知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その27)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その27)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

  高校野球私設応援団

 

 

 

 

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1.見守る(志学館・川俣監督)

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2013年1月13日 志学館にて

一段と朝晩寒くなりました。


ここ志学館も、朝は氷がはるほどです。


冬ですので、
練習メニューは基本技術が中心です。


写真のキャッチボールもその一つです。


そのキャッチボールを、
少し遠目で川俣監督が見ていました。


その風情には、
オーラというか独特な雰囲気があります。


後ろ姿だけでも威厳を感じます。


話すと、
やさしい監督さんなんですけどね。

 

(写真) 2013年1月13日 志学館にて撮影

 

2.ベースランニング(袖ヶ浦高校)

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2008年1月6日 袖ヶ浦高校にて

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スライディング練習 2008年1月6日 袖ヶ浦高校にて

袖ヶ浦高校にやってきました。


冬の寒い朝です。


まずは、
ウォーミングアップのベーランです。


 ベーラン:ベースランニング


これで、
段々と体が暖まってきます。


春までまだ遠い。


今がチャンスだ。


鍛えよう、球春にそなえて。

 

(写真) 2008年1月6日 袖ヶ浦高校にて撮影

 

3.ノッカー(志学館・川俣監督)

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2013年1月13日 志学館にて

再び、志学館の川俣監督です。


私が尊敬する監督さんの一人です。


今日は寒い中、
シートノックをしていました。


かなり気合いが入っていました。


ノックを受ける選手たちも必死です。


まさに、
ノッカーと選手の一騎打ちです。


いつのまにか、
彼らの体からは湯気が出ていました。


練習も真剣勝負です。

 

(写真) 2013年1月13日 志学館にて撮影

 

4.女子マネ2人、雪に戯れる

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2006年1月22日 拓大紅陵にて


忘れもしない2006年1月22日。


この日は千葉には珍しい大雪でした。


10cm以上は積もったでしょうか。


こうなると喜ぶのは生徒たちです。
(私も喜んだくちですが)


写真は、
雪の中でたわむれているマネージャーさんたちです。

寒さなんかへっちゃら。


雪って柔らかくて、きもちがいい。

 

暖かい房総では珍しい光景です。

 

(写真) 2006年1月22日 拓大紅陵にて撮影

 

5.雪合戦(拓大紅陵

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2006年1月22日 拓大紅陵にて

拓大紅陵です。


例の大雪です。


雪といえば、雪だるまか、雪合戦ですね


さすがは、高校球児。
まずは、雪合戦を選びました。


おっと、一人の選手に集中攻撃です。


日頃のうっぷんでもあるのでしょうか。


それにしても、
やられているほうも、
けっこう楽しそうですね。

 

(写真) 2006年1月22日 拓大紅陵にて撮影

 

6.雪かき始めーっ(拓大紅陵

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2006年1月22日 拓大紅陵にて

再び拓大紅陵です。


大雪のため、練習はとりやめ。


急遽、雪かきに。


バットをスコップに持ち替えました。


さあ、慣れないスコップと雪かき。


はたして見事にできるでしょうか。


それにしても嬉しそうですね。


雪国の人には悪いですよ。


でも仕方がないか。


10年に1度の大雪だもんね。

 

(写真) 2006年1月22日 拓大紅陵にて撮影

 

7.もうダメだ、限界だーっ!(拓大紅陵の朝練)

 

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2007年12月24日 拓大紅陵にて

拓大紅陵名物の早朝練習です。


朝練というような生やさしい
ものではありません。


朝4時前に開始です。


たっぷり3時間、鍛えられます。


写真は始まって、
まだ1/3もたっていません。


それほど、ハードな練習です。


しかし、選手たちは分かっています。


これを乗り切れば、
楽しい春がくることを。


その前に、
目の前のメニューを消化することだ。


一つずつ、一歩ずつ。


やれば進む、やらなければ進まない。


やっても、やらなくても1日は1日。


さあ、どっちを選ぶ。

 

(写真) 2007年12月24日 拓大紅陵にて撮影

 

まとめ

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どうでしたか。

今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その27)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

色あせることもありません。

その瞬間が永遠に存在するのです。

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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【更新】2021年11月3日、2022年12月28日
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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その26)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その26)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、
その瞬間、
高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

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1.野球とも、友だちともお別れ

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2007年7月25日 西部台千葉 袖ヶ浦球場にて

夏の千葉大会が終わりました。


負けたチームのダッグアウトです。


聞こえてくるのは涙をすする音だけです。


好きな野球ともお別れです。


もう、友だちと練習もできません

 

負けた悔しさより、
別れがつらいんだよね。


その気持ちよく分かるよ。


好きな野球だったもんね。


大、大好きな友だちだったもんね。

 

それが一瞬でお別れなんだ。

 

(写真) 2007年7月25日 西部台千葉 袖ヶ浦球場にて撮影

 

2.飛びつくも捕れず

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2005年1月29日 君津商にて

君津商業の練習風景です。


シートノックです。


必死にボールに飛びつくも捕れませんでした。

 

おかげでユニフォームは真っ黒。


それでも、
何度も何度も繰り返します。

 

ボールに飛びつきます。


そうしながら、
少しずつ上達するのです。


ボールに飛びつきながら、
そのボールに近づくのです。


あと5センチ、あと1センチ・・。


練習は積み重ねです。


苦しさ、痛さの連続です。


これしかありません。

 

練習に楽なものはないのです。


近道もないのです。

 

