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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

学校も担任も市教委も無責任すぎる、中3女子がいじめで自殺(2015年茨城県取手市)

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調査結果を報告する調査員会の委員長・栗山博史弁護士(茨城県庁で) 2019/3/20

こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、気になった事件を取り上げます。

 

この事件は、
一昨日(2019年3月20日)の調査報告(いじめ認定)で知りました。

 

 

 

1.概要

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自殺した中島菜保子さん(当時15歳、取手市立中学3年)

茨城県取手市の女子中学生・中島菜保子さん(当時15歳)が、
4年前(2015年)の11月、自宅でみずから命を絶ちました。

その自殺は、陰湿ないじめが原因だったようです。


いじめと自殺の因果関係は、
今回の公表で明らかになりました。

 

更に、
担任の間違った叱責が追い打ちをかけました。


しかも、
その担任がいじめに加担していたのです。

 

その後の、原因調査の過程で、
市教委、学校側の無責任ぶり
が浮き彫りになりました。

 

2.担任失格

自殺した女子生徒の担任は、
本来なら、
女子生徒を守らなければいけない立場にありながら、


こともあろうに、
加害者生徒たちと一緒に
いじめに加担していたのです。

 

◆ガラスを割った犯人に仕立てる。

加害者生徒たちがガラスを割ったとき、


担任は、それを自殺した
菜保子さんのせいにしました。

 

やってないと言い張る菜保子さんの言うことをきかず、

また、事実関係を調べもせず、

菜保子さんを
ガラスを割った犯人にしたのです。

 

しかも、菜保子さんにガラスの片付けをさせた挙句、
両親にも通報して弁償させました。

 

菜保子さんはその日に自殺しました。

信頼しきっていた担任に裏切られたのです。

そのショックは、はかりしれません。

いわば、
その担任が菜保子さんを殺したような
ものです。

こんな無慈悲なことがありますか。

その冷酷非情な鬼のような教師は、
いまでも教鞭をとっているとのことです。
(ネット情報)

  

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2019年3月21日 東京新聞 朝刊(1面)より

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2019年3月21日 東京新聞 朝刊(社会面)より

 

 

3.情報その1(朝日新聞

出典:朝日新聞 2019年3月21日00時45分

 茨城県取手市で2015年11月、
市立中学3年の中島菜保子さん(当時15)が
自殺した問題で、
県の調査委員会は20日、
同級生3人によるいじめが原因とする
調査結果を公表した。

当初いじめを認めなかった地元の取手市教委の対応について「極めて問題だ」と厳しく批判した。

菜保子さんの両親は
「娘の訴えが受け入れられた。やっとたどりついた」
と話した。

 報告書では、
菜保子さんが同級生から連日のように
「くさや」と呼ばれたり、
アルバムに悪口を書き込まれたりした行為を
いじめと認定。

いじめた同級生が音楽室のガラスを割った際に、
「自分は関係ない」と複数の教員に訴えたが、
連帯責任などを問われたことが
自殺の引き金になったと指摘した。

 菜保子さんは帰宅後に自宅で首をつり、翌日亡くなった。数日後に「いじめられたくない」などと書き残した日記が見つかり、両親が市教委に調査を求めた。

 市教委は翌16年3月、「いじめによる重大事態に該当しない」と議決したうえで調査委を設置していた。
報告書はこの点を「(いじめ防止対策推進法に対する)無理解で対応は違法。
生徒からのヒアリングも極めて不分」と批判した。

 市教委は両親の求めで17年5月に議決を撤回し、
両親に謝罪。6月に調査委を解散した。
市教委との信頼関係が失われたとして、
知事のもとに調査委を置くように両親が求め、
県が市から事務の委託を受けるという異例の対応をとり、大学教授や弁護士、臨床心理士ら専門家6人で
調べていた。

 父親の考宜(たかのぶ)さん(47)は調査委について「真摯(しんし)に向き合ってもらった」としながらも、菜保子さんの死から3年余がたっての結論となったことについて「あまりにも時間がかかりすぎた」と話した。

  

4.情報その2(NHKニュース)

