福島の原発事故、結論は一つ
こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、新聞記事のお話です。
新聞を読んでいて、
少し気になったので、
拙作ブログに掲載させていただきました。
今後も、
気になるような記事は、
掲載させていただこうと思っています。
今回のテーマは核禁止です。
発端は２０１１年３月に起きた福島の原発事故です。
この未曾有の原発事故を発端に、
核について考えてみました。
１．掲載新聞
この記事が掲載されていた新聞は下記です。
１）新聞：東京新聞
２）日付：2018年11月28日（水）朝刊
３）ページ：5面
４）紙面タイトル：「発言」
５）記事：不作為の東電 責任取るべき
２．投稿要旨
投稿要旨を紹介しておきます。
投稿者は、
福島第1原発の事故に対して下記を主張しています。
１）旧経営陣の刑事責任を問う。
２）旧経営陣には安全神話にとりつかれて慢心があった。
３）不作為の責任を明らかにすべし。
４）旧経営陣の責任が問われなければ、
原発は即刻停止すべき。
３．私の感想
投稿者の主張はもっともです。
私も賛同です。
特に、
最後の、
「原発は即刻停止すべき」
はそのとおりです。
（理由は後述）
ただし、
不作為の責任についてはどうでしょうか？
少し疑問を感じます。
４．不作為の責任とは
「不作為の責任」とは、
平たく言うと、
何もしなかったことが事故の原因
ということです。
不作為の原因が、
事故の原因の全部か／一部かは問いません。
ただ、
こういうと、
東電側は以下のように反論するでしょう。
想定外の津波が原因。
想定内の天災に対しては対策をしてきた。
だから「不作為」ではない。
つまり、
やるべきことはやってきた
と主張するでしょう。
そのとおりだと思います。
この論調には、
矛盾はありません。
５．想定有無の検証
ということは、下記がポイントになります。
何が想定内で、
何が想定外か
ということです。
ただこれとても、
地震規模に関する議論ですので、
想定することは、かなり難しくなってきます。
この地震規模の予測については、
過去に調査研究がされてきましたが、
残念ながら、
確定までいたっていません。
つまり、
想定内かどうかの
線引きはできない
ということです。
６．福島の原発事故、結論は一つ
ということは、
結論は下記に帰着されます。
疑わしきは作るな。
原発はやめろ。
このことは、
投稿者もおっしゃっています。
「旧経営陣の責任が問われなければ、
責任の持てない原発は即刻停止、
廃炉の道しかない」
そんな危険なものを作らないのが「道理」です。
というと、
国や東電たちは、こう反論するでしょう。
（現に彼らの反論は下記1点です）
「では、
どうして電力需要に対応していくのか」
馬鹿も休み休みに言え！
どこの国に、
国民の生命を犠牲にしてまで、
原発を望む国があるか。
今回の福島の事故で、
原発の怖さが分かったはずだ。
原発は作ってはいけません。
稼働させてもいけません。
ましてや、
原発を他国に売り込むなんて、
とんでもないことです。
７．まとめ
今回のテーマは「原発不要論」です。
新聞記事から、
ふとそのことが思い浮かびました。
原発の恐怖を知った我が国は、
積極的に原発禁止を実行し、
他国に呼びかけなければなりません。
それは、被爆国である我が国が、
核禁止を叫ぶのと同じです。
こんな単純なことが、
どうしてわからないのでしょうか。
困ったものです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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※更新履歴※
【更新】2019年11月28日、2020年3月17日、4月5日、8月14日、2021年3月28日、2022年5月4日
少しだけ校正させていただきました。
【更新】2019年6月26日
「目次」を追加しました。
これで少しは読みやすくなったと思います。
中身（文章）をマイナー修正しました。
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