その反抗期、大事にしようね
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、新聞記事のお話です。
新聞を読んでいて、
少し気になったので、
拙作ブログに掲載させていただきました。
今後も、
気になるような記事は、
掲載させていただこうと思っています。
今回のテーマは、
「反抗期」です。
この「反抗期」、
誰にもありますよね。
思春期に表れる症状です。
子供から大人になる転換期です。
理屈はないのに、
（というか自分では悪いと分かっていて）
何となく人にあたってしまう。
そんな、どうしようもない言動のことです。
しかし、この言動こそが大事なのです。
それが大人への第一歩なのです。
その大事な「反抗期」について考えてみます。
１．掲載新聞
この記事が掲載されていた新聞は下記です。
１）新聞：東京新聞
２）日付：2018年12月14日（金）朝刊
３）ページ：5面
４）紙面タイトル：「発言」
５）記事：反抗期だけど父と話したい
２．投稿要旨
投稿要旨を紹介しておきます。
投稿者は、１３歳の男子中学生です。
現在、本人は反抗期らしい。
１）お父さんとは口をきいていない。
２）どうも「けんか」をしたらしい。
３）「けんか」の理由は、自業自得とのこと。
４）ついつい、反抗してしまうらしい。
でも、投稿者はこうも言っています。
お父さんとは１週間以上も話していないと寂しい。
また話をしたい。
３．私の感想
状況はすぐ理解できました。
両親との「いざこざ」ですね。
反抗期の典型的な例です。
中学生ぐらいの年齢にはよくある話です。
今回のケースは、
まったく心配ありません。
投稿記事を読んでの私の感想です。
投稿者には申し訳ないのですが、
「くすっ」と笑ってしまいました。
ほほえましい
とさえ思いました。
４．心配ありませんよ
投稿者が、
これだけ自己分析できていれば、
まったく心配ありません。
１）お父さんと口をきかなくなった
理由が分かっています。
原因は投稿者の反抗期なんでしょう。
２）反省もしています。
投稿者の「自業自得」だと言ってますよね。
３）新聞に投稿してきた時点で解決です。
健康的な反抗期です。
投稿記事には、
①全然じめじめ感がありません。
②暗さもありません。
これだけ本人が分かっていれば、
心配はありません。
４－１．投稿してきた理由を考えてみました
１）罪悪感
本人には少しだけ罪悪感があったかもしれません。
①反抗期を理由に、すねているところ。
②勉強、勉強という親が悪いのだ、
と、一方的に親のせいにしているところ。
このへんのところも本人が分かっているので、
投稿で「ごめんなさい」が、
言いたかったのでしょう。
そんな気持ちよくわかります。
私も経験したことがあります。
（随分前になりますが・・苦笑）
２）寂しい
一方で寂しかったのでしょうね。
親にかまって欲しかったのでしょうね。
だったら、直接顔を合わせて、
そう言えば良いのですが、
それができないのですよね。
それができないから、
「反抗期」なんですよね。
・共感者が欲しい
これは寂しさと同類の感情ですが、
共感者が欲しいのですよね。
大体、人が公の場に記事を出すときは、
共感者が欲しいときです。
かくいう、
ブログを書いている私もその一人です。
ブログの目的は、
「自分の考えを聞いて」
「共感して」
ですもんね。
投稿者と共通点があります。
おっと脱線しました。
投稿者も反抗期の寂しさを、
投稿で紛らしたかったのでしょう。
５．関係を元に戻す方法
次に元に戻す方法を考えてみました。
【結論】
・心配いりません。
・自然と元に戻ります。
・両親との会話が戻ります。
・それも、そんなに先ではありません。
・すぐに仲直りをします。
・なにもすることはありません。
１）自然に元にもどります。
２）それが親子というものです。
心配いりません。
５－１．またしても私の余計なお節介
私が「心配いりません」、
といっても何の足しにもなりませんね。
第一、本人は、
ちっとも心配していないでしょう。
むしろ、
下記を心配しているのではないでしょうか。
①親に心配をかけている。
②「勉強しなさい」も親のいうとおりだ。
③親は間違っていない。
④理由もなしに反抗して、
親に心配ばかりかけている。
そこまで分かっていれば、
私が心配することはありません。
これが「元に戻す方法」です。
なんじゃそれは？
全然アドバイスになってないではないか？
はい、そのとおりです。
が～ん。
私の出る幕はないということです。
ごめんなさい。
６．まとめ
久しぶりに、
明るくて気持ちの良い投稿記事に出会いました。
と書くと、投稿者は気分を悪くするかもしれませんが、
私は、すがすがしい気分になりました。
１）反抗期は誰にもあります。
２）「はしか」のようなものです。
３）変に触ると悪化します。
４）ほっておくのが一番です。
だから、
反抗期には、おめでとうといってあげましょう。
投稿者には少し可愛そうな気もしますが、
大人への一歩です。
自立（自律）への登竜門です。
健全な成長の証（あかし）です。
投稿者くんには、
上記のようなところも全部お見通しですよね。
だから、
そのお見通しのところも含めて、
おめでとうです。
この投稿記事は成長過程の大きな記録です。
心に刻んでおこうね。
そして、
大人になったときに思い返してください。
そのときに、
同じことに悩む後輩たちへ、
優しいアドバイスをしてあげてください。
その反抗期、大事にしようね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【写真】最後の２枚は地元の中学生です。
上：八重原（やえはら）中（君津市）
下：畑沢（はたざわ）中（木更津市）
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※更新履歴※
【更新】2019年12月11日、2020年4月19日、8月28日、2021年5月1日、2022年5月29日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年7月21日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
中身（文章）をマイナー修正しました。
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