高校野球、身震いしながら読んだ本×２冊
こんにちは。
いつも拙作ブログを見ていただきありがとうございます。
今回は、
高校野球に関する本のお話です。
①甲子園の心を求めて（佐藤道輔 著）
私が高校野球に、
のめり込んだときに読んだ本です。
技術的なことより、
「心」に重きをおいて、
この本を読みました。
まさに、
高校野球は人間を育てる
このことを目的としているからです。
１．本「甲子園の心を求めて」
この本「甲子園の心を求めて」は、
“幻の名著”と呼ぶべき一冊です。
昭和50（1975）年6月に発行され、
4年後には新版と続編も出版されたほど人気を得た本です。
著者は、
都立東大和高校監督（当時）の佐藤道輔さん（故人）
です。
初任校の都立大島高の野球部員や、
父母たちとの日々が綴られています。
雨中の練習試合で、
アウトと分かっていながら、
果敢にヘッドスライディングした自チームの選手と、
それを嘲笑した相手チームの選手。
それを見た感想が述べられています。
「あのヘッドスライディングは
誰よりも見事で素晴らしい」
「あの笑いは許せない」
佐藤道輔先生の考えは一貫しています。
心のこもった野球こそが、
真の高校野球である。
２．本「飛田穂洲の高校野球入門」
「一球入魂」
という言葉をご存じかと思います。
この言葉は飛田穂洲から発せられた言葉です。
以下、
飛田穂州（とびたすいしゅう）著「高校野球入門」より
◇練習の苦痛に、
泣き言を言うような連中が、
野球を愛するという言葉を乱用してもらっては困る。
◇春の花にそむき、
秋のもみじを忘れて
グラウンドに走る心がけがあって、
初めて野球愛の資格が生ずる。
◇連日の練習に綿のごとく、
疲れた体を小走りに、
グラウンドに駆けつける、
熱烈さがあって、
初めて野球愛を公言しうるのである。
◇練習が激しすぎるとか多すぎるとか、
試合数がどうとかというような連中が、
いっぱしの野球愛を、
口にすることは、
こっけい千万である。
◇愛は、
あくまでも真剣でなければならぬ。
真剣味というものは、
目的とするものは一つでなければならぬ。
その一つに、
満身の愛をささげるのである。
３．まとめ
どうでしたか。
２冊の本の良さがお分かりになったでしょうか。
私はこの２冊の本を、
身震いしながら読みました。
おすすめです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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※更新履歴※
【更新】2020年7月11日、2021年1月9日、2022年3月2日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年11月7日、2020年3月4日
「目次」追加ほか。
【更新】2019年5月5日
中身（文章）をマイナー修正しました。
【更新】2019年1月22日
タイトル、および文章の一部を修正しました。
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