ただひたすら練習です。

 

(写真) 2005年1月29日 君津商にて撮影

 

3.間一髪届かず、一塁へのヘッドスライディング

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時期・不詳、場所・袖ヶ浦球場にて

袖ヶ浦球場にやって来ました。


夏の千葉県大会です。


打者が懸命に走り、
一塁へヘッドスライディング。


しかし、
タッチの差で、
ボールのほうが早かったようです。

 

セオリーでは、
ヘッドスライディングより、

走り抜けた方が早いんだよ。

 

それは百も承知なんだ。


しかし、
気持ちはそうはいきません。


気持ちは、走り抜けるのではなく、
ヘッドスライディングをさせたのです。


体を伸ばして、
一塁ベースへ向かっていく。


体が、気持ちが、
そうさせるのです。


それは本能です。


闘争心なのです。

 

(写真) 時期・不詳、場所・袖ヶ浦球場にて撮影


4.飛びつけ、くらいつけ

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2004年1月24日 君津商にて


ごめんなさい。


またしても君津商業の練習風景です。


シートノックです。


ショートがボールに飛びつくも、
捕球できませんでした。


しかし、見事なダイビングでした。


次は捕れるかもしれません。


練習は裏切りません。


練習でできないことは、
本番でもできません。


練習がすべてです。


ボールに飛びつけ。


ボールにくらいつけ。

 

できるまで。

 

ボールが捕れるまで。

 

そうなんです。

 

練習しかないのです。

 

練習しか・・。

 

(写真) 2004年1月24日 君津商にて撮影

 

5.千葉に雪が降る、しかも積もる

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2006年1月21日 拓大紅陵にて

千葉県に雪が降りました。


しかも、積もったのです。

 

そのときの貴重な写真です。


2006年1月21日、於.拓大紅陵グラウンド


ホント、千葉では珍しい雪です。


ですので、選手たちは大喜び。


ごめんなさい。


北国では雪かきなどで
大変な目にあっているのに。


おかげで、
北国の大変さが分かりました。


少しだけですけど。


そう簡単に分かってたまるか、
ですもんね。

 

(写真) 2006年1月21日 拓大紅陵にて撮影

 

6.冬場のランニング

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2011年1月16日 拓大紅陵にて

拓大紅陵です。


冬場は単調な練習が続きます。


この日は、
ランニング主体の練習でした。


来る日も来る日もランニングの繰り返しです。

これでは、
野球部ではなく陸上部です。(笑)


グチの一つも出そうな練習メニューです。


でも彼らはくじけません。


彼らはランニングの重要さが分かっています。

 

足腰の鍛錬。
スタミナをつける。


いずれも、
野球には大切なものです。


今この時期にやらなくていつやる。


そう自分に言い聞かせながら、
今日も走り続けます。

 

(写真) 2011年1月16日 拓大紅陵にて撮影

 

まとめ

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どうでしたか。

今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その26)
をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

色あせることもありません。

その瞬間が永遠に存在するのです。

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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【更新】2021年11月2日、2022年12月27日
少しだけ校正させていただきました。

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フォトコン別冊 スポーツ写真テクニック 2013年 10月号 [雑誌]

写真上達コーチングブック (玄光社MOOK)

まるごとわかる! 撮り方ブック スポーツ編

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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

男はつらいよ第22作、大原麗子のあの声と顔がかわいい!

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「寅さん」について考えてみたいと思います。

 

といっても、私からみた寅さん像です。

 

その寅さん像を、

具体的な映画を通して見ていきたいと思います。

 

1)映画「男はつらいよ

映画「男はつらいよ」の概要は下記です。

◇原作、監督:山田洋次

◇脚本:山田洋次ほか

◇撮影:高羽哲夫(たかは てつお)*1

◇概要:渥美清(あつみ きよし)さん演じる「寅さん」が主人公の下町人情コメディ映画です。全48作から成り、『一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ』として、ギネス認定もされている名作中の名作です。

*1 撮影(カメラマン)についてひとこと。
私もカメラマンですので、
男はつらいよのカメラワークについてひとこと。

 

◆脇役を同時に入れる。

男はつらいよのカットには主役だけでなく、
必ず脇役を入れています。

脇役は人間に限ってはいません。

動物、植物など、いろいろです。

場合によっては、家具や道具も入れます。

それらの脇役から、
画面に立体感奥行きを持たせています。

 

◆ピント位置にも配慮。

さらにスゴイのは、ピント位置に神経を使っていることです。

被写界深度を浅くしたり、
深くしたりして、

主役と脇役の関係を強調しているのです。

このへんのカメラワークは、
さすが「高羽」さんです。

 

 

 

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1.映画の歴史

まずは、映画「男はつらいよ」を振り返ります。

全部で48作品あります。

この映画の前にはテレビドラマもあったようですが、
私は、ほとんど見ていませんので、
映画だけを取り上げさせていただきます。

映画は全作品のDVDを持っています。
もちろん、すでに5~6回は見ています。

下記一覧には、マドンナ役も入れておきます。

 

太字は今回取り上げた作品です。

 

