知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その67)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その67)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、

素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.間一髪セーフ

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2006年9月22日 袖ヶ浦球場にて

 


袖ヶ浦球場に行って来ました。


ここで秋の千葉県大会が行われていました。

 

2006年秋
拓大紅陵vs東海大市原望洋高校

 

写真はその試合の1シーンです。

東海大市原望洋高校が決勝点を入れたシーンです。

 

8回表、1死二塁。

 

次の打者が左中間にヒットを放つと、
二塁走者は一気にホームへ。

 

外野からの返球と走者とがクロスします。(写真)

 

タイミングは微妙です。

 

間一髪の勝負です。

 

しかし、
このクロスプレーは「走者」に軍配が上がりました。

 

待望の1点です。

 

結局この1点が決勝点となり、

東海大市原望洋高校が勝ちました。

 

そうなんですね。

勝負は0.1秒で決まるのですね。

 

この0.1秒のために、
選手たちは日夜練習をしているのです。

 

(写真) 2006年9月22日 袖ヶ浦球場にて撮影


2.2011年7月18日の袖ヶ浦球場

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2011年7月18日 袖ヶ浦球場にて

 

 

上の写真は敗戦直後のロッカールームです。

 

袖ヶ浦球場で撮影しました。

 

本稿のタイトルはその写真の撮影日です。

 

私が何を言いたいか、
お察しがついたかと思います。

 

試合に負けたことが悔しくて泣いたこと。

 

監督に「よくやった」と慰められたこと。

 

その言葉によって、
ますます涙が出てきたこと。

 

そのときがこの日なのです。

 

その瞬間を、
どうしても残しておきたかったのです。

 

彼らはいつまでもこのシーンを覚えてくれるだろう。

 

『2011年7月18日』

 

このときはもう戻って来ません。

 

わずか一瞬の通過点です。

 

しかし、
彼らにとってはかけがえのない通過点です。

 

大人になる通過点です。

 

3年生にとっては、
この瞬間が卒業式なのです。

 

卒業、おめでとう。

 

(写真) 2011年7月18日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.夏が終わり、人知れず泣く

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2011年7月13日 袖ヶ浦球場にて

 

 

悲しい写真を紹介します。

といっても、
夏の高校野球では必ず目にするシーンです。

必ず目にするシーンですが、
私はいつも目頭が熱くなります。

泣けて泣けてしかたがないのです。

「慣れっこ」??

そんなものは微塵もありません。

だって、
考えても見てください。

目の前にいる選手は一生に一度だけの経験ですよ。

目を真っ赤にして泣いています。

涙が枯れるまで・・。

 

上の写真はロッカールームから出て、
球場の外で待っている応援団の前に行こうとしている選手です。

 

でも、
すぐには応援団の前までは行けません。

自分の泣き顔を見せたくないのでしょう。

心の整理が出来ていないのでしょう。

 

そうこうしているうちに、
球場の出口前で泣き崩れました。

 

そこに涙を流したあとが・・。

 

人知れず流した涙のあとです。

 

一生に一度の涙です。

 

貴重な涙です。

 

私は心を鬼にして、

シャッターを押しました。

 

そして、

私の心にこのシーンを焼き付けました。

 

お疲れさま。

 

よく頑張ったよね。

 

(写真) 2011年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.エース、ひとり泣く

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2012年7月12日 袖ヶ浦球場にて

 

 

夏の大会の試合直後をとらえました。

球場のそとでエースが一人泣いていました。
その姿が痛々しく、遠目からシャッターを押しました。

他人に泣いている姿は見られたくなかったのでしょう。

フェンスに顔を向けていました。


その背中からだけでも、

「泣いて」いることは分かりました。

 

よほど悔しかったのでしょう。

 

負けたことが?
自分のふがいなさが?

多分、その両方でしょう。

しかし、

その泣き顔は誰にも見せることはありませんでした。

 

それが、エースの意地なのか?

 

その気持ちを考えるとこっちのほうが泣けてきた。

 

泣いたっていいんだよ。

 

そう言いたくなりました。

 

お疲れさん。

頑張ったよね。

 

(写真) 2012年7月12日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.最後のバッター

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2012年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

 

残酷なシーンで申し訳ありません。

夏の高校野球の1シーンです。

ゲームセットの瞬間です。

最後のバッターが一塁でアウトになった直後です。

なんとかセーフになろうと頭から滑り込みました。

しかし、
ボールのほうが早く、

一塁手のグラブに入りました。

 

これで、

スリーアウト、ゲームセットです。

 

アウトになった走者は、

暫く起き上がれませんでした。

 

やっとの思いで起き上がろうとする、

そのシーンが上の写真です。

 

顔は写っていませんが、

多分泣いていたのでしょう。

 

