こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、
ストレスとのつきあい方です。
ここで、
タイトルについて少し補足させていただきます。
タイトルを「つきあう」にするか、
「向きあう」にするか迷いました。
結局、
「つきあう」にしたのですが、
こちらのほうが「逆らわない」
というニュアンスがあったからです。
「向きあう」は、
対抗心の意味を含んでいますので、
ますますストレスがたまる、
そんな感じがしたのです。
(私の考えすぎかもしれません)
世の中ストレスだらけです。
ストレスのない世界があるのなら、
行ってみたいものです。
そこで、
ストレスについて考えてみたいと思います。
疑問1)ストレスって何なの?
疑問2)ストレスに大きい小さいがあるの?
疑問3)その大きさって、人によって違うの?
疑問4)ストレスに「良い悪い」ってあるの?
と考えているうちに、
それが、
ストレスになってきました。(笑)
では、
少しだけおつきあいください。
- 1.ストレスとは
- 2.良いストレス
- 3.悪いストレス
- 4.ストレスをやわらげる
- 5.ストレスを忘れる
- 6.ストレスを分散する
- 7.ストレスを良いストレスにする
- 8.まとめ
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1.ストレスとは
ストレスとは何でしょう。
ストレスは、
目に見えないので分かりにくいですよね。
それで、
ストレスそのものを考えるのではなくて、
ストレスを、
どんなときに感じるか。
を考えてみました。
1)やりたくないことをやるとき。
そうですね。
やりたくないことをやるときにストレスを感じますよね。
「やりたくない」ということは、
単なる「なまけもの」ってことかな。
う~ん、そうとはいえないみたい。
2)面倒くさいことをやるとき。
やりたくないことは、ないのだけど(ややこしい表現)、
面倒くさいことをやることってありますよね。
そんなときにストレスを感じますよね。
3)やらなければいけないことをやるとき。
これが一番ストレスを感じるかもしれませんね。
いわゆるプレッシャーですね。
4)やりたくてもやれないとき。
う~ん、これもよくあります。
やれない理由を挙げておきましょう。
①忙しい、時間がない。
②やりかたが分からない。
③やる道具がない。
④やる材料がない。
「やりたくてもやれない」理由を考えると、
いろいろと出てきますね。
2.良いストレス
では、
ストレスの種類(良い悪い)について考えてみましょう。
まずは、
良いストレスです。
私の考える良いストレスとは下記です。
1)やる気がでる。
いわゆる、
適度な緊張感です。
このストレスは、
間違いなく良い方向に働きます。
「ドキドキ、わくわくしてきた」
「よし、やるぞ!」
2)自分自身を鼓舞する。
良いストレスとは、自分自身を鼓舞します。
「やらなくちゃ」
「勝ってやる」
「一番になってやる」
「自己新記録を出してやる」
そうですね。
良いストレスとは、
励ましや激励になるストレスです。
ストレスといっても、
快い緊張感となります。
100%(いえ、ときには200%)
の力を出すことのできるストレスです。
冒頭の写真のような運動会でも、
適度な緊張感が、いい結果を出します。
大舞台、大きな大会などでは、
ストレスは良い方向に働きます。
もちろん、
適度なストレスです。
過度なストレスはダメです。
次項のような「悪い」ストレスとなります。
3.悪いストレス
次に悪いストレスです。
悪いとは、
自分自身に何らかの悪影響を及ぼすという意味です。
3-1.自分の限界を超えたストレス
自分の限界を超えたストレスは、
自分自身に悪影響を及ぼします。
いわゆる「頑張りすぎ」のケースです。
①体力の限界を超えたストレス
②心(精神)の限界を超えたストレス
自分の限界値は、
瞬間的なものと、累積的なものがあります。
①瞬間的な限界値:いきなり破滅する限界値
②累積的な限界値:じわじわと破滅する限界値
とくに、②のケースは自覚しにくい上に、
ダメージが大きいので要注意です。
3-2.心の病を引き起こすストレス
悪いストレスの最悪は、
この「心の病」を引き起こすストレスです。
「心の病」、すなわち「うつ」になると、
