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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

球児達に贈る(その10)、私の野球取材生活を総括する

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「球児達に贈る(その10)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、

100万枚を超えました。

 

その中から、印象に残るものをピックアップしました。

 

私の独断と偏見です。

 

このへんができるのがブログの良いところですかね。(笑)

 

よって、読者の皆様には、

「物足りない」

と感じるかもしれません。

 

そのへんのところはご容赦ください。

 

1)球児達に贈る(その10)。

本稿の球児達に贈る(その10)は、
下記HPからの抜粋となります。

 

高校野球私設応援団

 

 

 

 


1.桜と泥だらけのユニフォーム

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2002年3月24日 志學館にて 船橋東vs志学館(練習試合) 志學館・川俣くん


練習試合であろうが公式戦であろうが、

一生懸命やるのが高校野球です。


一塁にヘッドスライディングして、

見事に泥まみれとなってしまいました。


バックの桜とは対照的な光景です。


でも私には、

泥だらけのユニフォームのほうが、

はるかに輝いて見えました。


(写真) 2002年3月24日 志學館にて
船橋東vs志学館(練習試合) 志學館・川俣くん

 


2.併殺練習

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2002年4月6日 志學館にて 大木くん

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2002年4月6日 志學館にて 大木くん

志学館の大木くんです。

 

元気なときの写真です。

 

大木くんにとっては貴重な写真です。

 

大木くんほど、

怪我に悩まされた選手はいないと思います。


全力プレーは、

いつ見ても気持ちがいい。

 

だから元気すぎて、

怪我が多いのでしょう。

 

できれば「ほどほど」に。

 

でも、

この「ほどほど」ができないのですよね。

 

根っからの、

「年がら年中の100%発揮」プレーヤー

です。

 

(写真) 2002年4月6日 志學館にて 大木くん


3.木更津・加藤健太くん

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2002年4月13日 袖ヶ浦球場(第一試合) 木更津・加藤くん


僅かなイニングでしたが、
力強い投球が光っていました。


木更津高校には珍しい
(というと、木更津高校に失礼かな)
闘志をむき出しなところがいいですね。

 

(写真) 2002年4月13日 袖ヶ浦球場(第一試合)
木更津高校・加藤くん

千葉県春季野球大会予選(第8ブロック)2回戦
木更津vs市原中央

 

4.負けはしたものの

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2002年4月13日 袖ヶ浦球場 君津商業vs君津青葉 君津青葉・前田くん


三塁に走者をおいて、
思い切って打った打球は内野ゴロ。


せっかくのチャンスを
自分のバットでつぶして思わず天を仰ぐ。


それでも私は
君津青葉の前田くんに
心から拍手を送ります。


最後まであきらめず
全力で一塁を駆け抜けた。


そのひたむきな姿が素晴らしい。


負けはしたものの、
その負けっぷりは見事でした。


高校野球は勝ち負けではありません。


勝ち方、負け方こそが大事です。


(写真) 2002年4月13日 袖ヶ浦球場にて
君津青葉・前田くん

千葉県春季野球大会予選(第8ブロック)
君津商業vs君津青葉

 


5.プレッシャーと戦う

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2002年4月16日 袖ヶ浦球場 志学館・金子圭輔くん

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2002年4月16日 袖ヶ浦球場 志学館・金子圭輔くん


まだ新2年生で、3番ショートの荷が重かったか?


いやそうは思わない。


この試合は、
たしかに成績は良くなかった。


人一倍真面目で責任感が強い。


ちょっと歯車が狂っただけだ。


誰もがプレッシャーのなかで もがいている。

 

ちょっと考えて見よう。


多くの仲間たちは、
背番号もなければ打席にも立てない。


それでもスタンドから必死に応援し続ける。


何故それが出来るかを考えて欲しい。


みんなグラウンドに、
自分の「分身」を見ているのです。


自分が出来ないことを
グラウンドの9人に託しているのです。

 

グラウンドの9人は、
常にそれを肝に銘じるべきだ。


プレッシャーとかいっている余裕はない。


仲間のためにも、
自分のためにも、
グラウンドで、
自分で、答えを出して欲しい。


(写真) 2002年4月16日 袖ヶ浦球場 志学館・金子圭輔くん
千葉県春季野球大会予選(第8ブロック)