痛々しいその背中から、

それをうかがい知ることが出来ます。

 

私は仕事がら、

このようなシーンを何度も見てきました。

 

しかし、

何度見ても「慣れる」ことはありませんでした。


毎回胸が締め付けられるのです。

 

高校野球は負けたら「終わり」です。

 

次はないのです。

 

その重圧を最後のバッターは、

全部をしょって打席に立つのです。

 

そして負けたときには、

全部自分のせいと感じてしまうのです。

 

その気持ちが分かるだけに、

こっちまでも泣けてくるのです。

 

(写真) 2012年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

6.まとめ

 

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どうでしたか。

 今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その67)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

色あせることもありません。

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その66)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その66)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、

素材は下記HPからの抜粋となります。

 

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1.たかが送りバント

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2013年9月21日 袖ヶ浦球場にて

 

秋の千葉県大会に行って来ました。

 

太陽の高さが、
いつのまにか低くなっていました。

 

陽射しも少しだけ柔らかくなり、
秋を感じさせてくれました。

 

さて、写真です。

送りバントのシーンです。

 

超まじめな表情が印象的でした。

思わずシャッターを押しました。

目が真剣ですよね。

 

バックのマネージャーさんも心配そうです。

 

それもそのはず、
送りバントの成否が勝負を左右するのです。

 

バントに限らず、
打撃はボールをよく見ることが大事です。

 

むしろバットを振らない分、
慎重になりすぎて失敗することがあります。

 

しかも、
一塁手三塁手が飛び出してきます。

 

その一塁手三塁手がプレッシャーになるのです。

成功して当たり前。

その気持ちもプレッシャーになります。

 

そのプレッシャーが、
あの表情になったのです。

 

因みに、
このバントは成功しました。

 

役目を果たしました。

 

お疲れさん。

 

(写真) 2013年9月21日 袖ヶ浦球場にて撮影


2.バックホーム

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2013年9月28日 志学館にて


志学館にお邪魔しました。

今日も熱心に練習をしていました。

 

外野のシートノックのです。

 

返球先はキャッチャーです。

 

バックホームです。

バックホームは一球が勝負です。

 

キャッチャーへ、
ストライクを投げなければなりません。

 

左右にそれたりすると、
それでけでタッチが遅くなりましす。

 

しかも、
遠投が出来なければ意味がありません。

 

遠投だからといって、
弾道の高い球はそれだけで、
飛球時間が長くなります。

 

だから、
ライナー性の球が理想ですが、
それができなければ、
バウンドする球でも構いません。

 

むしろ、
バウンド型のほうが、
高い球より飛球時間が短くなります。
(ただし、
バウンドが多いと失速するので要注意)

 

とにかく0.1秒でも、
キャッチャーにボールが届けるのです。

 

そのために、
外野手は渾身の力をこめてボールを投げます。

 

しかも、
キャッチャーへストライクを。

 

練習ではそのバックホーム練習は何度も出来ますが、
いざ試合となると、
それが1回あるかないかです。

 

しかも、
その1回で勝負が決まることがあるのです。

 

だから、
普段の練習が大事なのです。

普段の練習が試合の時に物を言うのです。

 

(写真) 2013年9月28日 志学館にて撮影


3.勲章の「顔」

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2005年10月1日 千葉県野球場にて

 

秋の千葉県大会に行って来ました。

準決勝ともなると力が入ってきます。

さて写真を見てもらおう。

スクイズでホームに生還したランナーです。

 

成田・荒木くん(2005年秋)

 

顔がまっ白ですね。

ホームインしたときに、
ラインの「石灰」がついたようです。

もちろん、
本人はそんなことなんか分かりません。

とにかく、
無事にホームインしたことだけでうれしいのです。

それもそのはず、
待望の「先取点」です。

どうもこの顔の汚れから見ると、
「顔面ホームイン」だったようです。

さぞかし痛かったことでしょう。

そんなこと関係ないよね。

とにかく先取点を取ったんだ。

待望の1点だ。

それだけでうれしいんだ。

そのうれしそうな写真をもう一枚どうぞ。

 

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2005年10月1日 千葉県野球場にて



 

(写真) 2005年10月1日 千葉県野球場にて撮影


4.結果はどうであれ

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2003年9月19日 袖ヶ浦球場にて


 

秋の千葉県大会にお邪魔しました。(2005年9月)

