知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その50)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その50)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、

100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、その写真の中には、

私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と、

いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.ノーサイドラグビーだけだと思っていたら、高校野球にもあるんだ

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

気持ちの良い光景をお見せしたいと思います。


高校野球です。

 

津高校と拓大紅陵です。

 

君津と拓大紅陵といえば隣町同士です。

拓大紅陵は君津のとなりの木更津市です)

 

よって、
普段から付き合いの深い学校同士です。

 

だからというワケではないのでしょうが、

戦いが終わると和気あいあいの雰囲気になりました。

 

まず、冒頭の写真です。

 

津高校(敗者)から拓大紅陵(勝者)への千羽鶴の贈呈です。

 

このシーンはこの試合に限ったことではありません。

 

よく見かけるシーンです。

 

しかし、

何となく「雰囲気」が出ていますよね。


「お友だち」って感じです。

 

普段からつきあっている、って感じです。

 

しかし、試合中はこんな表情はありませんでした。

(当然)


真剣そのものでした。

 

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

 

どうですか、両校の応援。

 

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

 

気合いが入っているでしょう。


えっ?、そんな感じしないって?


何だか人懐っこそうだって?

 

そういえば、両校とも楽しそうですね。


「殺気」なんか感じません。

 

まさに「人懐っこい」、そんな感じです。

 

その「人懐っこさ」の極めつけが最後の写真です。

 

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

 

両校揃っての「記念写真」です。


私が無理やりに頼んだのですが、

全然抵抗なしにOKしてくれました。

 

しかも、
両校の選手たちが、

交互に並んでくれているじゃありませんか。

 

そこまで指示した覚えはないんだけどなあ・・。

 

やっぱり仲がいいんだ。

 

ちなみに、ラグビーの「ノーサイド」とは、

試合終了と同時に「敵味方なし」と言う意味です。

 

まさに、今日の両校のようです。

 

(写真) 2003年7月16日 千葉県野球場にて撮影


2.キャプテンがひとり一人をねぎらう

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2003年7月19日 市原臨海球場にて

 

負けた直後のチームは見たくはありませんよね。

 

しかし、

私は極力この負けた直後のシーンを撮り続けています。

 

なぜなら、

そこに真の人間らしさが表れるからです。

 

写真は、天羽高校のロッカールームです。


この試合は7回コールドで負けました。

 

得点0(ゼロ)の完敗です。

 

不完全燃焼です。

 

悔いは残るでしょう。

 

でも、負けは負けです。

 

そのロッカールームではキャプテンの澤城くんが、

みんなと握手しながら、

ねぎらいの言葉をかけていました。

 

「ありがとう」

 

「よくやったな」

 

そういわれるたびに、

相手の目から大粒の涙が。。

 

そして、

私が立派と思ったのはキャプテンの澤城くんの姿だ。

 

結局彼は、この場面で涙を流すことはなかった。

 

試合が終わっても、

キャプテンはキャプテンだったのである。

 

チームメートを気遣うことを優先したのだ。


それがキャプテンシーなのだ。

 

そうだよな澤城くん。

 

澤城くんのやさしさは応援席にも届いていたよ。

 

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2003年7月19日 市原臨海球場にて

 

(写真) 2003年7月19日 市原臨海球場にて撮影


3.スクイズ、敵も味方もハラハラドキドキ

 

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2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて

 

スクイズについてご紹介します。


野球ファンならご存じだと思います。

 

打者がバントをして、

走者をホームに帰すことです。

 

通常はバントした打者は

ファーストでアウトになります。

 

よって、
このスクイズはツーアウトからでは難しい。

 

よほど打者のバントがうまいか、

足が速くなければ、

ファーストでセーフになることはないからだ。

 

しかも、スクイズは予告なしで行う。

 

もちろん、攻撃側にはスクイズのサインはある。

 

ただし、

サインなので相手(守備)側はそのサインは分からない。

(何となく分かるときもあるようだが)

 

しかも、

カウントによって、スクイズの有利/不利がある。

 

ストライクカウントが少なく、

ボールカウントの多い方が有利である。

 

たとえば、

スリーボール、ノーストライクが、

もっともスクイズの有利となる。

 

ただ、ここでも「駆け引き」がある。

 

守備側は、

「絶好のスクイズカウント」と呼んできたときに、

わざとバントできない球

(ストライクゾーンから大きく外れた球)を

投げるのである。

 

つまり、

打者の四球を犠牲にして、

三塁走者のアウトを狙うのである。

 

スクイズをどこでやってくるか。

 

これは双方の読みあいだ。

 

しかも、

打者がバントをミスればチャンスはいっぺんになくなる。

 

守備側はスクイズを過剰に警戒すると、

ボールカウントを増やしてしまい、

自分の首を絞める形になる。

 

おっと、長くなってしまった。

 

写真に戻ろう。

 

これは見事にスクイズが決まったシーンである。

 

打者と走者の息がぴったりだ。

 

ホッとした瞬間だ。

 

サインを出した監督も、

「やったー」でしょう。


相手監督は、

「やられたー」というところでしょうか。

 

ちなみに、

スクイズの撮影ポジションを紹介しておきます。

 

スクイズは下記の位置がベストです。

 

バックネット裏の少し一塁側に寄ったところです。

 

三塁走者と打者を一直線に結んだ位置です。

 

そうなんです。

 

スクイズは、

カメラマンも緊張する場面なのです。

 

(写真) 2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.泥だらけのユニフォームがみんなをひきつける

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2003年7月20日 市原臨海球場にて

 

いやあー、高校野球は、

この泥だらけのユニフォームが最高ですね。

 

写真は、志学館が8回に一挙4点を入れて、

試合を決めたときのものです。

 

場所は市原臨海球場。

 

打ったのは須賀くんです。


2点タイムリ二塁打です。

 

私は打った姿より、

彼のユニフォームに見とれていました。


いやー、見事なユニフォームだ。

 

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2003年7月20日 市原臨海球場にて

 

そして、ホームを踏んだのは保坂くんです。

 

