生きているだけで苦痛、高2野球部員が首つり自殺・福岡(いじめが原因)
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
冒頭からすみません。
まず、
読んで欲しい記事を掲載させていただきました。
「いじめ」や「虐待」の防止に役立つと思います。
是非お読みください。
今回は、気になった事件を取り上げます。
この事件は、
一昨日(2019年3月27日)の調査報告(いじめ認定)によって知りました。
高2の野球部員が、
首つり自殺 したのです。
その原因がいじめ
だということです。
こんな悲惨な事件は、
今回限りにしていただきたい。
といいながら、
現実には同様な事件がなんと多いことか。
若い命を自ら絶つことほど、
悲しいことはありません。
将来のある命です。
夢も希望もあったでしょう。
それを、
何故、何故、自分自身で命を、
絶たなければならなかったのでしょうか?
それを私なりに検証してみました。
- 1.概要
- 2.いじめたのが同じ野球部員
- 3.しかも複数で
- 4.いじめた本人たちには「いじめ」の自覚なし
- 5.他の野球部員は何をしていたのか?
- 6.情報その1(毎日新聞)
- 7.情報その2(NHKニュース)
- 8.要約
- 9.いじめと自殺の因果関係「あり」
- 10.具体的ないじめの内容
- 11.問題点を整理する
- 12.何かあったら連絡を
- 13.今悩んでいる人たちへ
- 14.生きたくても生きられなかった女子マネージャー
- 15.野球部に処分が
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.概要
昨年(2018年)6月に、
福岡県久留米市にある県立高校の野球部員が、
自宅で首を吊って、
みずから命を絶ちました。
◇日時:2018年6月22日夜
◇場所:自宅
◇状況:首吊り自殺
◇学校:福岡県久留米市にある県立高校
◇部活:野球部
◇いじめ:同じ野球部6名からいじめを受けていた。
◇時期:同年4月~6月
当時16歳(高校2年)の野球部員でした。
自殺そのものがショックです。
その原因が「いじめ」であることも、
ショックです。
しかも、
明朗活発のはずの、
運動部(野球部)で起きたのです。
高校野球の大ファンである私もショックです。
残念です。
野球部で「いじめ」があったこと自体、
信じられないことです。
野球は、
チームワークを重んじるスポーツです。
チームワークを重んじることは、
普段の生活でも同じです。
人には必ず弱点や未熟な点があります。
その弱点や未熟な点をかばいあい、
助けあうのがチームワークです。
それを、
こともあろうに、
大勢で一人の選手をいじめるとは、
どういうことでしょうか。
卑怯(ひきょう)じゃないですか。
汚(きたな)いじゃないですか。
それでも野球部員ですか。
お前らは、
そんなことをして何とも思わなかったのか。
それを楽しんでいたのか。
人の嫌がることを平気でしていたのか。
え、何だって?
「いじめという認識はなく、
いじっているつもりだっだ」??
バカもん。
少しは相手の気持ちを考えろ。
なんで、
お前らは一方的な考えしかできないのか。
大勢でこんなことをされたら、
本人がどう思うか。
それぐらいのことは、
ちょっと考えてみれば分かるだろうが。
2.いじめたのが同じ野球部員
いじめたのが同じ野球部員でした。
(しかも同学年)
これはショックです。
同じチームメイトが一人の選手をいじめたのです。
それは、卑怯です。
汚いです。
野球をやる資格はありません。
いえ、
人間として失格です。
学校や野球部の部長、監督は、
猛省すべきです。
3.しかも複数で
いじめをしたのは、
「6人」ということです。
つまり、
6人もの選手が一人の選手をいじめたのです。
情けない連中です。
4.いじめた本人たちには「いじめ」の自覚なし
しかも、
かれらには「いじめ」の自覚はなかったとのことです。
「いじめという認識はなく、
いじっているつもりだった」
これは「逃げ」です。
「口実」です。
卑怯なやつらです。
こういう態度は許せません。
絶対に!
5.他の野球部員は何をしていたのか?
