５０ミリ標準、最後にたどりつくのはやっぱりこのレンズ
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、レンズのお話です。
1)メーカー ： キヤノン
2)型番 ： EF50mm F1.4 USM
キヤノンが誇る、
F1.4の単焦点標準レンズです。
Ｆ値が1.4ですので、
とても明るいレンズです。
明るいので、
ピントが合わせやすいし、
背景のボケもきれいです。
やっぱり、
単焦点レンズは最高です。
この５０ミリレンズは、
「標準レンズ」と言われています。
肉眼に近い「画角」だからです。
このレンズは、
使い方によっては、
望遠にも広角にもなります。
よって、
うまく使えば、
これほど「重宝」するレンズはありません。
とにかく、
「明るさ」が大きな武器です。
そのCanon EF50mm F1.4 USMについてご紹介します。
- １．Canon EF50mm F1.4 USMの特徴
- ２．Canon EF50mm F1.4 USMのメリット
- ３．Canon EF50mm F1.4 USMのデメリット
- ４．Canon EF50mm F1.4 USMの使い方
- ５．保管方法
- ６．お掃除用ブロアー
- ７．汚れたところはメガネクリーナで
- ８．まとめ
- 【関連記事】
- ※更新履歴※
- ※CMリンク※
１．Canon EF50mm F1.4 USMの特徴
まず、
本レンズの仕様を紹介しておきます。
１）メーカー キヤノン
２）対応マウント キヤノンEFマウント系
３）フォーカス AF/MF
４）レンズタイプ 単焦点
５）フルサイズ対応 ○
６）レンズ構成 6群7枚
７）焦点距離 50 mm
８）最短撮影距離 0.45 m
９）開放F値 F1.4
ということで、
本レンズの特徴は「F1.4」ということです。
この明るさが最大の武器です。
１－１．画質が最高
また、
画質が最高だというところも大きな特徴です。
単焦点であるがゆえの描写能力を持っています。
また、背景のボケがきれいです。
その「とろける」ようなボケを経験すると、
もうズームレンズには戻れません。
この明るさと背景のボケのきれいさから、
ピント合わせがしやすくなります。
２．Canon EF50mm F1.4 USMのメリット
以下にCanon EF50mm F1.4 USMのメリットを列挙します。
１）レンズが明るいのでピントが合わせやすい。
２）軽くて、小さいので携帯に便利。
３）背景のボケがきれい。
４）これ1本で広角、望遠写真が撮れる。
５）合焦（ピンと合わせ）が静かで速い。
◆25年の歴史が語るもの。
このCanon EF50mm F1.4 USMは、
25年の歴史を持っています。
発売日 ： 1993年6月
この長い歴史を見ただけでも、
本レンズの素晴らしさがお分かりになるかと思います。
３．Canon EF50mm F1.4 USMのデメリット
Canon EF50mm F1.4 USMのデメリットですが、
実はデメリットはありません。
強いていうなら下記でしょうか。
３－１．値段が少し高い
このレンズの実売価格は4万円台です。
これに比較し、
同じキヤノンから出ている50mm、F1.8は、
その半分の価格で買えます。
こう考えると、
F1.4は高く感じるかもしれません。
実は、
私も最初はF1.8を持っていました。
しかし、
どうしても欲が出てしまってF1.4にしました。
F1.4のほうが高級感があって、
このレンズを持っているだけで、
よい写真が撮れそうだったからです。
こうなると、
ほとんどミーハーの世界です。
でも、
正直いって画質はそんなに変わりません。
少なくとも、
価格ほどの差はありませんでした。
「レンズ沼」というのは恐ろしいものです。
一時、
F1.4の上のF1.2まで手が伸びようとしました。
でも、
このF1.2まではいきませんでした。
そこまで、
価格に見合う「腕」がないことを悟った
からです。
いえ、
実はただお金がなかっただけです。（涙）
４．Canon EF50mm F1.4 USMの使い方
Canon EF50mm F1.4 USMの使い方は、
絞りと被写体との距離がポイントになります。
４－１．広角効果
広角効果を出したければ、
絞りを、絞って、
被写体からできるだけ離れます。
上の写真が広角効果の例です。
４－２．望遠効果
一方、望遠効果を出すには、
絞りをできるだけ開けます。
そして、
できるだけ被写体に近づきます。
上の写真がその例です。
被写体にグッと近づくなどして、
距離感、遠近感、ボケ味の効果
をうまく出すのです。
５．保管方法
参考までに、
本レンズの保管方法について紹介しておきます。
といっても、
特別な方法はありません。
下の写真のような防湿庫に保管します。
防湿庫の中には、
カビキラー（かび防止剤）を入れておくと、
なお良いでしょう。
５－１．使ってあげるのが最高のメンテナンス
そうなんです。
レンズの最高のメンテナンスは、使ってあげることです。
車と同じです。
レンズには可動部がありますので、
使ってあげたほうが長持ちします。
カビもつきません。
レンズも「使ってなんぼ」です。
どんどん使ってあげてください。
６．お掃除用ブロアー
カメラやレンズのお掃除用道具の紹介です。
それはブロアーです。
上の写真は私の愛用ブロアーです。
なんと１０年以上も使っています。
６－１．埃を払う
ブロアーはご存じのとおり埃（ほこり）を払うためのものです。
ブロアーは、
