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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その51)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その51)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、

その写真の中には、

私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」

いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.監督の指導を受けるその姿が人を惹きつける

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2002年9月1日 君津高校にて

 

津高校の練習にお邪魔しました。


そこには熱血監督の塙(はなわ)監督がいました。

 

そこには、
熱い視線と念入りな指導がありました。

 

監督が必死なら、選手も必死です。

 

二人の差し向かいを見ていると、
「真剣勝負」を思い出します。

 

まさに「必死」の勝負です。

 

指導するほうは、
自分の知っているものをすべて教え込もうとする。

 

聞くほうは、

監督のすべてを学び取ろうとする。

 

そこには、
信頼という言葉に裏付けされた師弟関係があります。

 

マンツーマン指導を受けている選手の目を見てください。

 

真剣です。


真面目です。


素直です。


貪欲です。


謙虚です。

 

私の高校野球を愛する理由がそこにあります。

 

(写真) 2002年9月1日 君津高校にて撮影


2.わずか4時間で野球とお別れ

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2004年7月10日 千葉マリンスタジアムにて

 

2003年の夏の千葉大会だ。


この年の開幕試合は匝瑳対市川南だった。

 

開会式直後に、
開会式と同じ会場の千葉マリンスタジアムで行われた。

 

試合は延長戦となった。


両校譲らず、試合は12回まで続いた。

 

結局12回の表に1点を追加した市川南が、
その裏を0点に抑えて、
重苦しい死闘に終止符をうった。

 

途中まで、
元気いっぱいだった匝瑳の応援はご覧の状態だ。

 

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2004年7月10日 千葉マリンスタジアムにて

 

開会式からわずか4時間で野球ともお別れだ。

 

短かすぎる夏であった。

 

この現実がまだ信じられない。

 

この現実が・・。

 

悲しみの涙は、
応援スタンドだけでなく、
グラウンドでも流れていた。

 

そこは、
夢を胸一杯膨らませて入場行進した場所だ。

 

わずか4時間前だ。

 

現実を信じたくないまま、

夏が終わっていく。

 

 

(写真) 2004年7月10日 千葉マリンスタジアムにて撮影


3.ユニフォームは泥んこが最高

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2003年7月14日 千葉県野球場にて

 

千葉県野球場です。


夏の千葉県予選です。

 

木更津総合の試合を取材させていただきました。

 

この学校の特徴は、
ユニフォームを泥だらけにするところです。

 

全員とはいいません。

 

それでも、最低3人はいます。


その3人には共通点があります。

 

それは「闘志むき出し」です。

 

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2003年7月14日 千葉県野球場にて



まず上の写真は、作田(さくた)くんです。

 

2ランホームランを放ってベンチに迎えられるシーンです。

 

いつもの全力プレーがホームランを呼んだのです。

 

そして、その泥んこユニフォームとなったのです。

 

次が藤松くんです。


こちらのユニフォームは、
同じ泥んこでも乾いています。

 

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2003年7月14日 千葉県野球場にて

 

 

折からの陽射しでカラカラに乾いてしまいました。

 

このままでは、
動くたびに「パリパリ」と音がします。

 

この姿では野球というより「ラグビー」です。

 

でも、私はこういう姿、大好きです。

 

闘志むき出し。

 

格好は気にしない。

 

高校生はこうでなくっちゃ。

 

(写真) 2003年7月14日 千葉県野球場にて撮影


4.大応援団に「力」をもらう

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

千葉敬愛です。


袖ヶ浦球場です。

 

夏の千葉大会です。

 

千葉敬愛といえば四街道市です。


袖ヶ浦球場までは1時間以上もかかります。

 

その四街道市から大勢の応援が駆けつけました。


大応援団です。

 

ご覧のように内野席だけでは入りきれなくて、
外野席まで埋まるほどの大応援団です。

 

こうなると、
選手たちは燃えないわけにはいきません。

 

この日は、
取るも取ったり8点も取って快勝しました。

 

勝利の校歌斉唱のあとは、
応援団への挨拶です。

 

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

今日の勝利は大応援団のおかげです。

 

四街道から1時間以上もかけてよく来てくれました。

 

ありがとうございます!

 

おかげで勝つことができました!

 

(写真) 2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.応援スタンドへ凱旋

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2013年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

袖ヶ浦高校が強豪・敬愛学園を破った。

 

見事な勝利だ!

 

写真からも彼らの喜びようが分かるであろう。

 

「やったーっ」

 

「勝ったぞーっ」

 

もともと元気いっぱいのチームだが、
今回の勝利は格別であろう。

 

なんと横綱相撲を発揮したのだから。

 

頭を短く切った成果が表れたというものだ。

 

いや、普段の練習の成果だと言おう。

 

彼らは真面目で、

我慢のかたまりみたいなものだ。

 

それが実を結んだのだ。


それを喜ばずして何を喜ぶ。

 

よくやった。


よく頑張った。

 

おめでとう。

 

(写真) 2013年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影


6.三塁からのタッチアップが勝敗を分ける

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2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

野球の劇的なシーンの一つに、
三塁からのタッチアップがある。

 

打者が外野へ犠牲フライを放ち、
外野手がボールをキャッチした瞬間に、
三塁ランナーが三塁を蹴ってホームに突進する。

 

ここからが、面白い。
(というと叱られそうだが)

 

外野手と三塁走者との一騎打ちである。

 

外野手の返球が早いか、走者の足が早いか。

 

外野手の肩と、走者の足の勝負である。

 

しかも、

この1点が勝負を決めるとあれば、
両校とも必死にならざるを得ない。

 

さて、写真に移ろう。

 

写真は安房市立船橋の試合だ。

 

夏の千葉大会(2007年)の準決勝だ。

 

勝ったほうが決勝進出だ。


そこで甲子園をかけて戦う。

 

この試合(準決勝)は7回まで2対2の同点だった。

 

8回の裏、市立船橋がチャンスをつかんだ。

 

1死一、三塁だ。

 

そこで、

バッター・早川くんがセンターへ犠牲フライを放った。
(冒頭の写真)

 

さあ、ここからが勝負だ。

 

センターと三塁走者との一騎打ちだ。

 

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2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

走者とボール、どっちが早いか。

 

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2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

判定は?

 

セーフかアウトか?!

 


セーフ!

 

 

走者の足(手)のほうがわずかに早かった。

 

市立船橋は貴重な勝ち越し点をもらった。

 

試合はそのまま終わった。

 

負けた安房もよくやった。

 

いい試合であった。

 

あの場面は、

今でも私の脳裏に焼き付いている。

 

(写真) 2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて撮影

 

 

7.まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その51をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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【更新】2022年1月5日
少しだけ校正させていただきました。

 

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