高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その10)
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、
「私の見た高校野球(その10)」です。
今後もこのシリーズを続けるつもりです。
私がやってきた野球取材の総括です。
取材期間 :
2000年~2014年(15年間)
その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。
その写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、
私の歴史でもあります。
写真ですので、
その瞬間、
私が高校球児たちと同じ場所に、
いなければなりません。
その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、
この写真集です。
だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。
それは「こだわり」と、
いったほうがよいかもしれません。
その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。
なお、素材は下記HPからの抜粋となります。
- 1.行けーっ!一気に三塁を回りホームへ
- 2.優勝おめでとう、秋季千葉県大会
- 3.勝利の瞬間、やったね!
- 4.バックホーム、その豪快さに「脱帽」
- 5.ああっ打ちそこないだぁ
- 6.シルエットが詩的(素敵)、夕焼けをバックにビデオ撮影
- 7.限界に挑戦、捕れるっ!
- 8.ジャンプ!、ライナー性の打球に飛びつく
- 9.グラウンドでの借りはグラウンドで返そう
- 10.単調な練習でも自分のためだ、チームのためだ!
- 11.まとめ
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.行けーっ!一気に三塁を回りホームへ
一打逆転のチャンスで長打が出ました。
二塁走者に続いて、
一塁走者も三塁を回る。
へたをすると、
後ろの一塁走者が
前の二塁走者を追い抜きそうです。
行け行けのシーンです。
それにしても、
一塁走者の速いこと。
(写真) 2003年10月4日 我孫子 千葉県野球場にて撮影
2.優勝おめでとう、秋季千葉県大会
秋季県大会の表彰式です。
優勝校(拓大紅陵)の、
整然とした整列が印象的です。
ここでも、
「勝っておごらず」が徹底されています。
きれいです。
かっこいいです。
(写真) 2003年10月5日 拓大紅陵 千葉県野球場にて撮影
3.勝利の瞬間、やったね!
勝利の瞬間です。
明暗を分けたシーンです。
後ろで、
首をうなだれている選手がかわいそう。
勝負の世界はきびしい。
だから頑張れるのです。
負けたチームへ。
今度は君たちが喜ぶ番だよ。
(写真) 2007年9月11日 東海大市原望洋 袖ヶ浦球場にて撮影
4.バックホーム、その豪快さに「脱帽」
練習試合の1シーンです。
シートノックでしょうか。
外野手がバックホームした瞬間です。
外野手のバックホームは、
この瞬間が一番絵になります。
帽子を飛ばしたその豪快さに、
こちらも「脱帽」です。
(すみません、またダシャレです・・笑)
(写真) 2007年9月15日 長狭 君津高校にて撮影
5.ああっ打ちそこないだぁ
打ちそこないでしょうか。
平凡なフライを打ち上げたようです。
「しまったーっ!」
と、そんな声が聞こえてきそうです。
すみません。
こんな写真を撮ってしまって。
次は、
ナイスバッティングを撮らせていただきます。
(写真) 2007年9月23日 銚子商 千葉県野球場にて撮影
6.シルエットが詩的(素敵)、夕焼けをバックにビデオ撮影
野球の撮影しながら、
ふと観客席に目を向けました。
ところがどうでしょうか。
雲ひとつない空が夕焼けに染まっていました。
そこにビデオ撮影の人が・・。
その光景が詩のようでしたので、
シャッターを押させていただきました。
緊張している試合の一服の清涼剤ですね。
(写真) 2007年9月22日 袖ヶ浦球場にて撮影
7.限界に挑戦、捕れるっ!
ショートの守備練習です。
むずかしい球を必死に捕ろうとしています。
無理だとあきらめたら、
そこでおしまいです。
挑戦しないと限界は超えられません。
やるなら命がけ、
いつも死にものぐるいです。
(写真) 2005年8月13日 片倉高校(東京)
袖ヶ浦球場にて撮影
8.ジャンプ!、ライナー性の打球に飛びつく
ライナー性の打球に飛びつくも、
残念ながら捕れませんでした。
しかし、その挑戦する姿勢に、
拍手をおくりたいと思います。
その挑戦をやっているうちに、
きっと捕れるようになります。
神様は見ています。
神様はいつも挑戦する人の味方です。
(写真) 2005年8月21日 長狭高校
9.グラウンドでの借りはグラウンドで返そう
断っておきますが、
この写真はピンぼけではありません。
あえて遠方にフォーカスしました。
(手前のショートの選手には悪いことをしました。
ごめんなさい)
負傷した選手でしょうか。
外野のすみでひとり、
「ゴミ拾い」をしていました。
つらいでしょうね。
でも、今は我慢のしどころだよ。
早くよくなって、
このグラウンドで借りを返すんだよ。
(写真) 2005年7月31日 君津商 同校にて撮影
10.単調な練習でも自分のためだ、チームのためだ!
シーズンオフです。
オープン戦もなく、
単調な練習が続きます。
面白くない、
やる気が出ない、
と言わないで欲しい。
すべてが自分のためです。
チームのためです。
(写真) 2003年2月22日 志学館にて撮影
11.まとめ
どうでしたか。
今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その10)をお届けしました。
どの写真も思い出深いものです。
写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が、
そこにいたことになります。
つまり、球児達と、
時間と、場所を共有したのです。
しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。
色あせることもありません。
その瞬間が永遠に存在するのです。
そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。
そう思いつつ本稿を閉じます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2020年2月17日、11月24日、2021年9月18日、2022年11月6日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年8月26日
中身(文章)をマイナー修正しました。
※CMリンク※
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