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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

老人ホーム、公的・民間全部で11種類を一挙紹介、しかもオリジナルな「逆引き表」を掲載

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老人ホームの種類

*1 「介護療養型医療施設」は、2018年3月に廃止することが決定しました。よって、ここでは分類のみ残し、詳細な説明は省略します。

 

こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は「老人ホーム」についてご紹介します。

「老人ホーム」は、介護のキーワードです。

 

家族がいない一人きり老人や、
家族がいても、介護の難しい家庭では、
「老人ホーム」が一番のお奨めです。

 

訪問介護」もありますが、
24時間介護となると、
「老人ホーム」しか選択肢がありません。

  

ただ、
「老人ホーム」と一口にいっても
沢山ありすぎて、
どれにするか迷うかと思います。

そこで、
「老人ホーム」の種類と特徴を整理しました。

今後、個別記事へと細分化していきたいと
思っています。

 

冒頭の図は、「老人ホーム」の一覧です。
全部で11種類あります。

 

※日本国内で認可されている
老人ホームの全部です。

 

それぞれ、特徴とメリット/デメリットがありますので、
入居者は本人の希望によって、
最適な老人ホームを選ぶことになります。

 

実はこの選択が難しいのです。

 

とにかく、種類が多すぎます。

 

ですが、
それだけニーズが多様化している
ということです。

これは、老人ホームの歴史でもあります。

では、
上図の老人ホームの一つずつを見ていきます。

 

なお、巻末には「逆引き表」を掲載しました。

オリジナルです。

費用などの希望条件から、
最適な老人ホームが選べるように
なっています。

是非ご利用ください。

 

 

 

 

1.介護付有料老人ホーム

「介護付有料老人ホーム」は、
都道府県の認可を受けた有料老人ホームです。

介護が必要で
自宅での生活が困難な高齢者が入居できます。

24時間介護スタッフが常駐し、
掃除や洗濯など身の回りの世話や、
食事や入浴、排せつなどの
介助サービスが受けられます。

主に民間企業が運営しています。

近年急増中です。

1)特徴。

都道府県の認可を受けているので安心です。

ただ、設備の完備状態や職員数がばらついており、
しかも、費用もまちまちですので注意が必要です。

都道府県の認可を受けているので安心。

・設備や職員数によって、
サービスの質や費用が大きく変わります。
(月額15万円~50万円)

・最期まで入居可。

・入居条件は施設によります。
ある程度の自由度があります。

2)メリット。

・24時間体制で介護が受けられます。

・料金は介護度による定額制です。

よって、費用の大きな変動がありません

3)デメリット。

・料金が介護度による定額制のため、
利用サービスが少なくても
費用は同じです。

・デイサービスや
訪問リハビリなどの
在宅サービスは利用できません。

 

2.住宅型有料老人ホーム

「住宅型有料老人ホーム」は、
生活支援のサービスが付いた高齢者向けの施設です。

この生活支援が付いているところが
特徴です。

よって、
比較的自立可能な高齢者を対象
としています。

介護が必要になったときは、
外部の介護サービス事業者と別途契約をして、
在宅介護保険サービスを利用できます。

地域の通所介護
訪問介護サービスを利用しながら、

そのまま老人ホームでの生活を継続できます。

1)特徴。

自立した高齢者でも入居出来ます。

 

しかも、
生活支援サービスが付いています。

 

また、
レクリエーションやイベントが多く実施
されているため、

趣味や、活動を多方面に増やしたい
かたは、最適かと思います。

2)メリット。

訪問介護など外部の介護サービスが自由に利用できます。

・多様化ニーズにぴったりな施設が選べます。
ここが魅力です。

3)デメリット。

・料金が高い。(設備の充実度によります)

 

3.健康型有料老人ホーム

「健康型有料老人ホーム」は、
原則として自立した高齢者のみが入所できる施設です。

 

要支援状態の高齢者も入所はできますが、
要介護になると退去しなければなりません。

 

