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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

グラウンド片隅の花壇には悲しい話が(大分・楊志館高校)、私の野球取材生活を総括する

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楊志館高校の全景 ウイキペディアより

こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

楊志館高校(大分)の練習風景」です。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

今後も、
このシリーズを続けていくつもりです。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その中から、
印象に残るものをピックアップしました。

 

私の独断と偏見です。

 

よって、読者の皆様には、

「物足りない」

と感じるかもしれません。

 

そのへんのところはご容赦ください。

 

◆お断り。

野球関係の記事が多くてすみません。


私、野球が好きなもんですから・・。


野球(とくに高校野球)しか能がありません。

 

ご興味のない人は読み飛ばしてください。

 

申し訳ございません。

 

 

◇練習風景◇

本稿の楊志館高校(大分)の練習風景は、

下記HPからの抜粋となります。

 

高校野球私設応援団

 

そのなかにある「練習風景」をベースにしています。

 

 

 

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1.楊志館高の練習風景

 楊志館高校は大分市にあります。

 

◆大分は私の生まれ、育ったところ。

実は、私も大分市内の生まれです。
(今は木更津市に住んでいますが)

 

大分は、

私の生まれ故郷でもあるし、

20歳まで育った故郷でもあります。

 

だから、
自慢ではありませんが、
大分はよく知っています。

今でも大分弁丸出しです。(笑)

 

2.取材概要

①年月日:2010年2月23日
②取材高校:
楊志館(ようしかん)高校(大分市

③天気:晴れ
④気温:15℃

①年月日:2010年2月23日
②取材高校:
楊志館(ようしかん)高校(大分市

③天気:晴れ
④気温:15℃

 

◆出張ついでに。

大分へは出張で行きました。

 

そのついでに、

楊志館へ取材をさせていただきました。

 

◆学校までは徒歩10分程度。

楊志館はJR大分駅の近くにあります。


私のホテルもJR大分駅でしたので、

学校まで歩いて行きました。

 

徒歩10分程度です。

 

◆ところが・・。

ところが、
グラウンドは、
まったく違うところにありました。

 

これにはびっくりです。

 

通常グラウンドは学校(校舎)のそばと決まっていますが、

楊志館の野球グラウンドは、

まったく違うところにありました。

 

距離にして3Kmはあるでしょうか。

 

大道(おおみち)のトンネルを、

くぐった先でした。

 

すみません、

「大道(おおみち)」とかいう、

ローカルな話をしてしまいました。

 

ということで、

千葉県から大分への「遠征取材」です。

 

その取材結果をご覧ください。 

 

3.楊志館高校のプロフィール

まず楊志館(ようしかん)高校のプロフィールを、

ご紹介します。

 

2007年、
夏の甲子園にてベスト8入り。

 

初出場でこの成績です。

 

ただ、この甲子園初出場には、

悲しい秘話があります。
(後述)

 

4.『あっこ』の花壇

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グラウンドの片隅にある『あっこ』の花壇


まず上の写真を見てください。

 

グラウンドの片隅に花壇があります。

 

グラウンドに出てきた部員たちは、

まずその花壇へ、かならず一礼します。

 

どういう意味なのかな?

 

と、不思議に思い、
グラウンドに出てくる部員さんに聞きました。

 

そこで分かりました。

 

4-1.若くして亡くなったマネージャーさん

そこには、楊志館野球部の

元マネージャーさんの悲しい話がありました。

 

◇氏名 :
 大崎耀子(おおさき あきこ)さん

◇通称 : あっこ

◇マネージャー生活 :
2006年春入部~2008年秋 逝去

◇病名 : 咽頭(じょういんとう)がん

◇概要 : 下記動画参照。

 

www.youtube.com

5.野球が好きだった

その『あっこ』さんについて紹介させていただきます。

 

※私が取材に行った時は、
この悲しい話はまったく知りませんでした。

 

そのことは、

取材から帰ってきて知りました。

情けない限りです。

 

5-1.NHKのドラマにも

なお、

この話は、
NHKのドラマにもなりました。

 

◇タイトル:土曜ドラマスペシャ「あっこと僕らが生きた夏」

◇放送:2012年4月14日(土)、21日(土)
 総合 午後9:00~10:13 <前・後編>


よって、

ご存じのかたもいらっしゃるかと思います。

 

私のHPにも、
下記のようなメールをいただきました。

 

NHKのドラマで大分のマネ(あっこ)を知りました。
このサイトに大分の写真があったのには驚きました。
と同時に高校野球を愛しているのが伝わりました。

自分も高校野球ファンを自認してますが、
これを見たら河原さんの足元にもおよびません。

NHKのドラマは今週(4/21)に後半があります。

このサイトを見ている皆さん。
このドラマを見て、
少しでも河原さんの気持ちを共感しましょう。

 

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2008年7月5日、大分市新大分球場、熊田志保撮影

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記録員としてベンチに入る大崎耀子さん=2008年7月5日、大分市

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大崎耀子さんが書いた「ありがとう」の文字

 

「みんながおったけん(いたから)、

がんばれた」

「ありがとう」(上の写真)

 

2008年10月29日、
『あっこ』さんは亡くなりました。

 

5-2.葬儀の後

葬儀のあと、霊柩車は、

グラウンドのダイヤモンドを一周しました。

 

ユニフォーム姿のナインは、

泣きながら校歌を歌って別れを告げました。

 

懸命に病気と闘う『あっこ』さんの姿が、
野球部員たちに勇気を与え、
絆を強くしたのです。

 

『あっこ』さんにとって、
仲間たちが待つグラウンドは、


かけがえのない場所

 

だったのです。

 

闘病中、

『あっこ』さんが人知れず

書き綴った日記が、
『あっこ』さんが亡くなった後に見つかりました。

 