袖ヶ浦球場で君津高校と千葉経大附が対戦していました。

写真は君津高校のバッターが、
思いきってバットを振ったシーンです。

結果は外野フライでしたが、
その思い切りの良さに感激して掲載させていただきました。

もともと君高の持ち前は思い切りの良さでした。

何でも結果を気にせずに思い切りプレーをします。

このバッターも力一杯バットを振っています。

振ったバットが写真から切れるところまで飛んでいます。

私も長い間、高校野球を追っかけていますが、
こんな「大振り」は初めてです。

でも、結果はどうであれ、
ここまで思いきってプレーされると気持ちがよくなります。

そのおかげか、
君高は強敵・千葉経大附を破ったのだ。

思いきってやると、
自然と結果もついて来るものだ。

野球は技術だけではなさそうだ。

特に高校野球は・・。

 

(写真) 2003年9月19日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.ベンチ前のミーティング

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2003年10月26日 拓大紅陵にて

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2003年10月26日 志学館にて

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2003年10月26日 志学館にて


拓大紅陵志学館にお邪魔しました。
(両校のグラウンドは隣同士にあります)

 

それぞれの学校で練習試合が行われていました。

 

そのうちの、

3校のミーティング風景を撮らせていただきました。

 

こう見てみると、

ミーティング風景に、

学校の違いが出ていて面白いですよね。

 

基本は選手たちを座らせています。

 

そのほうが楽だし、

監督の話に集中出来るからでしょう。

 

また、

ある学校は太陽の位置にも気を配っています。

 

選手たちの背中に太陽がくるようにしています。

 

つまり、

選手がまぶしくないように気を遣っているのですね。

 

このようにして、

少しでも監督の話に集中できるようにしています。

 

体を動かして練習するのも大事ですが、

理論も大事です。

 

頭を使った野球。

 

これがないと成長しません。

 

「静」と「動」。

 

この両面使いで野球はうまくなるのです。

 

(写真) 2003年10月26日 拓大紅陵志学館にて撮影

 

 

6.まとめ

 

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どうでしたか。

 今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その66)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

色あせることもありません。

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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【更新】2022年2月2日
少しだけ校正させていただきました。

 

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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その49)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その49)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、
写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、その場で確認できないのがつらかった。

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

その間の長いこと。

しまいに、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

その場で確認ができるからです。

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、
ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって
撮影枚数は飛躍的に増えました。

その膨大な写真のなかで、
私なりにピックアップさせていただきました。

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

私、小難しいのは嫌いです。

というか、性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.どう?ボールうまく捕れた?

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2008年9月13日 坂田小(君津)にて

 

少年野球チームの練習にお邪魔しました。

 

少年野球は選手たちが幼いので

プレーにかわいさがあります。

 

ご覧の写真は球拾いの選手でしょうか。

 

捕球する格好がぎこちないですよね。(失礼)

 

グローブの出し方なんか反対のようです。

 

でも、
その仕草がかわいいのです。

 

もちろん、
本人はいたって真面目です。

 

だから、
見る人を惹きつけるのです。

 

こちらも、
思わずシャッターを押させていただきました。

 

子供でも夢中になっているときが、
一番輝いています。

 

(写真) 2008年9月13日 坂田小(君津)にて撮影


2.キャッチャーフライ

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2010年9月4日 袖ヶ浦球場にて

 

この写真は高校野球のです。

 

キャッチャーフライを至近距離から撮りました。


しかも低アングルです。


地面すれすれからの撮影です。

 

場所:袖ヶ浦球場

 

撮影位置は、

たしか選手の控え室だったと思います。


もちろん、

窓にはネットがあります。

 

そのネット越しに、

200ミリの望遠で撮影しました。

 

連続AFの連写です。
(毎秒6コマ)

 

この場合は、

連写はほとんど意味がありません。

 

毎秒6コマでは遅すぎるのです。

 

シャッターは、

キャッチャーフライが上がったときから、

押し続けました。

 

キャッチャーにAFを合わせて、

「カシャ、カシャ」と連写しました。

 

ただ、

この位置ですと逆光になります。
(太陽はスコアボード側)

 

しかも、

下から空に抜いていますので、

キャッチャーの顔は影になります。

 

それでも、

何とかキャッチャーの表情を捉えることが出来ました。

 

写真とは本当に瞬間を切り取るものです。

 

あらためてカメラのすごさを実感しました。

 

(写真) 2010年9月4日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.謙虚な挨拶はいつも気持ちがよい

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2009年9月27日 袖ヶ浦球場にて

 

安房高校です。

 

私の大好きな学校です。

 

なにが大好きかというと、
すべてが「謙虚」なところです。

 

写真は高校野球の1シーンです。

 

グラウンド整備が終わって、
そのグラウンド整備員に挨拶しているところです。

 

頭を下げて

 

「ありがとうございます」

 

お礼をしています。

 

はい、
このような挨拶はどこの学校でもします。

 

でも、
安房高校は違います。

 

その挨拶の「動作」と「気持ち」です。

 