家事をするのが面倒、
あるいは、万が一のことが起こったときに、
1人で生活しているのは不安な高齢者に最適な施設です。

主に民間事業者が運営しています。

1)特徴。

自立者限定。


しかも、
標準サービスは食事だけです。

一方で、日常生活を楽しむための設備が充実しています。

図書室、トレーニングジム、シアタールームなどです。

まさに、
元気な高齢者を応援する
老人ホームです。

2)メリット。

・レクリエーション設備が充実しています。

・周りが、健康者ばかりですなので、
気兼ねなく過ごせます。

・気が滅入らない。

・気の合う友だちができやすい。

・趣味に没頭できます。

・他の老人ホームのように、
1日のスケジュールがないので、
マイペースな生活をすることができます。

2)デメリット

・設備やサービスが充実している分、
料金が高い。

・原則、重度の要介護者は入居できません。

・「マイペース」のマイナス面として、
1日中居室で過ごすことが多くなり、
入所者同士が集まる機会がなく、
孤独になりがちです。

 

4.サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅」は、
主に民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅です。

「サ高住」、「サ付き」
とも呼ばれています。

主に介護認定なしの「自立者」、
あるいは軽度の要介護高齢者を受け入れています。

日中は生活相談員が常駐し、
入居者の安否確認や様々な生活支援サービスを
受けることができます。

介護が必要な場合は、訪問介護など、
外部の介護サービスと個別に契約が必要です。

1)特徴。

最近人気の設備です。
ポイントは賃貸契約です。


事業者は国の補助を受けていることもあり、
料金とサービスとも良心的です。

 

中はバリアフリーです。
しかも新しく、個室(広さ25㎡以上)と、
いいことづくめです。

 

このバリアフリーや個室の広さなどは、
国の規定です。

2)メリット。

・初期費用が安い

・高齢者が生活しやすく、バリアフリー
面台や手すりの高さなどが配慮されています。

・国の後押しもあり、
住宅の供給量多いので、
選択肢は豊富です。

3)デメリット。

・一般の賃貸住宅にくらべて、家賃が高めです。

・配置義務がないため、
看護師が常駐していないところが多い。

 

5.グループホーム

グループホーム」は、
軽度の認知症高齢者が、

家庭に近い環境で、
共同生活が送れる民間主体の施設です。

運営母体は、
民間企業が約50%を、
残りの50%を社会福祉法人、医療法人、NPO法人などが
運営しています。

認知症対応型共同生活介護」や、
認知症高齢者グループホーム」とも呼ばれています。

地域密着型施設ですので、
施設と同じ地域に
住民票があることが必要です。

 

入居者は、
原則65歳以上の要支援2・要介護1以上です。

 

グループホームの施設数は以下となっています。

12,501(出典:平成26年9月29日開催の「【厚生労働省】第109回社会保障審議会介護給付費分科会」資料)

1)特徴。

グループホーム」は、
家庭的な環境によって、
認知症状の進行を穏やかにする
ことを目的としています。

 

少人数(5人以上9人以下)で
共同生活を送り、

施設スタッフと共同で
食事・掃除・洗濯ほか、

身の回りのことは
自分で行うことが特徴です。

 

そのため、車いすや寝たきりなどで、
他の入居者との共同生活が困難となった場合は、
退去を求められる可能性があります。

また、医師や看護師の常駐が必須ではないため、
慢性疾患などで、常に医療ケアが必要になった場合は、
退去を求められる可能性があります。

2)メリット。

・安心体制:1ユニット5~9人、3対1の介護体制、しかも24時間制。

・家事も一緒に出来ます:
家事そのものが認知症のリハビリを
兼ねています。

・有料老人ホームに比較して、費用が安い。

3)デメリット。
・原則、重度の要介護者は
退去しなければならない。

・医師、看護師の常勤が義務化されていない。

 

6.老人デイサービスセンター

老人デイサービスセンター」は、
日帰りの利用者に、
日常的な生活の支援や、
生活機能訓練、口腔機能訓練が受けられる施設です。

入浴や食事、機能訓練などのサービスがあります。

65歳以上で、身体上、または精神上の障害があるため、
日常生活を営むのに支障がある人などが対象です。

入浴や食事、機能訓練、介護方法の指導などがあり、
また、健康チェックや日常生活動作訓練、生活指導、
レクリエーション、アクティビティなどの
サービスを行っています。