そこには家族や仲間への思い、


そして、


自分自身の揺れる思いが記されていました。

 

グラウンドの片隅にあったあの花壇には、


そういう悲しい物語があったのです。

 

6.練習風景

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(写真上) 練習前のミーティング

 

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(写真上) ウォーミングアップ

 

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(写真上) ショートダッシュ

 

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(写真上) ショートダッシュ

 

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(写真上) タイヤひき(ピッチャーだけの別メニュー)

 

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(写真上) タイヤの大きさが半端ではない。


しかも下はコンクリートだ。


滑りにくいので、腰への負担は大きい。

 

1回だけでも息があがります。

 

これを10往復はしたでしょうか。

 

かなりハードです。

 

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(写真上)
マネージャーさんからの水の差し入れ。

 

これで生き返ります。

 

そういえば、

元マネージャーさんの『あっこ』さんも、

こんなふうに選手たちのお世話をしていたのでしょうね。

 

その『あっこ』さんの花壇は、

ちょうどその左側にあります。


7.まとめ

どうでしたか。


今回は、楊志館高校(大分)の

「練習風景」をお届けしました。

 

7-1.『あっこ』さんのこと

記事の中でも触れましたが、


やっぱり印象に残っているのは、

あの花壇です。

 

まったくの予備知識なしで行ったものですから、

事情を聞くとショックでした。

 

7-2.このグラウンドで元気に走っていたのでしょうね

『あっこ』さんが元気なころ(2006年、2007年)は、

このグラウンドで、

元気にマネージャーさんをやっていたのでしょうね。

 

野球、大好きだったもんね。

 

笑ったり、怒ったり、
泣いたり、大声出したり・・。

 

そのグラウンドに土足で踏み入れて、
ごめんなさいね。

 

短い命でしたが、
完全燃焼したものと信じています。

 

天国から、
後輩達の活躍を見守ってあげてくださいね。

 

8.このブログを見ている球児たちへ

球児たちに言いたい。


『あっこ』さんの話をきいて、

何か感じるものがあったと思う。

(いえ、あったと思いたい)

 

『あっこ』さんは、大好きな野球を、

途中で断念しなければなりませんでした。

 

野球を愛する気持ちはみんなと同じです。

 

いえ、野球への気持ちは、
みんなより強かったかも知れません。

 

その大好きな野球を、

断念しなければならなかったのです。

 

 8-1.泣き言を言うな!

大好きな野球を断念するだけでなく、

若い命さえもなくしてしまったのです。

 

もっと長く

野球とかかわりたかったでしょう。

 

もっと長く

生きたかったでしょう。

 

その『あっこ』さんの気持ちが分かりますか。

 

その『あっこ』さんの気持ちが少しでも分かれば、 

練習がきついとか、レギュラーになれないとか、

 

そんな泣き言を言わないで欲しい!

 

君は恵まれているんだぞ!

 

『あっこ』さんよりも何倍も何十倍も。

 

その恵まれていることを、

噛みしめて、

今を一生懸命生きるんだ!

 

ケガをしただけで弱音を吐かないで欲しい。

 

「ボクはもうダメだ」

 

ふざけるな!

 

君はまだ生きているではないか。

 

ケガをしたからといって、

命まで取られたわけではないだろう。

 

まだ動かせる手や足があるじゃないか。

 

ケガをしたことを悔いるより、

そこに歴然とある健康な手足や命に、

感謝しよう。

 

君より恵まれない人は沢山いるんだぞ!

 

9.死にたいと思っているあなたへ

今いじめられている人に言いたい。

今いじめられて死にたいと思っている人に言いたい。

 

いじめられていることは苦しくて、

つらいことは良く分かっています。

 

と、軽々しく言うのはよそう。

 

ただ、分かって欲しいのは、

だからといって命を絶つことは止めて欲しい。

 

たしかに、死ねば楽になるかも知れません。

 

しかし、それで本当にいいんですか。

 

遺された家族や仲間たちは悲しみますよ。

 

第一、

あなたをいじめてきた人を認めることにもなりますよ。

 

いえここでは、

いじめてきた人を責めるのはよそう。

 

それより、

『あっこ』さんのことを考えてください。

 

生きたくても生きることができなったのですよ。

 

それを考えたら、

あなたはどんなに恵まれていることか。

 

生きたくても生きられない。

 

そんな『あっこ』さんのつらい気持ちが分かりますか。

 

『あっこ』さんは残念だったのです。

 

無念だったです。

 

野球を愛して、愛して、愛していたのに、

それを途中であきらめなければなりませんでした。

 

もっと、生きて、生きて楽しい夢を見たかったのに、

それもできませんでした。

 

そのことを少しだけ考えてください。

 

そうすれば、死ぬことなんか出来ませんよね。

 

だから、生きることを選んでください。

 

あなたは死んではいけません。

 

死んだら『あっこ』さんがどんなに悲しむことか。

 

だから死んではいけません。

 

生きるんです。

 

なにをしてでも生きるんです。

 

10.写真への思い

写真についての感想です。


私が撮ったどの写真も思いでの深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私がそこにいたことになります。


私がそのカメラマンですので。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠にとまったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2020年1月2日、8日、18日、3月18日、4月29日、5月30日、10月18日、2021年8月10日、2022年9月7日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年8月22日
一部記事を追記しました。

【更新】2019年7月28日
8.「ブログを見ている球児たちへ」追加。
9.「今死のうとしているあなたへ」追加。
関連記事追加。
その他中身(文章)をマイナー修正しました。

【更新】2019年6月24日
目次を含めて中身(文章)をマイナー修正しました。

【更新】2019年6月19日
中身(文章)をマイナー修正しました。
「目次」を追加しました。

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