高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その8)
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、
「私の見た高校野球(その8)」です。
今後もこのシリーズを続けるつもりです。
私がやってきた野球取材の総括です。
取材期間 :
2000年~2014年(15年間)
その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。
その写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、
私の歴史でもあります。
写真ですので、
その瞬間、
高校球児たちと同じ場所に、
いなければなりません。
その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、
この写真集です。
だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。
それは「こだわり」と、
いったほうがよいかもしれません。
その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。
なお、素材は下記HPからの抜粋となります。
- 1.外野の捕球練習その1
- 2.外野の捕球練習その2
- 3.外野の捕球練習その3
- 4.外野の捕球練習その4
- 5.外野の捕球練習その5
- 6.胴上げ
- 7.早朝練習その14
- 8.ヘッドスライディングに思う
- 9.ホーム、タッチアウト
- 10.リトルシニア
- 11.まとめ
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.外野の捕球練習その1
外野の捕球練習です。
外野手がスタートしたと同時に、
ノッカーが打球を飛ばします。
その打球を見ながら、
外野手が全速力で捕球に向かいます。
ノッカーは外野手の走力にあわせて、
ぎりぎりのところに打球を飛ばします。
このへんがノッカーの妙ですね。
こうして、
外野手の限界を引き出し、
さらに引き上げるのです。
(写真) 2014年1月5日 志学館にて撮影
2.外野の捕球練習その2
外野手の捕球練習です。
全速力で走って、
ぎりぎりのところで捕球します。
全速力ですが、
打球の落下点を見極める余裕も必要です。
落下地点によって、
走る速度を調整しなければなりません。
そこで、走力がものをいいます。
走力に余裕がないと、
打球の速さに対応できません。
と、同時に、
頭脳と技が絡み合ってナイスキャッチとなるのです。
走力と頭脳、技が協力し合って、
美技が生まれるのです。
それからあと必要なのは「運」かな?
(写真) 2014年1月5日 志学館にて撮影
3.外野の捕球練習その3
「よっしゃーっ」
どんぴしゃだ。
お見事!
よく捕った。
よく打った。
(ノッカーへの賛辞)
(写真) 2014年1月5日 志学館にて撮影
4.外野の捕球練習その4
外野の捕球練習ですが、
このようなシーンは公式戦では撮れません。
この日は、
特別にグラウンドに降りて撮影させて
いただきました。
川俣監督さん、ありがとうございました。
(写真) 2014年1月5日 志学館にて撮影
5.外野の捕球練習その5
捕球直前の瞬間です。
外野手の必死な「ぎょうそう」を見てください。
打球を捕った瞬間、
こっちまでが、
ガッツポーズをしてしまいました。
「よっしゃ!」
(写真) 2014年1月5日 志学館にて撮影
6.胴上げ
優勝校(銚子商)の胴上げです。
母校の応援席の前です。
「ばんざーい」、「ばんざーい」
一斉に声がかかります。
斉藤監督さん、よかったですね。
優勝おめでとうございます。
(写真) 2005年7月27日 優勝した銚子商
千葉マリンスタジアムにて撮影
★訃報★
斉藤監督さんが永眠されました。
2018年12月19日 享年59歳
謹んでお悔やみ申し上げます。
7.早朝練習その14
真冬の早朝練習です。
凍えそうな空気です。
カメラを持つ手がしびれます。
指に息を吹きかけながら、
何とか神経を取り戻します。
がんばっている選手達に
負けるわけにはいきません。
(写真) 2004年11月3日 拓大紅陵にて撮影
8.ヘッドスライディングに思う
1塁へのヘッドスライディングです。
しかし、
スライディングしようとしたときには、
ボールは1塁手のミットに入っていました。
完全なアウトです。
これを、
無意味なスライディングと嘲笑しますか?
無謀だ、ケガをするから止めろ。
と言いますか?
それは違います。
絶対に違います。
これは、
チームを奮い立たせる、
見事なスライディングなのです。
少なくとも私にはそう見えました。
(写真) 2002年5月3日 市原臨海球場にて撮影
9.ホーム、タッチアウト
果敢な走塁でしたが、
ホーム生還にはなりませんでした。
微妙な判定は「アウト」でした。
がっくりする走者。
してやったりのピッチャー。
果敢にジャッジする審判。
三者三様のシーンです。
(写真) 2002年5月2日 千葉県野球場にて撮影
10.リトルシニア
リトルシニアの練習風景です。
リトルシニアですので、
中学生でしょうか?
それにしては、小さいですよね。
それでも投げているボールは硬球です。
軟式に較べて硬球は重たい。
しかも、石のように硬い。
(だから硬球?)
まだ、肩ができていないので、
指導者も気をつかいます。
少しずつ投げる距離を伸ばします。
でも、
中学生たちは成長が早いので、
すぐに遠投ができるようになります。
これからが楽しみです。
でも、やっぱり厳しいですね。
(写真) 2002年5月19日 木更津シニアにて撮影
11.まとめ
どうでしたか。
今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その8)
をお届けしました。
どの写真も思い出深いものです。
写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が、
そこにいたことになります。
つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。
しかも、
その瞬間は永遠にとまったきりです。
色あせることもありません。
その瞬間が永遠に存在するのです。
そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。
そう思いつつ、本稿を閉じます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2019年10月25日、11月18日、2020年2月14日、11月19日、2021年9月11日、2022年10月31日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年8月26日
中身(文章)をマイナー修正しました。
【更新】2019年8月14日
中身(文章)をマイナー修正しました。
※CMリンク※
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