日大習志野vs館山総合

 

さて、の写真です。

 

日大習志野の走者がホームを突いたところです。

 

走者が早いか?
バックホームが早いか?

 

走者の足と野手の返球との勝負です。

 

走者もキャッチャーも必死です。

 

更には、

それをジャッジする主審も必死です。

 

三者三様の姿をカメラは冷静に捉えました。

 

撮影した本人もそんなに冷静ではありません。

 

必死です。

 

4人目の必死者です。

 

で、結果ですが、

結果は「セーフ」。

 

見事ホームインとなりました。

 

走者のほうが早かったようです。

 

日大習志野、おめでとう。

 

館山総合、残念です。

 

(写真) 2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.延長戦へ

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2005年9月27日 袖ヶ浦球場にて

 

袖ヶ浦球場へ行って来ました。

 

私のホームグラウンドです。

 

ここで秋の千葉県大会が行われていました。
2005年9月

 

4対5と1点差を追って、

安房は最終回(9回の裏)を迎えました。

 

二塁から同点の走者が帰ってきました。

 

打球が外野を抜けるのを見て、

最初からホームを狙っていたのです。

 

三塁を回るときは全速力です。

 

頭の中にはホームしかありませんでした。

 

上の1枚目の写真をみてください。

 

三塁を回る時を下からのアングルで撮りました。

 

目がホームを向いているのがよく分かるでしょう。

 

もちろん、

走者には打球がどうなっているかは分かりません。

 

あとはキャッチャーの ”そ振り” を見て、

ボールの位置を判断するだけです。

 

「あっもうじきボールが来る」

「このペースだと俺のほうが早いぞ」

「チャンスだ」

 

といって、

ホームインしたのが2枚目の写真です。

 

そうなんです。


アウトとセーフは紙一重なんです。

 

だから、
咄嗟の判断が大事なのです。

 

その判断を間違えると命取りです。

 

いえ、こうなったら、
「判断」という生やしいものではありません。

 

頭でなく、

体が反応するしかありません。

 

頭で考えていたら間に合わないのです。

 

ここで必要なのは「動物的な勘」です。

 

ところで、
「動物的な勘」って、

どうしたら鍛えられるのだろう。

 

私には ”生まれつき” 

としかいいようがないのですが。

 

(写真) 2005年9月27日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.走者が二、三塁間に!

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2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて

 

走者が二、三塁間に挟まれました。

 

多分、
二塁けん制時に飛び出したのでしょう。

 

こうなれば絶体絶命です。

 

守っているほうは、しめたものです。

 

ゆっくり料理できます。

 

しかし、走者の方は真剣です。

 

自分のミスを

なんとか取り返さなければなりません。

 

二、三塁間を行ったり来たり。

 

そうこうしているうちに、

守る方にミスが。

 

タッチをし損ねたのです。

 

何とか無事に二塁へ戻れました。

 

「あーあ、疲れた」

 

二塁上で、舌を出して苦笑いです。

 

(写真) 2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.守備の限界に挑む!

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2013年9月28日 志学館にて

 

志学館にお邪魔しました。

 

秋の日がたっぷりの

気持ちのよい天気でした。

 

それでも、

まだ残暑が厳しいようで、

選手たちには気の毒な陽気です。

 

この秋の陽射しのなかで、

守備練習が行われていました。

 

いつもは内野を中心に撮影するのですが、

今回は珍しく外野にフォーカスしました。

 

しかし、
守備の基本は内野も外野も同じです。

 

①ボールはなるべく体の中心で捕る。

②そのためには少しでも早くボールのところに行く。

③捕れそうにないボールでもあきらめない。

 

さて、写真は③に該当します。

 

つまり、

捕れそうでないボールへの動作です。

 

基本はあきらめずに捕りに行くことですが、

内野の場合は後ろに外野がいるので、

「ダメ元」が通じます。
(捕れなくても外野がバックアップしてくれる)

 

しかし、

外野の場合は基本的には後ろはいません。
(他の外野手が回り込んでカバーしてくれれば別ですが)

 

よって、

ボールが捕れなかったときのダメージが大きいのです。

 

そのダメージを考えると「冒険」は出来ません。

 

ここが内野と外野の違うところです。

 

しかし、練習は違います。

 

練習は自分の能力をためし、

そして伸ばすところです。

 

ですので、

ここは思いきって捕りにいきましょう。

 

そうです。

上の写真のように。

 

(写真) 2013年9月28日 志学館にて撮影

  

6.まとめ

 

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どうでしたか。

 今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その65)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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