1.男はつらいよ(1969年)光本幸子
2.続・男はつらいよ(1969年)佐藤オリエ
3.男はつらいよ・フーテンの寅(1970年)香山美子
4.新・男はつらいよ(1970年)栗原小巻
5.男はつらいよ・望郷篇(1970年)長山藍子
6.男はつらいよ・純情篇(1971年)若尾文子
7.男はつらいよ・奮闘篇(1971年)榊原るみ
8.男はつらいよ・寅次郎恋歌(1971年)池内淳子
9.男はつらいよ・柴又慕情(1972年)吉永小百合
10.男はつらいよ・寅次郎夢枕(1972年)八千草薫
11.男はつらいよ・寅次郎忘れな草(1973年)浅丘ルリ子
12.男はつらいよ・私の寅さん(1973年)岸恵子
13.男はつらいよ・寅次郎恋やつれ(1974年)吉永小百合
14.男はつらいよ・寅次郎子守唄(1974年)十朱幸代
15.男はつらいよ・寅次郎相合傘(1975年)浅丘ルリ子
16.男はつらいよ葛飾立志篇(1975年)樫山文枝
17.男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け(1976年)太地喜和子
18.男はつらいよ・寅次郎純情詩集(1976年)京マチ子檀ふみ
19.男はつらいよ・寅次郎と殿様(1977年)真野響子
20.男はつらいよ・寅次郎頑張れ!(1977年)大竹しのぶ藤村志保
21.男はつらいよ・寅次郎わが道をゆく(1978年)木の実ナナ
22.男はつらいよ・噂の寅次郎
(1978年)大原麗子

23.男はつらいよ・翔んでる寅次郎(1979年)桃井かおり
24.男はつらいよ・寅次郎春の夢(1979年)香川京子林寛子
25.男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花(1980年)浅丘ルリ子
26.男はつらいよ・寅次郎かもめ歌(1980年)伊藤蘭
27.男はつらいよ・浪花の恋の寅次郎(1981年)松坂慶子
28.男はつらいよ・寅次郎紙風船(1981年)音無美紀子、岸本加世子
29.男はつらいよ・寅次郎あじさいの恋(1982年)いしだあゆみ
30.男はつらいよ・花も嵐も寅次郎(1982年)田中裕子
31.男はつらいよ・旅と女と寅次郎(1983年)都はるみ
32.男はつらいよ・口笛を吹く寅次郎(1983年)竹下景子
33.男はつらいよ・夜霧にむせぶ寅次郎(1984年)中原理恵
34.男はつらいよ・寅次郎真実一路(1984年)大原麗子
35.男はつらいよ・寅次郎恋愛塾(1985年)樋口可南子
36.男はつらいよ・柴又より愛をこめて(1985年)栗原小巻
37.男はつらいよ・幸福の青い鳥(1986年)志穂美悦子
38.男はつらいよ・知床慕情(1987年)竹下景子
39.男はつらいよ・寅次郎物語(1987年)秋吉久美子五月みどり
40.男はつらいよ・寅次郎サラダ記念日(1988年)三田佳子
41.男はつらいよ・寅次郎心の旅路(1989年)竹下景子
42.男はつらいよ・ぼくの伯父さん(1989年)後藤久美子檀ふみ
43.男はつらいよ・寅次郎の休日(1990年)後藤久美子夏木マリ
44.男はつらいよ・寅次郎の告白(1991年)後藤久美子吉田日出子
45.男はつらいよ・寅次郎の青春(1992年)風吹ジュン
46.男はつらいよ・寅次郎の縁談(1993年)松坂慶子
47.男はつらいよ・拝啓車寅次郎様(1994年)小林幸子、かたせ梨乃、牧瀬里穂
48.男はつらいよ・寅次郎紅の花(1995年)浅丘ルリ子

 

2.今回の作品

今回取り上げるのは下記です。

 

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【概要】
第22作 1978年12月27日に公開

男はつらいよ 噂の寅次郎

 

【スタッフ】
監督:山田洋次
製作:島津清
脚本:山田洋次朝間義隆
音楽:山本直純

 

【キャスト】
荒川早苗:大原麗子
添田肇:室田日出男
諏訪?一郎(ひょういちろう):志村喬

 

.あらすじ

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旅先で偶然、
博の父・ひょう一郎(志村喬)と出会った寅は、
彼に人生のはかなさについて諭され、
「今昔物語」の本を借りて、柴又に帰る。

その頃、とらやでは、
職業安定所の紹介で、
荒川早苗(大原麗子)が店を手伝い始めていた。

 

寅は帰るやいなや、家族を集めて、
ひょう一郎から聞いた話をいつもの調子で始めるのであった。

 

翌朝、修業の旅に出ると家を出ようとするところに、
早苗が出勤して来る。

 

彼女の美しさにギョッとする寅だが、
旅に出ると言ってしまった手前、やむなく店を出る。

 

通りを歩いていると、
さくらに出会った寅は急に腹痛を訴えるのだった。

 

救急車で病院に担ぎ込まれた寅だが、たいしたこともなく、
「単なる栄養失調」との診断で家に帰った。

 

早苗が結婚していたことを知り意気消沈するも、
現在別居中であることを聞いて、
寅はウキウキしながらも彼女を励まし力づけた。

 

彼女も寅の優しい心づかいに思わず涙ぐみ、
「寅さん、好きよ」とまで言うので、
とらや一家の心配は募るばかりであった。

 

4.寅さんが救急車で

寅さんが救急車で運ばれて行ったあと、

とらやに戻って来ます。

 

そこで一騒動が・・

 

寅 「どうして救急車が来たんだ?」

  「誰かが電話したな?」

  「誰だ、その電話した奴は?」

  「今回は許さんぞ」

 

そこで聞いていた早苗(大原麗子)が、
少し言い出しにくそうに、そっと・・。

 

