明日は我が身、これで4つの不安を解消
こんにちは、
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は言葉のお話です。
「明日は我が身」
この言葉はよくご存じですよね。
『よくないことが、
いつ自分自身にふりかかってくるかわからない』
ということですよね。
ある種の
「戒め」、「注意喚起」の言葉です。
因みに、
「明日」という言葉には大きな意味はありません。
「今日」でもいいし、
実際に「よくないこと」が、
明日ではなく、
今日起きることだってあります。
要は、
「明日」というのは、
今から先(未来)を指している
わけですね。
では、早速みていきましょう。
1.未来は分からない
今回の言葉、
「明日は我が身」は未来をテーマにしています。
この未来については、
残念ながら誰にも分かりません。
だから、
面白いという考えもありますが、
どっちかというと、
不安のほうが大きいでしょうね。
1)ケガをする不安。
2)病気にかかる不安。
3)災害にあう不安。
4)事故にあう不安。
「明日は我が身」は、
この不安を解消する魔法の言葉です。
「4つの知恵」ですね。
1-1.人間は鈍感
ただ、自分が順風満帆なときは、
このような不安を感じることはありません。
健康なときに、
風邪をひいたときって考えませんよね。
そんなこと、ぴんときませんよね。
ケガだってそうです。
元気なときは、
平気で横断歩道や階段を走っています。
そんなとき、
ころんだり、
つまずいたりすることは考えません。
ましてや、
地震や火事、台風、大雨などは想像すらできません。
人間は鈍感です。
忘れやすい動物です。
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
です。
1-2.他人を参考にする
自分でぴんとこなければ、
他人を参考にするしかありません。
人の不幸を踏み台にしているようで、
気がひけるのですが、
人間の短所を補うには、これしかありません。
1)他人がケガをした状況から、
自分を想像する。
2)他人が病気になった状況から、
自分を想像する。
3)他人が災害にあった状況から、
自分を想像する。
4)他人が事故にあった状況から、
自分を想像する。
2.どう防ぐ
次に、自分に降りかかる「よくないこと」(不幸)を、
どう防ぐかを考えてみましょう。
2-1.注意する
ひとつは注意することです。
1)ケガをしないように気をつける。
なにか漠然としていますよね。
気をつけるだけでは、ぴんときません。
ただ、常に注意することだけは必要なようです。
その注意をどこまでどのようにするかです。
2)病気にかからないように予防する。
これは分かりますよね。
たとえば、
風邪やインフルエンザにかからないように、
下記を行うことですよね。
マスク、手洗い、予防接種、十分な栄養や睡眠など
3)非常食の備蓄、災害保険への加入。
次に災害に備えての準備です。
災害は防ぎようがありません。
ですので、
災害時の影響を最小限にする準備です。
非常食を備蓄したり、災害保険に入ることです。
4)危険予知、障害保険への加入。
次に、危険予知です。
といっても、難しいですよね。
危険予知のためには、ある程度の知識と経験が必要です。
だから、
最低限の準備として保険に入っていましょう。
いわゆる障害保険ですね。
2-2.備える
不幸ごとへの「備え」は下記のものがあります。
(上記と一部重複)
①各種保険
②貯蓄
③非常食の備蓄
ここで一番大事なのは、
「お金」でしょうね。
そのためには、
①保険 ②貯蓄
が現実的な「備え」となります。
3.悪いことを想像する
前述したように、人間は鈍感ですので、
自分のいまの状態から、
別の状態を想像することが苦手です。
とくに、
今が「良い」状態であれば、
なおさらです。
「悪い」状態はなかなか想像できません。
いえ正確にいうと、
想像をしたくないのでしょう。
だって、
悪いことを考えると、
気持ちが沈みますよね。
だから、
誰だって悪いことなんか考えたくありません。
3-1.一寸先は闇
ただ、
誰も将来のことはわかりません。
しかも、
自分の思うとおりにはいきません。
嫌なことや、
悪いことがいつ起きるかもしれません。
未来は、
楽しいことばかりではありません。
4.備えることの利点
不幸ごとに備える利点は下記があります。
4-1.不幸時の影響を最小限にする
実際に不幸ごとが起きたときの影響が最小限になります。
例)予防接種
予防接種をしておくと、
病気にかかっても、軽症ですみます。
また、早く治すことができます。
インフルエンザとかがそうですよね。
4-2.意識の継続
非常時のことを想定し、
備えることによって、
非常時への注意が途切れずにすみます。
ただ、
備えが十分だと、
つい「油断」することがありますので、
この辺は要注意です。
まさに諸刃の剣ですね。
4-3.気持ちが落ち着く
この、気持ちが落ち着くが、
備えの一番大きいところかもしれません。
なんでもそうですが、
備えておくと、
気持ちが落ち着きます。
そうすると、
自分のやるべきことに集中できます。
ただ、上述したように、
「安心」すると、
逆効果にもなりますので、
そのへんのバランスが難しいようです。
安心しすぎないようにしましょう。
最後は本人の意識次第です。
5.まとめ
どうでしたか。
戒めの言葉が通じましたでしょうか。
自分や家族の将来について、
嫌なことばかり考えるのは、
気持ちが落ち込みますが、
それを、
一種のおまじないと思って、
できる限りの準備をしておきましょう。
幸いにも嫌なことが起きなければ、
それはそれで良しです。
ベストです。
準備がきいたと思えばよいのです。
おまじないがきいたと考えればよいのです。
備えあれば憂いなし。
楽しいことを考えるのも大切ですが、
いざという時のことを考えるほうが、
もっと大切です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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※更新履歴※
【更新】2019年12月18日、2020年4月25日、9月6日、2021年5月17日、2022年6月11日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年9月21日
CMリンク追加ほか。
【更新】2019年8月2日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
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