高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その9)
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、
「私の見た高校野球(その9)」です。
今後もこのシリーズを続けるつもりです。
私がやってきた野球取材の総括です。
取材期間 :
2000年~2014年(15年間)
その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。
この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、
私の歴史でもあります。
写真ですので、
その瞬間、
高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。
その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、
この写真集です。
だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。
それは「こだわり」と、
いったほうがよいかもしれません。
その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。
なお、
素材は下記HPからの抜粋となります。
- 1.お弁当
- 2.山あいのグラウンド
- 3.冬に鍛える
- 4.湯気(ゆげ)
- 5.雄叫び(おたけび)
- 6.シートノック
- 7.残念、無念
- 8.勝利の校歌斉唱(見事な整列)
- 9.スクイズ失敗(三塁走者挟まれる)
- 10.ナイスブロック(ホーム阻止)
- 11.まとめ
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.お弁当
リトルシニアの練習にお邪魔しました。
撮影は練習風景だけだったのですが、
昼食シーンまで撮らせていただきました。
だって、
お弁当を美味しそうに食べているんですもん。
お弁当は、
お母さんに作ってもらったようです。
たまには、
お母さんに「ありがとう」って言えよ
というと・・
「いつも言ってるよ」だって。
あっそうか。
それは失礼しました。
(写真) 2002年5月25日 木更津シニアにて撮影
2.山あいのグラウンド
どうでしょうか。
これだけ山々に囲まれたグラウンドは
珍しいのではないでしょうか。
周りには民家らしいものがありません。
聞くところによると、
民家(お寺さん?)の所有地を開拓して、
グラウンドにしたそうです。
本当に静かです。
聞こえてくるのは、
風の音と、鳥のさえずりだけです。
とにかく空気がきれいです。
おいしいです。
野球に没頭できます。
(写真) 2006年12月24日 君津シニアにて撮影
3.冬に鍛える
寒い冬の始まりです。
学校が休みでも、
練習は毎日あります。
しかも、朝が早いのです。
地面には霜柱が残っています。
気温は氷点下です。
それでも、
来る春に備えて、
黙々と練習に励みます。
白い息が若者らしくていいですよね。
(写真) 2013年1月6日 袖ヶ浦高校にて撮影
4.湯気(ゆげ)
頭からものすごい湯気(ゆげ)です。
寒い中で走り込んだ証拠です。
季節は冬でも、
選手たちのからだは夏なのです。
熱気むんむんです。
この湯気だけで、
選手たちの熱い気持ちが伝わってきます。
(写真) 2013年1月6日 袖ヶ浦高校にて撮影
5.雄叫び(おたけび)
練習開始時にはいつもこうなんです。
お決まりの「儀式」です。
この雄叫びで気合いを入れます。
これで一体感を確認します。
全身にスイッチが入ります。
(写真) 2013年1月6日 袖ヶ浦高校にて撮影
6.シートノック
シートノックの1シーンです。
ポジションは、
ショートかセカンドでしょうか。
ノックを受ける選手だけでなく、
全員がボールをみています。
いつでも、
自分が受けるつもりで、
準備しているのですね。
自分の番が終わったら
「ほっ」とするのではなく、
いつも本番に備えて準備しておく。
野球に限った話ではないですね。
(写真) 2013年3月23日 志学館にて撮影
7.残念、無念
一塁へのヘッドスライディングは、
アウトでした。
その熱い闘志は報われませんでした。
悔しいけどくさるなよ。
何もしないより、
何かに挑戦して失敗する方が、
価値があるんだからな。
(写真) 2013年4月13日 市原中央高校
袖ヶ浦球場にて撮影
8.勝利の校歌斉唱(見事な整列)
見事な整列です。
きれいです。
気持ちのよい校歌斉唱です。
勝っておごらずです。
厳しい監督さん(故・小枝監督)の指導が
ここにも生きています。
(写真) 2013年10月5日 拓大紅陵 袖ヶ浦球場にて撮影
9.スクイズ失敗(三塁走者挟まれる)
スクイズ失敗です。
打者のバントは空振りになり、
飛び出した三塁走者は、
三本塁間に挟まれました。
攻撃側のチャンスは一気に消え、
守り側のピンチは脱しました。
野球は1球、1打で流れが変わります。
(写真) 2013年9月27日 千葉県野球場にて撮影
10.ナイスブロック(ホーム阻止)
写真は、キャッチャーが体をはって
ホームを死守したシーンです。
いわゆる「憤死」です。
見事なホーム阻止です。
ですが、
見事なのはキャッチャーだけではありません。
ホームへ、目の覚める球を返した、
外野手も褒めてあげたい。
(写真) 2013年10月4日 千葉県野球場にて撮影
11.まとめ
どうでしたか。
今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その9)
をお届けしました。
どの写真も思い出深いものです。
写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が、
そこにいたことになります。
つまり、
球児達と時間と場所を共有したのです。
しかも、
その瞬間は永遠にとまったきりです。
色あせることもありません。
その瞬間が永遠に存在するのです。
そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。
そう思いつつ本稿を閉じます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2019年10月25日、12月25日、2020年2月15日、6月26日、11月20日、2021年9月13日、2022年11月2日
少しだけ校正させていただきました。
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