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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その14)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その14)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

  

高校野球私設応援団

 

 

 

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1.卒部、3年生のお別れ会

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夏が終わりました。


3年生のお別れ会です。


お母さんや、
お父さんたちも出席しています。

 

写真はキャプテンの「生田くん」と、
そのお母さんです。

 

この3年間よく頑張ったね。

 


夏の大会前に負傷した右腕、
つらかったね。

 

お疲れさま。
ほんと、お疲れさま。

 

(写真) 2002年8月29日 志学館にて撮影

 

2.忘れられないシーン、さよなら負け

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2000年7月17日 木更津高校  国府台(こうのだい)球場にて


これも忘れられないシーンです。

 

サヨナラ負けです。

 

マウンド上で、
くずれ落ちるピッチャー「杉浦 康太」くん。

 

専門はキャッチャーだったのですが、
急遽マウンドに立ちました。

 

疲れはすでにピークに達していました。


もう力は どこにも残っていませんでした。

 

それでも、
怒濤のように攻めてくる相手チーム。


味方の祈りもむなしく、
彼の夏が終わりました。

 

あれだけ頑張ってたのに。


かわいそう。

 

それしか言いようがありません。

 

(写真) 2000年7月17日 木更津高
 国府台(こうのだい)球場にて撮影

 


3.入場行進、夏の大会始まる

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2001年7月13日 君津高校  千葉マリンスタジアムにて

夏の千葉県大会の開会式です。


みんな胸を張って、
晴れ晴れした勇姿です。


写すほうも、
わくわくしてきます。

 

練習の成果を示す晴れ舞台です。

 

さあ堂々と戦おう。

 

(写真) 2001年7月13日 君津高
 千葉マリンスタジアムにて撮影

 


4.いたずら小僧出現!

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2002年6月8日 袖ヶ浦球場にて

公式戦のネット裏です。


ちびっ子球児がきていました。

 

見るからにいたずらっぽい目です。

 

でも可愛かったのでパチリ。


立派な高校球児になれよ。

 

(写真) 2002年6月8日 袖ヶ浦球場にて撮影

 


5.ダイエー金子圭輔くん、志学館時代

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2002年6月9日 志学館にて


プロに行った「金子圭輔くん」です。


高校時代からずっとみていました。

 

人一倍練習する、
まさに「練習の虫」でした。

 

授業前の自主練。


放課後の全体練習。

 

欠かさず練習をしていました。


努力の選手。


礼儀正しい選手。


高校球児の「鏡」でした。

 

(写真) 2002年6月9日 志学館にて撮影

 


6.涙は人には見せない、エースの夏終わる

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2012年7月12日 二松学舎柏 袖ヶ浦球場にて


夏の大会です。


負けたエースを撮らせていただきました。


一人フェンスにもたれて、
泣く姿が痛々しかった。


背中が小さく震えていました。

 

そっと、そっと、
シャッターを押しました。

 

「お疲れさん」


「よく頑張ったよね」

 

(写真) 2012年7月12日 二松学舎柏 袖ヶ浦球場にて撮影

 


7.泣いてもいいんだよ

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2012年7月17日 船橋芝山 袖ヶ浦球場にて


エースの夏が終わりました。


泣きそうな横顔が、

私の胸に刺さりました。

 

「泣いてもいいんだよ」

 

でも、エースは涙を見せませんでした。


やっぱりエースなんだね。

 

私のほうが泣いてしまいました。

 

(写真) 2012年7月17日 船橋芝山 袖ヶ浦球場にて撮影

 


8.朝陽をバックに早朝練習

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2004年11月3日 拓大紅陵にて


早朝練習を撮らせていただきました。


もちろん、グラウンドに降りてです。
(故・小枝監督に許可をいただきました)

 

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至近距離から望遠で狙いました。

 

丁度、朝陽がのぼっていました。


選手が朝陽に照らされて、
シルエットになっています。

 

思わず、「きれい!」と叫びました。

 

過酷な練習に耐えている選手たちには悪いのですが、

正直その姿がきれいでした。

 

汚れを知らない、

それこそ神様のようでした。

 

(写真) 2004年11月3日 拓大紅陵にて撮影

 

9.限界を超えて、霧のなかの朝練

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2004年11月3日 拓大紅陵にて


朝練です。


グラウンドに下りての撮影です。


ここまで近づくと、
選手たちの息づかいが聞こえてきます。

 

地獄の息づかいです。

 

立ちこめた霧が、
その「様相(ようそう)」を演出しているようです。

 

息苦しさが増長されます。

 

選手たちは、
とっくに限界を超えています。


そのひたむきさに、
出る言葉がありません。


夢中でシャッターを切りました。

 

(写真) 2004年11月3日 拓大紅陵にて撮影

 

10.ホッと一息、朝練後のランニング

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2004年11月3日 拓大紅陵にて


やっと朝練が終わりました。


最後のランニングです。

 

こった筋肉をほぐします。

 

少しだけ息抜きができる「ひととき」です。

 


そのほっとした気持ちが、

体中からわき出ていました。

 

私もほっとして肩の力を抜きました。

 

みんなお疲れさん。

 

私もね。

 

(写真) 2004年11月3日 拓大紅陵にて撮影

 

11.まとめ
 

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どうでしたか。

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その14)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が、
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

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※更新履歴※

【更新】2020年1月2日、2021年10月6日、2022年11月23日
少しだけ校正させていただきました。

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