知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

野球の一瞬を切る、写真の撮り方、5つのシーン別テクニック

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チアガール

こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は写真の撮り方です。


私の写真歴は、ほぼ半世紀です。


最近だけでも、


高校野球を撮り続けて約20年になります。


ヘタでも、これだけ撮り続ければ、
何とか人様に見せられるような写真になります。
(と、勝手に思っています)

 

そこで、
その経験から得られた撮影テクニックを
ご紹介したいと思います。

 

1)分野:野球
2)テクニック:シーン別撮影ポジションほか
3)説明:実写を例に説明

題して、

野球の一瞬を切る、
写真の撮り方、5つのシーン別テクニック

なお、今回は野球を対象にしていますが、


野球だけではなく、
ほかのスポーツにも応用ができるかと
思っています。


その辺のところは、皆様にお任せします。

 

◆機材

私が使った機材は下記です。
カメラ:Canon EOS 40D、連写:約6.5コマ/秒

Canon EOS 40Dについては下記記事をご参照ください。

Canon EOS 40D、現役として今でも十分通用するデジタル一眼の名機 - 知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

 

レンズ:Canon 100-400mmズームレンズ
その他:一脚
※撮影時期によっては、
別機種のカメラ、レンズを使っていました。
上記は最近の機材です。

◆撮影にあたっての注意点

中身に入る前に、
撮影全体の注意点を紹介しておきます。
※下記注意は拙作ブログの他の記事でも紹介しました。
ですが、大事なことですので再度紹介しておきます。

 

1)飛んでくるボールに注意。

球場ですので、
いつ、どこからボールが飛んでくるかは分かりません。
しかも、そのボールは硬球といって、
石のように硬いものです。
当たったら、痛いどころではありません。
ケガをします。
大事な機材を破損させることもあります。
だから、球場内にいるときは、
絶対にボールから目を離さないでください。

 

2)他の観客の邪魔をしない。

これも鉄則です。
球場は、あなた一人のものではありません。
写真を撮っているからといって、
特別扱いはできません。
ほかの観客の邪魔をしないようにしましょう。
通路にすわったり、立ったままの撮影は厳禁です。
あくまでも、
一人の観客として振る舞ってください。

 

3)できるだけ動き回る。

撮影にあたっては、
固定位置では、いい写真は撮れません。


できれば、太陽の位置も頭に入れておきたいのですが、
こればっかりはどうしようもありません。


基本的には、
バックスクリーン側が「南向き」です。


だから、どこの球場でもシチュエーションは変わりません。
あとは、撮影する時間帯だけです。
時間帯によって、
微妙に太陽の位置が変わるからです。

それよりも、
ベンチや応援席、右バッター、左バッターなどで、
撮影位置を決めたいものです。


一塁側から三塁側までの移動には、
最低でも2~3分はかかります。


よって、
移動はチェンジ(イニングの交代)時となります。

トイレは、
5回が終わった、グラウンド整備時となります。

 

◆5つのテクニック

今回ご紹介する5つのテクニックとは下記です。
すべてシーン別になっています。


1)ホームのクロスプレー編
2)ピッチャー編
3)打者編

4)守備編
5)走者編
6)応援編

 

1.ホームのクロスプレー編

ホームのクロスプレーです。
野球のなかで、もっとも劇的なシーンですね。

1)写真①(市原臨海球場)

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市原臨海球場にて


この写真はバックネット裏から撮りました。
絞り:開放、AF:連続フォーカス
ご覧のように天気も良く、
シャッター速度は1/1000以上となり、
撮影条件は最高です。


AFは連続撮影(連写)です。


走者を追っかけました。


ホーム直前からシャッターを押しました。


上部からの撮影ですので、
AFが抜けることはありません。


きれいに合焦してくれました。

 

2)写真②(袖ヶ浦球場)

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袖ヶ浦球場にて

これは真横からの撮影です。
三塁側からです。


高さは2mぐらいです。


フェンス越しです。
これも、走者に連続AFしました。


石灰白煙のように舞って、


迫力を演出してくれました。


飛ばされたヘルメットも、
よいアクセントになっています。


この白煙やヘルメットは偶然です。


横からの連続AFは後ろにピントが抜ける

ので要注意です。
冷静に被写体(走者)を追います。

 

