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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

負けるが勝ち、でどっちが勝ったの?

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。


今回は、言葉のお話です。

 

といっても、

あくまでも私見ですので、

そのへんはご了承ください。

 

今回のテーマは、

「負けるが勝ち」です。

 

というと、この言葉が、

負けたことへの言い訳や慰めに聞こえますが

(もちろんそういう意味もありますが)、

実際は別な意味もあるようです。

 

人間、

生きている限り勝負の連続です。

 

勝つこともあれば、

負けることもあります。

 

しかも、
その勝負の相手が他人とは限りません。

 

自分との闘いもあります。

 

むしろ、
自分との闘いのほうが多いでしょう。

 

そのときに、
いつも勝ってばかりでは疲れます。

 

しまいには病気になります。

 

だから、

ときには負けることも必要なのです。

 

「負けるが勝ち」

 

この言葉は、

生きていくために必要な言葉です。

 

単に勝負ごとを言っているのではありません。

 

そのことは、

本稿を読むと分かってくるでしょう。

 

では、

さっそく見ていきましょう。

 

 

 

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1.本日の言葉

「負けるが勝ち」

 

2.意味

「負けるが勝ち」の意味は下記です。

 

『口論や議論などで、無意味だと思ったときに、

相手に勝ちを譲って、自ら引いたほうが、

ムダな時間やエネルギーを使わなくてすみ、

結果的に自分が勝ったことになる。』

 

といっても、

今ひとつ分かりにくいですよね。


ですので、

もう少し掘り下げてみましょう。

 

3.結論は

まずタイトルの結論を言っておきます。

 

「負けるが勝ち」、

それでどっちが勝ったの?

 

【結論】


1)状況次第です。

2)相手が勝ち、自分が負けることもあります。

3)自分が勝ち、相手が負けることもあります。

 

いい加減!

 

そうなんです。


この言葉、

かなり、いい加減なのです。

 

4.状況検証

それでは、

状況ごとに検証してみましょう。

 

4-1.スポーツでの勝負

スポーツはプロでもアマ、どちらでもよいでしょう。


相撲、ボクシング、マラソンなどの個人競技でも、

サッカーや野球のような団体競技でも良いでしょう。


いずれにしても真剣勝負ですので、

「負けるが勝ち」にはなりません。

 

負けて良かったなどは絶対にありません。


ただ、

下記のようなことはあります。

 

負けたことが反省材料になり、

次につながる。

 

だから、

負けてゼロではありません。

 

しかし、

負けて「勝つ」にはなりません。

 

4-2.試験の成績

学校の試験の場合です。


結果は点数と総合順位で評価されます。


この結果で、

相手より勝った負けたが決まります。


もし、あなたが、
わざと低い点数をとったとしても、
(つまり負けてあげたとしても)


それは、

勝ったことにはなりません。


誰も評価しません。


つまり、

試験でもスポーツと同じ理屈となります。

 

負けて「勝つ」にはなりません。

 

4-3.いざこざ(不毛な争い)

たとえば、

最近ニュースで話題になっている、

「あおり運転を例にとりましょう。


「あおり運転」犯罪です。


事故ではなく事件です。


だから、

こっちが正当だからといって、

相手にするのは危険です。


正論をぶっても、

相手はエスカレートするだけです。


ここは、

引いた方が賢明です。


つまり、

負けを認めるのです。


「あおり運転」には相手にならず、

ひたすら逃げるのです。


「あおり運転」の現場から離れるのです。


ここで、
やっと「負けるが勝ち」の正論が出てきました。

 

「あおり運転」では、

「負けるが勝ち」です。

 

4-4.意味のない議論

会社の中で、

よく”向き”になって議論しているのを見かけます。


議論というと聞こえがよいのですが、

あれは、

どうみても議論ではありません。

 

言い合いです。

 

このような言い合いに巻き込まれた場合は、
さっさと引き下がりましょう。

 

時間とエネルギーのムダです。

 

この無意味な言い合いでも、

「負けるが勝ち」が成り立ちます。

 

さっさと、

引いた(負けた)ほうが勝ちです。

 

5.それで、この言葉は役に立つの?

 「負けるが勝ち」効用ですが、


かなり「ある」と思います。


それは、

上記4項の説明で、

ある程度お分かりになったと思います。

 

5-1.危険回避

前述の「あおり運転」のように、

負ける(逃げる)ことで危険が回避できます。


また、無理をしないという点では、

自分の体を守ることにも有効です。

 

5-2.人間関係を戻す

議論(言い合い)を放棄する(おりる)ことで、

人間関係が元に戻すことができます。


場合によっては、

戻すだけでなく、

良くすることにもなります。
(もちろん、状況や相手次第です)

 

5-3.雰囲気をやわらげる

上記と同様で、

けんか状況をやわらげます。


とくに、

結論が出ずに発散状態になったり、

感情的になったときには、

誰かが引かないと納まりがつかなくなります。


そんなときに、
引いて、負けます。


そして、
「納まる」(雰囲気が良くなる)ことになり、

「勝ち」となるわけです。

 

5-4.ストレス解消

上記ケースのような発散状態の議論が収まると、

議論のメンバーが納得しますので(とりあえず)、

メンバーのストレスは解消されます。


めでたし、めでたし。

 

5-5.成長

それで、
引いた(負けた)本人は成長したことになります。


経験値が上がります。

 

「へえー、こうすればいいんだ」

 

「俺も(私も)大人になった」

 

負けるが勝ち」ですね。

 

6.まとめ

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どうでしたか。


「負けるが勝ち」とう言葉から、

勝負事を連想し、

何か殺伐としたイメージになりますが、


勝負の相手が他人ではなく、

自分自身だったらどうでしょうか。

 

自分との勝負

 

そうすると、


「負けるが勝ち」が成立します。

 

つまり、

負けそうな自分に、

あえて負けるのです。

 

あえて負ける。

 

ここのところがポイントです。


つまるところ、

無理をしないということです。

 

負けて勝つのです。


無理をすると、
体を壊すことになります。


再起不能になることもあります。


それを避けるわけですね。

 

ただ、

これを口実に、

自分に甘くなることは許されません。


あくまでも、
無理をしないという意味で、

「負けるが勝ち」という言葉になります。

 

これは長い人生を生き抜くうえでの知恵です。


そのことにお気づきになったら、

このブログは成功です。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。 

 

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※更新履歴※

【更新】2019年12月23日、30日、2020年5月2日、9月13日、2021年6月2日、2022年6月24日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年9月19日
CMリンク追加ほか。

【更新】2019年8月9日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

※CMリンク※

 

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