高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その15)
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、
「私の見た高校野球(その15)」です。
今後もこのシリーズを続けるつもりです。
私がやってきた野球取材の総括です。
取材期間 :
2000年~2014年(15年間)
その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。
この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、
私の歴史でもあります。
写真ですので、
その瞬間、
高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。
その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、
この写真集です。
だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。
それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。
その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。
なお、素材は下記HPからの抜粋となります。
- 1.ラグビー、野球でなくてすみません
- 2.懐かしいユニフォーム
- 3.汚れたユニフォームが美しい
- 4.「どうぞ」、「ありがとう」
- 5.成田高校・唐川くん(現 千葉ロッテ ピッチャー)
- 6.笑顔(銚子商業高校)
- 7.千葉に珍しく雪が降り、しかも積もる
- 8.レギュラー入りを目指して
- 9.笑顔がまぶしい(敬愛学園のマネージャーさん)
- 10.望遠効果を出してみました、ラグビーのラインアウト
- 11.まとめ
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.ラグビー、野球でなくてすみません
野球を撮りに行ったら、
たまたま近くでラグビーをやっていました。
実は私、ラグビーのほうが専門なんです。
それで、ついラグビーのほうに目がいってしまいました。
やわらかな秋の陽差しが、
ラガーマンたちを照らしていました。
こうみると、
ラグビーも「絵」になりますね。
しかも、
スピード感があります。
しかし、
ラグビーは見るものではなくて、
するものです。(自分の経験より)
(写真) 2002年12月28日 志学館にて撮影
2.懐かしいユニフォーム
どうでしょうか?
このユニフォーム。
懐かしくありませんか?
少し昔のユニフォームです。
私はこちらのほうが好きです。
高校生らしいですよね。
今のはピタピタで水着のようです。
今ひとつ なじめません。
(写真) 2002年12月15日 拓大紅陵 袖ヶ浦球場にて撮影
3.汚れたユニフォームが美しい
夏の千葉県予選です。
負けたら終わりの必死の戦いです。
回を追うほど、
ユニフォームが汚れてきます。
それが、
見ている方にはまぶしく写ります。
「一球入魂」 「一打入魂」
いいなあ、高校野球。
4.「どうぞ」、「ありがとう」
バッターがキャッチャーにマスクを渡しているシーンです。
なんでもないシーンですが、
こんなシーンは、
いつ見ても気持ちがいいものです。
たぶん、
人に言われてやっているのではないと思います。
自然と出てくる行動なんでしょう。
その自然な動作が、
人をさわやかにします。
やっぱり、
勝負の前に一人の人間でありたいですね。
人から受けた親切。
自分が気持ちが良いものは
相手だって気持ちが良いものだよ。
(写真) 2014年7月15日 八千代vs志学館 袖ヶ浦球場にて撮影
5.成田高校・唐川くん(現 千葉ロッテ ピッチャー)
成田高校の唐川くんです。
※唐川 侑己(からかわ ゆうき)
1989年7月5日生まれ
現在は千葉ロッテでピッチャーをしています。
あの童顔が印象的でした。
礼儀正しく気持ちの良い青年でした。
また会いたいな。
(写真) 2006年10月1日 成田 千葉県野球場にて撮影
6.笑顔(銚子商業高校)
銚子商業高校の勝利の瞬間です。
みんないい笑顔をしていました。
野球は「笑顔」にかぎります。
裏には、
人知れず苦しんだ毎日があったのでしょう。
スランプもあったのでしょう。
でも、
この笑顔がすべてを忘れさせてくれます。
(写真) 2006年9月30日 銚子商 千葉県野球場にて撮影
7.千葉に珍しく雪が降り、しかも積もる
この年は千葉県には珍しく雪が降りました。
しかもご覧のようにしっかり積もってしまいました。
こうなると喜ぶのが球児達です。
こんな豪雪は(というと雪国の人に笑われそうですが)、
その後は一度もありません。
本当に貴重な写真です。
8.レギュラー入りを目指して
志学館高校に取材させていただきました。
素振りしているのは、
確か「控えのキャッチャー」だったと思います。
なかなかレギュラーになれません。
でもくさったり、不平はいいません。
もくもくとバットを振る姿に、
元気をもらったことを覚えています。
あの時の経験、
きっと役に立っていると思います。
また会ってみたいな。
(写真) 2002年10月27日 志学館にて撮影
9.笑顔がまぶしい(敬愛学園のマネージャーさん)
応援席のマネージャーさんを撮らせていただきました。
屈託のない笑顔が印象的でした。
私はいつも思います。
「マネージャーさんは偉いなあ」と。
部員さんのお世話を、
自ら希望してやっているのですから。
だから「まぶしい」のです。
マネージャーさん、
いつもありがとう。
(写真) 2002年10月6日 敬愛学園 千葉県野球場にて撮影
10.望遠効果を出してみました、ラグビーのラインアウト
ラグビーの千葉県予選を取材させていただきました。
野球ではなくてすみません。
実は、私の専門はラグビーなんです。
で、この季節になると体がうずうずします。
この「ラインアウト」を、
低いアングルから超望遠で撮影しました。
どうでしょうか、
観客がバックに入った面白い写真になったでしょう。
と、今回も「自己満足」でした。
(写真) 2007年1月27日 流経大柏(りゅうけいだいかしわ)
千葉県総合競技場にて撮影
11.まとめ
どうでしたか。
今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その15)をお届けしました。
どの写真も思い出深いものです。
写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。
つまり、
球児達と時間と場所を共有したのです。
しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。
色あせることもありません。
その瞬間が永遠に存在するのです。
そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。
そう思いつつ、本稿を閉じます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2021年10月10日、2022年11月27日
少しだけ校正させていただきました。
※CMリンク※