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早苗 「電話したのは私です」

   「すみません。ご迷惑をおかけしてしまって・・」

 

それを聞いた寅さん、急に表情が変わりました。

 

寅 「いいえーっ、よく気がついてくれましたね」

 

と、ころっと変わったのです。

 

◆私の推測。

これは私の推測です。

この事件以来、
寅さんは早苗(大原麗子)のことがさらに気に入ります。

 

今までは、見た目(外見)だけでしたが、

この救急車の件で、

 

「この人は良く気がつく」

 

「やさしい心の持ち主だ」

 

と思ったに違いありません。

 

5.早苗(大原麗子)がお昼のお弁当を

 

私の大好きなシーンです。

 

早苗(大原麗子)がお昼のお弁当を食べるシーンです。

 

まず、早苗が寅さんにお茶を出します。

 

早苗 「どうぞ」

 

それからお弁当を・・。

 

早苗 「ちょっと失礼してお弁当を」

 

それを、寅さんが珍しそうにじっと見ています。

 

6.早苗大原麗子の身の上を聞きながら

 

寅さんの鈍さに、

私が少しイライラしたシーンです。

(でも寅さんらしい)

 

 

早苗 「今は荒川早苗だけど、前は水野早苗だったの」

寅 「へえー、どうして変わったの?」

 

鈍い寅!

 

早苗 「結婚したからよ」

 

だよね。

 

バカな寅。

 

その寅さん、

早苗が結婚していると聞いて「がっかり」

 

寅 「旦那は元気?」

早苗 「ううん、今 別居しているの」

 

寅 「話し合って仲直りしなくっちゃ」

早苗 「努力したんだけど・・」

   「やっぱりダメね」

 

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ここで寅さんの表情が変わる。

 

嬉しそうになって、

急にはしゃぎ出す。

 

一方、

早苗は深刻な表情のままである。

 

◆残酷すぎる。

この場面は何回見ても納得できません。

 

普通の寅さんだったら、

慰めの言葉をかけるところです。

 

ところが、あの「はしゃぎよう」は何ですか。

 

人の不幸を喜んでいるではないですか。

 

監督は寅さんのはしゃぎようを通して、
早苗(大原麗子)の心の内をクローズアップしたかったのでしょう。

 

しかし、これは失敗です。

 

大失敗です。

 

あまりにも不自然すぎます。

 

ここは絶対にカットです。

 

※追記※

ここで追記しておきます。

実はこの映画を最近(2020年6月)、

見直して分かったのです。

 

★人の不幸を喜んでいるのではない。

そうなんです。

寅さんは、

早苗(大原麗子)の不幸を喜んでいるのではありません。

 

★早苗(大原麗子)のことが大好き

早苗(大原麗子)のことが好きなだけです。

だから、

他人のものになる(結婚している)ことが、

嫌なだけなのです。

 

★それだけ純粋。

そうなんです。

寅さんはそれだけ純粋なんです。

子供じみていると言われればそれまでですが、

子供のように純粋なのです。

 

★だからといって「鈍感」ではない。

だからといって「鈍感」ではありません。

それはこの映画の後半を見れば分かります。

20年前から早苗(大原麗子)のことが好きだった男

(いとこ同士、学校の先生)の気持ちを即座に察して、

自分(寅さん)はみずから身を引きます。


⇒10項参照

 

7.早苗(大原麗子)が離婚届を出した直後

 

早苗が離婚届を区役所に出した直後の場面です。

 

一緒についてきた従兄(いとこどうし)の

添田(高校の先生)との会話です。

 

添田 「もっと自分を大事にしなきゃダメだぞ」

   「人生は一度しかないんだから」

 

早苗 「分かってるわよ」

   「お願い。私、一人になりたいの」

 

早苗が泣きそうになる。

声も浮ついてくる。

 

◆トレンチコートがかっこいい。

ところで早苗が着ていたトレンチコート、

かっこいいですね。

 

髪を後ろに束ねたあの姿は、

シェルブールの雨傘です。

カトリーヌ・ドヌーヴです。

 

8.その午後、とらやで

離婚届を出した足でとらやに出勤した早苗。


しかし、

まだ心の整理はできていません。

 

早苗 「寅さんにも心配をかけたもん」

   「今日から、水野早苗になったの」

   「もう荒川早苗じゃないの」

 

寅 「そりゃ良かった」 ←バカな寅!

朋子 「寅さん、私泣きそう」

と言って二階に行く。

 

脳天気なバカ寅にあきれて、

ものが言えぬ。

 

9.とらやの2階で

その2階での会話です。

早苗がさくらに今の気持ちを話します。

 

早苗 「ごめんなさいね」

   「みっともないところを見せて・・」

   「別れたら、どんなにスッキリするかと思っていたの」

   「張り合いがなくなったみたい」

   「こんな気持ちになるなんて」

   「昨日まで想像もしていなかった」

 

と、

今の胸の内をさくらに正直に暴露する。

 

ここまで話したところで、
早苗の気持ちは少し落ち着いたようです。

 

10.ラスト、とらやで

例の先生がとらやにやってきた。

寅さんに頼みがあった様子です。

寅さんと先生がはなしているうちに、

寅さんが切り出す。

 

寅 「おい、おまえ、
  ガキのころ早苗ちゃんに、惚れてたんだろう」

 

先生 「これ早苗ちゃんに渡してくれ」

と、預金通帳を寅さんにあずける。

 

