誠意、それは今の政治家に一番必要なもの
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、
政治家について考えてみたいと思います。
最近の政治家っておかしいと思いませんか。
誰のための政治家なのか分かりません。
党利党略のためにしか考えていないようです。
しかも国会答弁がなっていません。
今の政治家に必要なのは「誠意」です。
この「誠意」も一緒に考えてみます。
題して、
誠意、今の政治家に一番必要なもの
1.最近の政治家
最近の政治家の問題発言などを整理しておきます。
ここでは大臣級に限定しておきます。
詳細は章別に記述します。
1-1.麻生大臣
麻生大臣は、2019年2月3日、
福岡県内で開かれた国政報告会に出席し、
「子どもを産まなかった方が問題」と発言。
これは、女性蔑視です。
子供を産みたくても産めない状況を、
麻生大臣は、まったく分かっていません。
彼には「責任感」の「せ」の字もありません。
1-2.根本大臣
一連の不正統計データ問題において、
まったく当事者意識がありません。
問題を起こしたのは厚生労働省です。
その長たる根本大臣があんなふうなのです。
悪いのは官僚たちとしか思っていないのでしょう。
「私は被害者だ」
と思っているのでしょう。
こちらも「責任感」の「せ」の字もありません。
1-3.桜田大臣
水泳の池江璃花子選手が白血病を公表しました。
(2019/2/13)
そのときに、桜田大臣はこう発言しました。
「本当にがっかりです」
桜田大臣は五輪担当大臣です。
あのおっさんは、
人の生命よりオリンピックのほうが大事なんでしょう。
血も涙もない大臣です。
大臣の発言を聞いた、
こちらのほうが「がっかり」です。
2.麻生大臣
「子どもを産まなかった方が問題」発言。
◇子どもを持てない人、持たない人への配慮に欠けています。
◇子どもが産めない環境の方が問題です。
◇産み育てる際の経済的負担や育児環境のほうがもっと問題です。
3.根本大臣
問題の事案:毎月勤労統計の不正調査
1)大西康之氏をいきなり更迭。
本問題で局長級の政策統括官という立場にあった大西康之氏を、
根本大臣は大臣官房付に事実上更迭する人事を発表。
本当の理由は下記にあるとみています。
衆議院予算委員会での答弁者として、
大西氏が野党から呼ばれることをブロックするため。
2)中立性、客観性に欠ける踏査。
統計不正問題の真相を究明するために、
厚労省が設置した特別監察委員会についても、
同省幹部が多くの職員に聞き取るなど、
「お手盛り調査」が明らかになり、
その中立性や客観性に疑念を持たれ、
再調査に追い込まれました。
4.桜田大臣
問題の事案:池江選手の白血病公表に対して、
「本当にがっかり」と発言。
1)気配り目配りのできないダメ大臣。
池江璃花子選手は、まだ18歳です。
そんな若い女性が白血病と診断されたのですよ。
白血病といえば、昔は不治の病でした。
今でこそ完治率が7割まであがっていますが、
それでも、残り3割は完治しないということですよ。
しかも、治療には抗がん剤との闘いが待っています。
1年以上の闘病生活が強いられます。
(ここは一般論)
そのような重い病気でありながら、
あのバカ大臣は、オリンピックを優先しました。
情けないおっさんです。
2)辞任もせず、させず。
しかも本人は辞任しません。
大臣を任命した安倍ちゃんも辞任(罷免)させません。
そうでしよう。
その派閥が安倍ちゃんの脳裏にあるのでしょう。
しかも、大臣級の辞任がおきると、
ドミノ倒しがおころ、
麻生大臣まで波及するのを恐れているのでしょう。
5.誠意
念のため誠意という言葉を確認しておきます。
誠意とは下記です。
『私利・私欲を離れて、
正直に熱心に事にあたる心。
まごころ。』
ポイントは以下です。
1)私利・私欲を離れて。
そうなんです。
誠意のポイントは自分を切り離すことです。
自分のためではなく、相手を中心に考えることです。
今の政治家とは真逆ですよね。
ゆえに、
今の政治家にこの誠意が必要なのです。
2)正直に熱心に。
次のポイントが正直にです。
熱心さは今の政治家にもあるでしょう。
ただし、熱心さが向いている先が間違っていますが。
人のために、
熱心でなければなりません。
5-1.私のことですが
少し脱線して、私事を紹介させてください。
私は過去に、上司から下記のようなことを言われました。
『今日一日、誠意をつくしたか』
これを大事にしなさい。
そのときは、
そんなにマジメにとらえていませんでした。
なんか ぴんときていませんでした。
しかし、昨今の一連の政治家の言動をみて、
ふとこの言葉を思い出したのです。
今の政治家に必要なのは、
「誠意を尽くす」ことではないか。
5-2.誠意を尽くすとは?
誠意を尽くすとは、
自分の行動や、考えを大事にすることではないでしょうか。
「大事にする」とは、「心をこめる」こと。
このようなケースは、
身近な生活の中にもあります。
掃除、料理、洗濯、子育てなどなど。
でも忙しい毎日です。
そんなにマジメにやっていたら体がもたない。
と嘆きの声が聞こえてきそうです。
本当にそうでしょうか。
私はそうは思いません。
掃除、料理、洗濯、子育て・・
仕事もそうです。
政治だってそうです。
心をこめたからといって、
かかる時間や、
本人の負担は変わるとは思いません。
結果も変わらないと思います。
ただ違うのは自分の満足度です。
途中の「気づき」も違ってきます。
心を込めれば、
きっと新しい発見があります。
洗濯するだけで、
季節の変化が分かります。
掃除するだけで、
家族の成長が分かります。
実は政治も同じなのです。
向け先を国民にすれば、
国民の実態が見えてきます。
喜怒哀楽を全身で感じます。
そうすると、
ますます国民の喜ぶ政治ができます。
6.まとめ
どうでしたか。
今の政治家のぶざま振りがお分かりになったと思います。
と同時に、
誠意の意味と重要さがお分かりになったと思います。
以下整理します。
6-1.今の政治家は 向きあっている相手を間違っている
今の政治家は「内向き」です。
党や派閥、自分を応援してくれる有権者に向いています。
これでは、税金泥棒です。
◆野党にも問題。
この内向き志向は、野党も同じです。
何か問題がおきると、それをネタに党利党略に向かいます。
いわゆる「政争の具」にしてしまうのです。
これも、誠意に反する行為です。
6-2.誠意とは私利私欲を忘れること
誠意とは私利私欲を忘れることです。
政治でいうと、
党や派閥、一部の有権者を大切にする行為は、
私利私欲と同じです。
6-3.新しい発見が
そして、この誠意を尽くした先には、新しい発見があります。
政治家でいうと、
国民の喜怒哀楽が見えてきます。
その新しい発見が、
次の政策を生み出します。
そうんなです。
ここで、
はじめて誠意の好循環が生まれます。
そうすれば明るい未来が拓けます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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※更新履歴※
【更新】2020年1月31日、2021年10月15日、2022年12月2日
少しだけ校正させていただきました。
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