出典:NHKニュース 2019年3月20日 20時15分

4年前、茨城県取手市の女子中学生が「いじめられたくない」と書き残して自殺した問題で、遺族の要望を受けて特例として県に設置された調査委員会が報告書をまとめ、「いじめと自殺は因果関係があったものと認める」と結論づけ、学校側の指導が「自殺の引き金になった」と指摘しました。

平成27年11月、「いじめられたくない」と書き残して自殺した茨城県取手市の中学3年生中島菜保子さん(当時15)をめぐっては、市の第三者委員会が「いじめはなかった」という前提で調査するなどした対応が問題となり、遺族の要望を受けて第三者委員会が解散したあと、特例として県に調査委員会が設けられました。

調査委員会は遺族や同級生などからの聞き取りを行って調査結果をまとめ、20日、委員長を務める栗山博史弁護士が県庁で報告書を公表しました。

それによりますと、女子生徒は周囲の生徒から複数回にわたってアルバムに悪口を書かれたり、体育の授業中に仲間はずれにされたりしていて、これらの行為は「いじめに当たる」と認定しました。

そのうえで「いじめがなければ自殺はなかったであろうと推認され、因果関係があったものと認める」と結論づけました。

また生徒が自殺を図った当日、別の生徒が学校のガラスを割ったことについて、理不尽な決めつけによって女子生徒にも連帯責任があるとした担任などの指導が自殺の引き金になったとも指摘しました。

さらに取手市教育委員会の対応についても、両親から依頼を受けた時点で、いじめによる「重大事態」に該当することは明らかで、調査委員会を設置すべきだったとして、「両親からの訴えを真しに受け止めず、法令に対する無理解から、法律に基づく調査委員会の設置を怠り、違法である」として、厳しく批判しました。

  

5.要約

上記情報(朝日新聞NHKニュース)から要約します。

 

1)いじめと自殺の因果関係「あり」。

いじめと自殺には因果関係「あり」と認定。

 

結論:
「いじめがなければ自殺はなかったであろうと推認され、因果関係があったものと認める」

 

2)担任の言動が自殺の引き金に。

別の生徒が学校のガラスを割ったことに、
女子生徒の担任は、
事実関係を調べもせずに、
女子生徒も一緒だったと決めつけました。


この理不尽な決めつけが
自殺の引き金になったと指摘しました。

 

なお、この担任は下記のようなこともやっていたようです。

①加害者生徒たちと一緒になって
いじめに加担。

②加害者生徒たちのガラスを割りを、
菜保子さんのせいにする。

③菜保子さんにガラスの片付けをさせる。

④両親へ通報して弁償させる。

菜保子さんはその日に自殺しました。

担任に裏切られたのが、
「大きなショック」
だったのでしょう。

それが自殺の引き金に
なったのは想像に難くありません。

 

3)市教委が無責任。

取手市教育委員会は本件の調査さえしませんでした。

これに対して、調査委員会は次のように批判しています。

 

両親から依頼を受けた時点で、
「重大事態」に該当することは明らか。

調査委員会を設置すべきだった。

 

「両親からの訴えを真しに受け止めず、
法令に対する無理解から、
法律に基づく調査委員会の設置を怠り、
違法である」

 

6.経緯

1)首を吊って自殺。2015年11月

中島菜保子さんは、
4年前(2015年)の11月、自宅でみずから命を絶ちました。

 

2)いじめが書かれた日記が。自殺の5日後

亡くなった5日後、
菜保子さんの部屋から日記が見つかり、
その中には、

「いじめられたくない」

「ぼっちはいやだ」

などと、いじめをうかがわせる内容が記されていました。

 

3)両親は調査依頼を。

このため、
両親は日記の内容を学校に報告して、
調査を依頼しました。

 

4)学校と市教委はアンケートなどを実施。

学校と市の教育委員会は、
生徒へのアンケートや聞き取り調査を行いました。

しかし、
教育委員会は調査の結果、

いじめの事実は確認できなかった。

と結論を出しました。

 

5)第三者委員会を設置。2016年3月

その後、両親からの求めに応じる形で、
市の教育委員会は、
菜保子さんの自殺から4か月後の平成28年3月、
自殺の背景を調査するための
三者委員会を設置することを決めました。