先生 「国に働き口が見つかったので、小樽へ帰ります」

   「車さん、どうか早苗ちゃんのこと大事にしてやってください」

 

そこに早苗(大原麗子)が帰ってくる。

 

早苗 「何だったの? 用って?」

寅 「いとこが小樽へ行っちゃうて」

 

と、例の預金通帳を早苗に渡す。

 

早苗 「あのひと、こんなことをして」

寅 「分かるだろう。あんたに惚れてるんだ」

  「あいつは不器用だから、うまく言えねぇんだ」

 

早苗 「寅さん、私ね、分かってたのよ。あの人の気持ち」

寅 「だったら、本人にそう言ってやりなよ。どんなに喜ぶか」

早苗 「そんなこと言ったって・・ 私ね・・」

 

寅 「明日聞くよ」

  「早く行かねえと間にあわねぇぞ」

 

早苗 「じゃあ、明日ね」

 

と、

早苗が先生のあとを追うのを確かめると、

寅さんは、すぐに旅でて行ってしまった。

 

自ら身を引いた瞬間です。

 

早苗との約束の「明日」をあえて破ったのです。

 

早苗(大原麗子)を

あの一途で不器用な先生に譲ったのです。

 

男らしい「去り際」です。

 

  

 11.まとめ

f:id:kawa2496:20190313073635j:plain

 

どうでしたか。

今回も感動しましたね。

 

1)大原麗子がかわいい。

作品の全体をとおして、

大原麗子のかわいさが出ていました。

 

そのいくつかを取り上げます。

 

①「寅さん好きよ」

大原麗子が、とらやから出るときに、

(じつは、

このとき晩ごはんをとらやのみんなとしていました)

 

ふと戻って来て寅さんに言います。

 

「私・・、寅さん好きよ!」

 

ここは「友だち感覚」と見ました。

 

あの言い方は、「恋人」感覚ではありません。

 

子供っぽい言い方なのです。

(そこがかわいい!)

 

 ②「寅さんって、もてるのね」

泉ピン子と寅さんのやりとりの場面です。

 

泉ピン子と寅さんが仲良く会話しているので見て、
大原麗子が嬉しそうです。

 

その二人がとらやを出たあと、

大原麗子がさくらに言います。

 

「寅さんって、もてるのね」

 

しかし、この言い方は、

嫌みや、やっかみではありません。

 

余裕の発言です。

 

恋人をとられたというような感覚ではありません。

早苗と寅さんは「友だち」なんです。

 

 

2)寅さんは単なる脇役。

 

本作に限らず、

寅さんは脇役だと思っています。

 

そういうと、

「ええっ?!」とお思いでしょうが、

もちろん寅さんは主役です。

 

でも、本当の主役は別にいます。

 

その主役とはマドンナです。


あるいは、
子供や博、満男といった周辺の人になることもあります。

 

本作では、早苗(大原麗子)が主役です。

 

大原麗子の人生や心情を表現するのに、
寅さんをうまく使っているのです。

 

ということは、

やっぱり大原麗子が主役で、寅さん(渥美清)が脇役です。

 

3)でも大事な脇役。

でも、男はつらいよシリーズでの「うまさ」は、

脇役のキャラクターです。

 

三枚目、お調子者、涙もろい、

頑固、一途、直球勝負、

まじめ、やさしい 等々

 

これらの性格をつかって、

相手(真の主役)を引き出すのです。

 

4)寅さんは、いつもお友だち感覚。

 

折角なので、
寅さんの恋愛論に触れておきます。

 

世間では、

「寅さんはよく振られる」

といわれていますが、

 

もともと寅さんには「恋心」なんかありません。

 

そこにあるのは「お友だち感覚」です。

 

だから、

所帯を持つということは、
結婚して子供を持ち、

家庭をつくることではありません。

 

寅さんの中にあるのはこうです。

 

「二人で語り合いたい」

 

この結婚観の違いが、相思相愛に見えて、

しかも、

うまくいかない理由です。

 

友だちならいいんだけど、
恋人だとねぇ。

 

そこのところが理解できると、
全作のストーリーに納得がいくかと思います。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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 ※更新履歴※

【更新】2020年7月20日、9月7日、2021年11月1日、2022年12月26日
少しだけ校正させていただきました。

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その21)

f:id:kawa2496:20190818110215j:plain


こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は,

私流の写真撮影(その21)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、
写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか。

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、その場で確認できないのがつらかった。

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

その間の長いこと。

しまいに、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

その場で確認ができるからです。

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、
ピントの精度まで見ることができます。

おかげで、

デジイチになって
撮影枚数は飛躍的に増えました。

その膨大な写真のなかで、
私なりにピックアップさせていただきました。

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

私、小難しいのは嫌いです。

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、
このシリーズも「普段着」でいきます。

 

 

 

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1.少年野球が熱い

f:id:kawa2496:20190818110609j:plain

2006年10月8日 木更津市営球場にて


少年野球の公式戦にお邪魔しました。

 

写真は請西ブレーブス(木更津)が
サヨナラ勝ちしたシーンです。


バックの応援スタンドがわき上がっています。


かなり熱狂しています。

 

少年野球といえども(失礼)、
燃えるんですね。

 

でも、
負けた木更津モーニングスがかわいそう。


かなりショックを受けているようです。

 

早く立ち直ればよいのですが。

 

(写真) 2006年10月8日 木更津市営球場にて撮影

 


2.鼻血、出ちゃったのかな?

f:id:kawa2496:20190818110824j:plain

2006年8月19日 祇園小(木更津)にて


祇園ブルーソックスです。


木更津市にある少年野球チームです。


その名のとおり、
祇園小を本拠地にしています。

 

あれっ?