いじめは約2~3ヶ月続きました。
この間、
他の野球部員は気がつかなかったのでしょうか。
それとも、
気がついていたが、
「見て見ぬ振り」をしていたのでしょうか。
いずれにしても、
周りの部員も、
「冷たい」やつばかりです。
6.情報その1(毎日新聞)
福岡県久留米市の県立高校の野球部に所属していた2年の男子生徒(当時16歳)が昨年6月、いじめに遭っていたことをうかがわせるメモを残して自殺していたことが分かった。
県教育委員会が設置した第三者委員会は27日、
同級生の部員6人からいじめがあったと認定し、
自殺との因果関係を認める調査報告書を
県教委に提出した。
報告書などによると、
男子生徒は昨年6月22日夜、
自殺しているのが見つかった。
男子生徒のスマートフォンにはメモが残され、
同級生の部員の名前を挙げて「みんな今までありがとう good―bye 毎日色々言われてもう限界やった。毎日楽しくなかった。迷惑かけてごめんね。俺がこの世界にいるだけで邪魔だったね」
「生きているだけで苦痛だったよ」
などといじめをうかがわせる内容が書かれていた。
昨年7月から調査していた第三者委は、
(1)昨年4~6月、同学年の部員が複数回にわたって男子生徒のズボンを下ろすなどした(2)同時期に携帯電話を複数回隠した
(3)自殺当日に男子生徒と部員との間で生じたトラブルを機に、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のグループから男子生徒が外された――
ことなどをいじめと認定し、
男子生徒が「衝動的に自殺に至った」と
因果関係を認めた。
第三者委の調査に生徒ら30人の多くが男子生徒のことを「いじられキャラだった」と語り、
いじめをしたとされる6人は
「いじめという認識はなく、いじっているつもりだった」などと話したという。
報告書を受け、遺族の代理人である迫田登紀子弁護士らが記者会見を開き、遺族のコメントを発表した。
母親は「写真を見るたびになぜ息子がいないのか。つらい気持ちになって死にたくなります。夢であってほしい」
と心情を吐露。
父親も
「(部員らは)息子の死にきちんと向き合って本当のことを話して、このようなことを繰り返さないと約束してほしい」と訴えた。
7.情報その2(NHKニュース)
福岡 高校生自殺 野球部員のいじめが原因 第三者委が報告
去年、福岡県久留米市にある県立高校の男子生徒が、いじめを受けていたことをうかがわせるメモを残して自殺した問題で、県の第三者委員会は、同じ野球部の部員たちによるいじめがあったと認定したうえで、自殺の原因だったとする調査結果を県に報告しました。
去年6月、福岡県久留米市の県立高校に通っていた2年生の男子生徒(16)がスマートフォンに、
「生きているだけで苦痛だった」などと記した遺書のようなメモを残して自殺しました。
県の教育委員会が設置した、専門家などによる第三者委員会は、生徒が所属していた野球部の部員や教員から話を聞くなどして調査を進め、27日午後、結果を県に報告しました。
県教育委員会によりますと、生徒は、野球部員から集団で服を脱がされたりスマートフォンを隠されたりするなど、日常的に嫌がらせを受けていたということです。
そして、自殺した当日、
同級生との間で、連絡のしかたをめぐる行き違いがあり、「約束を破った」と非難され、部内のLINEのグループから自分だけ外されたということです。
通学用の靴と野球のスパイクのひもどうしを固く結びつけられる嫌がらせも受けました。
報告書では、こうした行為がすべていじめにあたると認定したうえで、
「日頃からのいじめで不満が蓄積し、LINEのグループから外されたことなど、当日のいじめも加わって自殺に至ったという因果関係が認められる」として、
自殺はいじめが原因だったと結論づけています。
第三者委員会は「過酷な暴力や金品の要求などの激しいものではなかったが、
からかいや仲間外しと表現されるいじめでも、
自殺に至ることがあることをこの問題は示している」としています。
両親の代理人
「学校側の対応 検証必要」
この問題について、男子生徒の両親の代理人を務める弁護士が会見を開き、初めに、第三者委員会の調査結果を受けた両親のコメントを読み上げました。そして、両親は、生徒が自殺するまで、いじめを受けていたとは知らなかったことを明らかにしました。
そのうえで、調査結果の報告書を踏まえ、いじめをしたとされる生徒などと対話することを強く希望しているほか、いじめにもっと早く気付けなかったかなど、学校側の対応についても検証が必要だと述べました。
両親コメント
男子生徒の母親は「息子をいじめの対象にして、死に追いやった同級生の生徒たちは、自分たちが何をしたのか、それが息子の心と命をどれほど踏みにじり、ずたずたにしたのか、まっすぐに目をそらさず見つめて、深く理解し反省してほしい」などとコメントしています。
また、父親は「野球で頑張っていた姿が目に焼き付いている。代われるものなら代わりたい。どうしてこんなことになったのか。息子の死にきちんと向き合い、このようなことを繰り返さないと約束してほしい」などとコメントしています。
福岡県教委「重く受け止める」
福岡県教育委員会は「生徒の自殺に関し、複数のいじめが認定され、自殺といじめの因果関係が認められたことを、県教育委員会として重く受け止める。今後、内容を精査したうえで速やかに教育委員会としての報告書をまとめたい。
第三者委員会の、いじめと自殺の防止に向けた提言については、可能なものから速やかに行っていく」という教育長のコメントを出しました。
8.要約
9.いじめと自殺の因果関係「あり」
いじめと自殺には因果関係「あり」と認定。
結論:
「同級生の部員6人からいじめがあった、
と認定し自殺との因果関係を認める」
10.具体的ないじめの内容
具体的ないじめの内容は下記です。
1)昨年4~6月、
同学年の部員が複数回にわたって、
男子生徒のズボンを下ろすなどした。
2)同時期に携帯電話を複数回隠した。
3)自殺当日に、男子生徒と部員との間で
生じたトラブルを機に、
無料通信アプリ「LINE(ライン)」
のグループから男子生徒が外された。
いずれも、
軽微と言えば軽微ですが、
(暴力とか、金銭の授受とかではないので)
それでも、
本人には重くのしかかっていたのでしょう。
「なぜ自分だけが」
その、
疎外感が
耐えられなかったのでしょう。
11.問題点を整理する
本件の問題点を整理します。
11-1.なぜ死につながったのか?