保坂くんも泥だらけです。

 

彼は1塁にヘッドスライディングしたのです。

 

そういえば、このビッグイニングは、

彼のヘッドスライディングから始まったのだ。

 

そのときの泥ユニフォームのままホーム生還だ。

 

泥だらけのユニフォームが打ち、

泥だらけのユニフォームが帰る。

 

気持ちの良い光景だ。

 

高校野球はこれでなくっちゃ。

 

スタンドのお嬢さんたちも大喜びです。

 

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2003年7月20日 市原臨海球場にて

 

(写真) 2003年7月20日 市原臨海球場にて撮影

 


5.一人ひとりに問う「味のある野球とは」(拓大紅陵・小枝監督)

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2003年6月8日 袖ヶ浦球場にて

 

拓大紅陵の小枝(こえだ)監督の言葉です。

 

な小枝監督は、

今年(2019年)1月にご逝去されました。


謹んでご冥福をお祈りします。

 

なお、小枝監督の追悼記事は下記をご覧ください。

 

kawa2496.hatenablog.com

 

千葉県南部地区大会/決勝で、

志学館に負けた直後のベンチでのことです。

 

監督はこう言いました。

 

「味のある野球とは?」

 

拓大紅陵の野球とは?」

 

一人ひとりに、

そう問いかけていました。

 

それ以上のことは言いませんでした。

 

問いかけだけで、

答えは言いませんでした。

 

監督は、いつもこうです。

 

答えは自分で考えさせるのです。

 

「味のある」、「拓大紅陵らしい」

 

その答えは何なのでしょうか?

 

①「内容のある野球」

②「中身の濃い野球」

③「次につながる野球」

④「自分で考える野球」

⑤「支え合う野球」

⑥「一丸となった野球」

⑦「高校生らしい野球」

⑧「負けても得るものがある野球」

 

う~ん、どれもあてはまりそうですが、

どれが「正解」なのか、

と問われれば自信はありません。

 

多分、

この答えを考えることが大事なのだと、

おっしゃりたかったのではないでしょう。」

 

それが「考える野球」へ通じるのだと。

 

その「考える野球」で、

普段の生活が変わるし、

練習にも活かされる。

 

監督は、

そう考えたのではないでしょか。

 

(写真) 2003年6月8日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

6.まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その50)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、

球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、

その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、

そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

よく頑張った、それだけでいいじゃないか

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 


今回は、

普段の生活について考えてみます。

 

結果はすべてではありません。

 

この言葉について考えてみたいと思います。

 

世の中、何だか「ぎすぎす」していませんか。

 

何かにつけて、

「結果」だけで評価します。

 

① 仕事の結果

② 試験の結果

③ 試合の結果

 

その結果が出るまでには、

途中のプロセス(経過)があります。

 

「結果」「途中のプロセス」


さて、

 

本当に「結果」だけが大事なのでしょうか?

 

それが、今回のテーマです。

 

 

 

 

 

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1.結論

私の結論は下記です。

 

1)「結果」がすべてではありません。

 

そうなんです。


結果は大事です。

しかし、結果がすべてではありません。


結果が悪くても、それだけで「ダメ」ではありません。

 

逆に結果が良くても、それだけで「良かった」とはいえません。

 

2)「結果」、「プロセス」
この両方が大事です。

 

そうなんです。


「結果」だけとか、
「プロセス」だけとか、で評価するものではありません。

 

両方が大事なのです。

 

世の中には「よいプロセス」、「よい結果」があるのです。

 

この両者が重なって、

「本当に良かった」となるのです。

 

3)どちらだけが大事だ、

ということはありません。

 

これでお分かりでしょう。

結果だけで評価するのは間違っています。

 

同じく、「プロセス」だけで評価することも間違っています。

 

ここのところを、

よく頭に入れておいてください。

 

3)大事なのは、

「結果」でも「プロセス」でも、

それを、次に活かせるかです。

 

人生は長いものです。


1回の結果だけではありません。


いろいろな出来事が続きます。

 

その複数の出来事の中で、

人間は成長するのです。

 

ということは、個々の出来事を「どう活かす」かです。

 

個々の結果やプロセスで一喜一憂しても始まりません。

 

ようは「積み重ね」です。

 

だから、

個々の結果やプロセスを活かすことが、

大事なのです。

 

では、「結果とプロセス」について、

個々のケースについて分析していきましょう。

 

2.「結果」良し、「プロセス」良しの場合

「プロセス」も頑張って、「結果」も良かったケースです。


これが最高のケースですね。

 

努力が実った!


皆さんも異論はないと思います。

 

全部が全部、このケースになればよいのですが、

そうは行きません。

 

とくに、試合のような勝負事では「勝者」と「敗者」があります。

 

つまり、
「結果」の「良い(勝者)」と「悪い(敗者)」があるのです。

 

だから、

全部が全部このケース(「プロセス」も「結果」も「よい」)とななりません。

 

ここが、世の中の厳しさです。

 

3.「結果」ダメ、「プロセス」良しの場合

「プロセス」は頑張ったが、「結果」が良くなかったケースです。


つまり、努力が報われなかったときです。

 

世の中には、このケースが一番多いと思います。

 

このときに、どう考えるかです。

 

① たまたま運が悪かっただけ。

② 努力が足りなかった。

 

そうですね。
私は、
「②努力が足りなかった」
をおすすめします。


そのほうが、次につながるからです。

 

本人には「つらい」ようですが、

人生は長いものです。

 

1回の結果で一喜一憂しないでください。

 

それよりは、今回の結果を活かすことを考えましょう。

 

そのためには、まず反省です。

 

なぜ、今回はうまくいかなかったのか。

 

なぜ、負けたのか。

 

それを考えるのです。

その反省を次に活かすのです。

 

4.「結果」良し、「プロセス」ダメの場合

「プロセス」はそんなに頑張らなかったのに、

「結果」がうまくいったときです。

これもよくあるケースです。

このケースになった理由を考えてみましょう。

 

① 適当にやっても結果が出るんだ。

⇒ たしかに、適当にやっても結果は出ます。


ただ、それで自分は満足でしょうか。


もし、それが試合だったら、

相手に悪いと思いませんか。

 

② いや、今回はたまたま運が良かっただけだ。

⇒ 力は出し切れなくて結果がよかったのは、

「ただの運が良かった」と考えることです。

 

これも考え方ですが、

次につなげることを考えると、

②のほうがよいでしょうね。

 

つまり、結果は実力ではなくて、

そのときの「運」だと考えることです。

 

そうすると、次回はこうなります。

 

実力を出し切ろう!

