わずか6千円の炊飯器がこんなにご飯がおいしいとは
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、炊飯器のお話です。
実は、
8年振りに炊飯器を買い替えました。
しかも、昨日の話です。
ご飯も熱々ながら、
この記事もホットです。(笑)
前の炊飯器が壊れたわけではありません。
気になるといえば下記2点ぐらいです。
①内蓋のパッキンのへたり。
炊飯時の「吹きこぼれ」が多くなりました。
しかし、ご飯の出来上がりは、
全く問題ありませんでした。
炊飯器の周辺が、少し汚れる程度です。
ちなみに、
このパッキンは過去に1度交換しています。
(料金:1,200~300円程度)
②内蔵電池のへたり。
内蔵電池が寿命となりました。
よって、タイマー予約ができません。
これは、かなり致命傷です。
しかも、
内蔵電池はハンダ付けですので、
素人では交換は難しいようです。
メーカー(旧サンヨー)にて交換となります。
電池交換費用:約3,000円
◆Amazonでタイムセールス。
タイマー予約ができなくても、
さほど不自由はしませんでしたが、
たまたま、
Amazonを見たらタイムセールをしていました。
通常価格より1,000円安い。
それにひかれて買い替えました。
ということで、
この新しい炊飯器について、
実際に使った感想を
報告したいと思います。
- 1.炊飯器の新旧比較
- 2.消費電力の比較
- 3.新炊飯器の概要、特徴
- 4.炊き方
- 5.実際に炊いてみました
- 6.良いところ
- 7.改善して欲しいところ
- 8.まとめ
- 9.水加減などの最新情報 2019年2月16日
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.炊飯器の新旧比較
【新】2019年2月13日購入
メーカー アイリスオーヤマ
型番 RC-MA50AZ-B
種類 マイコン式
サイズ 幅260×奥行312×高さ約216mm
本体質量 約3.5kg
消費電力 675W
炊飯容量 5.5合
価格 約6,000円
(Amazonのタイムセール)
【旧】2011年購入(購入月まで覚えていません)
メーカー サンヨー
型番 ECJ-JG10(N)
種類 IH式
サイズ 幅264×奥行377×高さ220mm
本体質量 約5.3kg
消費電力 1,200W
炊飯容量 5.5合
価格 約3万円
新炊飯器の利点(ポイント)は下記です。
①価格が5分の1。
②重量が3割軽量。
この価格の5分の1は超魅力です。
2.消費電力の比較
消費電力も新炊飯器のほうが勝っています。
新型(アイリスオーヤマ)のほうが、
2割程度、省エネとなっています。
これは、炊き方の違いと、
技術の進歩によるものだと思います。
詳細は下記を参照ください。単位:Wh
旧(サンヨー) 新(アイリスオーヤマ)
①炊飯時 181 138
②保温時 20 16
③タイマー 0.4 0.3
<凡例>
①炊飯時消費電力量(Wh)*1
②保温時消費電力量(Wh)*1
③タイマー予約時時消費電力量(Wh)*1
*1
家庭用品品質表示にもとづく、
「電気ジャー炊飯器」の省エネ法関連表示です。
3.新炊飯器の概要、特徴
3-1.新しい炊飯器はマイコン式
今回購入したのはマイコン式です。
昔からある炊飯器です。
今の主流はIH式ですので、
構造的には廉価版となります。
今回も、わずか6,000円でした。
3-2.加熱方式に工夫が
IH式は釜全体で加熱しますが、
(お釜全体を誘導加熱します)
マイコン式は、下から加熱するだけです。
ところが、本機は少し工夫されているようです。
下図のように上からも加熱しています。