医者の診断、治療が必要になります。
軽症であれば、
少し休んだり寝たりしただけで回復しますが、
重症になると、
数ヶ月から数年、回復に時間がかかります。
私も何人かの患者をみてきました。
最悪は自殺するケースもあります。
よく新聞やテレビで扱われている、
過重労働による労災も、
このストレスによるものです。
4.ストレスをやわらげる
ストレスをやわらげる方法には下記があります。
①良いことを考える。
②お金がもらえることを考える。
③人に褒められることを考える。
④自分のためだと考える。
⑤将来のためだと考える。
いずれも考え方で対応するのですね。
いわゆる、気の持ち方でストレスを緩和するのです。
ある種の「自己暗示」です。
5.ストレスを忘れる
ここで、ストレスの対策法を考えてみます。
いかに悪いストレスをなくすか、
あるいは軽くするか、
その方法について考えてみます。
ストレス対策は下記の3つです。
①ストレスを忘れる。
②ストレスを分散する。
③ストレスを良いストレスに変える。
そのうちの①についてです。
方法は下記2つです。
5-1.別なことを考える
たとえば、長距離を走っているとします。
いきなり上り坂になりました。
息があがります。
足が重たくなります。
ストレスの絶頂期(絶悪期)です。
このとき、周りの景色を見るのです。
ガラスに写った自分の姿を見るのです。
あるいは、少し前傾姿勢で道路を見るのです。
すると下記のような変化がおきます。
①風を感じて、気持ちが楽になる。
②自分の走りがみえて、
「まだいける」となります。
③思った以上に走れていると感じます。
5-2.楽しいことを考える
これも長距離を走っている例で考えてみましょう。
きついとき(ストレスに負けそうなとき)に、
下記を考えましょう。
①ゴールしたときの喜び。
②打ち上げのときのビール。
③自己新記録を出したときの達成感、満足感。
6.ストレスを分散する
次の対策は「ストレスの分散」です。
これは、考え方を変える手法です。
これも長距離走で考えてみます。
10kmを走るとします。
それをいきなり10kmと考えると、気持ちがなえます。
気持ちが持ちません。
まさに、ストレスの重圧です。
これを次のように考えます。
6-1.距離を小刻みにする
走る距離を小刻みにするのです。
①あの信号まで。
②あの曲がり角まで。
③次の給水所まで。
④前を走る一人を追い抜くまで。
つまり、目標を近くにすることで、
元気を出すのです。
ある意味、ごまかしの手法ですね。
6-2.あと何kmではなく、もう何km走った
これも、ごまかしの手法です。
あと何kmと考えると気持ちが落ち込みますが。
もう何km走ったと考えた方が、
気持ちが楽になるのです。
仕事もそうですよね。
ちょっとした、
気持ちの持ちようです。
7.ストレスを良いストレスにする
究極の対策は、
悪いストレスを良いストレスに変えることです。
敵を味方にするのです。
これができれば最高ですよね。
具体的には、見方や考え方を変えることです。
1)難しい⇒それだけ勉強になる。
2)やったことがない⇒いいチャンスだ。
3)お金がない⇒だったら頭を使おう。
4)できっこない⇒ますます燃えてきた。
5)時間がない⇒できなくても命まではとられまい。
最後は「開き直り」ですね。
でも、この「開き直り」って大事ですよ。
私がいつも使っている手です。(笑)
8.まとめ
どうでしたか。
少しはストレスについてお分かりになったでしょか。
これで、
ストレスと上手につきあっていけそうでしょうか。
皆さんが、上の写真のように、
「やったーっ」
となりますように。
人生にはストレスはつきものです。
であれば、
そのストレスと楽しく付き合っていきましょう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2019年12月26日、2020年9月16日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年8月19日
中身(文章)をマイナー修正しました。
【更新】2019年8月12日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
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