 

ちなみに、①では進歩がありません。

 

今後どこかで、大失敗する危険性があります。

 

5.「結果」ダメ、「プロセス」ダメの場合

「プロセス」もダメで(適当にやったから?)、

「結果」もダメ(結果が出なかった)ケースです。


私はこれはこれで「良い」と思っています。

 

① 「プロセス」で頑張らなかったので、

「結果」が良くなかった。

 

⇒ 当然の報いです。

 

と、自己反省するからです。


これも、次につながりますよね。

 

6.まとめ

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どうでしたか。

 

少しは「結果」にとらわれないようになりましたか。

 

むしろ、

その過程(プロセス)のほうが大事だということがお分かりになったと思います。

 

1)仕事ではそうはいかない。

たしかに、仕事では結果至上主義です。

 

結果がわるければ、会社は評価してくれません。

 

それは「百も承知」です。

 

でも、結果だけにこだわると、

人間関係がぎくしゃくします。

 

会社では評価されても、周りには人が寄ってこない。

 

こんな人を私は何人も見てきました。

 

そんな人が家庭でどんな生活をしているのか。

 

子どもさんとどんな会話をしているのか。

 

何となく心配になったのを覚えています。

 

2)でも、たかが仕事でしょう。

そうなんです。

結果至上主義といっても、

たかが仕事です。

 

結果重視のために「失うもの」があるとすれば、

その価値観を変える必要があります。

 

たかが仕事です。

 

3)むしろ人生のほうが大事です。

私は、仕事より大事なものがあると思っています。

 

それは、「人生」です。

 

自分の気持ちに正直に生きることです。

 

あわよくば、

人に喜んでもらえる生活をすることです。

 

4)最期に笑って。

人に喜んでもらい、

その喜ぶのをみて、自分も嬉しくなる。

 

それだけで、人生は大成功です。

 

そして、

息を引き取るときに、

笑ってあの世に旅立ちたいものです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その50)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その50)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、

写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、

その場で確認できないのがつらかった。

 

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

 

その間の長いこと。

 

しまいには、

シャッターを押したときの感動が

薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

 

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

 

その場で確認ができるからです。

 

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、

ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって、

撮影枚数は飛躍的に増えました。

 

その膨大な写真のなかから、

私なりにピックアップさせていただきました。

 

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

 

私、小難しいのは嫌いです。

 

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.お城の下で野球

 

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2007年8月11日 一宮商業にて

 

津高校の練習試合にお邪魔しました。

 

といっても遠征です。

 

いわゆる「アウェイ」ていうやつです。

 

行き先は一宮商業です。

 

ここ一宮商業の近くには城跡が沢山あります。

 

その城跡を背景に撮ったのが上の写真です。

 

少し幻想的でしょう。

昔の武士でも出てきそうです。

 

あるいは、
殿様が城の上から野球を見ているような、

そんな光景を錯覚してしまいそうです。

 

都会では絶対に味わえない光景です。

 

車や電車の音も聞こえません。

 

聞こえるのは球児達の叫ぶ声と打球の音だけです。

 

いいですね、こういう環境。

 

思う存分野球に集中できます。

 

おっと、
あまりうるさくすると、

殿様が目を覚ますかね。

 

(写真) 2007年8月11日 一宮商業にて撮影


2.ラガーマンが語るラグビーの魅力

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2007年9月2日 志学館にて

 

今回はラグビーを取り上げます。

 

というのは、

ラグビーほどルールとマナーを尊ぶスポーツはないからです。

 

1チーム15人ですので、

両チーム30人で戦います。

 

それをレフリー一人でジャッジするのですから、

選手ひとり一人の自覚が必要になってきます。

 

レフリーが見ていないところで、

ルール違反をするなんてことは、

絶対にありません。

 

ラフプレーもありません。

 

どこかのスポーツとは雲泥の差です。

 

ラグビーは英国で誕生したスポーツです。

 

英国といえば「紳士」の国です。

 

その英国生まれのラグビーです。

 

「紳士」でなければ、

ラグビーをやる資格はありません。

 

あの巨漢です。

 

暴れたりされたら、

これ以上に恐くてやっかいなものはありません。

 

でも安心してください。

 

みんな気の優しい人ばかりです。

 

ホント根は優しい人ばかりです。

 

えっ、それってホントなの?

 

はいホントです。

 

だって、私もラガーマンです。

 

(写真) 2007年9月2日 志学館にて撮影


3.きれいなお母さんたち

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2013年1月27日 周西小学校にて

 

周西クラブにお邪魔しました。

 

周西クラブは君津市にあります。

 

今日は6年生を送る会です。

 

チーム内の親善試合のようです。

 

ですので、
父兄の応援が沢山きています。

 

とりわけ、
お母さんがたが多いこと。

 

黄色い声を張り上げています。

 

「△△くん、がんばってーっ」

 

しかも、
超身近ですので、

選手たちは力が入ります。

 

というより、

力が入りすぎです。

 

緊張している子もいます。

 

しかし、楽しそうですよね。

 

選手本人より、

お母さんたちのほうが楽しそうです。

 

いいですね。

 

こういう雰囲気。

 

ストレス解消に最高です。

 

少年野球はこうでなくっちゃ。

 

(写真) 2013年1月27日 周西小学校にて撮影


4.あっ、足が!

