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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その63)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その63)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、

素材は下記HPからの抜粋となります。

 

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1.基本に忠実な姿は美しい

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2009年8月16日 拓大紅陵にて

 

練習風景を取材しました。

 

シートノックです。

 

セカンドでしょうか。

 

その動作の美しさに惚れ惚れしました。

 

写真にはありませんが、
その前の動きも美しいのです。

 

打球を見て反応し、走る。

 

そして捕球態勢にはいる。

 

その一連の動きが美しいのです。

 

まったく無駄がありません。

 

流れるような動作です。

 

そして捕球して一塁へ送球する。

 

この一連の流れが美しいのです。

 

そして、

もう一つ付け加えておきたいものがあります。

 

それは「リズム」です。

 

私は、

この「リズム」が一番大事だと思っています。

 

流れる動作に、

この「リズム」を付け加える。

 

つまり、

ボールのリズムに動作を合わせる。

 

そのリズムで一塁へ送球する。

 

そのリズムが相手(ボールの受け手)が、

対応しやすくなるのです。

 

基本とはそういうものです。

 

(写真) 2009年8月16日 拓大紅陵にて撮影


2.激走の二塁打

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004年9月18日 袖ヶ浦球場にて

 

秋の千葉県大会に来ました。

 

9月の大会ともなると夏と違って、

太陽が少し傾いて陽がまともに目に入ります。

 

それだけ露出が難しく、

カメラマン泣かせの季節です。

 

しかし、
その分「味のある」写真が撮れます。

 

その写真ですが、
上の写真は二塁打を打った時のものです。

 

攻撃は大多喜高校です。

 

激走した走者は見事に二塁をおとしいれました。

 

滑り込みセーフです。

 

日を浴びた土煙が、

その激走を物語っています。

 

二塁手も必死です。

 

何とかアウトにしようとするのですが間に合いません。

 

この激走の走者と必死の二塁手が土煙となって、
そのシーンを盛り上げています。

 

光は完璧に逆行です。

 

だから良いのです。

 

二人がシルエット風です。

 

まるで「絵」のようです。

 

というと、

 

「ふざけるな!」


と二人から叱られますかね。

 

(写真) 2004年9月18日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.試合開始は、おごそかに

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2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて

 

試合開始を低いアングルから撮りました。

 

しかも至近距離からです。

 

その至近距離を望遠でねらいました。

 

試合開始の挨拶を

詳細に撮影してみたかったからです。

 

どうでしょうか。

厳かでしょう。

 

と同時に気合いのようなものが伝わってくるでしょう。

 

不安と期待が入り交じった複雑な心境です。

 

2時間後には結果が決まっています。

 

その結果とは「明」なのか、

それとも「暗」なのか。

 

それは「神のみぞ知る」です。

 

ただ言えることは、

「全力を尽くす」ことです。

 

「悔いを残さない」ことです。

 

そして、

「正々堂々」と戦うことです。

 

この挨拶の時のように

「無心」を貫くことです。

 

いざ出陣です!!

 

(写真) 2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.グラウンドと応援席が一体に

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2013年9月21日 袖ヶ浦球場にて


 

秋の千葉県大会に行って来ました。

(2013年)

 

袖ヶ浦球場です。

 

夏とは違って、

秋の大会には余裕があります。

 

夏は「最後」ですが、

秋は「スタート」だからです。

 

つまり、秋は「腕試し」の大会なのです。

 

といっても、

春のセンバツがかかっている、

大事な大会であることは間違いありません。

 

さて、
写真ですが応援席と選手を連続して撮りました。

 

いい雰囲気ですよね。

 

もちろん、真剣勝負です。

 

ですが、そんなギスギスしたところはありません。

 

何となく「家族的」な、

おおらかさを感じます。

 

これも、秋の大会ゆえなのでしょう。

 

それとも、校風なんでしょうか。

 

いずれにしても、
私には「やらやましく」感じました。

 

勝ちたい欲もあるのでしょうが、
その前に野球を楽しむことが一番です。

 

もちろん、

なあなあじゃなくて、

真剣勝負をしながらです。

 

(写真) 2013年9月21日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.キャッチャーは守備の司令塔

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2007年9月22日 袖ヶ浦球場にて

 

今回はキャッチャーに焦点を合わせました。

キャッチャーは、

ホームのクロスプレー以外は目立たない存在です。

 

目にはよく映るのですが、

存在感は薄いようです。

 

見る側はピッチャーや打者に意識がいくからです。

 

ところが、
キャッチャーは大事な存在です。

 

守備のかなめです。

 

考えてみれば面白いものです。

 

キャッチャーだけが反対方向を見ています。

 

ほかの8人は打者を見ているのですが、

キャッチャーだけは、

味方の8人を見ているのです。

 

だから、
味方の様子がよく分かります。

 

また、
打者の一番近くにいるので、

打者の様子もよく分かります。

 

このような情報をもとに、

キャッチャーはいつも考えて、

次はどうすべきかを判断するのです。

 

だから、
キャッチャーは頭脳明晰でなければなりません。

 

そして、
常に冷静でなければなりません。

 

どっしり構えたキャッチャーほど、
味方に安心感を与えるものはありません。

 

目だ立たず、腐らず、慌てず。

 

キャッチャーとはそういうものなのです。

 

(写真) 2007年9月22日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

6.まとめ

 

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どうでしたか。

 今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その63)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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【更新】2022年1月28日
少しだけ校正させていただきました。

 

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