知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

東日本大震災から8年、アンパンマンの歌が被災者たちを勇気づけたワケとは

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巨大地震津波が押し寄せた後、気仙沼市内では大規模な火災が発生した。翌日もあちこちで炎が上がっていた(3月12日、宮城県

 

こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回はアンパンマンについて考えてみたいと思います。

 

と同時に、

東日本大震災発生から8年が経った今、

アンパンマンの功績についても、

考えてみたいと思います。

 

アンパンマンの作者「やなせたかし」さんは、
東日本大震災のことを考えて

アンパンマン作ったわけではありません。
(時期が全然違います)

 

しかし、

そのアンパンマンの歌が、
被災者を勇気づけました。

 

詳細は後述しますが、
その被災者を勇気づけたことと、
アンパンマン誕生の背景には、
何か共通点があるようです。

 

まずそのことについて、考えてみたいと思います。

 

1)元気づける。

アンパンマンの目的は、読者や視聴者を元気づけることです。


やなせたかし」さんが想定した読者や視聴者は、
当初は2~3歳の幼児たちでした。

 

ところが、
東日本大震災では大人たちが、
このアンパンマンに元気をもらったのです。

 

あのあどけない顔と、
メッセージ性の強い歌に心を揺さぶられました。

 

そこには、やなせたかし」さんの
妥協のない姿勢がありました。

 

そうなんです。

 

やなせたかし」さんは、相手が幼児であろうと、いっさい手を抜きませんでした。

 

自分の体験から得られたメッセージを、
このアンパンマンに込めました。

 

だから、
多くの人の心を揺さぶったのです。

 

2)あきらめない気持ち。

そうなんです。

アンパンマンには、
この「あきらめないで」が、
いっぱい詰まっています。

しかも優しさがあるのです。

この優しさが故に、
「あきらめないで」が、強く伝わってくるのです。

 

3)助け合う気持ち。

アンパンマンには沢山の仲間がいます。

しょくぱんマン、カレーパンマン、テンドンマン・・

 

この仲間たちが、
どんな困難でも助け合います。

 

幼児たちが喜ぶのもうなずけますよね。

 

この「助け合い」は、まさに被災者たちに必要なことでした。

 

アンパンマンは無言のうちに、
この「助け合い」の精神を訴えていたのです。

 

それは、100ぺんの言葉より、

被災者たちに届きました。

 

4)子供たちが元気に、それを見た大人たちが元気に。

アンパンマンは子供たちのヒーローです。

 

その子供たちは、このアンパンの歌を歌いました。

 

大きな声で、そして何度も何度も。

 

すると、

それを見ていた大人たちも歌い出したのです。

 

子供が元気になると、
大人も元気になります。

 

アンパンマンは幼児向けアニメです。

 

 ですが、
大人にもファンが多いのではないでしょうか。


アンパンマンは正義のヒーローとなっていますが、
普通のヒーローではありません。


強くもないし、体型や顔もよくありません。


むしろ「ぶさいく」な部類です。

 

ですが、

2~3歳の幼児たちにめちゃくちゃ好かれています。

 

幼児たちにとっては、
見かけなんかどうでも良いのでしょう。

 

むしろ、
見かけではないところに惹かれるのでしょう。

 

見た目でないところに、
何かが伝わってくるのでしょうね。

 

だから、
作者の「やなせたかし」さんは、
相手が幼児だろうと、


いえ、相手が幼児だからこそ、

 

手を抜かずに、必死に、メッセージをアンパンマンに込めました。

 

そのアンパンマンと作者「やなせたかしさん」の思いに迫ってみたいと思います。

 

 

 

