頭を使って、節約しながら脳の活性化
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、考えることです。
考えることって大事なことです。
と、改めて言われなくても誰でも分かっているし、
普段から考えていると思います。
その考えていることを、
もう少し意識してみようというのが、
今回のテーマです。
そうすることによって、
新しい発見があります。
生活が豊かになります。
節約にもなるし、
脳が活き活きします。
そうなんです。
頭をつかうことは、
いいことばっかりなんです。
1.考えるは英語で「THINK」
まず考える(あるいは考えろ)は英語で「THINK」です。
日本的発想は、「I Think・・」ですので、
「私は思う」となりますが、
アメリカでは「考える」=「THINK」となります。
1-1.IBMで発見
米国のコンピュータメーカ、
IBM(アイビーエム)のことはご存じだと思います。
私がこの「THINK」を見たのは、
そのIBMでした。
会議室のいたるところに、
「THINK」の文字が貼られていました。
「えっ?」
「これって、”思う”ということ?」
と思ったものです。
(シャレではありません)
そこで、
IBMの社員に聞いてみて、
それが、「考えろ」ということが分かりました。
◆考えることを推奨。
そうなんですね
大手のコンピュータメーカーでも、
(いえ、大手コンピュータメーカーだからこそ)
社員に、
考えること(思考)を奨励しているのですね。
考えない会社はつぶれる。
といった、
危機意識さえ感じました。
1-2.映画「ダイ・ハード」でも
そうこうしているうちに、
映画「ダイ・ハード」を観ました
ビルを乗っ取り、
人質をとって立てこもるテロ集団に、
切羽詰まったときに言います。
「Think! Think!」
「考えろ!考えろ!」
たった一人でテロ集団に、
立ち向かうためには、頭脳が必要です。
おかれた状況のなかで、
最善策を考える。
絶体絶命だからこそ、
頭をフル回転させるのです。
2.考えるとは?
考えるとは、
まさに「頭を使う」ことです。
具体的には下記が該当します。
2-1.問題を解く
問題といって、まず頭に浮かぶのが、
学校のテストです。
もちろん、
学校のテストでも頭を使います。
ですが、
頭を使う問題は、
学校のテストだけではありません。
①パソコンが動かない。
②電車がとまって遅刻しそう。
これらも、
立派な「問題」です。
むしろ、
こちらの問題のほうが、
より深刻で、
難易度が高いようです。
2-2.方法を考えること
たとえば、登山を考えましょう。
頂上までのルートが3つあるとします。
その3つの中からルートを選ぶのです。
ここでも頭を使います。
①登頂までの所要時間
②途中の危険度、難易度
③過去の登山実績、事故実績
④登山メンバーの経験、能力
上記を考えながら、登山ルートを決めます。
この考えや判断に間違いがあると、
体力と時間を消耗します。
それどころか、
命の危険にもなりかねません。
2-3.文章や人の話を理解すること
文章や人の話を理解すること、
すなわちコミュニケーションですね。
ここでも、
正確な理解のために考えることが求められます。
◆会話では即時性も要求される。
会話では即時性(リアルタイム性)が必要です。
即座に相手の話を理解しなければなりません。
そのために、
高い理解力が求められます。
3.家庭でも頭を使う
3-1.家事の段取り
炊事、洗濯、掃除なとの家事をどういう順番で行うかです。
ここでは、
おすすめの順番(段取り)をご紹介しておきます。
①まず洗濯機を回しましょう。
(ほかの家事と並行作業ができるからですね)
②そのあとに部屋の掃除をします。
③そして、最後にお風呂の掃除です。
理由は分かりますよね。
このように複数の家事を行うときに、
効率とか節電、節水を考えながら、
段取りを行うときに頭を使います。
3-2.エアコンの温度設定
冷暖房のためにエアコンを使いますが、
この温度設定にも頭を使います。
つまり、
節電を意識したエアコンの運転です。
下記のことを考えながら、賢い節電をしてください。
①ON/OFFを頻繁に行うのは、かえって電気を使います。
②むしろ設定温度で調整した方が節電になります。
3-3.洗剤の量
食器洗い、洗濯にしても洗剤は不可欠です。
しかし、
洗剤を多く使えば効果大とは限りません。
洗剤が多すぎると、
その洗剤を ”すすぐ” のに、
余分な水を使い、
手間もかかります。
また、
食器洗いに使ったスポンジの、
後始末も大変です。
このへんも、
頭を使いたいものです。
4.仕事でも頭を使う
仕事では、もっと頭を使います。
しかも、1日中です。
ですが、
その頭は有効に使っているでしょうか?
仕事で一番大事なのが危険予知です。
別な言い方をするとこうなります。
つまり、リスク(危険)を正確に予知して、
事前に適切な手を打っておくことです。
4-1.予算見積
あるプロジェクトを任せられたとします。
そのプロジェクトでいくらのお金が必要かを見積もります。
ここでもリスク管理が必要です。
①予算過小。
予算が少なすぎると、
プロジェクトは途中でストップします。
あるいは、途中で増額措置が必要となり、
そこでムダな時間を費やしてしまいます。
いきおい、工期延長となります。
②予算過大。
一方予算を多めにとっておけば、
上記のような問題は回避出来ます。
しかし、投資対効果が悪くなり、
案件そのものが承認されないことになります。
つまり、プロジェクトそのものが成立しません。
4-2.工数見積
次に、工数見積です。
業種別の山積みです。
①山積みの過小見積。
⇒工事未完となり、
途中で人員増をしなければなりません。
もちろん、費用も増えます。
それ以上に危険なのは、その時点で人員が確保出来るかです。
場合によってはプロジェクトの大幅な遅延となります。
②山積みの過大見積。
⇒予算増になります。
予算増の規模によっては、
案件そのものが成立しなくなります。
5.車の運転でも頭を使う
皆さんは、車の運転で頭を使っていますか。
実は車の運転では頭を使うことが多いのです。
5-1.危険予知
まず安全運転に欠かせないのは危険予知です。
①脇道からの車や人の飛び出し予測。
②先行車の急な車線変更。
③先行車の急ブレーキ。
これらを予測できていると、
心の準備ができている分だけ、
早めの対応ができます。
この予測こそが頭を使う行為なのです。
5-2.早めのウインカー
次にウインカーです。
ウインカーの役目は周囲や、後続車に、
「曲がります」を意思表示するものです。
この意思表示が分かっていると、
自然とウインカーを出すタイミングが早くなります。
法令では、曲がる30m前となっています。
また車線変更では変更する3秒前となっています。
5-3.車の異変にも注意を
次に車の異変に注意することです。
音、振動、臭いなどです。
ここでも五感を使った情報収集と、
状況判断、原因推定、危険予知に頭をフル回転させます。
6.まとめ
どうでしたか。
考えることって素晴らしいでしょう。
「えっ、今さら何を」
「頭はいつも使っているよ」
そうですね。
恐れ入りました。
そうであれば、
もっと頭を使いましょう。
①頭を使えば仕事は、はかどります。
②家庭では、節約にもなります。
③車の運転では燃費がよくなります。
そのうえ、安全が手に入ります。
しかも、頭は通常の道具と違って、
なくなったり、
消耗したりはしません。
それどころか、
使えば、使うほど、
かしこくなるのです。
脳はどんどん活性化します。
1)他人に盗まれることもありません。
2)どこかに置き忘れることもありません。
こんな素晴らしいモノを、
使わない手はありません。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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【更新】2020年2月23日、12月11日、2021年10月1日、2022年11月18日
少しだけ校正させていただきました。
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