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2005年9月4日 富津ふれあい球場にて

 

志学館の選手です。

 

一塁を回ったところで、足を痛めたようです。

 

座り込んだ横顔は苦痛にゆがんでいます。

 

鼻の頭から落ちているのは「汗」のようです。

 

たぶん「脂汗」でしょう。

 

かなり痛そうです。

 

しかし、
本人の口から、

「痛い」などの言葉は出ませんでした。

 

自分の体より、
試合の方が大事だからです。

 

しかも、負けている試合です。

 

何とか、自分の力で逆転したい。

 

今考えているのはそのことだけです。

 

負傷退場なんて絶対にいやだ。

 

彼の横顔からそんな闘志が伺える。

 

その気迫がチームに火をつけた。

 

さあ、反撃だ!

 

(写真) 2005年9月4日 富津ふれあい球場にて撮影


5.まなざし

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2008年9月13日 坂田小(君津)にて

 

少年野球チームにお邪魔しました。

 

シートノックのようです。

 

捕球をする少年のまなざしが印象的でした。

 

美しい瞳です。

 

ただひたすらボールを見つめています。

 

純粋な目です。

 

すいこまれそうです。

 

少年野球はこの純粋さが最高です。

 

技術うんぬんより、

いかに野球に打ち込むかです。

 

野球に打ち込むということは、

野球を楽しむことです。

 

野球を楽しむということは、

野球が好きになることです。

 

好きになれば、

真剣になります。

 

真剣になれば、

うまくなります。

 

うまくなれば、

もっと野球が好きになります。

 

野球が好きになれば、

野球がうまくなります。

 

野球は、

この「好き」と「うまくなる」の繰り返しなのです。

 

そう、写真の少年のように。

 

そして、これは野球に限った話ではありません。

 

勉強でもそうです。

 

美しい純粋な目。

 

ずっと持ち続けてくださいね。

 

(写真) 2008年9月13日 坂田小(君津)にて撮影


6.ラグビー、トライは派手だがそのあとが地味

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2002年1月12日 志学館にて

 

再びラグビーの話題です。

 

高校野球の取材に行ったのですが、

そこでラグビーの試合を見かけたので、

そちらに気をとられてしまいました。

 

野球もいいのですが、

スピード感でいうとラグビーにはかないません。

 

ラグビーをひと言で言うと、

「男の中の男」のスポーツです。

 

確かに、「野蛮な」ところがありますが、

私はそんなところが好きです。

 

さて、写真ですが、

トライした瞬間を捉えました。

 

捨て身の見事なトライです。

 

しかし、
トライした選手は決して喜びません。

 

むしろ「ばつ」が悪そうに、

自陣に帰ります。

 

最後の一番美味しいところを、

もらったということで、

「ばつ」が悪そうです。

 

そうなんです。


ラグビーは全員でボールを前に運びます。

 

その最後が「トライ」ですが、

最後のトライより、

途中のプレーが大事なのです。

 

捨て身のタックル、セービング、パス、キック・・。

 

そのすべてがあってからこそ、

最後のトライにつながるのです。

 

「全員ラグビー」なのです。

 

One for All(みんなのための一人)

 

ラグビーの魅力はそこにあります。

 

トライは派手ですが、そのあとが地味です。

 

 

決してガッツポーズなどはしません。

 

そうなのです。

 

トライはみんなのおかげなのです。

 

自分一人の手柄ではありません。

 

だから、
トライしてもガッツポーズはしません。

 

地味に味方の所へ戻って行きます。

 

(写真) 2002年1月12日 志学館にて撮影

 

7.まと

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どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、

面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

7-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、音も声もありません。

 

その一瞬の中から、

生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

7-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、

何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」必要になってきます。

 

7-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、

普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その39)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その39)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、

写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

 

いわゆるフィルムカメラですね。

 

その「フィルムカメラ」を持って、

よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

 

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

 

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、

その場で確認できないのがつらかった。

 

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

 

その間の長いこと。

 

しまいには、

シャッターを押したときの感動が、

薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、

ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

 

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

 

その場で確認ができるからです。

 

ただし、カメラのモニターは小さいので、

確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、

ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって、

撮影枚数は飛躍的に増えました。

 

その膨大な写真のなかで、

私なりにピックアップさせていただきました。

 

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

 

私、小難しいのは嫌いです。

 

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.何だか変、女子マネだけで球拾い

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2003年9月1日 君津高校にて

津高校で撮った写真です。

 

どこにもあるような光景ですが、

何か心を打たれるものがあり、

シャッターを押しました。

 

野球部のマネージャーさんですね。


二人のマネージャーさんが、

揃って球拾いをしています。

 

周りには誰もいません。

 

トスバッティングのあとでしょうか。

 

散らかったボールの片付けは、

マネージャーさんの仕事のようです。

 

しかも、

それを苦にしている様子もありません。

 

ちょっと待ってください。

 

何だかおかしくないですか?

 

ボールを散らかしたのは、

トスバッティングの練習をした選手たちだ。

 

だったら、
そのボールの片付けは、

選手たちが行うのがスジではないのか。

 

何かワケでもあったのだろうが、

それでもおかしい。

 

たしかに、写真は善意の象徴であるが、

その陰に「サボっているヤツ」がいる。

 

それは見逃せません。

 

高校野球とは思いやりの精神です。

 

それを、
一方的に相手の思いやりに甘えていては、

もはや高校野球とは言えません。

 

写真を撮りながら、

ふとそんなことを考えてしまいました。

 

それにしても献身的なマネージャーさんには脱帽です。

 

でも、

その献身的なマネージャーさんに甘えることが
あってはなりません。

 

感謝すべきです。

 

それを怠っては野球をする資格はありません。

 

(写真) 2003年9月1日 君津高校にて撮影


2.梅雨を彩る花と言えば・・

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2012年6月23日 志学館にて

 

6月といえば「梅雨」ですね。

 

「梅雨」は、じめじめして嫌ですね。

 

気持ちまでが落ち込んでしまいます。

 

しかし、一つだけ楽しいことがあります。

 

それは紫陽花(あじさい)に会えることです。

 