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1.アンパンマンの生い立ち

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NHKクローズアップ現代より

1969年10月 月刊誌「PHP」10月号の大人向けの読み物「こどもの絵本」で、『アンパンマン』が掲載される。

当時のアンパンマンは普通の人間の姿をしていました。

1973年10月 「キンダーおはなしえほん」(フレーベル館)10月号に幼児向け絵本『あんぱんまん』が掲載される。

1975年 絵本『それいけ!アンパンマン』が出版される。

1988年10月 
テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」が、
日本テレビで放送開始。

このとき、やなせたかし先生は、
なんと70歳でした。

 

2.アンパンマンの歌

やなせたかし先生が作詞した、
アンパンマンのマーチ」です。

そのアンパンマンのマーチの歌詞を掲載しました。

 

フルコーラスです。

 

この歌詞に、
やなせたかし先生のメッセージが、
すべて込められています。

 かなり「哲学的」な表現が入っています。


この歌を2~3歳の幼児たちが歌っています。

やなせたかし先生も、
この歌が幼児向けと知りながら、
思いっきりのメッセージを込めました。

 

手抜きなしの真っ向勝負です。

 

♪♪♪♪ ここから

 

そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!

今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

時は はやく すぎる
光る星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

 

♪♪♪♪ ここまで

 

3.東日本大震災の3日後に

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東日本大震災、避難所の様子

 

『悪夢のような大震災のあと、
ラジオから流れたアンパンマンのマーチを聞いて、笑顔で大コーラス。
そのニュースを聞いて、ぼくは本当に嬉しかった』

 

やなせたかし」さんはこのように述懐しています。

 

ラジオから流れるアンパンマンのマーチに、
子供たちが大コーラスを始めたとのことです。

 

大人たちも涙を流しました。

 

3-1.極限の状態で

真冬に被災し、電気もガスも水道も途絶え、
食糧もガソリンも無く、
愛する人を失うという極限の状態で、
あえて、アンパンマンのマーチを選んだ、
被災者の強さを今更ながら驚いています。

 

絶望に打ちひしがれ、
気力も底をついているはずなのに。


他人のことなんか考えられない、
精一杯の極限の状況なのに。

 

あえてこんな厳しい歌を。

 

大人たちはこの歌に「癒された」という。


普段、「愛と勇気だけが友達なんて」と
茶化していた若者までもが。

 

3-2.子供たちのために頑張らなくちゃ

アンパンマンのマーチの歌詞にこんなフレーズがあります。

 

『忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ どこまでも』

 

この言葉でお母さんたちは勇気づけられました。

 

そうだ、
子どもたちには大きな未来があるんだ。


だから、


やっぱり自分は頑張らなくちゃいけないんだ。

 

子どもを守っていかなきゃならないんだ。

 

そういう励ましの言葉に聞こえたのです。

 

4.幼児は厳しい批評家

アンパンマンは幼児たちの間で広がっていきました。


そのとき出版社はこういいました。

 

「相手が幼児だからグレードを落としてください」

 

でも、やなせたかしはそうしませんでした。

 

やなせさんは、
幼児たちの厳しさを知っていたからです。

 

幼児たちは正直です。


気に入らない本は容赦なく放り投げます。

 

世の中でもっとも厳しい批評家です。

 

だから、

アンパンマンにハッキリとメッセージを込めたのです。

 

傷つくことなしに正義はない。

 

5.正義とは?

5-1.基本は単純

やなせたかしさんの正義は簡単です。


①人に害を与えない。

②誰かのために役立つこと。

 

その「助ける」がこうでした。

 

◇ひもじい人に食べさせてあげる。

◇そして、自分も犠牲になる。

 

だから売れる作品より、


自分のポリシーを大切にしてきました。

 

5-2.正義のための戦争などない

戦争は絶対してはならない。

 

これは、戦争経験のある先生の言葉です。

 

「正義」は、
戦争の大義名分でしかありません。


それぞれ自国は正義他国は不義という。

 

しかも、

その正義はある日、逆転することがあります。

 

正義ほど不安定なものはありません。

 

先生が身にしみて感じたことです。

 

6.逆転しない正義とは?

