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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その45)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その45)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、
写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、

その場で確認できないのがつらかった。

 

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

 

その間の長いこと。

しまいには、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

その場で確認ができるからです。

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、
ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、デジイチになって、
撮影枚数は飛躍的に増えました。

その膨大な写真のなかで、
私なりにピックアップさせていただきました。

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

私、小難しいのは嫌いです。

というか、性(しょう)に合っていません。

 

だから、このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.わずか9人で立ち向かう

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2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて

 

野球はご存知のように9人で行うものです。

 

だから部員が9人いれば野球は出来ます。

 

そのたった9人で試合をやったチームがあります。

 

市原緑(千葉)だ。2005年秋」

 

写真は、その試合終了後のものです。

応援スタンドへ挨拶しているシーンです。

人数を数えて欲しい。

確かに9人です。

試合中にケガ人が出ても交代要員はいない。

ピッチャーの調子が悪くても、
中で守っている選手同士でしか交代ができない。

下の写真は市原緑が守備についたときのベンチです。

 

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2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて

 

ご覧のようにベンチはがら空きです。

 

攻撃ともなれば、
一、三塁にランナーコーチを出さなければなりません。

しかし、ランナーコーチが出せません。

まさに「ない、ない」づくしです。

だいいち、
練習やシートノックはどうしているのだろうか?

ボール運びはどうしているのだろう。

よそごとながら、
そんなことまで考えてしまった。

来春、
新入部員が一人でも多く入ってくることを祈るばかりです。

余談だが、
この市原緑を相手に戦ったのが市原望洋高校でした。

市原望洋は6回を10対0とコールドで勝ちした。

しかし、
一切の同情や手抜きはしなかった。

見事なスポーツマンシップです。

甲子園常連校・市原望洋

さすがは相川監督率いる学校です。

相川監督は私が尊敬している監督です。

これぞ高校野球です。

手抜きなしの真っ向勝負です。

 

(写真) 2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて撮影


2.最後はいつも涙

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2010年7月17日 袖ヶ浦球場にて

 

高校野球です。

試合直後の敗戦チームにフォーカスしました。

決して面白半分でもありません。

興味本意でもありません。

負けて悲しむその美しい姿を記録に残したかっただけなのです。

高校球児が涙を枯らすほど泣くことはめったにありません。

多分、ひと夏だけでしょう。

ただ、泣くといってもほんのわずかです。

10分もないでしょう。

涙が枯れるほど泣いた彼らは、
一回りも二回りも大きくなっています。

顔つきも変わります。

そうなんです。

この泣くことが、
彼らを子供から大人にするのです。

だから、
私は記録として残してあげたいのです。

 

(写真) 2010年7月17日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.負けた試合から学ぶ

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2012年7月1日 拓大紅陵にて

 

この日の練習試合は大敗であった。

0対15。

見事な負けっぷりであった。

相手は甲子園の常連。

初めから勝てるとは思っていなかった。

それにしても、
この点差は何なのか?

同じ高校生で、
こうも力が違うのか?

監督の話に聞き入る選手たち。

こころなしか元気がない。

なんでもそうだが、
学ぶのは負けた試合からだ。

だから練習試合には負けてもよい。

本番で勝ちさえすれば良いのだ。

しかし、
問題は本番で勝てるかどうかである。

練習試合で勝てなかったチームが、
そう簡単に本番で勝てるわけがない。

となれば、
負けたことを素直に認めて練習に励むしかない。

それも負けを認め反省し、
自分の弱点を認識してからだ。

 

それでこそ、
練習試合の意味があるというものだ。

 

ただ負けて悔しがっていては、
いつまでたっても強くはなれない。

 

人は負けて失敗して学ぶのだ。

 

そして、そこから立ち上がるのだ。

 

(写真) 2012年7月1日 拓大紅陵にて撮影


4.気になった球児

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2006年7月29日 千葉マリンスタジアムにて

 

夏の千葉大会が終わりました。


2006年(第88回大会)は、

千葉経大附と拓大紅陵の決勝戦でした。

 

その結果、

延長10回で千葉経大附が勝ちました。

 

千葉経大附が甲子園の切符を手にしたのだ。

 

この試合を、

私は一人の選手をずっと見てきました。

 

