アイデアは夜ひらく
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、アイデアについて書いてみたいと思います。
皆さんはアイデアといえば何を想像しますか?
①問題の答え。
②クイズの解答。
③発明。
④仕事のこと。
⑤トラブルの原因。
⑥お金儲けのこと。
⑦晩御飯のこと。
沢山出てきましたね。
そうなんです。
アイデアは、
いろんなところで必要になってきます。
そのアイデアですが、
どんなときにひらめきますか?
どんなときに、
いいアイデアがでてきますか?
私は夜寝ているときです。
寝ていると、
不思議といいアイデアが浮かんでくるのです。
だから、
いいアイデアが出てこないときは早く寝ます。
というのは、早く寝たいときの口実ですが。。
ただ、寝ているときに、
いいアイデアが出てくるのは事実です。
ということで、
寝ながらいいアイデアを出すコツについて、
ご紹介したいと思います。
題して、「アイデアは夜ひらく」です。
ちょっとふざけたようなタイトルですが、
本人はいたって真面目です。
1.アイデアとは?
アイデアというと、
一般的には「思いつき」のようにとらえられますが、
ここでは次のように解釈します。
つまり、
着想、原因究明、発想までを含むとします。
私が今欲しと思っているアイデアは以下です。
1-1.現場が喜ぶシステムの開発
これは仕事上の話です。
現場に新しいシステムを導入する計画を立てるとします。
そのために、
具体的なシステムを考えなければなりません。
現場が喜ぶシステムの開発です。
システムの目的は分かっているのですが、
その実現手段が浮かばないのです。
◆省力化
たとえば省力化です。
省力化のために、
何を、どうすれば良いかを考えるのですが、
いいアイデアが浮かびません。
もちろん、
現場にずっと張り付いて、
現場の声を聞くのですが、
システムで何を、どうしたらよいのかが思いつきません。
逆にいうと、
このアイデアが思いつくと、
そこで、勝負が決まったも同然です。
それだけ、
アイデアは大事なのです。
1-2.システムのトラブル対応
次にトラブル対応です。
これも仕事の話です。
トラブルが発生し、
その処置をしなければなりません。
そのためには、
原因を特定しなければなりません。
原因が分からないと手が打てないからです。
仮に何かのきっかけで、
トラブルが解消されても、
原因が分かるまでは、
解決にはなりません。
再発の危険性があるからです。
この原因の特定が大変なのです。
トラブルの原因も、
一種のアイデアとなります。
1-3.ブログの原稿も
いきなりレベルが落ちました。
ブログのネタ探しです。
このブログのネタも立派なアイデアです。
問題はネタだけではありません。
ネタが見つかると、
次に中身をどうするかの問題が出てきます。
①どんな構成にするか。
②使う写真はどうするか。
ブログの原稿もアイデアの一種です。
2.私のアイデア発想法
次にアイデアの発想法です。
私が昔からやっている方法です。
2-1.寝ながら発想
そうです。
私のアイデア発想法は寝て行うのです。
◆布団に入ってすぐに考える。
具体的には、布団に入ってすぐに考えます。
もちろん、一つずつです。
というか、一晩にできるのは1つだけです。
◆考えるノウハウは。
その考え方(ノウハウ)は、ばらばらです。
(というか、ケースバイケースです)
よって、それを本稿で紹介することはできません。
それができるのであれば、
寝ながら考える必要もありません。
2-2.そこで得たアイデアはメモに
寝ながら考え出したアイデアはすぐメモにします。
というのは建前です。
実際には、殆どが何もせずに、すぐに寝てしまいます。
寝てしまっても、
一度得たアイデアを忘れることはありません。
◆どうしてもメモにしたいときは。
それでも、ちょっとだけ複雑なアイデアは、
キーワードだけでもメモにしておきます。
眠たい中での作業ですが仕方がありません。
ただ、ここでも、少し手抜きが入ります。
◆トイレのついでに。
わざわざ起きてメモするのは月に1回程度です。
あとは、
トイレにおきたときの「ついで」のメモです。
◆トレードオフ。
・メモにしておかないと忘れそう。
・でも眠たい。
この葛藤の中での最適解が、
上記のトイレ時の便乗案です。
たしかに、
夜のうちにメモをしておくと、
安心して眠れます。
でも、大抵は朝起きたときに、
そのアイデアは思い出せます。
ただ、可視化(メモ書き)すると、
頭のなかが整理されます。(詳細は後述)
だから、メモ書きは必須です。
3.なぜ寝ながらが良いのか?
