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こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その42)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その42)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、

その写真の中には、

私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と、

いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.マネージャーさんには、いつも頭が下がる

 

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2012年8月6日 拓大紅陵にて

拓大紅陵にお邪魔しました。


利根実業高校を迎えての練習試合です。

 

上の写真は、
その利根実業高校のシートノックの1シーンです。

 

マネージャーさんがボールを沢山かかえていますよね。


ノッカーへボールを供給する役目なんですよね。

 

この光景は、

どこのチームでもよく見かけます。

 

私の写真集にも、

この光景が多いのですが、

それには理由があります。

 

マネージャーさんの姿が、

「けなげ」だからです。

 

手にはボール。

 

しかも、
そのボールを大事にかかえています。

 

そして、
目はノッカーを見つめています。

 

ボールを出すタイミングを、

見計らっているのです。

 

手と目。

 

その必死さが「けなげ」に映るのです。

 

その「けなげ」さを伝えたいと思って、

シャッターを押しています。

 

ところで、

野球部の部員は、
どうしてマネージャーさんを手伝わないのでしょうか。

 

一人でやっている姿を見て、

何も思わないのでしょうか。

 

チームによっては、

新人選手や負傷者が手伝っているところもあります。

 

手伝うのが恥ずかしいかもしれません。

 

それはそれで分かりますが、

でも何だか変ですよね。

 

もし手伝うのが恥ずかしければ、

声だけでもかけてあげてください。

 

「いつもありがとう」

 

それだけでも嬉しいものです。

 

マネージャーさんがシートノックを手伝う。

 

それは、

決して当たり前のことではありません。

 

やっぱり、

「ありがとう」

のひと言が欲しいところです。

 

それに気づいて欲しくて、

同じような写真を何枚も撮っています。

 

(写真) 2012年8月6日 拓大紅陵にて撮影


2.ランニングも隊列を作り足を上げてリズムよく

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2008年12月28日 拓大紅陵にて

野球に限らず、

スポーツにとってランニングは大切です。

 

写真は拓大紅陵野球部のランニング風景です。

 

早朝練習が終わった、

最後のランニングです。


いわゆるクールダウンというやつです。

 

しかし、
クールダウンといっても、
ランニングには変わりはありません。

 

ランニングの基本は「リズム」です。


その「リズム」を保つために、

「隊列」が必要となります。

 

 

その「隊列」で、
「リズム」を維持するのです。

 

ここで大事なのは、
前後、左右の間隔を保つことです。

 

そして、
走りの基本は、

「足を上げる」ことです。

 

足は第二の心臓と呼ばれています。

 

足を上げることによって、

血の巡りが良くなります。

 

血行が良くなると、
血液にたまった老廃物の排出がよくなり、
筋肉への酸素量も増えます。

 

もちろん、
「足を上げる」ほかに「呼吸」も大事です。

 

その「足」、「呼吸」は、
「リズム」が基本になっています。

 

だから、

「リズム」は大事です。

 

何でもそうです。
野球でもサッカーでもリズムが大切です。

 

リズム感のない人は野球も上達しません。


つねに、

「リズム良く」です。

 

(写真) 2008年12月28日 拓大紅陵にて撮影


3.期待を一身に背負って

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2012年7月19日 袖ヶ浦球場にて

一打同点の場面です。


木更津高校の攻撃です。

 

チームの期待を一身に背負って、
打者がバッターボックスに立ちます。

 

スタンドには、

学校のクラスメートや両親、OBなどが、

力一杯の応援をしてくれています。

 

みんなの目が、

打者の一振りに注目しています。

 

ここで打たなければ、

チームの勝利はない。

 

この期待を重圧と思うか、

励みと思うか。

 

それは気持ちのもちようだ。

 

この一瞬のために練習をしてきた。


ここで結果を出せなければ意味がない。

 

「よーし、やってやる」

 

あの汚れたユニフォームが、

そう叫んでいるように感じた。

 

一方、

相手チームだって同じだ。


写真には写っていないが、

相手のピッチャーも必死だ。


この一瞬のために苦しい練習をしてきた。

 

スタンドにも大勢の応援がいる。

 

みんな固唾(かたず)をのんで、
オレの一投に注目している。

 

「よし、やってやる」


投げるのも必死。

 

打つのも必死。

 

みんなドキドキ。

 

一瞬、

すべての声援が消える。

 

そのとき、

打者は思いっきりバットを振った。


打球は内野の頭を越えた。

 

見事な同点打だ。

 

