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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

ムキになることは必ずしも悪いことばかりじゃない

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、言葉について考えてみたいと思います。

 

「ムキになる」という言葉です。

 

この言葉は通常、

否定的な意味で使われることが多いようです。

 

①すぐかっとなる。

②気が短い。

③ああなったら何を言ってもムダ。

 

たしかにそうです。


ムキになる人は、

あるいは、

ムキになった人は、

相手にできないほど、

冷静さを欠いた状態です。

 

しかし、

肯定的なところもあるのでは、

と私は思っています。

 

ムキにならないと

できないこともあるのです。


たとえば、

私の専門のラグビーです。


ラグビーはムキにならないとできません。

 

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①勇気を絞り出す。

②恐怖心を克服する。

 

この2つのためには、

「ムキ」が必要なのです。


冷静な気持ちでは、

ラグビーはできません。

 

というと、

ラグビーが野蛮なように思えますが、

そうではありません。

 

ムキになるとは、

試合に臨む精神状態のことです。


反則やラフプレーを

推奨しているのではありません。

 

私がいいたいのは、

ムキになることには、

それぞれ長短があるということです。

 

そのへんのところを、

じっくりと見ていきましょう。

 

 

 

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1.なぜムキになるのか?

まず、
ムキになるケースと、

その理由を考えてみましょう。

 

1-1.血の気が多いから

ちょっとしたことで、

すぐカッとなる人がいます。

 

後輩が遅刻した先輩に言いました。


「先輩、お早い出社で」
(冗談のつもりで言ったのに)


「うるせーっ、どこが早いのか」


「てめー、俺をバカにしてんのか」

 

ムキになる典型ですね。


先輩も大人げがありません。


よほど「虫の居所」が悪かったのでしょう。


あるいは、血の気が多いのでしょう。

 

◆こういうときは黙っていた方が得策。

こういうときは(というか、こういう相手には)

黙っている方が得策です。

 

1-2.負けず嫌いだから

一方、負けず嫌いだから、

ムキになることがあるようです。


トランプでも、将棋でも、ゲームでもよいでしょう。

 

負けると、必ずこう言ってきます。

 

「もう一回」

 

「次は絶対に勝ってやる」

 

こういうのも困ったものです。

 

◆仕方がないので負けることにしましょう。

こんなときは、この人の性格(病気?)を察して、

負けることにしましょう。


そうでないと、

ずっと付き合わされますからね。

1-3.ストレスがたまっているから

何も理由が思いつかないのに、

かみついてくる人がいます。

 

「お天気いいですね」

「あっそう?それがどうしたの?」

 

「お天気悪いですね」

「俺のせいじゃないよ」

 

そんなこと聞いていませんよ。

普通の日常会話じゃないですか。

聞き流してくださいよ。


そんな普通の会話ができない人、

かなりの偏屈か、

ストレス人間なんでしょうね。

 

2.ムキになったときの対処法

次にムキになったときの対処法を考えてみましょう。

2-1.相手にしない

基本的には相手にしないことです。


相手にすると、さらに状況を悪くなります。


火に油を注ぐことになります。

 

ムキになった人を相手に、

こちらまでムキになるのは最悪のケースです。

 

こちらは、もっと大人になりましょう。

 

2-2.一呼吸おく

一番良い方法は、

こちらが冷静になることです。


そのためには、

冷却期間をおきましょう。


少しだけ頭を冷やす時間をおきます。


これは相手を冷却させるのにも有効です。

 

深呼吸×3回

 

状況改善のおまじないです。


ムキになっている前で、

わざと見えるように

深呼吸するとさらに効果的です。

 

3.ムキになったほうが良いケースも

次にムキになるメリットです。


冒頭にも書きましたが、
ムキになることには良いこともあります。

 

3-1.自分を鼓舞する

落ち込んだり、やることに自信がないときに、

あえて興奮状態にするのです。


試合に臨むときにもあてはまります。


100m走のスタートラインに立ったときの状態です。

 

3-2.怖さを克服する

ラグビーが一つの典型的な例です。


小さな選手が、

自分の何倍以上もある相手に、

タックルにいくとします。


とくに、

正面からのタックルは恐くて

できません。


この恐怖感を克服するために、

ムキになるのです。

 
私は体が小さかったので、

この状況は分かります。


相手が巨漢で、しかも、

全速力で向かってきているときには、


「ここは絶対に倒してやる」

 

「このやろーっ」


と、相手の闘志の上をいかなければなりません。


これも一種の「ムキになる」ことです。

 

3-3.逆境やハンディ乗り越える

これは一種の負けず嫌いを利用した効果です。


不可能なことに挑戦するには、これしかありません。


逆境を味方にするのです。


自分をムキにさせて
エンジンを全開させるのです。

 

4.心は熱く頭は冷静に

上述のように、
ムキになることは良いこともあります。


ただ、良いことでも、
カッカすることはよくありません。


危険でさえあります。

 

4-1.気持ちは冷静に

矛盾しているようにみえますが、

カッカしていても、冷静になるのです。


冷静になっていないと、

見えるものが見えなくなります。


正しい判断ができなくなります。

4-2.状況を把握する

正しい判断のためには正確な状況把握が必須です。


①今はピンチなのかチャンスなのか?

②相手はどんな状況なのか?

③相手の心理状態は?


これらを瞬時のうちに把握するのです。

 

4-3.一番良いことを考えて行動する

これは少し分かりにくいかと思います。


ムキになっている状態で、

一番良いことを考えて行動するのです。


だってそうでしょう。


ここで想定しているのは、

良いムキです。


つまり、

自分の目的を完遂するためのムキです。


だから、
いつもその目的が完遂された状態を

頭に描きながら行動するのです。

 

ここが、
通常の「ムキになる」のと

決定的に違うところです。

 

5.まとめ

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どうでしたか。


ここまでお読みになって、

お分かりになったと思いますが、

ムキになることは良くないことが多いようです。


その理由は下記にあります。


①冷静さを失うから。

②周りに迷惑をかけるから。

③周りからの注意や忠告が聞けなくなるから。

 

ということは、

損をするのは自分です。

 

一方で良いこともあります。


ムキになることによって下記が生まれます。


①やる気を出る。

②怖さが克服できる。

③逆境やハンディが乗り越えられる。

 

いずれにしても大事なことは下記です。

 

冷静さを保つ。

 

心は熱く、頭は冷静に。

 

この精神で、

「ムキ」とうまくつきあってください。

 

そうなんです。
何でも「うまく」付き合うことが大事なのです。

 

目的をしっかり押さえて、

その目的達成のために、

「ムキ」とうまくつきあうのです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2019年10月17日、11月4日、2020年2月3日、6月16日、11月7日、2021年8月16日、2022年10月10日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年9月15日、18日
CMリンク追加。
中身(文章)をマイナー修正しました。

【更新】2019年7月7日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

 

※CMリンク※

 

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