下図の「ふたヒーター」がそれです。
電気配線は、
外ふたのヒンジを使っているものと思われます。
◆内釜にも工夫が。
内釜は3層コーティングです。
銅+ステンレス+アルミの厚釜を採用しています。
高い熱伝導の銅釜は、炊きむらが少なく、
厚釜の蓄熱でふっくら炊き上げを実現しています。
まさに伝熱と蓄熱の両方を満たしています。
しかも重量は軽い。
軽いので、IH式より取り回しが楽です。
3-3.お米の炊き方を記憶
メジャーな銘柄(コシヒカリなど)は、
最適な炊きあげパターンが記憶されています。
その種類は31種類になっています。
ただ、その効果のほどは不明です。
いずれ試してみようと思っています。
この辺が他社との差別化だのでしょう。
ちなみに、我が家はコシヒカリ派です。
3-4.釦が大きいので操作が簡単
本体のパネルが大好評です。
(我が家の女性陣に)
釦が大きいし、字も大きいからです。
とくに、85歳のおばあちゃんは大喜びです。
旧炊飯器と較べると、その違いが分かります。
3-5.内蔵電池の持ちが良い
細かいことですが、
内蔵電池の容量が大きいようです。
出荷時の時計が、
そのまま生きていました。
おかげで、
時刻設定の手間が省けました。
本機は「2018年製」とありましたので、
出荷から約半年(6ヶ月)は経っていると思います。
その間、無給電ですので、その持ちは見事なものです。
◆バッテリーの寿命は。
あとは、バッテリーの寿命ですが、
こればっかりは、使い始めですので、
現時点では分かりません。
ただ、本体が安いので、
数万円の炊飯器に較べて、
そんなに神経質にならなくてすみそうです。
4.炊き方
基本的な炊き方は、
普通の炊飯器と変わりません。
1)お米の準備。
お米をとぎます。
それを内釜に入れて水加減をします。
水の量は内釜の目盛りどおりで問題ないでしょう。
白米2合の場合
⇒ 白米の目盛りの「2」に合わせます。
※目盛りの「2」のところに、水面がくるようにします。
◆微調整。
あとは、このみの”かたさ”に合わせて水加減をします。
かためのご飯 ⇒ 水を少なくする。
やわらかめのご飯 ⇒ 水を多くする。
2)予約設定。
本機は最大2個までの予約設定できます。
我が家は下記にしました。
予約1 ⇒ 朝用
予約2 ⇒ 夜用
3)炊飯開始。
炊飯開始は炊飯器が全部自動でやってくれます。
予約の時刻に炊きあがるように、
自動スタートしてくれます。
スタート時は、ブザーが1回なります。
4)炊飯完了。
ご飯が炊きあがると、自動で停止します。
このとき、ブザーが4回なります。
5)内釜を洗う。
ご飯を全部取り終わったら内釜を洗います。
このとき、
熱いうちに水を入れておきます。
10分程度。
このほうが、
内釜についたご飯がよく落ちます。
5.実際に炊いてみました
上記手順で実際に炊いてみました。
5-1.お米の準備
お米の量は、いつもどおりの「2合」です。
◆水加減は少しだけ多目に。
水加減は標準目盛りより2ミリほど増やしました。
我が家は、やわらかめ派です。
5-2.予約設定
17時の出来上がりで予約をセットしました。
【注意】写真のメニューは、
「無洗米」になっていますが、
これは間違いです。
写真撮影後に間違いに気づき、
「白米」に設定変更しました。
ちなみに、
デフォルトは「無洗米」になっています。
(メニューの最上部)
最近は「無洗米」を使う家が増えたのでしょうか。
洗米する手間が省けるので人気があるのでしょうね。
しかし、
「無洗米」は値段が高いようです。
我が家は、貧乏メニューの白米にしています。(笑)
5-3.炊きあがり
5-4.いただきま~す
それではお茶碗に盛って、早速いただきましょう。
ええっ、ご飯が「もちもち」だ!
うめーっ!