3)写真③(袖ヶ浦球場にて)

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袖ヶ浦球場にて

これも、横からの撮影です。
ホームのクロスプレーは、


一塁側からの撮影が鉄則です。


ホームに突っ込む走者が追いやすいからです。


ただ、一塁側からの撮影ですと、
キャッチャーの顔が隠れがちですので要注意です。
写真③は、シャッターチャンスの妙技ですね。

 

2.ピッチャー編

次にピッチャー編です。
ピッチャーは比較的撮りやすいと思います。
あとはどこを、どのアングルで切るかです。

1)写真④(腕を頭に振りかぶった瞬間)

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④腕を頭に振りかぶった瞬間

写真④は腕を頭に振りかぶったところです。
この瞬間が一番絵になると判断したからです。


場所:ネット裏、最前列


最前列にしたのは、
バックネットが写らないようにするためです。


レンズをネットにくっつけると、
ネットは写りません。

 

2)写真⑤(ボールを投げ抜いたところ)

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写真⑤(ボールを投げ抜いたところ)

こちらは写真④とはまったく逆です。


ボールを投げ抜いた瞬間です。


このピッチャーは、
投げ抜いたときの表情が特徴的だったからです。


場所:一塁側、できるだけ低い位置


こちらも、ネットにくっついて撮りました。


通常、
右ピッチャーは、
三塁側から撮るのが基本ですが、


写真のように、
投げ抜いたところを撮るのであれば、

逆になります。


また、太陽の位置も計算に入れます。


私は逆光が大好きですので、
そのことも頭に入れました。

 

3.打者編

次は打者編です。
打者編は、写真のなかでは一番多くなります。
ただ、注意したいのは、オーソドックスな写真です。
オーソドックスな写真は、
芸がなさ過ぎて、おすすめできません。

 

1)打った直後の写真①

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上の写真は、打った直後の写真です。


私の一番好きな写真です。


「どうだーっ」


と、雄叫びが聞こえてきそうですよね。

 

2)打った直後の写真②

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これも打った直後の写真です。

3)打った直後の写真③

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これも打った直後の写真です。
どうですか、迫力がありますよね。
気合いを感じませんか。

 

◆セオリーを無視する


心に残る写真を撮るには、

セオリーを無視することも大事です。


上記3枚の写真に共通しているのは、
そのセオリーを無視していることです。


<セオリー>
右打者:一塁側から撮る。
左打者:三塁側から撮る。

ところが、上記3枚の写真は逆ですよね。


左バッターを一塁側から撮っています。


だから、打った直後の写真が撮れるのですね。


ときには、
セオリーを無視すること。


これも大事ですので、
覚えておきましょう。

要は、何を撮りたいかです。
どの瞬間を切り取りたいかです。

 

4)おまけ(デッドボールシーン)

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おまけというと何ですが、
打撃編の中にはデッドボールもあります。
こういうシーンも撮っておきましょう。
しかし、痛そう。

 

4.守備編

次に守備編です。
守備編の撮影は簡単そうですが、
実際はそうではありません。
打球がどこに飛んでいくか分からないからです。
ですので、ある程度の予測が必要です。

1)サードの横っ飛び

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上の写真は、サードが横っ飛びした瞬間を捉えたものです。
これは予測して撮りました。
予測しなければ撮れません。
あとはシャッターを押すタイミングですね。
これは体で覚えるしかありません。

2)ショートの捕球

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上の写真は、
ショートフライを捕球する瞬間です。


これは撮影アングルというより、
シャッタータイミングですね。


◆撮るコツ

こういう写真を撮るにはコツがあります。


上記の場合は、
ボールは追っかけません。


ひたすら、ショートの動きを注視します。


ショートの動きを見ていると、


捕球するかどうか、
捕球するとしたら、
どのタイミングかが分かるのです。


特にグローブを持っている腕の動きです。


その動きから捕球のタイミングを読み、
シャッターを押すのです。
もちろん、
シャッターのタイムラグも、
計算に入れておきます。


この辺になると神業ですかね。


私の場合、
すべて体が覚えています。

 