いえ、
この試合に限らず普段の練習からです。

 

名前は伏せておきます。

 

拓大紅陵の選手というか、
高校球児にしてはおとなしい選手でした。

 

はっきりいって、
真面目すぎて、

荒々しい勝負ごとには不似合いな感じがしていました。

 

とにかくおとなしいのです。

 

そのA君が、

勝戦をスタンドから見ていました。

 

敗戦が決まったときも。

 

表彰式も。

 

そして最後のグラウンド一周のときも。

 

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2006年7月29日 千葉マリンスタジアムにて

 

そのさみしそうな表情は、

今でも私の脳裏に残っています。

 

そうなんだよね。

 

野球をやりたくて拓大紅陵に入ったもんね。

 

しかも、

自宅から遠く離れての寮生活。

 

本人も家族もさびしかったでしょう。

 

そして、最後がスタンドなんて。

 

なんだか満たされないよね。

 

それでいいなんて思ってないよね。

 

やり残したことがあるんだよね。

 

それをこれからの人生で取り戻すんだよね。

 

君なら出来るよ。

 

君なら出来るよ。

 

ずっと今まで耐えてきたもんね。

 

君なら出来るよ。

 

きっと、ね。

 

(写真) 2006年7月29日 千葉マリンスタジアムにて撮影


5.ごめん、甲子園に連れて行けなくて

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2003年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

表彰式を見つめる

準優勝チームのマネージャーさんです。

 

檜舞台には上がれないことを

覚悟で入ったマネージャー業。

 

水の入った重いポリタンクを運んだり、
真冬の寒いときでもノックを手伝う。

 

そんなあなたは、

やっぱり大した人です。

 

表彰式のあと、
川俣監督さんが銀メダルを譲って上げたと聞きました。


夏の千葉大会で撮影させていただいた写真が、
この2003年分だけでも約10,000枚。

 

その1枚1枚は、
貴重な青春を白球にかけた選手たちの記録であり、
その選手たちを自分のことのように応援し続けた

仲間たちの記録でもあります。

 

今となっては
すべてが「過去」のものとなりました。

 

しかし、
その瞬間の輝きは色あせることはありません。

 

いえ、
時が経つに連れて、
そのシーンだけが

クローズアップされることさえあるのです。

 

短い夏を、

一生分のエネルギーで通り過ぎた

彼ら、彼女らは、
私の中でいまでも鮮明に息づいています。

 

それぞれの人生を歩み始めたあなたたちと、
もう二度と会うことはないでしょう。

 

「つらくなったらあの時のことを思い出してください」

「あの時の自分がきっと大きな力を与えてくれるでしょう」

 

2003年夏

熱く戦ったあの日よ永遠に・・。

 

(写真) 2003年7月28日 千葉マリンスタジアムにて撮影


6.ボロボロになっても投げ続ける

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2010年7月18日 袖ヶ浦球場にて

 

写真を見ていただきたい。

 

何か心を揺さぶるものがありませんか。

 

私は彼をずっと間近で見ていました。

 

その「すごみ」は恐ろしいくらいでした。

 

迫り来る「迫力」というのでしょうか。

 

なんじゃい、

この怪物ピッチャーは?

 

そのピッチャーとは、
館山総合の川崎くんです。
(2011年夏)

 

館山総合のエースです。

 

この試合も、
成田高校を相手に完投しました。

 

しかも、

延長戦のすえサヨナラ勝利したのです。

 

その延長戦が凄かった。

 

なんと15回まで戦ったのです。
(下の写真)

 

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2010年7月18日 袖ヶ浦球場にて

 

その15回を川崎くんが一人で投げ抜いたのです。

 

あの暑い中で。

 

気温は30℃を超えていました。

 

汗だくだくです。

 

それをがまん強く投げ抜いたのです。

 

味方の援護を信じて・・。

 

私は、
その川崎くんの粘り強いピッチングを
最後まで近くで見ていました。

 

それを思い出すと、

今でも鳥肌が立ちます。

 

あの野生のような表情が何ともいえませんでした。

 

これぞ高校生です。

 

これぞ「若潮軍団」です。

 

(写真) 2010年7月18日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

7.まと

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どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

7-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

7-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」が必要になってきます。

 

7-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような
「泥臭さ」感じられたら
嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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