 

6)「重大事態」ではないので
三者委員会の設置は不要と。
2016年3月

 

しかしその際、
「いじめ防止対策推進法」に基づいた
「いじめによる重大事態に該当しない」と議決していました。

 

7)両親は文科省に直訴。2017年7月

この対応に不信感を募らせた両親は、
文部科学省に対して、
教育委員会を指導するよう要請しました。

 

8)市教委が謝罪。2017年5月

それを受けて市の教育委員会は、
三者委員会の設置を決めてから1年以上たった
2017年5月に、

「いじめによる重大事態に該当しない」

という議決を撤回し、遺族に謝罪しました。

 

8)やっと「県」が動く。2017年12月

その後、第三者委員会は解散され、
特例として2017年、
県が調査委員会を設置し、
大学教授や弁護士など6人の委員が
1年以上にわたって遺族や当時の生徒、
学校関係者などに聞き取り調査を行ってきました。

 

7.問題点を整理する

1)いじめが陰湿。

今回のいじめを列挙しておきます。

①言葉で:

女子生徒三人が「くさや」と呼んだ。
他の生徒に「臭くない?」と告げる。

 

②書込で:

複数の女子生徒がアルバムに悪口を書き込んだ。
しかも複数回にわたって。

 

③体育の授業中に:

体育の授業中に仲間はずれにした。

 

2)担任がいじめを加担し、とどめを刺す。

女子生徒を死に追いやったのは、
間違いなく、
この「冷酷非情な鬼のような担任」です。

この「冷酷非情な鬼のような担任」
女性のようです。(ネット情報)

 

だから、
いじめ生徒(女性)と一緒になっていじめたのでしょう。

 

本当に

「冷酷非情な鬼」です。

 

しかも、
今でも教壇にたっているようです。

 

その女教師は、今どういう気持ちだろうか。

教師を続けているその理由が、
あわよくば、
女子生徒を死に追いやったことへの
「反省」、「懺悔」であることを願いたい。

 

3)学校は「事なかれ主義」。

学校は間違いなく、「事なかれ主義」です。

「再発防止」や「生徒の心のケア」などは、
これっぽちも考えていません。

もちろん、
表向きは「再発防止」や「生徒の心のケア」と叫びますが、
目的は自分たちの「保身」です。

一応形だけ「対応しています」と
ポーズをとっているだけです。

それが証拠に、
彼ら彼女から再発防止に向けて、
真剣に立ち上がった話なんか、
聞いたことがありません。

アンケートや
聞き取り調査もその場限りです。

 

4)それに輪をかけた市教委の無責任さ。

市教委も学校と同じです。

逆です。

市教委が「事なかれ主義」なので、
学校が「事なかれ主義」になるのです。

同じ穴の狢(むじな)です。

 

腐った連中です。

 

8.市の教育委員会が態度一転
【更新】2019年3月27日(水)


下記新聞を追加しました。
<要約>
市の教育委員会が、
「いじめの意図的な隠蔽はない」と
隠蔽を否定していたのが、一転しました。

「客観的には意図的と判断せざるを得ない」

(2019年3月26日)

しかし、このものの言いようはなんじゃい。
もっと、素直な言い方はないのか。

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2019年3月27日 東京新聞 朝刊(社会面)より

 

◆市長、あんたもおかしい。

市長(取手市、藤井市長)は、
2019年3月20日の記者会見でこう言っています。

「当初の対応が不適切だったために・・」

あんたはバカか。

どこが「不適切」だ。

言葉を正確に使ってくれ。

「間違った対応」だろうが。

その間違った対応が、
今回の調査を長引かせた。

遺族を奈落の底に追いやった。

おまえらに、
「誠意」と言う言葉はないのか。

 

5)すべてが「遅すぎる」。

問題発覚後の対応が遅すぎます。

この背景には、間違いなく下記があります。

①事なかれ主義。

できるだけ問題を大きくしたくない、
という意識が働いています。

その裏には「当事者意識の欠如」があります。

 

