むのたけじ、やるなら死にものぐるい、命がけ
こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、新聞記事のお話です。
新聞を読んでいて、
少し気になったので、
拙作ブログに掲載させていただきました。
今後も、
気になるような記事は、
掲載させていただこうと思っています。
今回は、
むのたけじさん
を取り上げました。
生涯ジャーナリスト精神を貫いた、
無骨なかたです。
最近こんな人が少なくなりました。
その、
むのたけじさんが
お亡くなりました。
その追悼の意味を込めて書きます。
1.掲載新聞
この記事が掲載されていた新聞は下記です。
1)新聞:東京新聞
2)日付:2018年11月7日(水)朝刊
3)ページ:5面
4)紙面タイトル:「発言」
5)記事:むのさんから「学ぶ」大切さ
2.投稿要旨
投稿要旨を紹介しておきます。
投稿者は、
むのたけじさんの講演会で、
同氏がおっしゃった言葉を、
感慨深げに紹介しています。
1)戦争の愚かさ
2)学ぶ大切さ
3)長生きの秘訣
◆学ぶ大切さ。
「生きることは、学ぶこと」
「学ぶことは、育つこと」
◆長生きの秘訣。
「何事も中途半端にしない」
3.私の感想
この投稿記事にある「むのたけじ」さんは、
私も気になっていました。
過去に録りためたビデオのなかに、
むのたけじさんの特集がありました。
その「むのたけじ」さんの語り口や、
言葉が私の心に刺さりました。
そんなときに今回の投稿に出会いました。
私は意を強くしました。
私も、
「むのたけじ」さんのことを書こうと。
4.むのたけじさんについて
むのたけじさんについて少し紹介しておきます。
むのさんは、
「戦争絶滅」を訴え続けた、
日本のジャーナリストです。
4-1.経歴
戦前・戦中は朝日新聞の記者でしたが、
大本営発表のウソを書き続けた、
「責任」 をとって、
敗戦と同時に退職。
戦後は、
故郷秋田で地方紙「たいまつ」を
30年にわたって自力で発行しました。
記者として、
戦前・戦後の日本社会を取材し続け、
膨大な記事と発言を残してきました。
「戦争を絶滅させる」
その言葉や生き方は、
読者のみならず、
ジャーナリストをめざす若者にも影響を与えてきました。
4-2.ご逝去
むのさんは、
2016年8月21日、
101歳でその生涯をとじました。
亡くなる前の年は、
投稿者が聞いた講演会の年でもあります。
私が見たテレビの講演会の年でもあります。
ご冥福をお祈りします。
5.やるなら死にものぐるい、命がけ
そこで、今回のテーマです。
やるなら死にものぐるい、命がけ
これも、
むのさんの講演会に出てくる言葉です。
以下、その講演会の言葉を紹介します。
2015年5月31日、平和のための戦争展 in よこはま
「私が出会った人のなかで、
”立派だなあと思う人”には、
共通点があります」
「自分を誇りに思う人です」
「自分を大切にする人です」
「自分を大切にする人は、
他人も大切にします」
「誇りと責任を持っている人ですから、
他人を裏切りません」
「他人を大切することを考えれば、
戦争はなくせます」
5-1.今のメディアについて
「頭のてっぺんから
足の指先まで洗い直しなさい」
「今のままでは、
過去の過ちを繰り返すばかり」
「相手は民衆でしょう」
「民衆と一緒になって、
ニュースを提供しなさい」
5-2.ジャーナリストの神髄に迫る
「ダメだと思ったら指一本動かすな」
「やり始めたら命がけでやりなさい」
「やるなら死にものぐるい、
命がけ」
そうすれば、
必ず道が拓けます。
6.まとめ
どうでしたでしょうか。
むのたけじさんの熱いメッセージが伝わったでしょうか。
今回は感動の「おすそわけ」です。
今の政治家に届けたい言葉ですが、
保身に凝り固まっている今の政治家連中には、
無理な相談でしょう。
残念です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2019年11月10日、2020年3月9日、7月17日、2021年1月23日、2022年3月14日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年8月16日
中身(文章)をマイナー修正しました。
【更新】2019年8月10日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
【更新】2019年5月12日
タイトルと中身(文章)をマイナー修正しました。
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