オール電化、火を使わず安全、空気も汚さない
こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、
オール電化のお話です。
我が家では、
約11年前(2010年4月)にオール電化にしました。
それまでは、
ガスを使っていました。
お風呂、湯沸かし、料理等々。
ガスといっても、
都市ガスのような、
”しゃれた”ものではなく、
「プロパンガス」でした。
正確には「LPガス」と呼ぶのでしょうか?
これって、大変なんですよね。
ガスの入ったボンベを、
定期的に交換しなければなりません。
中のガスが枯渇するからです。
それだけでも大変なのに、
費用もバカになりません。
その費用の中には、
ボンベ交換の手間賃も入っているのでしょう。
当時、
ガス代だけで3万円/月もかかっていました。
特に冬場の出費は目が飛び出すほどでした。
ところが、
オール電化にしたら約半分になりました。
オール電化は経済的なんですね。
しかも火を使いませんので、
安全です。
空気も汚しません。
この、
いいことずくめのオール電化
をご紹介します。
1.オール電化の概要
まずは、電気料金です。
<出典>http://www.tepco.co.jp/ep/private/plan2/old03.html
(TEPCO「電化上手」紹介より)
上のグラフは電化上手の料金を示したものです。
1日の時間帯によって、
電気料金が異なっています。
(後述)
1)電力会社:東京電力
2)サービス名:電化上手(でんかじょうず)
3)サービス廃止:2016年3月31日
現行の「電化上手」は上記のように、
2016年3月31日をもって廃止されました。
(電力の自由化を機に廃止したようです)
ただ、
我が家は、
契約中のため継続可能
でした。
なお、
電化上手の後継サービスがあるようです。
詳しくは東京電力のHP、
あるいは、同社の受付窓口にお問い合わせください。
他の電力会社にも、
電化上手と同じようなサービスがあるようです。
これも同会社のHP、
あるいは同社の受付窓口にお問い合わせください。
1-1.電気料金(電化上手)
①昼間時間 夏季 1kWh 38円72銭
①-1その他季 〃 31円73銭
②朝晩時間 〃 26円01銭
③夜間時間 〃 12円25銭
◆時間帯(電化上手)
①昼間時間 毎日午前10時から午後5時まで
②朝晩時間 毎日午前7時から午前10時まで、
と毎日午後5時から午後11時まで
③夜間時間 毎日午後11時から翌朝の午前7時まで
この電化上手の特徴は、
深夜料金(23時~7時)が、
昼間の半分以下
ということです。
我が家は、
このメリットを活かした生活をしています。
(後述)
◆夏季とは(電化上手)
夏季 : 毎年7月1日から9月30日
その他 : 毎年10月1日から翌年の6月30日
2.IHコンロ
上の写真は我が家のIHコンロです。
ちょっと古くさく、
かつ汚くてすみません。
我が家は、
このIHコンロを使って料理しています。
ちょっと笑い話ですが、
ガスコンロから、このIHコンロにした直後は、
「IH専用の鍋」があることを、
知りませんでした。
普通の鍋をかけても、
全然熱くなりません。
慌てて、
近くのホームセンターへ、
IH用の鍋を買いにいったことを覚えています。
2-1.IHコンロの特徴
IHコンロは火が出ません。
これにはびっくりです。
「ぼーっ」という、
あの「火」特有の音も出ません。
静かです。
静かなのに、
よく働きます。
私とは正反対です。(汗)
妙に感心しました。(笑)
3.エコキュート
割安な深夜料金を活用するために、
エコキュートを付けました。
というか、
このエコキュートの設置で、
「電化上手」に切り替わったわけです。
1)メーカー:コロナ(「エコキュート」の名付け親ですね)
2)型番:CTU-461D1A9(タンク)、CHP-609A(ヒートポンプ)
3)タンク容量:460L
4)電源:単相200V
これは便利です。
とにかく、
夜寝ている間にお湯が沸いています。
しかも、丸1日分のお湯の量です。
沸かすお湯の量は、
コンピュータで管理されています。
つまり、
直近(正確には1週間)のお湯の使用実績に応じて、
沸かすお湯の量をコントロールします。
その量(時間)に合わせて、
動作開始時間を計算します。
つまり、
割安な深夜時間に稼働するように制御
しているのですね。
便利というか、
偉いの一言です。
4.オール電化のメリット
オール電化のメリットを列挙しておきます。
4-1.電気をうまく使えば経済的
つまり、
深夜料金をうまく使うのです。
我が家では、
深夜時間に下記を行っています。
①エコキュート稼働(お湯の貯蔵)
②電気食器洗い機の動作
③洗濯、脱水、乾燥
④朝ご飯(炊飯器)の動作
⑤電動自転車ほかバッテリーの充電
だって、同じ電気ですもん。
昼の半分以下の料金
これをうまく使わない手はありません。
4-2.火を使わないので安全、かつ空気がクリーン
とにかく我が家では火を使いません。
暖房も電気です。
もちろん、
「停電」に備えて、
石油ストーブを倉庫に保管しています。
灯油も備蓄しています。
しかし、
おかげで、今のところは、
石油ストーブの出番は一度もありません。
火を使わないので、
下記の恩恵にあずかっています。
①火事の心配がない。
②空気を汚さない。
私のオール電化の目的は、
この2点でした。
もちろん、
経済的な理由も魅力でしたが、
やっぱり、
火事の心配がない、
空気を汚さない、
は大きな魅力です。
おかげさまで、
家の中は空気がきれいです。
いやなニオイもありません。
思いっきり深呼吸
ができます。
4-3.安い電気を貯めるためにバッテリーを検討
一時、
この安い電気をバッテリーに貯めようと考えました。
しかし、
バッテリーの費用等を考えたら「ペイ」しませんでした。
5.オール電化のデメリット
オール電化のデメリットは下記になります。
5-1.停電に弱い(機能しない)
停電に弱いのは自明ですね。
オール電化ですから。
停電になったらあきらめます。
ただ、
最低限の対策として、
石油ストーブと灯油は保管しています。
これだけあれば、
暖はとれますしご飯も炊けます。
6.オール電化はこんな家庭向け
オール電化は、とにかく、安全第一を考える家庭、
空気をクリーンに保ちたい家庭向けです。
そういえば、
新築した家庭の殆どが、エコキュートを付けています。
ガス式のエコキュートもあるので、
一概には言えませんが、
オール電化が志向されているのだと思います。
7.まとめ
どうでしたか。
オール電化って結構使えそうですよね。
我が家は、このオール電化と組み合わせて、
車もEVやPHVにしています。
深夜料金でEVやPHVに給電しています。
EV、PHVは災害時にも役に立ちます。
つまり、
停電時のバックアップ(代替電源)
になるのです。
(まだ使ったことはありませんが)
これを機会に、
かしこい電気の使い方を
考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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※更新履歴※
【更新】2020年1月31日、3月7日、7月15日、11月2日、2021年1月16日、2022年3月8日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年11月9日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
【更新】2019年5月7日
中身(文章)をマイナー修正しました。
※CMリンク※
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