献血300回で得たものは金賞や銀賞なんかじゃない
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、新聞記事のお話です。
新聞を読んでいて、
少し気になったので、
拙作ブログに掲載させていただきました。
今後も、
気になるような記事は、
掲載させていただこうと思っています。
今回は、献血がテーマです。
私自慢ではありませんが、
献血が趣味なんです。
その献血した回数が、
なんと300回を超えました。
実はこの献血、
良いことが多いのです。
針を刺すときは、
少し「ちくり」としますが、
献血をしているときは、
晴れやかな気分になります。
なにか良いことをしている気分です。
社会に役立っているような気持ちになります。
その献血について考えてみましょう。
- 1.掲載新聞
- 2.投稿要旨
- 3.私の感想
- 4.献血概要
- 5.私の献血歴
- 6.献血の良いところ
- 7.献血で少しだけ気になること
- 8.まとめ
- 9.孫娘が輸血のお世話に
- 10.口幅ったいようですが
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
1.掲載新聞
この記事が掲載されていた新聞は下記です。
1)新聞:東京新聞
2)日付:2019年1月16日(水)朝刊
3)ページ:5面
4)紙面タイトル:「発言」
5)記事:親子での献血 微笑ましい姿
2.投稿要旨
投稿要旨を紹介しておきます。
投稿者は、67歳の医師です。
献血ルームで検診医をしているときに、
偶然出会った親子のことを書いています。
1)高校生が初めての献血に来た。
2)お父さんに、すすめられたらしい。
3)そのお父さんは製薬会社に勤め、
日頃から血液の貴重さを感じていた。
4)献血はその社会貢献のつもりだと。
並んで献血するその親子に、
投稿者(検診医)はこう言いました。
◇高校生の息子さんに:
「君の血液で元気になる人がいるよ」
◇そのお父さんに:
「親の背中を見て子供は育つものですね」
すると、
親子は互いに見つめ合いながら、
微笑えんだと。
3.私の感想
いい話ですね。
こういう話、大好きです。
3-1.献血ルームに訪れた親子づれ
血液ルームに誘ったお父さんとそれに従った息子さん。
微笑ましいですよね。
しかも、実家に帰省したときというではないですか。
他にやりたいことがあったと思います。
そんな中で、献血を選んだこと。
それも親子で一緒に訪れたこと。
投稿者といわず、
私までが嬉しくなりました。
3-2.投稿してきたお医者さん
次に感激したのは投稿者です。
献血ルームでその日の検査医をされていたようです。
その検査医(投稿者)が、
親子づれへ絶好のフォローをしています。
ナイスフォローです。
お医者さんの優しさを感じました。
4.献血概要
まず献血の概要についてご紹介しておきましょう。
下記はウイキペディアから引用しました。
◇運営:日本赤十字社
◇対象年齢:16歳~69歳
◇体調等の制限:体重、血圧等に制限あり。
駅前や繁華街などに派遣されるバス型の移動採血車。
◇採血した血液:日本赤十字社から各病院へ。
◇表彰:70回以上 銀色有功章、100回以上 金色有功章
写真参照(旧制度時の実物写真です)
⇒5項(金)、8項(銀)
5.私の献血歴
僭越ですが、私の献血歴を紹介させていただきます。
自慢ではありませんが、
献血回数は300回を超えています。
表彰された回数は数え切れません。
5-1.きっかけ
きっかけは我が子の病気でした。
我が子は生まれつきの心臓病でした。
1歳を迎えたときに大手術をしました。
心臓をとめて人工心臓に切り替えます。
その間、大量の血液が必要です。
その大事な血液を輸血でいただきました。
その手術をきっかけに私は、
献血で恩返しすると
誓いました。
5-2.献血回数
300回は優に超えています。
(詳しくは忘れました)
私にとって、
献血の回数なんかはどうでもよかったのです。
とにかく、
自分の子供が受けた輸血の恩返しを
したかっただけなのです。
5-3.表彰
受けた表彰は数多くありますが、
手元に残っているのは、
本記事に掲載の写真2枚だけです。
上の写真⇒金色有功章
8項の写真⇒銀色有功章
そのすべてが倉庫に眠っています。
今回このブログのために倉庫から取り出しました。
私にはこんな賞なんて、
まったく関係ありません。
5-4.緊急車両で運ばれたことも
実は1回だけ、
日本赤十字社の緊急車両で、
献血ルームに運ばれたことがあります。
緊急手術が入り、血液が必要になったとのことです。
患者の血液と私の血液がピッタリだったということで、
自宅に電話が入りました。
あとで聞いたのですが、
手術を受けた患者さんは、
「白血病」だったとのことでした。
「血液型が合う」といっても、
A型、B型だけではありません。
成分までが同じでなければいけないらしく、
登録者のなかで、
私だけが完全一致したとのことです。
すぐに緊急車両が自宅に来て、
私を最寄りの献血ルームに連れて行かれました。
行く途中、サイレンを鳴らして、
信号無視でぶっ飛ばしました。
到着した献血ルームでは、
採血の準備ができており
緊急採血が始まりました。
そのときは緊張しました。
でも、このときだけは、
人のために、いいことをしている、
という実感がわきました。
と同時に、
健康のありがたみを再認識しました。
6.献血の良いところ
献血の良いところは下記ですね。
6-1.血液検査をしてくれる
献血のときは、
採血の前に必ず血液検査があります。
この血液検査で自分の体調が分かります。
後日後に、
その検査結果が郵送されてきます。
これを大切に保管しておくだけで、
健康状態の推移が分かります。
ちなみに、普通に血液検査を受けると、
