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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

思いやりと感謝、これがすべて

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。


今回は、言葉のお話です。

 

思いやりと感謝

 

このことについて、

少しお話をさせてください。 

 

 

「思いやり」「感謝」

 

 

この二つは、

見返りを求めません。

 

一方通行の行為なのです。

 

それだけに崇高なのです。

 

これさえやっていれば、

人間関係でつまずくことはありません。

 

しかし、

これを実行するとなると簡単ではありません。

 

思いやるといいながら、

どうしても見返りを期待するからです。

 

「こんなに尽くしているのに、

どうして分かってくれないの?」

 

一方的な行為

 

は難しいものです。

 

見返りを期待しないことが、

どんなに難しいことか。

 

それが分かったころには、

この世にいないのでは、

とさえ考えていまいます。

 

思いやりと感謝

 

これがすべてです。

 

このことについて考えてみます。

 

 

 

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1.この言葉のポイント

「思いやりと感謝」は、

人間の根源だと思っています。


これを実行していれば、

人間関係でつまずくことはないでしょう。

 

理由は、
相手に何も求めない

からです。

 

無報酬の行為だからです。

 

1-1.思いやり

「思いやり」とは、

相手への気遣いです。


この気遣いに、

「お返し」を求めることはありません。


「お返し」を求めた瞬間、

それは、

「思いやり」にはなりません。

 

そうなんです。

 

思いやりとは、

「一方通行」の行為なのです。

 

1-2.感謝

これは、

「思いやり」と反対の行為や気持ちです。


相手から、

「思いやり」をされたり、親切を受けたときに、

 

感謝する気持ちや行為

 

です。

 

つまり、

思いやりと感謝は相互作用なものです。

 

(思いやり)    (感謝)

(感謝)      (思いやり)

 

ゆえに、

人間関係をうまくするのです。

 

2.サポートセンターに勤務していたころ

この言葉に関連したことについて、

私の体験を紹介させていただきます。

 

私はサポセン
すなわちサポートセンターに勤務していました。

 

コンピュータ関係のトラブル対応

 

を行う仕事でした。


お客様は、

大手の銀行、官庁、流通業などでした。

 

2-1.三交代勤務

お客様のコンピュータは24時間稼働でしたので、

サポセンも24時間対応でした。

 

よって、

勤務は三交代勤務でした。

 

編成は概略下記のようになっていました。


常勤:約20名

三交代:約12名(3名/組×4組)・・4組3交代

勤務時間:7時~15時、15時~22時、22時~7時

 

上記を5日単位でシフトします。

 

 

2-2.センター長に

とうことで、

サポートセンターは総勢30名以上の大所帯でした。


そのセンター長が私でした。

 

このサポセンは独立採算制でした。

 

よって、
メンバーの採用から評価までを私がやっていました。

 

そのメンバーの勤務管理が

一番大変な仕事でした。

 

3.心が折れそうになったとき

サポセンの仕事はトラブル対応です。


ファーストコール(最初の障害発生連絡)のときから、

すでにマイナスの状態です。


お客様は怒りまくっています。

 

「こんなコンピュータを買った覚えはない」

 

「どうしてくれるのか」

 

「言い訳はいいからすぐに来い」

 

コンピュータが故障し、

お客様は怒っています。


サポセンの仕事は、

負の状態から始まるのです。

 

コンピュータが復旧しても、

プラスにはなりません。


マイナスが0(ゼロ)になるだけです。

 

因果な商売です。

 

当然、

サポセン側はストレスがたまります。

 

心が折れそうになります。

 

「誰が好きでこんな仕事をするか」

 

「故障するようなコンピュータを売ったのは

オレ(私)じゃない」

 

4.私の役目

そんな中での私の役目は下記です。

 

1)お客様へ頭を下げにいくこと。

2)サポセンメンバーの気持ちを鎮めること。

 

お客様へ頭を下げにいくことは

まだ何とかなりました。


といっても、

かなり怒りを覚える場面もありましたが・・。

 

「私はセンター長の△△です」

 

名刺を差し出すと

お客様は、

私の目の前でその名刺をゴミかごに捨てました。


ここは我慢のしどころと怒りを抑えました。


ただ、

この場面では、

自分自身が我慢すればすむだけです。

 

それより大変だったのは、

サポセンメンバーの気持ちを鎮める

ことでした。

 

5.思いやる

そこで、

ふとアイデアが浮かんだのです。

 

サポセンの職場にポスターを貼りました。

 

ひたむきに練習する高校球児たちを背景に、

 

思いやりと感謝

 

の言葉を添えました。

(高校球児の写真は下手ながら私が撮りました)

 

そのとき、
私のなかに確信が生まれました。


この言葉しかない。

 

5-1.お客様の気持ちを察する

お客様は、

我々(サポセンスタッフ)を困らせるために怒っているのではありません。


お客様こそが真の被害者なのです。


しかも、
修理を依頼してきたお客様には上司がいます。


そのお客様は、

自分の上司に報告をしなければならないのです。

 

更には、

その先に真のユーザがいます。


コンピュータを実際に使っているユーザです。

 

コンピュータを実際に使っているわけですので、

コンピュータが故障すると困るわけです。


つまり一番の被害者は、

コンピュータの利用者です。


こういうふうに考えて気遣うのが

「思いやり」です。

 

6.買ったのは品物だけではない

そこで考えました。


お客様が買ったのは、

コンピュータだけだったのだろうか?