レンズやカメラのお掃除や手入れに絶対に必要です。
レンズやカメラに付着した、
埃や塵を吹き飛ばすために使用します。
ブロアーを使わずに直接触れると手の皮脂などで、
カビやクモリなどの原因になることもあります。
一度そうなったカメラ（中のミラー）やレンズは、
高いお金を払って、
専門の業者に頼まなくてはいけなくなることもあります。
６－２．風量が多くて使い勝手がよいものを
そのブロアーですが、
下記をポイントに選びましょう。
①風量が多いこと。
②作業がしやすいこと。
６－３．愛用のブロアー
私の愛用のブロアーは下記です。
もう１０年以上も使っています。
よって、かなり「擦れて」います。（上の写真）
１）メーカー：Giottos
２）商品名：ハイパワーロケットブロアー AA1900 Lサイズ(ジャンボ)
３）価格：１，３００円程度（税込み、送料込み）
※ 2019年8月 Ａｍａｚｏｎ
Giottos ハイパワーロケットブロアー AA1900 Lサイズ(ジャンボ)
特徴はハイパワーであることです。
ほれぼれするほどの風量です。
また、立てられることも助かります。
通常のブロアーって、ほっておくところがっていきますよね。
これはころがりません。
素直に立ってくれるのです。
まさに「ロケット」ですね。
だから、取扱いが便利なのです。
細かいところですが、
道具というのは、
細かいところが大事なのです。
だから１０年以上も使っているのです。
７．汚れたところはメガネクリーナで
お掃除道具の追加情報です。
「メガネクリーナ」の紹介です。
このクリーナは、
しつこい汚れを落とすときに重宝します。
たとえば、指紋や汗のしみなどです。
本来は、メガネのレンズ拭きですが、
これがカメラやレンズ、アクセサリー類にに重宝するのです。
とにかく、よく落ちます。
ホント気持ちが良いくらい落ちます。
しかも、拭きムラがありません。
昔、いろんなクリーナを試してみましたが、
全部拭きムラが多くて悩まされました。
このクリーナはそんな拭きムラが一切ありません。
<仕様>
メーカー：小林製薬
商品名：メガネクリーナ「ふきふき」
パッケージ：1箱５０袋包
包みのサイズ：5.5mmX7.5mm、厚み1mm程度
お値段：６００円程度（税込み）
※Amazonでは２，０００円以上購入時は送料無料。
（２，０００円以上とは他の商品との合計です）
小林製薬 メガネクリーナふきふき 眼鏡拭きシート(個包装タイプ) 50包
７－１．メガネクリーナの使い方
まず、ブロアーで大きな埃（砂埃）などを取り除きます。
いきなり、このクリーナを使うと、
砂などをこすってしまい、レンズ本体にキズをつけてしまいます。
①ブロアーで埃を吹き飛ばす。
↓
②クリーナで丁寧に拭く。
７－２．レンズは中心から周辺に
レンズの拭き方を紹介しておきます。
（カメラのファインダーや液晶でも同じです）
これは、どんなクリーナでも同じです。
レンズの中心から周辺に向かって拭いてください。
円を描く感じです。
①レンズの中心を円を描くように。
↓
②レンズの周辺へ。
つまり、渦をまく感じですね。
７－３．袋が小さいので携帯に便利
このメガネクリーナは１枚ずつ袋に入っています。
その袋が小さいので携帯に便利です。
しかも、
アルミ袋に入っていますので、
中のクリーナが乾燥することがありません。
私はいつも取材用リュックのポケットや、
財布の中に何枚か入れています。
８．まとめ
どうでしたか。
標準レンズって面白いでしょう。
私は、
このCanon EF50mm F1.4 USMを使って、
もっぱら野球を撮っています。
本記事に掲載した写真もそのひとつです。
このCanon EF50mm F1.4 USMを使った理由は下記です。
１）早朝練習が対象でしたので、
少しでも明るいレンズが欲しかった。
（朝が早いということで、周辺が暗かったので）
２）選手の近くで、迫力ある写真が撮りたかった。
ということで、監督さんに頼み込んで、
選手のそばまで行かせてもらいました。
おかげで、
選手の息づかいまで聞こえてきそうな、
迫力ある写真が撮れました。
つまるところ、よい写真とは、
機材とシチュエーションです。
そのいずれかが欠けても、
よい写真は撮れません。
そのうちの機材（レンズ）について紹介しました。
とにかく、レンズは一生ものです。
お金をかけても、
かけ過ぎることはありません。
安いレンズをたくさん揃えるより、
少々高くても、
自分の気に入ったレンズを揃えたいものです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【関連記事】
※更新履歴※
【更新】2020年1月10日、2月9日、3月12日、7月19日、2021年1月31日、2022年3月19日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年9月7日、11日
CMリンク追加。
【更新】2019年9月1日
中身（文章）をマイナー修正しました。
【更新】2019年8月16日
７項「汚れたところはメガネクリーナで」を追加しました。
【更新】2019年8月11日
６項「お掃除用ブロアー」を追加しました。
【更新】2019年7月14日
中身（文章）をマイナー修正しました。
【更新】2019年6月27日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
※CMリンク※
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