 逆転しない正義とは下記しかありません。

 

① 献身
② 愛

 

すなわち、

弱者を助けることです。

 

周りに困っている人がいれば、
手を差しのべる愛と献身こそが、


真の正義なのです。

 

6-1.飢えほどつらいものはない

戦争経験で一番つらかったのは「飢え」だった。
どんな重労働も一晩寝れば回復する。

しかし「ひもじさ」は耐えられませんでした。

やなせさん自身が飢えの経験をして、
飢えがどんなにつらいかが分かっていました。

 

6-2.お金より一切れのパン

実際に飢えているときは、
お金より、一切れのパン、一杯のスープのほうが嬉しい。


だから、アンパンマンは、
自分の顔をちぎって相手に食べさせるのですね。

 

7.正義の味方はカッコよくない

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アンパンマンは正義の味方ですが、
決してカッコよくありません

 

お腹をすかした人には、
自分の顔をちぎって、

 

「どうぞ」

 

と、あげます。


顔の一部をあげたアンパンマンは、
とたんに弱くなります。


自分も犠牲になるのですね。

 

そうなんです。

正義の味方は、
決してカッコいいものではないのです。

 

7-1.悪人を倒すより弱い人を助ける

正義の味方は、悪人を倒すのではなく、
弱い人を助けるのです。


アンパンマンがそうです。


悪い奴をやっつける前に、弱い人を助けます。

 

ここが、2~3歳の幼児に
受け入れられた理由です。

  

7-2.正義でいばっているやつは嘘くさい

そして、正義、正義といばっていて、
自分が犠牲にならないのは嘘くさいのです。

 

これも、
やなせ先生が戦争経験で得た考え方です。
ものの見方です。

 

そんなきれい事ではない。


と、言いたかったのでしょう。

 

8.まとめ

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被災地に送られたポスター。「アンパンマンのマーチ」の歌詞が印刷されている。

どうでしたか。

アンパンマンについて、知れば知るほど感動しますよね。

 

ここで、ポイントを整理しておきます。

 

8-1.読者は2~3歳の幼児

そうなんです。
読者は幼いのです。


しかし、中身をよく理解しています。
まだ言葉もろくにしゃべれないのになぜでしょうか。


いえ、言葉がしゃべれない分、
目で、そして心で感じるのでしょうね。

 

8-2.その2~3歳の幼児と全力で勝負をしている

だから、
作者のやなせ先生は一切の手抜きをしません。
いつも良質な作品を書き続けています。

 

8-3.真の正義はカッコ良くない

そして、正義について持論をもっています。


弱者を助けることこそが正義であると。

 

8-4.あの東日本大震災でも

そうなんです。
あの未曾有の大震災のなかでも、
アンパンマンは愛されました。


夢や希望など持てない逆境のなかでも、
なおもこの歌詞をつぶやいていたのです。

 

♪ 忘れないで 夢を
こぼさないで 涙 ♪

 

やなせたかし先生の言葉です。 

 

『良い作品は才能で書けるものではない。
心に傷がないと、良い作品は書けない』

 

70歳でアンパンマンを世に出した人の、

重い言葉です。

 

やなせたかし先生は、
2013年10月13日、ご逝去されました。


享年94歳でした。

ご冥福をお祈りします。

 

9.やなせさんのいう正義とは?