設置主体は、社会福祉法人や市町村などで、
介護保険通所介護の多くは、
「単独」、あるいは、
社会福祉法人の「介護老人福祉施設

特別養護老人ホーム)などで
提供されています。

1)特徴。

老人デイサービスセンター」は、
その名のとおり、「日帰りサービス」です。

「日帰り」ですので、時間は限られますが、


介護者(家族など)にとっては、
助かるサービスです。

少しでも介護から開放されるからです。

 

もちろん、被介護者(高齢者)も助かります。

専門のスタッフによるサービスが受けられるからです。

 

また、ほとんどの施設では送迎が行われており、
サービスを利用する上で、
家族に負担がかからないようになっています。

2)メリット。

・心身のリフレッシュ:
ひきこもりがちな在宅生活の
気分転換になります。

・楽しみ、生きがいの発見:
さまざまなレクリエーションや
アクティビティがあります。

・家族もリフレッシュ:
介護からの開放されます。

3)デメリット。

・ストレスが増えるときも:自宅と施設の環境差によるストレス。

・利用回数によって費用がかさみます。

 

7.老人短期入所施設

老人短期入所施設」は、
65歳以上で家族の介護者の疾病などの理由により、
在宅介護が一時的に困難となった人や、
短期入所生活介護を利用する在宅要介護者に対し、
短期間入所や養護を行う施設です。

一般にショートステイと呼ばれ、
入浴や食事など日常生活上の世話や機能訓練を行います。

施設数:9,445ヶ所(2013年10月現在)

1)特徴。

老人短期入所施設」(ショートステイ)は、
短期間の入居(入所)施設です。

もちろん、宿泊付きです。
(日帰りの「デイサービス」とは違います)

ただし、
宿泊(入居期間)が決まっています。

<宿泊期間の規定>

1ヶ月につき、
連続して最長30日まで。

介護認定期間の半数まで。
(例.介護認定期間180日なら90日まで)

しかし、やむを得ない事情がある場合は、
例外が認められることがあるようです。

ケアマネ(ケアマネージャー)に相談してみましょう。

2)メリット。

・長期入居の体験が出来ます:
将来の有料老人ホーム入居の
事前にもなります。

・強制退院時の受け入れ先:
病院で長期入院が出来なかったときの
入居先候補。

・家族も助かる:
デイサービスより、介護の開放期間が長い。

3)デメリット。
・数ヶ月前でないと予約がとれない:
特に年末年始やGWなどは予約が混みます。

・ストレスがたまりやすい:
長期滞在と違って、特定の友人を作りづらい。
よって、認知症の人の場合、
症状が進行してしまう可能性もあります。

 

8.養護老人ホーム

養護老人ホーム」は、経済的な面で生活が困窮、
かつ、自力では暮らせない高齢者のための施設です。

住居がない、無年金などの高齢者が対象です。

1)最後の砦。

養護老人ホームの起源は、
戦前の天涯孤独な高齢者の保護施設、
「養老院」です。

現在は、住む場所のない高齢者を、
最後に受け入れるセーフティネット
役割を果たす施設であることから、
高齢者の「最後の砦」と呼ばれています。

2)介護施設ではない。

養護老人ホーム」は、
特別養護老人ホーム」とにていますが、
中身が違います。

そのさいたるものが「介護の有無」です。


養護老人ホーム」:
 介護なし、自立者のみ。


特別養護老人ホーム」:
 介護あり、要介護3以上

3)メリット/デメリット。

<メリット>
・費用が安い
<デメリット>
・入居したいと思っても
出来ないことがあります。(各自治体の判断に依存)
自治体によって入所可否の判定に差があります。
・入所中に要介護度が重くなると、
退去しなければならない可能性があります。

 

9.特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム」は、
老人ホームの条件をすべて備えている理想的な施設です。

しかも、公的施設ですので、
費用が安いのも魅力です。

一時金も不要です。

よって、希望者が多く、
入居までに数ヶ月から、数年かかっているところもあります。

1)特徴。

◆入居条件

特別養護老人ホーム」の入居条件は以下です。

 