1塁側は、歓喜に沸き、
3塁側は、ため息がもれる。

 

野球の展開によっては、

これが逆になることもある。

 

試合の行方は誰にも分からない。

 

だから、応援するのだ。


だから、味方を信じるのだ。

 

ちなみに、

この試合は、
木更津高校の負けに終わった。

 

同点に追いついたあと、

相手校に勝ち越し点を取られた。

 

この瞬間、

木更津高校の「夏」が終わった。

 

ちょっとせつない「夏」であった。

 

(写真) 2012年7月19日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.捨て身の捕球

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2009年5月9日 大分西高校にて

大分西高校のシートノックを取材させていただきました。


ここ大分西には、

「山本監督」がいらっしゃいます。


目の鋭い、

しかし気持ちの穏やかな監督さんです。

 

その監督さんに対して、

選手たちは一目を置いているようです。


それは選手たちに聞いた話ではありません。


彼らのプレーを見ていると分かるのです。

 

彼らのプレーには、

一切の「手抜き」がありません。


いつも「100%」なのです。


いえ「200%」というべきでしょう。

 

写真もその一つです。


打球に飛びつこうとするのです。


いわゆる「ダイビングキャッチ」です。

 

いえ、
私にはそんな生ぬるい表現ではピンとこないのです。


サバンナで獲物を襲うヒョウやライオンです。


獲物(ボール)に飛びつくのです。

 

地面には、

小さな石ころがゴロゴロころがっています。


そこで体をこすると、

痛いというもんじゃありません。

 

それを、何度も、何度も飛びつくのです。


それも、

まったく「躊躇」もせずに・・。

 

これには参りました。

 

「そこまでやるか」

 

こういう姿を見て、

何も感じない人はいないでしょう。

 

私も大きな勇気をもらいました。

 

監督さん、選手たち、ありがとうございました。

 

(写真) 2009年5月9日 大分西高校にて撮影


5.左手だけの高校球児

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2005年10月29日 千葉学芸高校にて

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2005年10月29日 千葉学芸高校にて

たまたまです。

 

ホントに偶然なんです。

 

こんな光景に接したのは。

 

千葉学芸高校のグラウンド。

 

公式戦の取材に行ったときのことです。

 

長生(ちょうせい)高校のピッチャーに、

左手だけの選手がいました。

 

体が不自由でも野球をやっている選手を、

新聞やテレビで見たことはありましたが、

実際に見るのは初めてです。

 

ご覧のように右手がききません。

 

右手ではボールを持つことも、

投げることもできないようです。

 

だから、
左手だけで野球をやっています。

 

グローブは、

その都度「左手」にはめます。

 

「右手」が不自由な理由?

 

そんなのは分かりません。

 

そんなことが分かっても、

仕方がないことなんです。

 

それより、
目の前にプレーしていることが大事なのです。

 

その現実を見ることにしました。

 

本人もそうですが、
周りのチームメートも、
ごく普通に野球をやっていました。

 

ごく普通の野球です。

 

そこには、

同情もなければ、

言い訳めいたこともありません。

 

なるほど。

 

これが本当の接し方なんだ。

 

普通に接する。

 

これがなんと素晴らしいことか。

 

これがなんと難しいことか。

 

(写真) 2005年10月29日 千葉学芸高校にて撮影


6.ここで燃えないわけがない

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2008年7月19日 習志野秋津球場にて

夏の千葉大会です。


ここ習志野秋津球場も暑さ真っ盛りです。

 

攻撃する東海大市原望洋のチャンスです。


バッターがタイムリ三塁打を打ちました。

 

その三塁の近くには、
味方の応援団が陣取っています。

 

その応援団は、

ここぞとばかりに盛り上がります。


拍手喝采です。

 

その応援を受けて、
三塁打を放った選手も盛り上がります。

 

この試合一番のチャンスです。


ここで燃えないなはずがありません。

 

「いけいけ」の場面です。

 

一方、守る方も真剣です。


何とか流れを変えたい。

 

ここは冷静に行こう。


浮き足立つと相手の思うつぼだ。

 

まずは、深呼吸。

 

さあ行こう。

 

真っ向勝負だ。

 

俺たちだって、

大応援団がいるんだ。

 

対決の火花は、

グラウンドだけではない。


スタンドでも繰り広げられています。

 

(写真) 2008年7月19日 習志野秋津球場にて撮影

 

7.まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その42)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、

球児達と時間と場所を共有したのです。

 

しかも、

その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、

そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、

本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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