これは一般論です。
通常であれば、これぐらいの「いじめ」で、
死を選択することは考えにくい。
しかも4月~6月という「短期間」です。
どう考えても、
自死する理由としては考えにくいのです。
ただ、
これは第三者委からの報告によるもので、
実際のところは不明です。
死を選んだ背景には、
もっと深刻な
「いじめ」があったのではないでしょうか。
しかし、
本人が亡くなったのでは、
その真相の調べようがありません。
「死人に口なし」です。
だから、
死んではいけないのです。
死んでは遅いのです。
死んでは、
その本当の理由が分からないのです。
11-2.学校側は何も知らなかったのか?
次の疑問は学校側は何も知らなかったのか、
ということです。
とくに、
野球部の部長、監督は身近に選手たちと接していたはずです。
何らかの異変や兆候が出たはずです。
そこのところの、
「感度」や「ケア」
はどうなっていたのでしょうか。
11-3.事件後の対応が遅すぎないか?
問題発覚後の対応が遅すぎます。
その背景には、
間違いなく下記があったと見ています。
①事なかれ主義。
できるだけ問題を大きくしたくない。
という意識が働いています。
その裏には、
「当事者意識の欠如」があります。
②責任回避。
◇責任をとりたくない。
◇自分の出世に傷をつけたくない。
この意識は、
とくに公務員によくみられます。
その意識が今回も働いたのでは、
と思っています。
しかも、
周りがそれを指摘しなかった
のではないでしょうか。
11-4.保身がなかったか?
よもやと思いますが、
学校や教育委員会に「保身」はなかったでしょうね。
自分たちに都合が悪いことを隠蔽(いんぺい)したり、
改ざんすることです。
今の政治家のような、
「保身」はなかったことを信じたい。
11-5.今後の再発防止策に期待
私が一番気になっているのは、
「今後の再発防止策」です。
こんな悲しい出来事は、
今回限りにして欲しい。
しかし、
現実には同じような事件が起きています。
ということは、
まだ再発防止策が機能していないということです。
再発防止策が、
「うわべ」、「形だけ」
になっているということです。
言い方を変えると、
再発防止策に「真剣さ」がない、
ということです。
よもや、
「一人の命」を軽んじているのではなかろう。
だとすれば、
もう少し真剣に、
再発防止策を考えてもらいたい。
12.何かあったら連絡を
いじめなどを受けたり、見たりしたら、
下記へ連絡してください。
【相談窓口】
24時間こどもSOSダイヤル
0120-0-78310(なやみ言おう)
こどものSOS相談窓口(文部科学省サイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm別ウインドウで開きます
いのち支える窓口一覧(自殺総合対策推進センターサイト)
http://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php別ウインドウで開きます。
13.今悩んでいる人たちへ
※上の写真と今回の記事とは関係ありません。
今悩んでいる人たちへ。
決して死ぬことを考えないでください。
死にたいほど苦しい、つらい・・。
その気持ちはよく分かります。
いえ、分かるような気がします。
でも、死んでは何も解決しません。
死んでしまったら、
問題が「うやむや」のままに終わってしまいます。
そうすると、
またあなたと同じような人が出てきます。
他のひとが、あなたと同じように、
苦しい、つらい・・、となります。
死人に口なし
厳しい言い方ですが、
あなたが死んだからといって、
誰かが何かをやってくれるわけではありません。
だってそうでしょう。
仮に遺書を書いたとしても、
本人が死んでしまえば、
真意がどこまで伝わるか分かりません。
多分、半分も伝わらないでしょう。
それどころか、
家族や、友だちを悲しませるだけです。
そんなのいやですよね。
だったら、生きて、生きて・・
とことん生きてください。
そこで、
自分がして欲しかったことを
堂々と主張 するのです。
直接相手に主張することができなければ、
両親にお願いすることもできます。
学校やマスコミに、
お願いすることだってできます。
死んだら終わりです。
冷たい言い方かもしれませんが、
死んだら、
あなたは楽になるかも知れません。
でも、
遺された人はどうなるのですか。
あなただけが楽になれば、
それでいいんですか。
そんなのダメですよ。
そんなの自分勝手ですよ。
世の中、
生きたいと思っても、
生きられない人が、
沢山いるんです。
たとえば「小児がん」の子供たちです。
小さい子供たちが白血病と闘っているのです。
それでも、
完治できないこともあるのです。
夢や希望を沢山持ったその子らは、
生きようにも生きられないのです。
かわいそうにと思うよね。
そんな子供たちにくらべたら、
あなたはめぐまれています。
だから、
その子供たちのぶんまで生きてくれないかな?
