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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その23)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その23)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

  

高校野球私設応援団

 

 

 

 

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1.空飛ぶ忍者、豪快なバックホーム

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2007年11月25日 志学館にて

志学館高校にやってきました。


ノックシーンです。


外野手の見事なバックホームです。


外野手がバックホームするなかで、
このタイミングが一番絵になります。


まさに「空飛ぶ忍者」です。

 

力 いっぱい返球した直後は、
ご覧のように体がジャンプします。

 

多分本人は気づいていないと思いますが、
かなりの高さです。

 

まるで体操やバレーの選手のようです。

 

ちあみに、
このシーンの写真は試合中は無理です。


練習風景だけです。

 

だって、
外野手に接近しないと、

こんな写真は撮れません。

 

この日も、
監督さんの許可をもらい、

グラウンドに下りさせていただきました。

 

この至近距離と低いアングルでしかできない技です。

 

もちろん、
一番の功労者は見事なジャンプを見せたこの外野手です。


外野手くん、ありがとう。

 

(写真) 2007年11月25日 志学館にて撮影


2.君の夏が終わる(ロッカールームに続く通路で)

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2003年7月24日 長生(ちょうせい)高校  千葉県野球場にて

悲しくて暗い写真でごめんなさい。


夏の千葉県大会です。


負けたチームの選手を撮らせていただきました。


千葉県野球場のロッカールームにつづく通路です。


ひとり、
壁ぎわで泣いている選手がいました。


近づくこともできませんでした。


声をかけることもできませんでした。

 

シャッター音を立てるのも気の毒なくらい、
重苦しい雰囲気でした。

 

君の夏が終わったんだね。

 

お疲れさん。

 

(写真) 2003年7月24日 長生(ちょうせい)高校
 千葉県野球場にて撮影

 


3.寒さに負けず

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2006年2月5日 袖ヶ浦高校にて

袖ヶ浦高校にお邪魔しました。


千葉県といってもやっぱり冬は寒い。


早朝では氷点下です。


こうなると火が恋しくなります。


そこで、ストーブの出番です。


ご覧のように、
勢いよく炎が出ています。


見ただけで暖かくなります。


私も写真撮影を中断し、
暖をとらせていただきました。


通常、
とるのは「写真」なのですが、

このときだけは「暖」をとりました。


ごめん、おっさんのダジャレです。

 

(写真) 2006年2月5日 袖ヶ浦高校にて撮影

 


4.ちびっ子からの贈り物

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2003年7月5日 志学館 袖ヶ浦球場にて

袖ヶ浦球場です。


夏の千葉大会です。


志学館高校に、
思いがけない贈り物がありました。


少年野球チームから、
千羽鶴の贈り物です。


ひょっとして、
もらっているのは、
少年野球チームのOBなのでしょうか。


ちょっと照れくさそうですね。
でも嬉しそう。

 

君たちちびっ子も、
お兄ちゃんたちと同じ
立派な高校球児になるんだよ。

 

(写真) 2003年7月5日 志学館 袖ヶ浦球場にて撮影

 


5.とうとう終わってしまった(ゲームセットの瞬間)

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2002年7月20日 若松高校 袖ヶ浦球場にて

夏の千葉大会です。
袖ヶ浦球場にお邪魔しました。


最後のバッターがアウトになった瞬間です。


土煙とともにこころみたヘッドスライディング。


そのヘッドスライディングは
アウトになってしまった。


果敢なスライディングだったが空振りに終わった。

 

ボールのほうが早かった。


一塁は遠かった。


この一塁ベースが味方になってくれれば・・。


静寂の中で、
ふと空を見上げると涙が出てきました。


そうか、これで終わりなんだ。
俺の夏が終わったんだ。


そう思うと、
また涙がこみ上げてきた。

 

この日がいつかは来ると覚悟をしていたが、
最後がこんな形で終わるなんて。

 

もう少し野球をしていたかった。

 

もう少しだけ。

 

(写真) 2002年7月20日 若松高校 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その23)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が

そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2021年10月23日、2022年12月16日
少しだけ校正させていただきました。

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