では、
なぜ寝ながらだったら
いいアイデアが浮かぶのでしょうか。
その答えは下記です。
3-1.邪魔されない
ポイントは誰からも邪魔されないからです。
◆騒音や生活音なし。
この理由は分かりますよね。
実は起きているときは結構騒音がしています。
車、電車、飛行機、電話、会話、テレビ、BGM、
スマホ、エアコン、扇風機、社内放送などなど。
しかし、寝ていると(特に深夜は)、ほぼ無音です。
そうすると、考えることに没頭できます。
◆視覚なし。
そうなんです。
寝ているときは目からの情報がありません。
上記の耳(音)と合わせて、
聴覚と視覚両方がお休みできるのです。
これは大きいですよ。
確実に自分の中に入れます。
3-2.リラックスしている
寝ているときは、
自律神経以外はすべて「お休み」です。
極端な話、心臓以外は止まっています。
その心臓の負荷も最低状態です。
心身とも、
これ以上のリラックス状態はありません。
心臓に手をあててみてください。
鼓動が小さくなっているのが分かるでしょう。
呼吸も楽にしていますよね。
3-3.横になっている
最後の理由は体が横になっていることです。
実はこれも大きいのです。
血液が脳のほうに
いきやすくなっています。
立っていると、
脳は一番高いところにあります。
脳に血液が届きにくい状態です。
もちろん、その分心臓ががんばってくれていますが、
そうなると、上述のリラックスに影響がでます。
つまり、寝ている状態が、
アイデアを出すためには、
最適な状態なのです。
◆頭の中がからっぽ。
さらに付け加えるならば、
頭の中は空っぽ状態です。
今風にいうと、
リセット状態です。
◆固定観念なし、思い込みなし。
といことは、頭が柔らかくなっています。
固定観念や、思い込みがない状態です。
だから、
いいアイデアが出るのです。
4.出たアイデアの展開法
出たアイデアは以下のようにして展開します。
4-1.アイデアのブラッシュアップ
出たアイデアは、どんどん文書化し可視化しましょう。
書くことによって、
アイデアはブラッシュアップされます。
脱線しますが、
私この「ブラッシュアップ」という言葉が大好きです。
「磨きをかける」という意味ですよね。
つまり、
ぜい肉を削って原形を出していくのです。
アイデアの原形を見出すのが、
このブラッシュアップです。
◆実際には、繰り返しになる。
アイデア創出とメモ書きは、
1回だけでは終わりません。
実際には、これを繰り返します。
寝て考えて、起きて考える。
これを繰り返すのです。
この繰り返しで、
さらにブラッシュアップされます。
4-2.最後は起きての作業
そして、最後は起きての作業となります。
これは当然ですよね。
5.まとめ
どうでしたか。
私のアイデア抽出法がお分かりになったでしょうか?
寝ているときにアイデアを考える。
かなり「いい加減」な方法ですね。
でも、昔の言葉にもこういうのがあります。
果報は寝て待て
少し意味が違いますが、
今回のアイデア探しも、
寝ることの効用には違いはありません。
5-1.不眠症にならないのか?
ご紹介した方法では不眠症にならないか、
と心配する向きもいらっしゃると思いますが、
まったく心配ありません。
5-2.いらいらしないのか?
寝ていても考える、いらいらしないか?
そんなことはありません。
むしろ、考えることによって、
そこに集中できます。
5-3.限界以上には考えません
そうなんです。
寝ながら考えるといっても、
考える頭は知れています。
自分の能力以上には
考えることができません。
いいアイデアが出なければ、
そのうちに眠ってしまいます。
(いい加減ですね)
5-4.雑念が消えて熟睡も
むしろ、アイデア探しに没頭するため、
雑念がなくなります。
その分、熟睡できます。
つまり、こうです。
アイデア探しが「子守歌」に。
となります。
「本当か?」って。
これ本当です。
私が何十年も実践しています。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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※更新履歴※
【更新】2020年1月25日、2月22日、6月6日、10月27日、2022年9月21日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年10月3日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
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