死ぬことは恐(こわ)いことだよ。
その恐(こわ)い死に立ち向かう勇気があるのだったら、
その勇気を生きることに使ってくれないかな?
生きていさえすれば何とかなります。
時間が解決してくれます。
死んだら、
その時間もなくなっちゃうんだよ。
分かるよね。
私のいいたいこと。
だから死なないで。
生きて、生きてください。
なにがなんでも、
生きて、生きて ください。
14.生きたくても生きられなかった女子マネージャー
大分にある楊志館(ようしかん)高校です。
そのグラウンドの片隅に花壇があります。
グラウンドに入った部員たちは、
その花壇へ、かならず一礼します。
14-1.若くして亡くなったマネージャーさん
そこには、
楊志館野球部の元マネージャーさんの悲しい話がありました。
◇氏名 :
大崎耀子(おおさき あきこ)さん
◇通称 : あっこ
◇マネージャー生活 :
2006年春入部~2008年秋 逝去
◇病名 : 上咽頭(じょういんとう)がん
『あっこ』さんが亡くなった後に、
『あっこ』さんが闘病中、
人知れず書き綴っていた日記が見つかりました。
そこには家族や仲間への思い。
そして、
自身の揺れる思いが記されていました。
グラウンドの片隅にあったあの花壇には、
そういう悲しい物語があったのです。
「みんがおったけん、がんばれた」
「ありがとう」(上の写真)
2008年10月29日、
『あっこ』さんは亡くなりました。
もっと長く生きたかったのに。
みんなと野球の話をしたかったのに。
無念です。
かわいそうです。
14-2.だから死んじゃだめ
何度もいうけど、
自分の命を粗末にしてはいけません。
マネージャーの『あっこ』さんは、
野球部の部員とずっと野球をしたかったのです。
それが、
病気のためにできなくなりました。
それどころか、
命までなくなりました。
大好きな野球をすることだけでなく、
恋愛も結婚もできずに天国に旅だったのです。
まだ高校生でした。
将来への夢や希望もあったでしょう。
それが果たせずに、
死んでいったのですよ。
その無念さが分かりますか?
生きて、生きて、ずっと生きていたかった。
それができなかったのですよ。
それに較べたら、
あなたたちは恵まれていますよ。
いじめがなんですか。
『あっこ』さんに較べたら、
あなたたちは恵まれていますよ。
そこのところを、
もう一度考えてくれないかな?