鼻血、出ちゃったのかな?

 

鼻にティッシュを詰めています。


張り切りすぎたのでしょうか。

 

でも、坊主頭がかわいいね。


ちょっとだけ休んでいればすぐとまるよ。

 

心配ないよ。


すぐに治るからね。

 

(写真) 2006年8月19日 祇園小(木更津)にて撮影

 


3.卒業式まで、あと1週間

f:id:kawa2496:20190818110927j:plain

2019年3月8日 自宅にて


卒業式のシーズンです。


我が家にも、
その卒業式を迎える娘がいます。

 

机の前のホワイトボードには、
今の心境が書かれていました。

 

卒業式。


楽しみなのかな?


それとも、さびしいのかな?

 

本人の表情をみると、
その両方のようです。

 

もう2ヶ月前から書いていた「カウントダウン」。


来週(3月15日)で、

そのカウントはゼロになります。

 

6年間、よくがんばったね。

 

(写真) 2019年3月8日 自宅にて撮影

 


4.東日本大震災、あれから8年が

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2011年7月9日 千葉マリンスタジアムにて


東日本大震災から明日(2019年3月11日)で、

丸8年がたちます。


毎年、
この時期を迎えるとあのときの恐怖が思い出されます。

 

この日本に住んでいる限り、
地震から逃げることはできません。

 

地震とは常に隣り合わせなのです。

 

防災とはいいません。


減災でいきましょう。

 

少しでも被害を小さくするのです。

 

まずは、命が大事です。

 

そのための避難場所、
避難経路、家族との連絡手段。


これを確認しておいてください。

 

写真は、

東日本大震災が発生した年に開催された、
夏の千葉大会の開会式です。

 

(写真) 2011年7月9日 千葉マリンスタジアムにて撮影

 


5.ピカピカの一年生

f:id:kawa2496:20190818111141j:plain

2013年4月5日 自宅付近にて


入学式のシーズンです。


あちらこちらに、
ピカピカの一年生が沢山います。

 

しょっているランドセルも。

着ている洋服も。

履いている靴も。

 

みんなピッカピカです。

 

何より笑顔がピカピカです。


目が輝いています。

 

お日様も祝福しています。

 

桜も、もうじきだね。

おめでとう、新一年生!

 

(写真) 2013年4月5日 自宅付近にて撮影

 

6.新入部員のキャッチボール

f:id:kawa2496:20190818111302j:plain

2003年5月11日 請西小(木更津)にて


請西ブレーブスです。
木更津市にあります。

 

キャッチボールをしていました。
新人のようです。

 

ボールの投げ方がぎこちないので、
すぐに分かりました。

でも、
その真剣さは十分伝わって来ました。

 

まずは野球を楽しもうね。


うまくなるのはその次だ。

自然と上手になるよ。
がんばってね。

 

(写真) 2003年5月11日 請西小(木更津)にて撮影

 

7.まとめ

f:id:kawa2496:20190818110156j:plain



 どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

7-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

7-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」が必要になってきます。

 

7-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような
「泥臭さ」感じられたら
嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その20)

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今回は、

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昔はデジタル一眼とかはなかったので、

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よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか。

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、その場で確認できないのがつらかった。

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

その間の長いこと。

しまいに、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

その場で確認ができるからです。

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

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性(しょう)に合っていません。

 

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1.朝焼けに放つ

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2006年12月18日 木更津モーニングス  木更津二小にて


木更津モーニングスの練習に行って来ました。


このチームの名物、朝練です。


今朝は冷え込みました。


気温は氷点下です。


放射冷却のせいでしょう。


おかげで快晴です。


朝日がきれいです。


その朝焼けに向かって、
バッティング練習です。


日が当たると少しは暖まりますかね。


やっと調子が出てきました。


おっと、
学校が始まる時間だ。


早く朝ご飯を食べて、
学校に行かなくては。


といっても、
ここは学校のグラウンドだ。


あとは教室に入るだけだ。


みんなお疲れさん。


いってらっしゃ~い。

 

(写真) 2006年12月18日 木更津モーニングス
 木更津二小にて撮影


2.少年野球のあとかたづけ

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2006年5月4日 木更津モーニングス  木更津二小にて


また木更津モーニングスにやってきました。

 

練習が終わったのでしょうか。


あとかたづけをしていました。


ボールの回収です。

 

散らかったボールを拾うのは大変です。


何とか、いっぺんに運ぼうと欲ばっています。

 

しかし、お兄ちゃんのようにいきません。


それでも、何とかしようとするのは、
負けず嫌いからでしょうか。


うん、
こんなところにも野球の良さが出ています。

 

あと一つだ。


何とか運んだね。


粘り強さの鍛錬にもなります。

 

(写真) 2006年5月4日 木更津モーニングス
 木更津二小にて撮影

 


3.少年野球の原点

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2007年9月26日 青空西部WINGS(木更津)にて


青空西部WINGSです。


小さな町の、
小さな少年野球チームです。


木更津市にあります。


おっと、看板が立ってますね。

 

「弥生町後楽園」

 

ほう「後楽園」ですか。


大きく出ましたね。

 

このグラウンドは、
どうも
町の人が作ったグラウンドのようです。

 

ウォーミングアップのランニングですね。

思い思いの服装で、
思い思いの走りをしています。

 

これぞ、少年野球です。

子供の野球です。

思い思いでやっていいんだよ。

 

(写真) 2007年9月26日 青空西部WINGS(木更津)にて撮影


4.女の子も野球をやるんだよ

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2010年9月19日 富岡ファイターズ  木更津二小にて


富岡ファイターズ(木更津)の試合です。
公式戦のようです。


そこに女の子がいたので、
びっくりしました。

 

正選手です。


あっこれ、差別用語ではありません。
男の子より、はるかに「さま」になっています。


男女平等です。
気持ちが良いですね。


中学になると、
女の子はソフトボールに変更するのかな?


