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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

待機電力を監視、ワットモニターで節電を

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、待機電力のお話です。

 

◆待機電力とは?

待機電力とは電気器具の待機状態、

すなわち、


電気器具を使っていない状態で、

電気が流れていることをいいます。


その待機状態で使っている電気量を、

「待機電力」といいます。

 

◆待機電力の単位:単位はWatt(ワット)です。
普通の電力量を表す単位と同じです。

 

◆大体の電力量:1~3ワット

 

◆電気代:1日2円程度です。

こうみると、

電気代は大したことはありません。


しかし、
「塵も積もればなんとか」で、

そんなにバカにもできません。


【計算例】
①待機電力のある電気器具の台数:5台

②待機電力:3ワット/台

④電気料金(単価):24円/kWh
⇒ 1日あたり:8.6円
⇒ 1ヶ月あたり:268円
⇒ 1年あたり:3,139円

つまり、1年にすると、
下記の金額をムダに使っていることになります。

 

約3,000円

 

こうみると、
もっと節約、節電したいですよね。


そこで、

待機電力の実態と節電方法を調べてみることにしました。

 

 

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1.待機電力とは?

待機電力とは、

前述したとおりです。


『電気器具の待機状態で消費する電力量』

 

です。

 

◆なぜ待機電力が発生するのか?

では、その待機電力の発生理由を考えてみます。


待機電力の主な理由は下記3つです。


1-1.リモコン動作のため

たとえば、

リモコン付きの扇風機を考えてみます。

 

電源のON/OFFや、風量調節が、

リモコンでできる扇風機です。


このうち、
ON機能(扇風機の起動機能)を見てみましょう。


このON(起動)のためには、

扇風機本体に電気が流れていなければなりません。


つまり、
リモコンのON釦が押されたことを感知して、

扇風機を起動するための電気です。


この電気が待機電力です。


あなたの周りの電気器具をみてください。


ほとんどがリモコン付きではないでしょうか?


①ビデオデッキ

②テレビ

③照明

④オーディオ(コンポなど)

⑤扇風機

⑥電気ストーブ

⑦エアコン など


1-2.タイマー機能のため

ビデオデッキを考えてみましょう。


ビデオデッキには「タイマー予約」が付いています。


これは予定の時刻になったときに、

録画を開始する機能です。


つまり、

本体が動作していなくても、

裏では、下記の動作が行われています。


①録画開始時刻を監視する。

②録画開始時刻になったら、
録画を開始する。


このための電気が「待機電力」です。

 

タイマー機能はビデオデッキだけではありません。


ストーブやテレビ、エアコンにもあります。


よって、
タイマー付きのストーブにも待機電力があります。

 

1-3.起動準備のため

本体を稼働させるための準備です。


たとえば、

ビデオデッキの起動準備などです。


少しでも起動を速くするために、

スタンバイ状態にしておきます。


そのための電力が、

待機電力となっています。
(パソコンのクイックスタートのようなものです)

 

1-4.待機電力を0(ゼロ)にする方法

待機電力をゼロにする方法は下記です。


①その電気器具をコンセントから抜いておく。

②電気器具をスイッチ付きコンセント経由にし、
そのスイッチ付きコンセントのスイッチを切っておく。

 

下記2枚の写真がスイッチ付きコンセントです。

 

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2枚目の写真は、

コンセントが複数(6個)ある例です。


OA機器(プリンター、無線LAN、外部HDDなど)は、
複数口のほうが便利です。

 

いずれにしても、
コンセントへの直接接続より、
スイッチ付きコンセントのほうが便利です。

 

2.待機電力の測定方法

待機電力の測定には、
ワットモニターを使います。


ワットモニターは、
待機電力だけを測定するものではありません。


電気器具の消費電力を測定するものです。

 

その消費電力の一部が、

待機電力と考えれば、

分かりやすいかと思います。

 

3.ワットモニター

 

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以下は、私が使っているワットモニターです。

 

1)メーカー:サンワサプライ
2)型番:TAP-TST8
3)計測機能:下記5項目。
  ①消費電力(W)
  ②積算電力量(kWh)
  ③積算時間(Hour)
  ④積算電力料金(円)
  ⑤CO2排出量(kg)

4)価格:3,000円~4,000円
(税込み、送料込み)
 ・・ 2019年1月時点の実勢価格です。

 

【主要仕様】
・製品消費電力 最大0.3W
・プラグ 2P
・サイズ W60×D44(突起物含む)D25(突起物含まず)×H60mm
・重量 約72g


<測定範囲及び精度>
・有効電力 測定範囲/0.3~1650Watt、測定精度/最大2%±5W
・積算電力量 測定範囲/0.00~9999kWh、測定精度/最大2%±5W 
・積算時間 測定範囲/00:00~9999Hour、測定精度/30ppm
・積算料金 測定範囲/0.00~9999円、測定精度/最大2%±5
・測定周期 1秒