あなたたちは、
恵まれているのです。
15.野球部に処分が
15-1.記事
日本学生野球協会(高野連)は、
2019年6月18日東京都内で審査室会議を開き、
いじめを行った学校(久留米市、福岡県立高校)を
今年(2019年)3月27日~9月26日の6カ月の
対外試合禁止処分とした。
7月6日に開幕する
全国高校選手権福岡大会には出場できない。
15-2.なんか違うような
こんな処分で何になるのだろう。
この事件が、
日本学生野球協会(高野連)の「規定」に反したために、
厳しく(というか、他校と同様に)処分したのだろうが、
これで「いじめ」はなくならない。
日本学生野球協会(高野連)は、
平等(公平)の精神で処分したのであろうが、
この事件の本質のところでは、
まったく無意味である。
というと、
それぐらいは分かっている、と言われそうだが、
それでもおかしいのはおかしい。
もし、
今回のことを本気で取り上げるならば、
「いじめ」の背景まで立ち入るべきである。
それもしないで、
(そういうと、それは学校側の問題だと逃げるだろうが)
自分たちの役割だけを果たそうとする。
ここにも「事なかれ主義」が垣間見られる。
とりあえず、
ルールに従って処分しておこう。
情けない奴らだ。
本気度が全然感じられないじゃないか。
お前らはどっちを向いているのだ。
なくなった野球部員のことを、
もう少しは考えろ。
これじゃ、
なくなった野球部員は、
浮かばれないだろうが。
15-3.その後の対外試合(参考)
事件(自殺)のあった学校(野球部)のその後を調べました。
情報源はネットです。
メディアではありません。
メディアは学校名も公表していません。
なお、
この補足情報は「野次馬根性」からではありません。
事実を知ることは、
関係した大人たちや、
学校の本心を見る上で参考になると思ったからです。
【調査結果】
◇自殺当時(2018年)夏の大会。
(夏の選手権福岡県大会) 7月開催
: 出場辞退
理由)「主力選手の死亡による部員の動揺が大きい」と。
◇自殺の翌年(2019年)春の大会
3月末
: 出場
(当時2年生だった加害者6名も出場)
◇自殺翌年(2019年)夏の大会。
(夏の選手権福岡県大会) 7月開催予定
: 出場停止(日本学生野球協会(高野連)の処分)
・・ 上述。
問題は朱筆部です。
すなわち、
今年(2019年)春の大会です。
今年(2019年)春の大会には、
加害者たちは大会に出場しています。
これでは、遺族はたまりません。
亡くなった息子だけあんな仕打ちを受けて、
加害者たちは、平気で(想像)野球をやっている。
彼らを罰することもできないのです。
「いじめ」が原因と分かっていながら、
その「いじめた本人たち」を、
罰することができないとは・・。
これでは遺族はたまりません。
亡くなった本人はどうするのですか?
「勝手に死んだ」とでもいうのですか?
こんなの『あり』ですか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
以下に「いじめ」関係の関連記事を掲載しておきます。
何かの参考になれば幸いです。
最初の3件(硬派銀次郎、池中玄太80キロ、
男はつらいよ第39作)は、
直接いじめには関係ありませんが、
こんな世界があったら「いじめ」なんてないのになあと、
私の願望を込めて掲載させていただきました。
是非読んでみてください。
※更新履歴※
【更新】2020年1月15日、17日、20日、3月17日、6月1日、10月21日、2021年5月15日、2022年9月11日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年9月23日
構成を一部見直しました。
【更新】2019年9月11日、23日
CMリンク追加。
【更新】2019年8月28日
関連記事を追加しました。
硬派銀次郎、池中玄太80キロ、
寅さん39作目
是非読んで欲しい記事です。
※CMリンク※
発達障害の子どもとあったか仲間づくり いじめ撲滅! 12か月
球児に響く言葉力
発達障害の子どもとあったか仲間づくり いじめ撲滅! 12か月
いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識
(PHP新書)
ヒトは「いじめ」をやめられない (小学館新書)
児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか (朝日新書)
改訂 児童相談所における子ども虐待事案への法的対応 常勤弁護士の視点から
児童福祉司研修テキスト――児童相談所職員向け
児童虐待の司法判断
全訂 Q&A 児童虐待防止ハンドブック
児童養護施設の心理臨床: 「虐待」のその後を生きる (こころの科学叢書)
改正児童福祉法・児童虐待防止法のポイント(平成29年4月完全施行): 新旧対照表・改正後条文
児童虐待―現場からの提言 (岩波新書)
虐待死 なぜ起きるのか,どう防ぐか (岩波新書)
教育・福祉関係者のための児童虐待と障害者虐待 基礎編
保育現場の子ども虐待対応マニュアル ―予防から発見・通告・支援のシステムづくり
「児童虐待」へのまなざし―社会現象はどう語られるのか (SEKAISHISO SEMINAR)
児童虐待の防止を考える: 子の最善の利益を求めて
走れ! 児童相談所 発達障害、児童虐待、非行と向き合う、新人所員の成長物語
子ども虐待 (講談社現代新書)
児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか (朝日新書)
児童福祉と司法の間の子の福祉―ドイツにみる児童虐待防止のための諸力連携
誰か助けて 止まらない児童虐待
離婚毒―片親疎外という児童虐待
ルポ 児童相談所: 一時保護所から考える子ども支援 (ちくま新書1233)
児相利権: 「子ども虐待防止」の名でなされる児童相談所の人権蹂躙と国民統制
子どもの虐待とネグレクト20巻3号―特集障害児虐待の予防と対策―現状と課題―