3)キャッチャーの捕球

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上の写真も同じですね。
ひたすらキャッチャーの動きを見て
シャッターを押します。

 

5.走者編

走者編は少し変わった写真が撮れます。
いろいろな状況が考えられるからです。

 

1)ホームセーフ

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上の写真は、ホームへ生還したときのシーンです。


キャッチャーのタッチをうまくかわしていますね。
一塁側から低い位置で撮りました。


連続AFで走者を捕捉しました。


フォーカスが抜けずに良かった。
(油断すると、後ろのベンチにフォーカスします)

 

2)二盗セーフ

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ちょっと変わったところで、上の写真をみてください。


二盗成功のシーンです。


走者と野手の表情を対比させました。
アングル等は特に注意はありません。


あとはシャッターチャンスですかね。

 

3)一塁へのヘッドスライディング

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上の写真は、一塁へのヘッドスライディングです。
よくあるシーンですね。


連写で撮ったうちの最後のほうを採用しました。


走者の表情を残したかったからです。


こういうときは連写が活躍します。


連写でなくても、
単発シャッターでも十分追従できますが、

連写のほうが楽です。

 

4)三塁へ猛ダッシュ

 

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上の写真は、三塁打のシーンです。
二塁から三塁へ猛ダッシュしています。


地上すれすれからの撮影です。


この球場は私のホームグラウンドですので、
そういう所を知っているから、撮れました。


袖ヶ浦球場ゆえの貴重な写真です。


この場合の連続AFは楽勝です。


正面からこちらに迫ってきますので、
捕捉を逃すことはありません。


ひたすらシャッターを押し続けました。

 

5)ホームイン後のガッツポーズ

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上の写真は、ホームイン後のガッツポーズです。
このシーンは攻撃側からの撮影が条件となります。
走者の表情が撮れるからです。

ただ、逆方向からでも、面白い写真が撮れます。

逆方向からだと、
走者を迎えるベンチの表情が撮れます。


ようは、どちらを活かすかですね。

 

プロの場合は、カメラマンが複数をいますので、
同時に両方を撮ることができます。
(うらやましい)

素人はそうはいきません。


素人は零細企業ですので、
いつもカメラマンは一人です。(涙)

 

6.応援編

実は応援編が一番面白いのです。
その分、
カメラマンの感性や企画力が問われます。

 

1)チアガール

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上の写真は、チアガールを写したものです。


これも、
シャッターチャンスが命です。


同時に、多少アングルにも注意が必要です。


アングルはローアングル(下からのショット)
が良いでしょう。


ただ、相手が女性ですので、
極端なローアングルはご法度です。

 

2)応援とプレーをからませる

 

私の好きな写真を2枚。

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上の2枚の写真の説明は不要でしょう。


プレーのうしろに応援を入れるテクニックです。


そうすると、

グラウンドと応援席が一体化します。


ただ、そういうアングルがなかなかないのです。


一方で得点シーンを撮らなければなりませんので、


このアングル探しは、
大変な作業になります。


◆一体写真のコツ

グラウンドと応援席の一体写真は、
その場では、すぐに思いつきません。


私は球場入りする前に構想を

練っています。


そのときに大事なのが、
「応援者の入り具合」です。


応援者が少ないと絵になりません。


写真のように外野席まで一杯にならないと
このような一体写真は撮れません。

つまり、選手と同じ、
カメラマンも「応援者の入り」で、
張り切りかたが変わってくるのですね。
(不謹慎なカメラマンです)

 

7.まとめ

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ゲーム中に魅せた素敵な笑顔

どうでしたか。
少しは写真の撮り方がお分かりになったでしょうか。


ただ、分かったからといって、
すぐにいい写真が撮れるわけではありません。


そこには経験が必要になってきます。

 

最後に、
私の目指してきたことを紹介させていただきます。


<私の目指してきたこと>


被写体の内面をとらえる。


外見的なものではなく、
心の動きを撮る。

 

これが私の目指してきたものです。

 

そこで、
いつも注意してきたのは一つだけ。

 

頭は冷静に、心は熱く。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

【更新】2019年5月13日
中身を一部修正しました。
(リンク張り追加)