 

6-1.ビデオカメラを例に

たとえば、ビデオカメラを例にとりましょう。


買ったビデオカメラがいきなり故障しました。


お客様は当然怒るでしょう。


その怒りの理由は、

買ったビデオカメラが、

故障しただけではありません。

 

そのビデオカメラを使って、

子供の運動会を撮影する予定だった

かもしれません。

 

「このビデオカメラで、

運動会を撮ろうとしていたのに」

 

「折角の運動会が撮れない」

 

となります。

 

つまり、
ビデオカメラの故障だけではなく、

その人の思い出までも奪ったのです。

 

私は、
むしろ後者のほうが大きいと思っています。

 

6-2.信頼を裏切る

更には、

買った人はそのビデオカメラを信頼していたかも知れません。

 

「信頼していたのに」

 

仮に、

買ったお客様がお父さんだとしたら、

 

「なんでこんなのを買ったの?」

 

「だめじゃないの」

 

と、奥さんや子供たちに言われて、

お父さんの、

プライドや信頼が傷つきます。

 

7.人に優しくなれる

ここまで、

相手(お客様)の立場や背景を考えると、

人は相手(お客様)に優しくなれます。


何とかしなければ

 

となります。

 

そうなれば、

しめたものです。

 

8.まとめ

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どうでしたか。


思いやりと感謝

 

この言葉の意味するところが、

お分かりになったでしょうか。

 

人は思いやりを感じると、

「感謝」の気持ちが芽生えます。

 

前述のサポセンの場合でも、

故障がなおったときに、


お客様から、

「ありがとうございました」


と、お礼を言われたことが何回もありました。

 

故障をなおしただけで、

感謝される理由はありません。


でも、
お客様は、

「ありがとう」と言ってくれました。

 

トラブル対応は、

マイナスからゼロになるのではなく、

その対応の仕方で、

プラスにもなるのです。

 

私は自分の経験からそれを知りました。

 

「思いやり」は通じます。


「思いやり」が通じると、

相手は「感謝」で返してきます。

 

もし、

相手から「感謝」が返って来なかったら、


まだ、

「思いやり」が

足りなかった

 

と思いましょう。

 

というか、

「感謝」をあてにして、

「思いやる」ものではありません。

 

私はいつも思っています。

 

100%の「思いやり」は普通です。

 

200%の「思いやり」で、

初めて、

伝説の「思いやり」になるのです。

 

感謝を期待して思いやるのではありません。

 

思いやりは、

いつも一方通行です。

 

それでいいんです。

 

そういう「太っ腹な」気持ちになれば、

「しめた」ものです。 

 

「太っ腹な」というと変ですね。

 

「本当」のやさしさ

 

というべきでしょうね。

 

人間には、

生まれつき「やさしさ」が備わっています。

 

それが、

大人になるにつれて忘れてしまうのですね。

 

いえ、

忘れたふりをしてしまうのですね。

 

考えて見てください。

 

悲しいドラマを見ると、

自然と涙がこみ上げてきますよね。

 

悲惨な事件をテレビで見たりすると、

自然に、

「かわいそうに」

という気持ちになりますよね。

 

そうなんです。

 

「やさしい」気持ちは忘れていないのです。

 

あなたの心の中に残っています。

 

その気持ちを大切にして、

その気持ちのとおりに行動すれば、

きっと相手は感謝してくれます。

 

そのときに大事なのは、


「見返り」を求めない

 

ことです。

 

「親切にしてあげたのに」

 

「手伝ってあげたのに」

 

「慰めてあげたのに」

 

「一緒に涙を流してあげたのに」

 

「遅くまで付き合ってあげたのに」

 

このように、

「してあげたのに」のように、

恩着せがましくなるのは、

「思いやり」とは言えません。

 

「思いやり」とは、 

ただ与えるだけです。

 

それが人間の本当のやさしさです。

 

それが、

”人間らしさ”

ではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年9月24日
一部加筆修正しました。CMリンク追加しました。

【更新】2019年9月7日
中身(文章)をマイナー修正しました。

【更新】2019年8月27日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

【更新】2019年6月17日
中身(文章)のマイナー修正しました。

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