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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

「余裕」と「無駄」は紙一重、じゃあどこがどう違うの?

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「余裕」と「無駄」について考えてみます。

 

余裕と無駄、

この両者は非常に似ています。

 

似ているどころか、

同じものを指しているのですが、

人によって、

それが「余裕」になったり、

「無駄」になったりしまっす。

 

しかも、

両者は意味がまったく正反対なのです。

 

「余裕」:肯定的な意味を持っています。

 

「無駄」:否定的な意味を持っています。

 

たとえば、こうです。

 

1)行動

◆「余裕」のケース。

対象を時間にしましょう。

 

たとえば会社に行くとします。

 

始業ぎりぎりではなく、


30分程度の余裕を持って家を出るとします。

 

これが「余裕」ですね。

 

途中、何があってもいいように、

30分程度の「余裕」を持たせるワケですね。

 

◆「無駄」のケース。

一方で、あまりに「余裕」を長く持つと、

(たとえば、このケースでは1時間とか)

これは「無駄」になります。

 

これだと、出勤途中になにもなければ、

1時間も早く会社に着きます。

 

その間、なにもすることがなければ、

この時間は「無駄」になります。

 

2)お金

◆「余裕」のケース。

たとえば、

会社におけるプロジェクト予算を例にとりましょう。

 

プロジェクトですので、

途中でなにが起きるか分かりません。

 

計画変更や見積漏れ等です。

 

そのために、
予算に少し(10%ほど)余裕をもたせることがあります。

 

これが「余裕」です。

 

◆「無駄」のケース。

一方で、

このプロジェクト予算を必要以上に多くすると、

それは「無駄」になります。

 

本来なら余ったお金を他のプロジェクトに回せるのが、

それができなくなります。

 

お金を失うワケではありませんが、

ほかに回せないという意味、

すなわち「機会損失」という意味で、

「無駄」になります。

 

3)品物

卑近な例として、
ご飯をたくときの「お米の量」を考えてみます。

 

◆「余裕」のケース。

家族の食べる量の変動を考慮して、

少し「多目」に炊く。


この「多目」が「余裕」です。

 

◆「無駄」のケース。

家族の食べる量の変動を多く見過ぎて、

必要以上に「多く」炊くと、

ご飯が余ってしまいます。

これが「無駄」になるケースです。

 

 

 

 

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1.目的は同じはず

上の例でお分かりのように、

「余裕」でも「無駄」でも目的は同じです。

 

①出勤時の時間:

こちらは出勤途中に何か(事故などが)あったことを

考えてのアクションです。

 

つまり、

不測な事態に備えて時間に余裕をもたせる。

 

これが目的です。

 

②予算の例:

こちらは、

プロジェクト実行時の予算消化に、

予定外のことが起きることを想定して、

予算を「プラスα」することです。

 

つまり、
想定外の予算増に備えることが、

「目的」です。

 

同じ目的なのですが、

状況次第で「余裕」になったり、

「無駄」になったりするのです。

 

③炊くご飯の量:

こちらの目的は、

 

「ご飯が足らなくならないように」

 

です。

 

食べる人がいつもより多く食べたとしても、

 

「あれっご飯がなくなった」

 

とならないようにすることです。

 

この同じ目的なのですが、

多く炊きすぎると、

ご飯が余ってしまって、

「無駄」になります。

 

 

2.どこで違いが出るの?

では、この「余裕」と「無駄」の違いは、

どこで出るのでしょうか?

 

1)ポイントは当たり外れ。

違いのポイントは「当たり外れ」です。


予想の当たり外れです。

 

これをケースごとに考えてみます。

 

①外れなし(ぴったりのとき)

「外れなし」はぴったりの時です。


時間通りに会社についた、

予算どおりに消化したときのケースです。

 

このときは、

「余裕」は必要なかったことになります。

 

従って、

「余裕」自体が「無駄」になったことになります。

 

②外れが小さきとき。

予想通りの「外れ」があったときです。

 

このケースでは「余裕」の奏功したことになります。

 

③外れが大きいとき

予想以上に外れたときです。

 

結果的には「無駄」が奏功したともいえますが、

それも、毎回ではないので、この判断は微妙です。

 

2)外れの状況にもよる。

結局、結果論ですが、下記の評価が成り立ちます。

 

結果が・・・。

 

「予想」内におさまった⇒Good

「予想」内におさまらなかった⇒NG

 

3.その境目は?

この「余裕」と「無駄」の境目についてみていきます。

 

1)この境目が難しい。

「余裕」と「無駄」の境目は、

予想が実現する確率に依存しています。

 

その確率をどう読むかで、

その境目が決まります。

 

2)そもそも「境目」が必要か。

この境目ですが、

これは単に「余裕」か「「無駄」かの判断基準となります。

 

では、この「境目」(判断基準)が必要かどうかですが、

これは何ともいえません。

 

そもそも
「余裕」と「無駄」を区別する必要があるか、

その議論になるからです。

 

4.結局は予測精度の問題

本稿の課題は「無駄」をなくすことです。

 

つまり、「余裕」を持ちつつ、

それが「無駄」にならないようにすることです。

 

ということは、目的の変動要因を、

いかに精度良く予測するかです。

 

①出勤時間の変動リスク

 

②予算の変動リスク

 

③ご飯の消費リスク

 

 

5.まとめ

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どうでしたか?

 

たかが「余裕」、「無駄」ですが、

深く掘り下げると面白いでしょう。

 

ここで整理しておきます。

 

◇できるだけ「無駄」をなくしたい。

 

◇しかし、その「無駄」をけちると、

問題発生時のダメージが大きい。

 

◇よって、そこには「最適値」があるはず。

 

◇その「最適値」は教科書には載っていない。

 

◇だから、自分で経験しながら探すしかない。

 

だから、
人生って面白いんですよね。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

 

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※更新履歴※

【更新】2021年12月28日
少しだけ校正させていただきました。

 

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