梅雨といえば、紫陽花(あじさい)。

 

紫陽花(あじさい)といえば、梅雨です。

 

からっと晴れた日の紫陽花(あじさい)なんて、

興ざめです。

 

やっぱり紫陽花(あじさい)は雨降りが似合います。

 

そこで、写真です。

 

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2012年6月23日 志学館にて

 

いずれも、

野球の取材の帰りに撮影しました。

 

誰も通らない土手の片隅に咲いていました。

 

色は青が多いようですが、

白や赤(ピンク)もあるようです。

 

形も、

昔馴染みの丸いボタン型(写真上)だけでなく、

円盤型(写真下)もあるようです。

 

花の色は、

土壌のpH(酸性度)によって変わるようです。

 

一般に、

「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」

になるらしい。


リトマス試験紙とは逆ですね。

 

ちなみに、花言葉は以下です。

 

「辛抱強い愛情」

「一家団欒」

「家族の結びつき」

 

この花言葉
誰がどんな理由で付けたのでしょうか。

 

うっとうしい日に紫陽花(あじさい)を眺めながら、

この花言葉を考えてみるのも風流でいいかもね。

 

(写真) 2012年6月23日 志学館にて撮影


3.ブラバンの女の子、たくましい!

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2003年7月24日 袖ヶ浦球場にて

高校野球の試合で見かけた光景です。

 

ブラバンです。

 

高校野球の応援ではチアと同じくらい、

欠かせない大きな存在です。

 

それにしても、
これは大きな楽器ですね。

 

それを男の子ならまだしも、

女の子が吹いていますよ。

(と、女の子に見えたのですが、

間違っていたらごめんなさいね)

 

重たそうです。

 

この楽器は「スーザフォン」といいます。

 

英語では「sousaphone」と書きます。

 

ちなみに私は、

中学時代はブラバンに所属していました。

 

スーザフォン」という名前は下記から来ました。

 

この楽器は、

アメリカの大作曲家「スーザ」が考案しました。

 

だから「スーザ」と付けたのですね。

 

大型のバルブ式低音金管楽器です。

 

重さは、約10㎏もあります。

 

アメリカの大作曲家「スーザ」はご存じでしょう。

 

「スーザ」の代表的な曲に、

星条旗よ永遠なれ」や、
ワシントン・ポスト

などがあります。

 

行進曲ばかりを作曲しましたので、

世界中から「マーチ王」と称されています。

 

さて、写真ですが・・

この「スーザフォン」を、

女の子(?)が吹いていたのは驚きです。

 

この楽器は低音域を受け持ちます。

 

ゆえに大きな肺活量が求められます。

 

それを女の子がね。

 

しかも、パートとしては地味です。

 

トランペットのように、

メロディー域を受け持つことは殆どありません。

 

しかし、料理でいうと「隠し味」のような存在で、

なくてはならないパートです。

 

考えてみてごらんなさい。

 

トランペットのような、

「キンキン」な音ばっかりであれば、

うるさくて聞くに堪えられません。

 

そこを、
低音でやさしく包むのが、

スーザフォン」の役割なんです。

 

分かりやすくいうと、

「縁の下の力持ち」っていうとこです。

 

スーザフォン

 

皆さんも覚えていてくださいね。

 

(写真) 2003年7月24日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.我慢できずに女の子が・・

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

薬園台高校です。

 

千葉県船橋市にあります。

 

県立高校です。

 

この日の試合は惜しくも負けましたが、

先取点をとるなど途中まで互角の戦いでした。

 

しかもマナーもよく、

点差が開いても、

笑顔を忘れない気持ちの良いチームでした。

 

しかし、

その笑顔もゲームには勝てませんでした。

 

出るのは涙と泣き声ばかり。

 

頑張った分だけ涙が出るんですね。

 

一人が泣くと、

ほかの選手まで泣き出してしまいます。

 

しばらくは、

とりつくろうこともできない始末です。

 

そういっているうちに、

小さな女の子が、

泣いている選手のそばに。

 

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

妹さんでしょうか。

 

悲しい姿に見かねたのでしょう。

 

その女の子も悲しそうでした。

 

高校野球の最後はいつもこうなのです。

 

最後は涙なのです。

 

(写真) 2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.カメラマンがカメラマンを写す

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2013年7月15日 袖ヶ浦球場にて

 

球場で見かけた光景です。

 

選手の親御さんでしょうか。

 

それとも、

保護者会の広報担当でしょうか。

 

あまりにも熱心に写真を撮っている姿に、

感心してしまいました。

 

そこで、

思わずこちらもシャッターを・・。

 

カメラマンがカメラマンを写すって変な感じです。

 

フェンスの間からレンズをのぞかせて、

食い入るように選手を追っかけていました。

 

そこまでやるか?

 

と、

何だかライバル意識が燃えてきました。

 

よし、こっちも頑張るか。

 

負けちゃいられない。

 

こちらもよい刺激をいただきました。

 

ママさんカメラマンさんありがとう。

 

お互いにがんばりましょう。

 

(写真) 2013年7月15日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

6.まと

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どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、

面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

6-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

動きもなければ、

音も声もありません。

 

その一瞬の中から、

生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

6-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」

必要になってきます。

 

6-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、

普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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デジカメ 防水 防水カメラ デジカメ 水中カメラ デジタルカメラ デジカメ スポーツカメラ フルHD 1080P 防水デジタルカメラ 24.0MPデュアルスクリーン オートフォーカス デジカメ 水に浮く

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Nikon デジタルカメラ COOLPIX A100 光学5倍 2005万画素 シルバー A100SL


Canon デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X9」ダブルズームキット (ブラック) EOSKISSX9BK-WKIT

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その49)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その49)」

です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、

100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には、

私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と、

いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

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1.たった3時間で俺たちの夏が終わった

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2002年7月12日 千葉マリンスタジアムにて

 

敗戦校の姿を見るのはつらい。


このシーンだけは勘弁して欲しい。

 

しかも、

この敗戦シーンには特別な訳がある。

 