つまり、

待機電力の最少測定値は下記です。


最少0.3ワットまで測定可能

 

4.ワットモニターTAP-TST8の使い方

4-1.電力量の測定

ワットモニターを使って、

電気器具(ほぼ固定の電気器具)の電力量を測定するには、

その電気器具と家庭用コンセントとの間に、

ワットモニターを接続します。


手順は下記です。

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①ワットモニターと電気器具との接続
まず、ワットモニターのコンセントに、
電気器具のプラグを刺します。(上図)

②ワットモニターをコンセントに接続
次に、ワットモニターをコンセントに刺します。
(上図))

 

⇒ これで、電気器具は使えるようになりました。

 

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◆ワットモニターTAP-TST8の釦。

ワットモニターTAP-TST8には下記3つの釦があります。
①料金 、 ②CO2 、 ③計測
この3つの釦を使って、電力量を測定します。

 

◆電力量の測定。

「計測」ボタンを押すと、
Watt(消費電力)→kWh(積算電力量)
→Hour(使い始めてからの合計時間)の順に、
表示が変わります。
「料金」ボタンを押すと、
積算料金と、一日あたりの料金が切替えて表示されます。

 

◆その他の操作。

その他の操作(CO2量測定、電力料金単価の設定など)は、
メーカーのHP(下記)から、
取説(PDF)をダウンロードされてください。
https://www.sanwa.co.jp/support/setsumeisyo/pdf/T/TAP-TST8N.pdf

 

4-2.待機電力の測定

次に、

ワットモニターTAP-TST8で待機電力を測定してみましょう。


基本的な操作方法は前述と同じです。


◆電気器具との接続には、少し工夫を。

唯一異なるのが、
電気器具とワットモニターTAP-TST8との接続です。


異なるといっても、

必須の方法ではありません。


こうしたほうが便利ですよ。


という接続方法です。

 

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つまり、

上の写真のように、

「ACアダプター」を使うのです。


これを使うと、
ワットモニターTAP-TST8と電気器具との接続しやすくなります。


【ACアダプター】
・メーカー:エレコム
・型番: T-ADR4WH(ホワイト)
・長さ:0.2m
・用途:4個のACアダプタなどの使用時に、
 無駄なくコンセントを使用できます。
・定格:15A・125V・1500Wまで
・コンセントタイプ:2P
・コンセント:4口

 

4-3.ラベル貼りを忘れずに

測定した数値はできるだけ、

電気器具にラベルを貼っておきましょう。


以下にその例を紹介しておきます。


◆写真(下)

下の写真は待機電力を「ラベル貼り」した例です。


因みに、

下のほうに貼っている年月日ラベルは、

購入年月日です。

私の習慣です。


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◆写真(下)

下の写真は所要電力をラベル貼りした例です。


電気器具は「扇風機」です。
(分かりにくい写真でごめんなさい)


「扇風機」にも購入年月日を貼っています。

 

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5.ワットモニターTAP-TST8のメリット

ワットモニターTAP-TST8のメリットは下記です。

 

1)小さくて軽いので場所をとらない。

2)0.3Wまで待機電力が測定できる。

3)しかも精度が高い。

 

6.ワットモニターTAP-TST8のデメリット

ワットモニターTAP-TST8のデメリットは下記です。

 

1)思った以上に値段が高い。

 豊富な機能と高い精度を持っていますので、
 この値段は、やむを得ないと思っています。


できれば、

機能と精度を落として、

1,000円前後の値段に

してくれることを希望します。


2)プラグ周りが大きいので、
隣のコンセントを使えなくする。

 

こんなときに、
前述のACアダプターが威力を発揮します。


3)接続が面倒。

既存の接続状態で、

測定できればベストです。


このワットモニターは(多分、他機でも同じでしょうが)、
測定対象の電気器具を一度外して、
コンセントとの間に、

ワットモニターを接続する必要があります。


(測定)コンセント→電気器具
(測定)コンセント→ワットモニター→電気器具
これが面倒です。


測定電気器具の電源コードに、

接触のセンサー(CTなど)を近づけて、

測定できればベストです。
(微弱電流なので無理でしょうか?)

 

7.まとめ

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どうでしたか、

本ブログでは下記を紹介しました。


1)待機電力は、無視できないほど電気をくっている。

2)その実態を知るにはワットモニターが必要。

3)ワットモニターは待機電力だけでなく、
 通常の電力量もはかれる。

4)待機電力を減らすには、
その電気器具をコンセントから抜いておく。

5)またはスイッチ付きコンセントにして、
そのスイッチを切っておく。

 

これで、
1年に3,000~4,000円は、
節約できます。


大した金額ではないでしょうが、

ムダな電気を使って喜ぶ人はいません。

 

省エネに協力しましょう。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。 

 

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※更新履歴※

【更新】2020年8月28日、2021年4月30日、2022年5月28日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年7月20日、2020年4月18日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

 

※CMリンク※

 

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