このまま野球を続けさせたいですよね。

 

ちなみに、
富岡ファイターズのユニフォームは、
拓大紅陵高校を真似ています。

 

小枝監督(故人)は了承ずみだそうです。

 

(写真) 2010年9月19日 富岡ファイターズ
 木更津二小にて撮影

 


5.シニアへの体験入部

f:id:kawa2496:20190721102028j:plain

2007年1月3日 木更津シニアにて


木更津シニアに来ました。


今日は少年野球チームの選手が、
体験入部に来ていました。

 

身につけているのは、
少年野球チームのユニフォームです。
(木更津モーニングスみたい)

 

そういえば、顔も幼いですよね。


体もまだできていません。

 

それでも、
シニアへの体験ですので、

扱うボールは硬式です。

 

まずは、
至近距離からのキャッチングです。


監督さんがトスをしてあげていました。

 

冗談を交えながら、
子供たちの緊張感をほぐします。

 

このへんの対応は見事なものです。

 

子供たちも、
だんだん慣れてきたようです。

 

これで、シニアに入ってくれれば良いのですが。

 

(写真) 2007年1月3日 木更津シニアにて撮影

 

 

ベースランニング

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2007年1月13日 君津周西(すさい)クラブ  周西(すさい)小学校(君津市)にて


少年野球チーム・君津周西クラブです。


ベースランニングをしていました。

 

でも、何だかちょっとおかしい。

 

ボールを手に持っています。

 

なるほど。
手のボールはバトンの代わりなんですね。

「リレー」をしていたのですね。


こうやって競争させながら、
選手たちの闘争心を出させるのですね。

 

指導者もいろいろと考えています。

 

それにしても、子供たちは楽しそうです。


楽しみながら体力をつける。


これが一番です。

 

(写真) 2007年1月13日 君津周西(すさい)クラブ
 周西(すさい)小学校(君津市にて撮影

 

7.まとめ

f:id:kawa2496:20190717111618j:plain

 

どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

1)普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

2)大事なのは、写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。
いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」
必要になってきます。

 

3)生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2020年7月13日、2021年10月30日、2022年12月24日
少しだけ校正させていただきました。

 

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その25)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その25)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」、

といったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

  高校野球私設応援団

 

 

 

 

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1.劇的なサヨナラ勝ち

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2007年7月20日 船橋二和(ふたわ)  習志野秋津球場にて


逆転した場面です。


2対3で迎えた8回の表。

1点差を追う船橋二和(ふたわ)高校が反撃にでます。

 

まず、2死三塁から1点を返し同点へ。

 

まだチャンスは続く。

 

2死一、二塁から、タイムリーが出て逆転へ。

 

その場面が上の写真だ。


ホームに還ってきた走者が嬉しそうです。


ベンチも喜んでいます。


野球をやっていて良かった、

と思える瞬間です。


苦しい練習が実を結んで良かったね。


劇的なサヨナラ勝利、おめでとう!

 

(写真) 2007年7月20日 習志野秋津球場にて撮影


2.ゲームセットの瞬間、勝者と敗者

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2007年7月20日 船橋二和(ふたわ)  習志野秋津球場にて


習志野秋津球場にやってきました。

 

夏の千葉大会です。


ゲームセットの瞬間です。


勝者と敗者、

明と暗が分かれました。


バックの応援スタンドも悲しそうです。


負けたら終わりの1発勝負。


勝負の世界は厳しい。

 

(写真) 2007年7月20日 習志野秋津球場にて撮影

 


3.真面目が一番、その真面目さを大切に

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2004年3月16日 検見川高校 志学館にて


検見川高校が志學館へ練習試合に来ていました。

 

そこで真面目そうな選手に出会いました。


「真面目そう」でなく、

「真面目」そのものでした。


監督さんの話を聞き漏らさないよう、
真剣に聞いていました。


その表情が私の心を打ちました。


その瞬間だけでも、

10回以上もシャッターを押したでしょうか。


人間、真面目が一番です。


その真面目さをずっと持ち続けてください。

 

(写真) 2004年3月16日校 志学館にて撮影

 


4.地獄の朝練、そこまでやるか

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2012年1月8日 拓大紅陵にて


拓大紅陵、真冬の定番、地獄の朝練です。


いえ、朝練ではなく、

早朝練習というべきでしょうね。


だって、

練習は朝4時前から始めます。


約3時間、

みっちりとメニューが組まれています。


バックに流れる景気のいい音楽とは裏腹に、

選手たちの表情は、

ご覧のように苦痛にみちています。


それでも、

その苦しさに耐えているから立派です。


寒さと苦しみ。
そのあとに暖かい球春が待っています。

 

それが楽しみなのです。

 

今は耐えるだけです。

 

(写真) 2012年1月8日 拓大紅陵にて撮影

 


5.勝者と敗者(夏の千葉大会)