君津青葉高校は開会式直後の第1試合であった。


相手は強豪・中央学院である。

 

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2002年7月12日 千葉マリンスタジアムにて

 

8回からマウンドに立った、

エース・藤本くんが打たれてしまった。


多分体調でも悪かったのだろう。

 

言い訳はよそう。

 

失点「5点」は痛かった。


君津青葉高校には重すぎる点数であった。

 

最終回に1点は返したが、

反撃はここまでだった。

 

あっけない「夏」であった。

 

わずか3時間前に、

ここで開会式があったばかりだ。


この地を堂々と行進したばかりだ。

 

そのときは希望に満ちあふれていた。


何でもできそうな、

そんな自信のようなものもあった。

 

そのこの場所で、
この場所で悲しい涙を流すなんて。

 

信じられない。


信じられないが、これが現実だ。

 

俺たちの「夏」は、

たったの3時間で終わった。

 

たったの3時間でだ。

 

(写真) 2002年7月12日 千葉マリンスタジアムにて撮影


2.1点の重み、このときほど感じたことはない

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2002年7月20日 青葉の森野球場にて

 

野球は1点の差でも勝負は決まる。


その勝負の1点がいつ飛び出すか、

誰にも予測がつかない。

 

写真を見てもらおう。

 

市立松戸 対 中央学院である。

 

4点ビハインドで迎えた7回表。

 

この回は、

市立松戸 にとっては「ビッグイニング」であった。

 

一気に3点を返して「行け行け」の雰囲気であった。


バッター石井くんの打球は、

センターの頭を越す大飛球となった。


センターオーバーになれば「逆転」である。

 

ところが、

ここで「奇跡」が起きた。

 

その打球をセンター永山くんが捕ったのである。
(写真左上)


超ファインプレーである。

 

捕られた市立松戸 は、

悔やんでも悔やみきれないシーンだ。

 

試合はこのまま3対4で終わった。

 

まさに、
あの7回の攻防が勝負を決めたのである。

 

そうなのだ。


勝負は一瞬のプレーで決まる。

 

あのときの一振り


あのときの走り


あのときのグローブの出し方

 

しかし、
「あのとき」は戻って来ない。

 

その瞬間瞬間が勝負なのだ。

 

それが分かってプレーすること。


それを意識して練習すること。

 

それでも後悔はついてくる。

 

だがあきらめるな。


いつかは、それを超すときがくる。


そう、あのセンターのように。

 

(写真) 2002年7月20日 青葉の森野球場にて撮影


3.敗戦の将、人前では泣かず

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2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて


君津青葉高校です。


夏の大会、1回戦で敗退しました。


それも6回コールドである。

 

しかし、

2点返して、

5回までは互角の戦いであった。

 

強豪・東海大市原望洋高校を相手に良く戦った。


ご苦労様だ。

 

とりわけ、

キャプテンが頑張った。

 

監督と選手の中継役だ。


選手の個性を知り尽くし、

選手のやる気を引き出した。

 

さて、写真を見ていただこう。


勝者による校歌斉唱である。

 

バックで見守る君津青葉ナイン。

 

マネージャーの横がキャプテンだ。

 

小笹(こささ)くんだ。

 

凛とした姿がいい。

 

下の写真はその直後、

球場外で撮らせたもらった小笹(こささ)くんだ。

 

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2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて


監督から一声かけられた。

 

「小笹(こささ)、お疲れさん」

 

とたんに涙が流れた。

 

選手の前では見せなかった涙だ。

 

人には言えない苦労がこみ上げてきたのだろう。

 

しかし、人前では彼は泣かなかった。

 

キャプテンとはそういうものなのだ。

 

(写真) 2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.屈辱、無得点最短コールド負け

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2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて

公式戦で、

もっとも屈辱的な負け試合は、

コールド試合である。

 

そのコールド試合が成立したときのシーンが、

上の写真である。

 

5回裏、

9点差でリードしている、

茂原農業が10点目を入れたシーンである。

 

ちなみに、
負けている相手チームは無得点であった。

 

なんとかコールドを免れようとした、

懸命のバックホームも間に合わなかった。

 

コールド試合は5回以降に成立する。

 

5回終了 : 10点以上の点差
6回終了 : 10点以上の点差
7回終了 : 7点以上の点差
8回終了 : 7点以上の点差

 

また、

悪天候によるコールド試合もあります。


次の二つの条件が成立した時です。

 

7回が終了していること。

悪天候で試合続行が不可能であること。

 

なお、
勝戦と全国大会(甲子園)では、

コールド試合はないようです。

 

コールド試合って、

悪天候以外は屈辱ですね。

 

やっているほうも見ているほうも。

 

もちろん、

本人たちは力一杯やっていますし、

その闘志は胸を打ちますが。

 

(写真) 2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.最終回、2点差をひっくり返す

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2003年7月15日 袖ヶ浦球場にて

高校野球は、終わるまで分からないものだ。


この試合もそうだった。

 

2点差をつけられていた京葉工業が、

ひっくり返したのだ。


しかも9回の表だ。

 

土壇場でだ。

 

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2003年7月15日 袖ヶ浦球場にて

9回表、
近澤くんが、
ライト線へ2点タイムリ二塁打を放ち同点へ

(上の写真)。


3対3だ。

 

このあと、
葛岡くんのレフト前安打により2点が入り逆転した。


この葛岡くんのレフト前安打は微妙だった。


一見、レフトが打球を捕ったように見えたが、

それは「ショートバウンド」だった。

 

ダイレクトキャッチではないので安打となった。

 

守備側から見れば「不運」としかいいようがない。

 

ここは、
攻撃側の京葉工業に勢いがあったというべきか。

 

もちろん、審判の判定は正確で公平だ。


一番近くで見ているからだ。


誤審ではない。

 

結局京葉工業は、
この回(9回表)一気に4点を入れた。


大逆転だ。

 

試合は、この勢いのまま終わった。

 

負けた東金高校は、
今でも負けた実感はしていないであろう。

 

高校野球とはそんなものだ。

 