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正義について持論を説く「やなせたかし」さん

ここで「やなせたかし」さんの述懐をご紹介したいと思います。

 

まずは、「やなせたかし」さんがいう正義についてです。

 

やなせたかし」さんがアンパンマンを世に出すときに、一番描きたかったことがあります。

 

9-1.本当の正義を

やなせたかし」さんが考える正義とはこうです。

 

正義を行おうとすれば、
自分も深く傷つくものだ。


でもそういう捨て身や献身の心なくして、
正義は決して行えません。

 

正義のために飢えた人のところまで空を飛んでいって、自分の顔をちぎって食べさせる。

 

だが、そうすることで、アンパンマンはエネルギーを失って失速します。

 

こういうカッコ悪い正義の味方を描きたい。

 

そんな思いから、アンパンマンは世の中に出ていきました。


9-2.当初は不評だらけ

そんなヒーローを、
子供たちは好きになってくれるだろうかと不安でした。

 

出版社からは、


「こんな絵本はもうこれっきりにしてくれ」


と顔をしかめられました。

 

「顔をちぎって食べさせるなんて残酷です」


と、読者から手紙をくることもありました。


9-3.しかし信念をとおす

 

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しかし「やなせたかし」さんはめげませんでした。

 

「作者がしっかり愛してやっていればいい」

 

「作者の愛情のなかで生きているだけでいい」

 

そう思っていたのです。

 

10.やなせさんと東日本大震災

やなせたかし」さんにとって大きな転機となったのが東日本大震災です。

 

このごろ、
やなせさんは引退を考えていたようです。 

 

しかし、
この東日本大震災アンパンマンが見直されたのです。

 

東日本大震災で、
信じられないような大きな被害を受けたとき、
すべての言葉がむなしいと、

初めはそう思ったそうです。

 

いったい自分は何をすればいいのか。


ただ呆然とするばかりでした。

 

ところが、
大震災から三日後、あるラジオ番組に、


アンパンマンのマーチを流してください」


というリクエストがあり、さっそく放送したところ、
子供たちがラジオに会わせて大コーラスを始めたというのです。

 

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被災地の人たちがアンパンマンの歌をリクエス


大人たちも涙をこぼして感動しました。

 

それ以来、

ラジオ局は連日この歌を流したそうです。

 

やなせ先生は、このニュースを聞いて、


「そうか、ボクにできることは、
心にキズを負った子供たちを
元気づけ、励ますことなんだ」

 

と、わかったのです。

 

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SNSでも反響が

やなせたかし」さんはすぐに激励ポスターをおくり、チャリティーコンサートを始めました。

 

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やなせたかし」さんが被災地に贈ったポスター

 

震災で大きなショックを受けて、
まったく笑わなくなってしまった子供が、
アンパンマンのポスターを見て笑い出し、

それを見たお母さんが泣き出した。

 

こういう、うれしいニュースが届いたのです。

 

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ぼくが作った歌やぼくが生み出したアンパンマンが、
こんなときに少しでも役になったのだとすれば、本当にうれしい。


そう「やなせたかし」さんは述懐しています。

 

11.アンパンマンから学んだもの

何だかこのまま本稿を終わらせるのは心惜しくなりました。


なぜなら、
アンパンマンから学んだものが沢山あるからです。

 

アンパンマンからというより、
その作者の「やなせたかし」さんからでしょうが、
あの強烈な個性と貴重な戦争体験から作られたアンパンマンは、私の心を揺さぶりました。

 

それを少しでも残しておきたいと思ったのです。

 

12.本物は残る

まず記しておきたいのはこの言葉です。

 

本物は残る

 

やなせたかし」さんがアンパンマンを世に出したのは、

やなせたかし」さんが70歳直前のときです。

それまでも、アンパンマンの原型はありましたが、
今のような人気が出たのは70歳直前でした。

その間、アンパンマンの「思想」はブレていません。

相手が幼児だからといって、手抜きしていません。

その「思想」、「姿勢」が今の人気につながったのです。

 

やっぱり本物は強いのです。

 

13.自分の考えを貫き通す

私は、
アンパンマンというか、
やなせ先生から次のことを学びました。

 

人気取りの作品でなく、
自分の考えを貫き通す。

 

その「自分の考え」が
しっかりしていさえすれば、

恐れるものはない。

 

そして、
いつかきっと認められる。

 

小手先ではダメなんです。

性根がなければ・・。

それも、正しい性根でなければ。

このことをアンパンマンから学びました。

ありがとう、アンパンマン

ありがとう、「やなせたかし」先生。

 

14.「やなせたかし」さんが伝えたかったこと

やなせたかし」さんが伝えたかったこととは何か。

私なりに考えてみました。

 

14-1.正義とは?