6.良いところ
6-1.ご飯がおいしい
とにかくご飯がおいしいところです。
前評判ではIH式にはかなわない、
とありましたが、
そうではありませんでした。
マイコン式でもけっこういけます。
ただ、
定格一杯の5.5合炊きにすると、
結果が違うかも知れません。
我が家では、通常は2合程度ですので、
IH式との違いが出なかったのでしょう。
いずれにしても、大満足です。
6-2.意外と静か
炊き込み中の蒸気の音はしません。
IH式とは雲泥の差です。
逆に音がしないので、
「大丈夫かな」
「こいつさぼっているのではないだろうな」
と心配になったぐらいです。
このへんもIH式との差なのでしょうか。
それとも技術の進歩なのでしょうか。
いずれにしも、
静かなのはいいことです。
6-3.コンパクトで軽い
特筆すべきは軽さです。(約3割減)
おばあちゃんが喜んでいました。
これも、技術の進歩と、
非IH式が奏功しているようです。
6-4.省エネ
消費電力は、約2割ほど改善されています。
これはカタログ値です。
いずれ実測してみようと思っています。
ちなみに、我が家の朝ご飯は深夜料金を使います。
よって、昼間の約1/3の電気代です。
よって、新炊飯器のご利益はあまりないようです。
しかし、省エネは省エネです。
6-5.省コスト
ここが一番のメリットですね。
初期投資が従来の約1/5ですむのは大きいです。
貧乏人には非常に助かります。
しかも、見てのとおり、
そんなに安っぽくはありません。
6-6.内釜が洗いやすい・・2019/2/18 追記
内釜についたご飯粒は簡単に落ちます。
水を含ませたスポンジで一拭きすればOKです。
これにはびっくりです。
今まで、数分かかっていた内釜洗いが、
10秒足らずですみます。
我が家は1日に2回ご飯を炊きますので、
この便利さは、大きな違いです。
7.改善して欲しいところ
7-1.ご飯をほぐす(かき回す)ときに内釜も動く
軽さがあざになったのでしょうか。
ご飯をほぐすと、内釜まで回ってしまいます。
しかたがないので、左手で内釜を押さえています。
熱いので、ふきんを添える必要があります。
ちょっと面倒ですね。
7-2.ブザーの音が小さい
炊き上がりを知らせるブザーが小さいです。
計4回なりますが、全部同じ音量で小さいです。
しかし、我が家はタイマー予約で、
炊きあがり時刻が決まっていますので、
困ることはありません。
でも、
炊き上がりが分かった方が良いでしょうね。
7-3.蓋開け釦が前面に
本機は、蓋を開ける釦が前面についています。
今までが上面でしたので、戸惑っています。
多分慣れると思いますし、
それほど問題にはならないと思います。
あらためて本機の上面をみました。
ここ(上面)には、もうスペースがありません。
釦や液晶表示が占有しています。
ここに、蓋開け釦を持って来ると、
釦や液晶表示が犠牲になります。
ゆえに、
現状のレイアウトで我慢します。
(私は)
8.まとめ
どうでしたか。
本機、なかなかなもんでしょう。
安かろう、悪かろう
ではありません。
本機の特長を、おさらいしておきます。
8-1.炊きあがりのご飯に大きな差異なし
炊きあがりのご飯に、
高価なIH式との差異は認められませんでした。
ただ、本機がダントツに、
おいしいというわけではありません。
安くても、おいしいご飯が炊けます。
という程度の認識でいてください。
8-2.使い勝手が良い
パネル類が大きいので、
お年寄りは助かるでしょう。
しかも、操作性が優れていますので、
説明書を読まずに、
直感的に操作できます。
地味ですが、
私が一番気に入ったところです。
だって、毎日使うものですから、
使いやすさが一番です。
8-3.5分の1の価格が魅力
やっぱり、この価格が一番の魅力でしょうね。
6,000円程度で買えて、炊きあがりも満足。
しかも、
省エネ、省スペースとなれば、
これを買わない手はないでしょう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
9.水加減などの最新情報 2019年2月16日
水加減の比率を変更しました。
やわらかめのとき:
標準値の1.7倍⇒1.5倍へ(下記朱筆)
1)水加減。
本機の標準設定(水加減)は、
「硬め」のようです。
よって、
標準設定より水は多目しましょう。
(確認済み:白米、コシヒカリのケース)
◇平均的な水加減 : 標準×1.3
例:白米2合のときは、内釜目盛りを2.6に。(2×1.3)
◇我が家(やわらか派) : 標準×1.5
例:白米2合のときは、内釜目盛りを3.0に。(2×1.5)
銘柄は「コシヒカリ」です。
2)コンセントを抜いても設定値は記憶されています。
コンセントを抜いても大丈夫です。
すべての設定が記憶されています。
①白米などの設定
②米の銘柄設定
③予約設定
よって、
待機電力を嫌う人は、
コンセントを抜いておきましょう。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2019年12月30日、2020年5月9日、9月21日、2021年6月18日、2022年7月7日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年8月20日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
【更新】2019年2月18日
本機のメリットに、
内釜洗いの便利さを追加しました。
※CMリンク※
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