勝負は終わるまで分からない。

 

(写真) 2003年7月15日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

6.まとめ

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どうでしたか。 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その49)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、

そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その48)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その48)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、

100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、その写真の中には、
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と、

いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.逆転サヨナラ、う~ん出る言葉がない

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2014年7月14日 袖ヶ浦球場にて

 

高校野球で逆転サヨナラほど、

劇的で涙を誘うシーンはありません。

 

その一つを紹介しましょう。

 

◇時期:2014年7月14日
◇場所:袖ヶ浦球場(千葉県)
◇試合:学館船橋 vs 茂原樟陽(もばらしょうよう)
◇スコア:4 対 6 
延長12回、茂原樟陽(もばらしょうよう)の逆転サヨナラ勝利。

 

この試合は接戦だった。


9回を終わって4対4の同点だ。

 

そのまま延長戦に突入した。

 

先に動いたのは学館船橋だった。


12回の表、2点を追加した。


この時点で、

6対4で、学館船橋の2点リードだった。

 

普通だったら、

このまま試合終了となるところだった。

 

しかし、ドラマはここから始まった。

 

12回の裏、

茂原樟陽(もばらしょうよう)は1点を返して、

6対5と、1点差に追いついた。

 

しかも、まだチャンスが続く。


走者二、三塁だ。

 

ここで長打が出た。

 

一気に走者2人が帰り、

長い死闘に決着がついた。

 

勝ったチームは嬉しかろう。


負けたチームは悔しかろう。


いえ、負けたチームは、

今でも負けた実感がないだろう。

 

夢のような試合だった。


でも夢ではない。


現実だ。

 

これが、現実なのだ。

 

(写真) 2014年7月14日 袖ヶ浦球場にて撮影


2.重圧に耐えた、そのガッツポーズがすべて

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2002年7月4日 袖ヶ浦球場にて

 

1点差を何とかしのいだ。


我慢のマウンドであった。

 

一時は、リードが4点もあったのだが、

気がついて見れば1点差である。

 

じわじわと追い上げられた。

 

しかも、
5回以降、味方打線は沈黙のままだ。

 

いやな展開だ。

 

あとはオレが守るしかない。

 

この1点差を守るだけだ。

 

そういって、

投げ抜いたのが冒頭の写真だ。

 

喜びもひとしおだ。

 

エースでキャプテン。

 

その重圧は、他人では計り知れない。


よく投げ抜いた。

 

この大一番でよく投げ抜いた。

 

よくやった。


これもみんなのおかげだ。


応援のおかげだ。

 

ありがとう。

 

(写真) 2002年7月4日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.野球にはタラレバは通用しない

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2002年7月14日 袖ヶ浦球場にて

 

結果的には、

この1点の攻防で勝負が決まった。

 

攻撃の柏西(かしわにし)は3点をリードしていた。

 

そのリードで気を許したのではあるまい。


心のどこかに、

隙(すき)があったのでもあるまい。

 

ホームに突っ込んだ柏西(かしわにし)の走者は、

アウトになった。

 

終わってみれば、3対4である。

 

この1点の有無が勝敗を分けた。

 

たかが1点である。

 

しかも、

回はまだ序盤の2回であった。

 

挽回のチャンスはあったはずだ。

 

しかし、狂った歯車は、

そう簡単には元に戻らなかった。

 

あそこで、セーフになっていタラ。

 

あそこで、
無理をしてホームに突っ込んでいなけレバ。

 

野球はタラレバは通用しない。


あとになってからでは遅い。

 

だから後悔というんだ。

 

いつも冷静さと大胆さ。

 

いつも200%の力。

 

やるときは、とことんやる。


悔しい思いをしたくなかったら、

タラレバはやめろ。

 

今を、とことんやるんだ。

 

(写真) 2002年7月14日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.カメラがとらえたキャプテンの表情

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2002年7月13日 袖ヶ浦球場にて

 

少しセンチな話題を。


志学館の生田(いくた)主将です。

 

大会の約1ヶ月前にケガをしました。


右の肘(ひじ)です。

 

ギブスが取れたのは大会直前。

 

もちろん、試合には出られません。

 

本来なら内野の要(かなめ)のショートで、

名実ともにチームを引っ張っていました。

 

ところが、

大事な試合なのにベンチなのです。

 

私も、ふとそのことが気になり、

カメラを向けました。(上の写真)

 

写真の一番手前が生田くんです。

 

一人だけ長袖のシャツを着ています。

 

多分、傷跡を気遣っていたのでしょう。

 

表情がさえません。


さびしそうです。

 

当然です。


ひとり蚊帳の外だからだ。

 

しかも、大事な夏の大会だ。

 

「こんな、はずじゃなかった」

 

と、嘆いてもしかたがあるまい。

 

これが試練だ。


これが運命だ。

 

世の中には、もっとつらいことがある。


それを我慢している人もいる。

 

それを考えるいい機会だ。

 

神様は、それを君に与えたのだ。

 

そうでも考えないと、

やってられないだろう。

 

腐るな。


恨むな。

 

これが現実なんだ。

 

(写真) 2002年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.選手宣誓、いよいよ「夏」の始まりだ

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2003年7月12日 千葉マリンスタジアムにて

 

開会式で一番緊張し盛り上がるのが、

「選手宣誓」である。


抽選会で、

その年の大会番号をひいたチームの主将が、

その光栄にあずかる。

 

そのくじをひいたのは、

「検見川(けみがわ)・仁科主将」だ。

(2003年、85回大会)

 

この機会は一生に一度しかない。


仁科主将を中心に、

出場校のキャプテンたちが周りを取り囲んでいる。

 

そのなかで選手宣誓を行うのである。

 

「せんせーい」

 

観衆が静まりかえり、

彼のひと声、ひと声に耳を澄ます。

 

緊張の一瞬だ。

 

その緊張が青空に響き渡る。

 

いよいよ大会の始まりでる。

 

笑っても泣いても、

3年生にとっては最後の大会である。

 

燃えて燃えて、

燃え尽きようぜ。

 

(写真) 2003年7月12日 千葉マリンスタジアムにて撮影

 

 

6.まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その48)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、

そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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「余裕」と「無駄」は紙一重、じゃあどこがどう違うの?