やなせたかし」さんの考える正義とは、
決して格好いいものではありません。

スーパーマン鞍馬天狗のように、
格好良く悪者を退治するものではありません。

 

やなせたかし」さんは、
戦時中の飢えを経験しています。

その経験から、
「ひもじい」ほどつらいものはないとおっしゃっています。

だから、
やなせたかし」さんが考えたアンパンマンは、
自分の顔をちぎって、お腹のすいた人に食べさせるのです。

こんなヒーローは世界中どこを探してもいません。

でも、これが本当のヒーローなんです。

やなせたかし」さんが考える正義とは、
ちっとも格好良くありません。

むしろ、そのほうが「うさんくさくない」のです。

それを一生貫きました。

 

14-2.読者は2~3歳の幼児

やなせたかし」さんは幼児向けの絵本を書くことを、自分の天職とおっしゃっています。

 

1973年から売り出し、
爆発的ヒットとなった「絵本・アンパンマン」を描いているうちに、
「絵本・アンパンマン」こそが「天職」と思ったそうです。

 

その読者である「2~3歳の幼児」からいつも刺激を得ていました。

 

一方で、葛藤もあったようです。

すなわち、「2~3歳の幼児」は毎年変わっていきます。

その読者に、
いままでと同じように受け止めてもららえるのか、
それが非常に不安だったと。

 

その不安が、
やなせたかし」さんを勇気づけたとも考えられます。

 

まさに、「アンパンマンのマーチ」の歌のとおりです。

 

『そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも』

 

15.生きていることそが大事

やなせたかし」さんは辛い戦争体験があります。

その戦争で弟さんを亡くしています。

その辛い体験から「生きることこそが大事」
と思っています。

それは理屈を超えた、体全体から発せられる言葉でもあります。

そのメッセージは「アンパンマンのマーチ」にも込められています。

 

15-1.何回も歌詞を校正してきた

この歌には、長い歴史があります。

最初からこの歌詞ではなかったようです。

何度も読み返しては、校正を続けてきたのです。

自分の言いたいことを歌詞に込めるために・・。

 

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アンパンマンのマーチの歌詞(やなせさん自筆)

 

相手が2~3歳の幼児とか関係なく、
自分の言いたいことを素直に歌にしたかったのでしょう。

 

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アンパンマンのマーチに手が加えられたあとが・・

 

たとえば・・。

 

<校正前>

泣いている人
救うため

 

<更生後(現在の歌詞)>

みんなの夢
守るため

 

上の歌詞を読み較べてください。

何度も、何度も読み較べてみてください。

そうしたら分かって来ますよね。

 

今の歌詞のほうが、
やさしさにあふれているということが。

 

そうなんですよね。

「救う」のではなく、「守る」のです。

 

その「守る」相手は、
「泣いている人」ではなく、
「みんなの夢」なのです。

 

こういうふうにして何度も考えた結果、
今の歌詞になったのです。

 

やなせたかし」さんの必死さが分かりますよね。

 

その真剣さが、
2~3歳の幼児にも受け入れられたのです。

 

あの未曾有の大震災で、被災した人たちの心にも。

 

やなせたかし」さんはいつも命がけだったのです。

 

やっぱり、本物は永久に残るのです。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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※更新履歴※

【更新】2019年12月15日、22日、2020年1月11日、23日、3月13日、5月21日
少しだけ校正させていただきました。

【更新】2019年9月26日
構成を一部見直しました。
一部加筆修正しました。

【更新】2019年9月8日
東日本大震災のCMリンク追加。

【更新】2019年8月31日
中身(文章)をマイナー修正しました。

 

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