5,000円ぐらいはかかるようです。
つまり、
献血するとことによって、
この血液検査代がタダになります。
そのために、
献血に行く人はいないと思いますが。
6-2.健康にも良い
献血は血を抜くわけですので、
古い血液から新しい血液に入れ替わることになります。
これは、血液の若返りや、
新陳代謝の活性化につながるそうです。
また、付随効果としては、
献血によって、
日頃の健康に気を配るようになります。
健康な血液を提供したい。
と、日頃から摂生するようになりました。
むしろ、
こちらの効果の方が大きいように感じます。
6-3.気持ちが充実
献血は社会に貢献しているとの充実感がわきます。
真っ赤な血をみていると、
生きていることを実感します。
しかも、
採血したばかりの血液は温かいのです。
あっ、オレ生きているんだ
と心から感じます。
と同時に、
「健康っていいなあ」とも。
そう考えると、
会社で「むしゃくしゃしていたこと」などは、
どっかに吹っ飛びます。
7.献血で少しだけ気になること
次に献血のデメリットです。
気になることです。(少しだけですけどね)
7-1.時間がかかる
400CC献血:20分程度
成分献血:30分~90分
7-2.痛い
痛いのは針を刺す瞬間だけです。
この痛さは、
針を刺す看護師さんによって違います。
だから、
上手な看護師さんにあたることを願いながら、
いつもベッドに横たわります。
この針の痛さは、
何回やっても慣れませんね。
これも生きている証拠です。
と、前向きにとらえています。(笑)
7-3.恐い
私、自分の血を見ると恐くなります。
(誰でもそうですかね?)
これは、
針を刺したときの痛さが悪影響しているようです。
針を刺した後、
針の痛さがなくってくると、
平気で自分の血を見ることができます。
成分献血のときは、
赤血球だけは元の体に戻すのですが、
それを面白がって見ていました。
8.まとめ
どうでしたか。
献血って素晴らしいでしょう。
ところが、
この献血が最近は減っているのです。
(献血者数は、約30年前の半分に)
若者の献血離れが進んでいるとのことです。
1)血液は人工では作れません。
2)しかも、健康な献血が不足しています。
健康な体さえあれば、
誰もが献血できます。
血液が必要な重症患者を救うことができます。
献血は簡単にできる人助けです。
献血にご協力ください。
9.孫娘が輸血のお世話に
献血に関連した出来事を書かせていただきます。
最近(2019年7月)、
私の孫娘が「貧血」で入院しました。
そのときに輸血のお世話になりました。
(下の写真)
今は元気になり、退院もしています。
またしても、
輸血のお世話になったというわけです。
子供(娘)のときと数えて「2回目」になります。
今回でも、
血液の重要さを痛感させられました。
医学が進んでいる今の世の中でも、
血液だけは人工では作れません。
だから、
他人様の血液に頼らなければならないのです。
それだけに、
大切で、重要なモノなのです。
だから、体を大事にしなくては・・。
そして、どんどん献血してください。
10.口幅ったいようですが
口幅ったいようですが、
献血について私の意見を書かせていただきます。
これは、私の子供、孫が献血のお世話になったこと、
そして、その恩返しに300回以上も献血をしたことに基づくものです。
10-1.献血は命をつなぐ
まず私が思っていることは、
献血は命をつなぐことです。
もちろん、
命をつなぐのはお医者さんですが、
(患者さん本人の頑張りもありますが)
その治療で使う血液は人工では作れません。
そこには、
第三者の血液が必要なのです。
つまり、
患者さんに供給するのです。
この「献血」という行為が「命をつなぐ」のです。
10-2.献血しながら思うこと
そして、
毎回献血しながら思うことがあります。
真っ赤で、あったかい自分の血液を見ながら思うのです。
10-3.ああ今生きているんだ
自分は今生きているんだ。
それを実感するのです。
同時に生きていて良かったと。
そう考えると、
くよくよしていたことが吹っ飛びます。
どうしてこんな小さいことで、
悩んでいたんだろう。
そうなんです。
世の中が、ぱーっと
明るくなるのです。
10-4.生きているだけで素晴らしいんだ
自分の健康な血液を見ているだけで、
生きていることを実感します。
たかが生きているだけなのに、
それだけで、
なんと素晴らしいことかと思えるのです。
生きていさえすれば、
きっと良いことがあるのでしょう。
挫折した夢や希望は数え切れません。
それでも、生きていさえすれば、
いつかは、かなう夢や希望に出会うかも知れません。
そんな明るい気持ちになれるのです。
これも「献血」のおかげです。
決して大袈裟ではありません。
献血にはそんな魅力があるのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2020年1月9日、25日、2月12日、4月27日、9月9日、2021年5月22日、2022年6月15日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年10月4日
中身(文章)をマイナー修正しました。
【更新】2019年8月8日
下記三項の記事を追加しました。
10.口幅ったいようですが・・
10-1.献血は命をつなぐ
10-2.献血しながら思うこと
タイトルを少しだけ変えました。
【更新】2019年7月30日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
9項(最近、孫娘が輸血のお世話に)を追加。
※CMリンク※
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