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「余裕」と「無駄」について考えてみます。

 

余裕と無駄、

この両者は非常に似ています。

 

似ているどころか、

同じものを指しているのですが、

人によって、

それが「余裕」になったり、

「無駄」になったりしまっす。

 

しかも、

両者は意味がまったく正反対なのです。

 

「余裕」:肯定的な意味を持っています。

 

「無駄」:否定的な意味を持っています。

 

たとえば、こうです。

 

1)行動

◆「余裕」のケース。

対象を時間にしましょう。

 

たとえば会社に行くとします。

 

始業ぎりぎりではなく、


30分程度の余裕を持って家を出るとします。

 

これが「余裕」ですね。

 

途中、何があってもいいように、

30分程度の「余裕」を持たせるワケですね。

 

◆「無駄」のケース。

一方で、あまりに「余裕」を長く持つと、

(たとえば、このケースでは1時間とか)

これは「無駄」になります。

 

これだと、出勤途中になにもなければ、

1時間も早く会社に着きます。

 

その間、なにもすることがなければ、

この時間は「無駄」になります。

 

2)お金

◆「余裕」のケース。

たとえば、

会社におけるプロジェクト予算を例にとりましょう。

 

プロジェクトですので、

途中でなにが起きるか分かりません。

 

計画変更や見積漏れ等です。

 

そのために、
予算に少し(10%ほど)余裕をもたせることがあります。

 

これが「余裕」です。

 

◆「無駄」のケース。

一方で、

このプロジェクト予算を必要以上に多くすると、

それは「無駄」になります。

 

本来なら余ったお金を他のプロジェクトに回せるのが、

それができなくなります。

 

お金を失うワケではありませんが、

ほかに回せないという意味、

すなわち「機会損失」という意味で、

「無駄」になります。

 

3)品物

卑近な例として、
ご飯をたくときの「お米の量」を考えてみます。

 

◆「余裕」のケース。

家族の食べる量の変動を考慮して、

少し「多目」に炊く。


この「多目」が「余裕」です。

 

◆「無駄」のケース。

家族の食べる量の変動を多く見過ぎて、

必要以上に「多く」炊くと、

ご飯が余ってしまいます。

これが「無駄」になるケースです。

 

 

 

 

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1.目的は同じはず

上の例でお分かりのように、

「余裕」でも「無駄」でも目的は同じです。

 

①出勤時の時間:

こちらは出勤途中に何か(事故などが)あったことを

考えてのアクションです。

 

つまり、

不測な事態に備えて時間に余裕をもたせる。

 

これが目的です。

 

②予算の例:

こちらは、

プロジェクト実行時の予算消化に、

予定外のことが起きることを想定して、

予算を「プラスα」することです。

 

つまり、
想定外の予算増に備えることが、

「目的」です。

 

同じ目的なのですが、

状況次第で「余裕」になったり、

「無駄」になったりするのです。

 

③炊くご飯の量:

こちらの目的は、

 

「ご飯が足らなくならないように」

 

です。

 

食べる人がいつもより多く食べたとしても、

 

「あれっご飯がなくなった」

 

とならないようにすることです。

 

この同じ目的なのですが、

多く炊きすぎると、

ご飯が余ってしまって、

「無駄」になります。

 

 

2.どこで違いが出るの?

では、この「余裕」と「無駄」の違いは、

どこで出るのでしょうか?

 

1)ポイントは当たり外れ。

違いのポイントは「当たり外れ」です。


予想の当たり外れです。

 

これをケースごとに考えてみます。

 

①外れなし(ぴったりのとき)

「外れなし」はぴったりの時です。


時間通りに会社についた、

予算どおりに消化したときのケースです。

 

このときは、

「余裕」は必要なかったことになります。

 

従って、

「余裕」自体が「無駄」になったことになります。

 

②外れが小さきとき。

予想通りの「外れ」があったときです。

 

このケースでは「余裕」の奏功したことになります。

 

③外れが大きいとき

予想以上に外れたときです。

 

結果的には「無駄」が奏功したともいえますが、

それも、毎回ではないので、この判断は微妙です。

 

2)外れの状況にもよる。

結局、結果論ですが、下記の評価が成り立ちます。

 

結果が・・・。

 

「予想」内におさまった⇒Good

「予想」内におさまらなかった⇒NG

 

3.その境目は?

この「余裕」と「無駄」の境目についてみていきます。

 

1)この境目が難しい。

「余裕」と「無駄」の境目は、

予想が実現する確率に依存しています。

 

その確率をどう読むかで、

その境目が決まります。

 

2)そもそも「境目」が必要か。

この境目ですが、

これは単に「余裕」か「「無駄」かの判断基準となります。

 

では、この「境目」(判断基準)が必要かどうかですが、

これは何ともいえません。

 

そもそも
「余裕」と「無駄」を区別する必要があるか、

その議論になるからです。

 

4.結局は予測精度の問題

本稿の課題は「無駄」をなくすことです。

 

つまり、「余裕」を持ちつつ、

それが「無駄」にならないようにすることです。

 

ということは、目的の変動要因を、

いかに精度良く予測するかです。

 

①出勤時間の変動リスク

 

②予算の変動リスク

 

③ご飯の消費リスク

 

 

5.まとめ

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どうでしたか?

 

たかが「余裕」、「無駄」ですが、

深く掘り下げると面白いでしょう。

 

ここで整理しておきます。

 

◇できるだけ「無駄」をなくしたい。

 

◇しかし、その「無駄」をけちると、

問題発生時のダメージが大きい。

 

◇よって、そこには「最適値」があるはず。

 

◇その「最適値」は教科書には載っていない。

 

◇だから、自分で経験しながら探すしかない。

 

だから、
人生って面白いんですよね。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

 

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少しだけ校正させていただきました。

 

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