 

6.尊いもの

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2002年4月14日 袖ヶ浦球場 君津高校・志保澤(しぼざわ) 昇くん

 

尊いもの。


それは力の限り戦うことです。


持っている力を出し切ることです。


最後の打者になっても、
タイミングでは、
間に合わないと分かっていても。


あそこは、頭からいくしかなかった。


いえ、気迫がそうさせたのです。


見事なヘッドスライディングでした。

 

県大会出場の夢は破れたが、
チームに、もっと大きなものをもたらした。


私は今でもそう信じている。


夢中で行うプレーこそがもっとも尊いのです。

(写真) 2002年4月14日 袖ヶ浦球場にて
津高校・志保澤(しぼざわ) 昇くん

千葉県春季野球大会予選(第8ブロック)

 


7.また走り続ける

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2002年4月29日 志学館にて


春の県大会で敗れ去ったチーム。


県大会に出場できなかったチーム。


敗因はいろいろあるだろう。


あのミスがなければ。。

あの打球が抜けていれば。


しかし、
負けた理由を他に求めてはならない。


人のせいにしてはならない。

 

言い訳をしてはならない。


悔しくても耐える。

転んでも起き上がる。


自分で選んだ道ではないか。

つらいだろうが走り続けよう。

 

それが野球というものだ。

それが人生というものだ。

 

さあ、頭を上げてくれ。

じっと前を向いてくれ。

 

(写真) 2002年4月29日 志学館にて

 


8.学ぶ者の野球

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2002年5月12日 志学館にて 保坂くん

 

何気ない練習試合の1シーンです。


打者が相手の捕手に
マスクを拾って渡す。


たった、たったそれだけのしぐさです。


でも、そこからは、
打者の優しさが伝わってきます。


打席に立って精神を集中しようとする時でも、
相手の選手を思いやる気持ち。


理屈抜きで素晴らしいことです。


高校野球が目指すもの。


学ぶ者の野球

 

がそこにあります。


写真は志学館2年生・保坂(ほさか)くん。

カッコいいぞ。

 

(写真) 2002年5月12日 志学館にて 保坂(ほさか)くん



9.心を打つプレー

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2002年5月3日 2002年度春季県大会 市原臨海球場にて 成東高校


痛かろうが、
そんなのはどうでもいい。


無意味かも知れないが、
やらなければならいない時がある。


荒削りといわれようが、

無謀といわれようが、

 

これしかなかったんだ。


やっぱり、

「がむしゃら」

一番美しい。


(写真) 2002年5月3日 市原臨海球場にて 成東高校
2002年度春季県大会 

 


10.指導する

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2002年5月19日 木更津シニア グラウンドにて


中学生野球チーム(木更津リトルシニア)を
取材させていただきました。


この4月に入ったばかりの新1年生へ
監督さんが熱心に指導されていました。


実技をまじえながら
基本動作を何度も何度も・・・

 

そして大きな声で言いました。


「いやいやながらやるなよ、
自分でうまくなろうという気持ちが
大事だーっ!」


帰り際に、
グラウンド横の貼り紙に目がいきました。


「勝敗は、あくまでも努力、
精進、創意工夫の後にもたらされる
一つの結果である」


「野球に取り組む姿勢こそが全てである」


監督は、これを覚え込ませようとして
いたのですね。

 

そして、この教えは間違いなく、
選手達に伝わっているようです。

 


(写真) 2002年5月19日 木更津シニア グラウンドにて

 


11.ちびっ子応援団

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2002年6月8日 袖ヶ浦球場にて


拓大紅陵の応援スタンドでしょうか。


野球部の選手とじゃれているちびっ子。


リフトバンドにはイチローの51番が。


将来はきっと野球選手になるのでしょう。

茶目っ気たっぷりのちびっ子。

このまま「すくすく」と育って欲しいな。

 

(写真) 2002年6月8日  袖ヶ浦球場にて

   

12.まとめ

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どうでしたか。


今回も厳粛な思いを込めて、
「球児達に贈る」のその10

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が、
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠にとまったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2019年10月26日、2020年2月13日、11月17日、2021年9月10日、2022年10月30日
少しだけ校正させていただきました。

 

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