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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その53)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その53)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、

100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には、

私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」といったほうが

よいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

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1.打者が燃え、応援が燃える

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2005年7月9日 千葉マリンスタジアムにて

 

千葉マリンスタジアムです。

 

夏の千葉大会の初戦です。

 

開会式直後なので、
まだその余韻が残っています。

 

その中で最初の試合が行われました。

 

柏西 対 専大松戸です。

 

しかも、1点差となる好ゲームでした。

 

さて、その写真です。

 

写真は、
専大松戸が一気に3点を入れて、

同点に追いついた場面です。

 

7回の裏、
五十嵐くんが、

センターオーバの3点タイムリ三塁打を放ちました。

 

私が感動したのは、

その一打ではありません。

 

下の2枚の写真を見てもらおう。

 

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2005年7月9日 千葉マリンスタジアムにて

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2005年7月9日 千葉マリンスタジアムにて

 

どうでしょうか。

 

同点に沸く専大松戸の応援団。

 

その応援団にお辞儀をする五十嵐くん。

 

「すがすがしい」ではないか。

 

これぞ高校野球だ。

 

気持ちがいいよ。

 

勝った専大松戸、おめでとう。

 

(写真) 2005年7月9日 千葉マリンスタジアムにて撮影


2.同点から逆転へのドラマは執念の三塁打から始まった

 

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2008年7月24日 千葉マリンスタジアムにて

 

印象に残る試合を紹介しよう。


2008年7月26日、千葉マリンスタジアム


夏の千葉大会、準決勝である。


試合は、沼南 対 敬愛学園

 

試合の流れは敬愛学園が有利であった。

 

8回を終わって、
3対2と敬愛学園がリードしていた。

 

1点を追う沼南は最後の攻撃を迎えた。

 

しかし、ドラマはここから始まった。

 

9回の表、一死。

 

田頭くんが放った打球は左中間を破った。

 

田頭くんは懸命に走った。

 

その勢いはとまらず、二塁を蹴り、三塁へ。

 

彼は最初から三塁を狙っていたのだ。

 

最後はヘッドスライディング。
(上の写真)

 

田頭くんの、
このガッツポーズ(下の写真)で、

沼南の勢いに火がついた。

 

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2008年7月24日 千葉マリンスタジアムにて

 

このあと、

三塁打とシングルヒットが出て2点を入れた。


同点においつき、一気に逆転だ。

 

この勢いがそのまま続き、
9回裏を0点に抑えて勝利した。

 

湘南高校といえば公立高校だ。


公立高校が私学を破るのは気持ちがよい。

 

湘南は決勝で千葉経済附属(私学)と戦い、

わずか1点差で涙をのんだ。

 

甲子園にあと一歩届かなかった。

 

しかし、
その見事な試合振りは、

私の記憶に永遠に残っている。

 

よくやった湘南。

 

(写真) 2008年7月24日 千葉マリンスタジアムにて撮影


3.逆転3ランホームラン

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2004年7月14日 袖ヶ浦球場にて

 

夏の高校野球千葉大会です。


逆転ホームランが飛び出しました。

 

高校野球ですので、

ホームラン自体が珍しいことです。


それも逆転ホームランですから貴重です。

 

その再現です。

 

長狭vs君津商業、2004年07月14日、袖ヶ浦球場

 

6回表です。


君津商の攻撃です。

 

それまでは、
3対5と君津商が負けていた。

 

ここで飛び出したのが3ランホームランです。


打ったのは、

6番レフトの地引(じびき)くんです。

 

 

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2004年7月14日 袖ヶ浦球場にて

 

二塁を回る姿が嬉しそうです。


してやったりです。

 

一気に3点を入れて、

試合をひっくり返しました。

 

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2004年7月14日 袖ヶ浦球場にて

 

応援スタンドも嬉しそうです。

 

いえ、嬉しいというもんじゃありません。


もう、お祭り騒ぎです。

 

このホームランで一気に勢いがつきました。


次の7回にも3点を入れて、試合を決めた。

 

あの一発は大きかった。

 

地引(じびき)くんにとっても、
君津商にとっても「値千金」の一発だった。

 

野球とは分からないものです。

 

一つのホームランで流れが変わります。

 

だから一投一打を大事にしなければなりません。

 

それは分かっているはずなのですが・・。

 

(写真) 2004年7月14日 袖ヶ浦球場にて撮影

 


4.さよならホームラン、しかもバックスクリーンへ

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2005年5月3日 千葉県野球場にて

 

高校野球では、

「さよならホームラン」

は滅多に見られるものではあるません。

 

その「さよならホームラン」を再現しよう。

 

まずホームランを放ったのは、前橋くんです。


東海大市原望洋高校です。

 

2005年5月3日 千葉県野球場

 

この日は春の県大会・決勝戦でした。

 

戦う相手は、名門・習志野高校だ。

 

両校とも好投手をようした投手戦となった。

 

9回を終わっても1:1のまま勝負がつかず、
延長戦となった。

 

そして、
「さよならホームラン」が飛び出したのは、
11回の裏。

 

この回は前橋くんから始まった。


東海大市原望洋高校の4番打者である。

 

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2005年5月3日 千葉県野球場にて

 

その落ち着き払った打席から、

私は「ひょっとしたら」と、

心に感じるものがあった。

 

そして飛び出したのがホームランである。

 

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2005年5月3日 千葉県野球場にて

 

打球は一直線にバックスクリーンに吸い込まれていった。

 

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2005年5月3日 千葉県野球場にて

 

思った通りの「どでかい一発」であった。

 

この試合の長い投手戦は、

前橋くんの一発で決着がついた。

 

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2005年5月3日 千葉県野球場にて

 

終わってみれば最後はあっけないものだった。

 

勝負とは、試合とは、

こういうものだろう。

 

それにしても、

前橋くんの一発には驚いた。

 

その一方で、
この一発に泣きはしたものの、

好投を続けた習志野の横沢くんにも拍手を送ろう。

 

見事な投げっぷりであった。

 

(写真) 2005年5月3日 千葉県野球場にて撮影

 

 

5.まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その53をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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