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2007年7月25日 西部台千葉 袖ヶ浦球場にて


ゲームセットの瞬間です。


1点差で迎えた最終回。


9回の表。


アウトカウントは2アウト。


最後のバッターなんかになるもんか。


とにかく、思いっきりバットを振った。


当たりは良かった。


しかし、打球やライトのほぼ正面だった。


この瞬間、ゲームセットとなった。


相手チームが引き揚げるのを見ながら、
暫く立てなかった。


試合終了が信じられなかった。


いや信じたくなかった。

 

毎年、繰り返される勝者と敗者。


歓喜の中で、敗者の涙が痛々しい。


呆然(ぼうぜん)と座り込む最後のバッター。


その背中が寂しそう。


さあ、立ってくれ。


胸をはって、

最後の挨拶にいってくれ。


精一杯、戦ったではないか。


最後まで堂々と。


そして、

相手チームに礼をいおう。


「ありがとうございました!」

 

(写真) 2007年7月25日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その25)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が、
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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白球の世紀 高校野球100回秘史

 

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その24)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その24)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、

100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

  高校野球私設応援団

 

 

 

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1.負けたスタンドには、まだ悲しみが

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2003年7月28日 志学館  千葉マリンスタジアムにて


夏の千葉大会です。


幕張にあるマリンスタジアムにきました。


負けたチームの応援スタンドでは、
あと片付けをしていました。


すると、
突然チアの女の子が泣き出しました。


負けた悲しさに感極まったのでしょう。


周りは、
声をかけることができません。


でも、そのあと、
みんなと一緒にゴミ拾いをしていました。


彼ら、彼女らが去った後は、
ゴミひとつ残っていませんでした。


ちょっぴり悲しい。


でも、
さわやかな夏のひとときでした。

 

(写真) 2003年7月28日 千葉マリンスタジアムにて撮影

 


2.果敢な三塁へのヘッドスライディング

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2008年4月27日 佐倉南 袖ヶ浦球場にて

今回もヘッドスライディングのシーンです。


ヘッドスライディングが、一番見応えあるからです。


このヘッドスライディングは、

正面から撮るのがコツです。


しかし、
このようなシチュエーションは、
なかなかありません。

 

そういう中で、
運良く撮影できたのが上の写真です。


三塁側からのローアングルです。


地面すれすれの角度から撮影しました。


選手の顔まで分かる迫力ある写真です。


一生懸命にプレーする選手には、
こちらも一生懸命に応えなければ。

 

(写真) 2008年4月27日 袖ヶ浦球場にて撮影

 


3.う~んダメだっ、空振り三振だっ

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2003年7月19日 薬園台 市原臨海球場にて

夏の千葉大会です。


薬園台高校の選手が空振り三振です。


このような写真は、
掲載したくはなかったのですが、

その悔しそうな表情が印象的でしたので、
掲載させていただきました。


写真の本人には、ごめんなさいです。


でも、
私はこのような一生懸命さが大好きです。


力一杯バットを振っての三振です。


これだけ力一杯の三振だ。


見ている人だって、
スッキリしたと思うよ。


味方チームも、
きっと元気をもらったと思うよ。

 

(写真) 2003年7月19日 市原臨海球場にて撮影

 


4.ヘルメットを飛ばしてホームへまっしぐら

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2007年7月16日 館山 袖ヶ浦球場にて

夏の千葉大会です。


場所は袖ヶ浦球場。


館山高校の選手でしょうか。


二塁から三塁を回って、
一気にホームへ。


途中、

ヘルメットが勢い余って、
吹っ飛びました。


得点できる喜びでしょうか。


その気持ちが、
ヘルメットに乗り移ったようです。


「それ行けーっ!」

 

 

(写真) 2007年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影

 


5.本当は自分も出たかった・・控えの選手が慰め役に

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2007年7月20日 四街道 習志野秋津球場にて


習志野秋津球場へ行って来ました。


夏の千葉大会です。


敗戦の瞬間、
選手たちが泣き崩れてしまいした。


それを、
控えの選手(背番号10番)が慰めています。


ここでも、
出遅れてしまいました。


本来であれば、
自分も泣き崩れる輪に
入りたかったのでしょう。


最後の最後まで「控え」に
なってしまいました。


本当は自分も試合に出たかったのに。
そうしたら、
この悲しみがもっと味わえたのに・・。

 

背番号10番くん。


君は十分自分の役割を果たしたよ。


今だって、
慰め役をやっているじゃないか。


チームにはね。


こういう人も必要なんだよ。


ちょっとさびしいけどね。

 

(写真) 2007年7月20日 習志野秋津球場にて撮影

 

 

6.アルバイト、年賀状配り

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2002年1月1日 木更津高校・山村くん  JR木更津駅付近にて

木更津高校の野球部員さんが、
年賀状配達をしていました。


もちろん、
事前に情報を仕入れて取材に行ったのですが、

カメラを向けるとポーズをとってくれました。
(ちょっと照れくさそうですね)


アルバイトでためたお金は、
春の遠征費にするそうです。


野球は勉強です。


勉強は、

グラウンドだけではありません。


アルバイトも勉強。


仕事の大切さと、
お金を稼ぐ大変さを学んでください。


おっとごめん、
仕事(年賀状配達)の邪魔をしてしまったね。

 

 

(写真) 2002年1月1日 JR木更津駅付近にて撮影

 

 

まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その24)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

そう考えると、

そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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少しだけ校正させていただきました。

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