②責任回避。

◇責任をとりたくない。

◇自分の出世に傷をつけたくない。

この意識は、とくに公務員に多くみられます。

その意識が今回も働いてしまいました。

しかも、周りの誰もが、それを指摘しなかったのです。
情けない連中です。

8+1.市の教育委員会が保護者らへ説明
【更新】2019年6月23日(日)

取手市教育委員会が2019年6月22日(土)、
当時の生徒、保護者に今回の件の説明と謝罪を行いました。

1)新聞記事 : 2019年6月23日 東京新聞朝刊

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2019年6月23日  東京新聞朝刊 社会面より

2)ネット記事より : 2019年6月22日 21時11分 中日新聞

2015年11月に
茨城県取手市立中3年の女子生徒
=当時(15)=が自殺した問題で、
取手市教育委員会は22日(2019年6月)、
学校や市の対応に問題があったと結論付けた
県調査委員会の報告書について説明する、
当時の同級生らを対象にした保護者会を同市で開いた。

 伊藤哲教育長は、
「不適切な対応でご遺族に心痛をお掛けした。
学校教育の根本に立ち戻りたい」と謝罪。


質疑では、
16年3月に市教委がいじめ防止対策推進法上の
「重大事態」に該当しないと議決したことを、
遺族代理人が批判。
市教委の元委員長らは「認識が甘かった」と繰り返した。 

◆意見、感想。

これまた、教育委員は全然反省していません。
とおり一辺倒な対応です。

これで、
一件落着としたいのでしょう。


下げた頭のしたで、舌をだしています。

 

これでは、
亡くなった女子生徒は浮かばれません。

なんじゃこの対応は。

しかも、こんなに日時が経っているじゃないか。

(事件発生以来3年半経過)

 

おまえら、ふざけているのか。

 

亡くなった女子生徒に悪いとは思っていないのか。

もし、亡くなったのがお前らの子供でも、
こんな冷静な態度でいられるか。

もう少し人間らしくできないのか。

素直になれないのか。。

ここまで来ても、

まだ自分のことがかわいいのか。

なさけない奴らだ。

 

9.何かあったら連絡を

いじめなどを受けたり、見たりしたら、
下記へご連絡ください。

相談窓口
24時間こどもSOSダイヤル
0120-0-78310なやみ言おう

こどものSOS相談窓口(文部科学省サイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm別ウインドウで開きます

いのち支える窓口一覧(自殺総合対策推進センターサイト)
http://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php別ウインドウで開きます。

 

10.今悩んでいる人たちへ

今悩んでいる人たちへ。

決して死ぬことを考えないでください。

死にたいほど苦しい、つらい・・。

その気持ちはよく分かります。

いえ、分かるような気がします。

でも、死んでも何も解決しません。

 

死んでしまったら、
問題が「うやむや」のまま終わってしまいます。

 

すると、
またあなたと同じような人が出てきます。

 

あなたとは別のひとが、あなたと同じように、

苦しい、つらい・・となります。

 

死人に口なし

 

厳しい言い方ですが、

あなたが死んだからといって、
誰かが何かをやってくれるわけではありません。

だってそうでしょう。

かりに遺書を書いたとしても、
本人が死んでしまえば、
真意がどこまで伝わるかは分かりません。

 

多分、半分も伝わらないでしょう。

 

それどころか、
家族や、お友だちを悲しませるだけです。

 

そんなのいやですよね。

 

だったら、生きて、生きて、

とことん生きてください。


そこで、
自分がして欲しかったことを堂々と主張するのです。

 

直接相手に主張することができなければ、
両親にお願いすることもできます。

 

学校やマスコミにお願いすることだってできます。

 

死んだら終わりです。

 

冷たい言い方かもしれませんが、

死んだら、
あなたは楽になるかも知れません。

でも、遺された人はどうなるのですか。

 

あなただけが楽になれば、
それでいいんですか。

 

そんなのダメですよ。

 

そんなの自分勝手ですよ。

 

分かるよね。

私のいいたいこと。

だから死なないで。

生きて。

 最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 【更新】2019年6月23日(日)
8+1項(市の教育委員会が保護者らへ説明)追加。
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

【更新】2019年3月27日(水)
新聞の切り抜き(2019年3月27日 東京新聞)を追加。

 


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