65歳以上の高齢者、
かつ要介護度3以上。

 

ただし、
要介護度2以下でも入居できる
「特例」があります。

◆終の棲家(ついのすみか)

特別養護老人ホーム」は、
入居すれば、基本最期の看取りまで居続けることが出来ます。

よって、
特別養護老人ホーム」は、
『終の棲家(ついのすみか)』と呼ばれることがあります。

看取り介護を行っている
特別養護老人ホームは、全体の約7割です。(2014年厚生労働省

◆サービスは至れり尽くせり

介護サービスは24時間体制です。

しかも、一人一人にあったサービスです。

排泄介助、食事介助、口腔ケア、入浴介助、安否の確認、
緊急時の対応などが、入居者ごとにプログラムされています。

◆医療サービス

特別養護老人ホーム」には、
看護師が配置されています。

 

そこで、
毎日の健康管理や服薬管理などが行われます。

 

看護師の配置数は、規定で決まっています。
「利用者30人以下で1人以上など」です。

2)メリット。

・費用が安い。

・サービスが充実している。

最期まで住める:
途中で要介護度が上がっても、

退去しなくてよい。

3)デメリット。

・入居待ちが長い:長いときは、数年待ちも。

・医療依存度が高いと、入居を断られることも。

 

10.軽費老人ホーム

軽費老人ホーム」は、
比較的少ない費用負担で利用できる福祉施設です。

主に自立、
あるいは要支援の高齢者を受け入れています。

以下の3種類があります。
A型:見守りと食事両方の提供

B型:見守りのみの提供

C型:食事、生活支援(A型の拡張版)、
「ケアハウス」と呼ばれています。

「C型」(ケアハウス)には「自立型」と「介護型」があります。

「自立型」:自立者向け

「介護型」:要介護者向け
今後は、C型に統合されるようです。(A型、B型は減少傾向)

1)特徴。

特徴は費用が安いことです。

2)メリット。
・費用が安い

自治体の助成制度がある

3)デメリット。

・要介護には対応しない。
:地域・施設によっては、対応するところもあります。
(個別要確認)

・居室面積の狭いところが多い。

 

11.介護老人保健施設

「介護老人保健施設」は、
医療法人、社会福祉法人地方公共団体などが運営する、
公的な施設です。

老健」とも呼ばれています。
「65歳以上・要介護1以上」の高齢者が対象です。

自立・在宅復帰を目指す施設のため、
3カ月ごとに入所継続の判定が行われます。

延長できたとしても、1年が限度です。

入居は、病状が安定、あるいは、
入院治療の必要がない人に限定されます。

認知症など、
精神科の専門的治療が必要な人は対象外です。

施設数:4,096施設(平成26年(2014)10月1日、厚生労働省

1)特徴。

・目的が明確:「在宅復帰を目指す」。

・公的施設である。

・入居期間が短期間:要介護になると退去が必要です。

2)メリット。

・一時金不要
・月額料金が安い(8万円~20万円)

・医療ケア、リハビリが充実:
医師、看護職員、理学療法士などが常勤しています。

3)デメリット。

・入居期間が短い:3ヶ月~1年。

・趣味・娯楽・イベントが比較的少ない。

 

12.まとめ

以上、計11種類の老人ホームを紹介しました。

その特徴をまとめたものが下表です。

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老人ホームの比較表

・縦軸:老人ホームの種類(計11)

・横軸:特徴(計8項目)

見方:
(例1)料金の一番安い施設⇒養護老人ホーム
(例2)認知症受入れ施設⇒
介護付有料老人ホーム、グループホーム、老人デイサービス、
老人短期入所施設養護老人ホーム、特別養老老人ホーム

また、複数の条件(特徴)から、
自分の希望にあった老人ホームを
見つけることができます。

 

いわゆる「逆引き表」です。
オリジナルです。

 

是非ご利用ください。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
長文で申し訳ございませんでした。

 

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※更新履歴※

【更新】2019年9月2日
中身(文章)をマイナー修正しました。
【関連記事】を追加しました。
推奨本を追加しました。

【更新】2019年7月6日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。

 

 

 

 


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