待機電力を減らす、タイマーにはタイマーを
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、
待機電力を減らす方法についてです。
待機電力のお話は別の記事でご紹介しました。
待機電力を監視、ワットモニターで節電を - 知って得・あなたの生活をもっと豊かに!
そのときにお話しした、
「タイマー予約」についての続報です。
◆ビデオデッキの録画予約
1)録画予約時の待機電力:約5ワット
2)待機電力の削減方法:なし
待機電力をなくすには、
通常はコンセントを抜くことですが、
録画予約(タイマー予約)中ですので、
コンセントを抜くわけにはいきません。
コンセントを抜くと通電しませんので、
タイマー予約どころか、
録画そのものができなくなります。
◆外部タイマーの登場
そこで登場するのが、
外部タイマーです。
(詳細は後述)
冒頭の写真がそれです。
・手前:ビデオデッキ
・奥:白くて四角いのが外部タイマーです。
写真はタイマー予約をしている状態です。
外部タイマー経由で、
ビデオデッキの電源をとっています。
これを使うと、
待機電力が大幅に削減します。
私はこの方法で節電(省エネ)をしています。
では早速、
外部タイマーによる節電(省エネ)方法を
見ていきましょう。
- 1.外部タイマー
- 2.デジタルタイマーPT50DWの使い方
- 3.こんな節電方法も
- 4.デジタルタイマーPT50DWのメリット
- 5.デジタルタイマーPT50DWのデメリット
- 6.まとめ
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.外部タイマー
私が使っている外部タイマーは下記です。
・メーカー:リーベックス(上の写真)
・型番:PT50DW
・商品名:デジタルプログラムタイマーII ホワイト
・入力:AC100V、50/60Hz
・消費電力:1W
・時計誤差:±4分(最大)/月
・質量:92g
・使用容量:1500Wまで(抵抗負荷のとき)
・タイマー数:14プログラム(1秒単位)
・本体サイズ:W65mm×H68mm×D32mm
・実勢価格:1,000円~2,000円
なお、
上記製品の後継機(最新モデル)が出ているようです。
・型番 : PT70DW
実売価格も最新モデルのほうが安いようです。
2.デジタルタイマーPT50DWの使い方
2-1.接続
接続は簡単です。
電気器具とコンセントの間に、
このデジタルタイマーPT50DWを接続します。
(上の写真)
これだけです。
◆デジタルタイマーPT50DWへの充電
デジタルタイマーPT50DWにはバッテリーが内蔵されています。
(タイマー情報を保持するためです)
このバッテリーへの充電は、
本機をコンセントにさしているときに、
自動で行われます。
2-2.現在時刻の設定
タイマーセットの前に、
現在時刻を設定します。
時刻修正も下記と同じ方法です。
①B釦3秒間押す。⇒液晶の曜日が点滅。
↓
②C釦を短く押す。⇒曜日が進みます。Mo(月)、Tu(火)
↓
③B釦を短く押す。⇒液晶の時が点滅。⇒C釦で時を設定。
↓
③B釦を短く押す。⇒液晶の分が点滅。⇒C釦で分を設定。
↓
③B釦を短く押す。⇒液晶の秒が点滅。⇒C釦で秒を設定。
↓
③B釦を短く押す。⇒設定終了。
2-3.タイマー設定
最後にタイマーの設定です。
◆基本的な設定順序
「ロック解除」
↓
「プログラム番号選択」
↓
「電気器具の電源ON時刻の設定」
↓
「電気器具の電源OFF時刻の設定」
◆ロック解除
ロック解除は次のように行います。
①D釦を長押し。⇒液晶右下の鍵マークが消える。
◆プログラム番号選択
プログラム番号:1~14(最大14プログラムまで設定可能)
ロック解除直後:「1」
プログラム番号の進め方:A釦を軽く押す。
A釦を押すたびにプログラム番号は下記のようになります。
1(ON)、1(OFF)、2(ON)・・・14(OFF)
◆電源ON(OFF)時刻設定
電源ON(OFF)時刻の設定は下記のように行います。
①B釦を押す。⇒曜日点滅。⇒C釦で曜日設定。
↓
①B釦を押す。⇒時点滅。⇒C釦で時設定。
↓
①B釦を押す。⇒分点滅。⇒C釦で分設定。
↓
①B釦を押す。⇒秒点滅。⇒C釦で秒設定。
↓
①B釦を押す。⇒設定完了。
◆クリア
途中で間違ったときはD釦でクリアします。
2-4.使用例
では、実際の使用例を紹介しておきます。
①ビデオデッキの録画:10時~11時
②外部タイマー:9時50分~11時10分
つまり、
ビデオデッキの電源ON、OFFは下記となります。
・ビデオデッキの電源ON:録画前10分
・ビデオデッキの電源OFF:録画後10分
これで、
ビデオデッキの待機電力が大幅に縮小できました。
3.こんな節電方法も
外部タイマーを使って、
安い深夜料金を活用することもできます。
上図は、東京電力の「電化上手」の料金表(図)です。
我が家は、この電気料金となっています。
このサービスでは、深夜11時から翌朝7時までが、
12円/kWhと安くなっています。
(昼間の半分以下)
我が家では、
タイマーを使って下記を行っています。
深夜料金の有効活用です。
①電気食器洗い機の稼働
②洗濯機、高速脱水機、乾燥機の稼働
③コードレス掃除機のバッテリーの充電
④スマホx5台の充電
※外部タイマーは上記③、④で使っています。
4.デジタルタイマーPT50DWのメリット
デジタルタイマーPT50DWのメリットは下記です。
4-1.プログラム設定が豊富
プログラム設定が最大14となっています。
つまり、
14種類のタイマー設定が同時にできるわけです。
これだけあれば、
通常の使い方で不自由することはありません。
私が実際に使った例では、
せいぜい5~6種類でした。
4-2.タイマー設定の種類が豊富
たとえば、下記のような設定ができます。
①毎日、決まった時刻に電源をON/OFFする。
②土日だけ電源をON/OFFする。
③土日以外(平日)だけ電源をON/OFFする。
4-3.比較的安価
大体1,000円程度で手に入ります。
お手頃なお値段ですね。
5.デジタルタイマーPT50DWのデメリット
デジタルタイマーPT50DWのデメリットは下記です。
1)タイマー設定が面倒。
タイマー設定は、面倒です。
何度やっても覚えられません。
毎回説明書を見ながらでないとできません。
※最新型は、少しは改善されているようですが。
2)時計の精度が悪い。
私は月に1回は時刻修正しています。
大体、1ヶ月に数分は狂うようです。
6.まとめ
どうでしたか。
このデジタルタイマーPT50DW、
なかなか面白いでしょう。
お値段が安いうえに耐久性もあるようです。
私はこのタイマーを約4年間使って、
故障知らずです。
ここで、
待機電力の減らし方を整理しておきます。
1)ビデオデッキに外部タイマーを接続。
2)外部タイマーの電源ON/OFF時刻を下記にする。
電源ON:録画時刻の10分前
電源OFF:録画終了時刻の10分後
なお、
外部タイマー自身にも待機電力があります。
外部タイマーの待機電力:1W
この待機電力は見落としがちですので注意してください。
電気器具本体の待機電力が1W以下ならば、
外部タイマーによる節電効果はありません。
お気を付けください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2019年12月11日、25日、2020年4月18日、5月4日、9月15日、2021年6月7日、2022年6月28日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年8月11日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
※CMリンク※
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