とにかく、
頭を下げる深さが他校の倍以上です。

 

頭を下げている時間も他校の倍以上です。

 

そして、
その動作が極めて「自然」なのです。

 

そこに「心」があります。

 

だから、
見ている側をうならせるのです。

 

「う~ん、さすがだ」

 

こういう謙虚さはやっぱり気持ちが良いものです。

 

高校野球を見るときの楽しみでもあります。

 

(写真) 2009年9月27日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.試合のためなら泥んこなんて

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2004年10月10日 志学館にて

 

雨で水たまりになったグラウンドを

何とか修復しています。

 

それもそのはず、
今日は予定していた大事な練習試合なのです。

 

遠くから来た相手校のためにも何とか試合をさせてあげたい。

普段のグローブやバットを

スコップやバケツに持ち替えます。

 

時間との闘いです。

 

しかし、あせっても無駄。

 

少しずつ一つずつ。

 

まずは、
水を掻き出します。

 

水がなくなったところで、
砂をまきます。

 

これで、
少しは固くなります。

 

ということで、
こういうグラウンド整備も勉強です。

 

その勉強が試合につながるのです。

 

なにより、
ものを大事にするようになります。

 

そして、
野球が出来ることに感謝するようになります。

 

だから、
順調にいくことより、

こういう「障害」はチャンスなのです。

 

といっても、分からないでしょうね。

 

ようは、

無駄なことは一つもないということです。

 

といっているうちに、

グラウンドが乾いてきました。

 

さあ、今日もがんばっていこう。

 

泥んこのグラウンド整備、
お疲れさまでした。

 

(写真) 2004年10月10日 志学館にて撮影


5.神様にもらった写真

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2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて

 

三塁へのヘッドスライディングです。

 

仕事がら(といっても素人ですが)、

野球の写真はたくさん撮っていますが、

ご覧のような写真はそんなに撮れるものではありません。

 

どこがスゴイかといいますと、

ざっと、

下記のようになります。

 

①背景がすっきりしています。

②光量が十分にあります。

③走者の表情がばっちり写っています。

 

これだけ条件の整った写真は

めったにありません。

 

だから、
私はこれは神様からの授かり物だと思っています。

 

20年近くも高校野球を追っかけていると、

たまには、

こんなご褒美がもらえるのですね。

 

他人が見たら何でもないものでも、

私には「宝もの」です。

 

これからの励みになります。

 

ありがたいことです。

 

神様ありがとうございました。

 

(写真) 2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて撮影


6.秋の気配

f:id:kawa2496:20201120065210j:plain

2013年9月28日 自宅付近にて

 

暑い暑いと思っていたのですが、

季節は確実に秋に近づいているようです。

 

道路ばたに、

コスモスの花が咲いていました。

 

この花を見ると秋を実感します。

 

といっても、

まだ暑い日が続いています。

 

しかし、

日一日ごとに秋に近づいるのは確かなようです。

 

空を見上げると、

透き通った青空が広がり、

更に一段と空が高くなったようです。

 

空気が澄んできたからでしょう。

 

そして雲の形も変わってきました。

 

入道雲から「すじ雲」に変わりました。

 

これで、

赤とんぼが飛んでいれば最高です。

 

秋、大好きです。

 

食べ物も美味しいし、

気持ちもリラックスします。

 

体もほぐれます。

 

秋は、

1年のなかで一番暮らしやすい時期です。

 

しかし、

そのあとに寒い冬が待っています。

 

今のうちに、

この楽しさを満喫しておきましょう。

 

(写真) 2013年9月28日 自宅付近にて撮影

 

 

7.まと

f:id:kawa2496:20200903090052j:plain

 

どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

7-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

7-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」が必要になってきます。

 

7-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら
嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その65)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その65)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、

素材は下記HPからの抜粋となります。

 

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1.満塁ホームラン

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2006年6月12日 袖ヶ浦球場にて

 

写真は満塁ホームランのシーンです。

 

高校野球では、

ホームランそのものが珍しいことですが、

満塁ホームランともなると、

ほとんどが「奇跡」です。

 

私は、
15年以上も高校野球の取材をしてきましたが、

満塁ホームランを見たのは、

ほんの数えるほどしかありません。

 

どうでしょうか。

 

ホームランを打った後のバッターの表情。

 

力みとかがまったくありませんね。

 

気持ちよくバットを振っています。

 

そうなんです。

 

うまくボールをミートすると、

力はいらないんです。

 

軽く打つだけでスタンドまでボールが届くのです。

 

これも金属バットのおかげでしょう。

 

しかし、一挙に4点ですか?

 

打ったほうもうれしいでしょうが、

点を取られたほうはショックでしょうね。

 

それだけ満塁ホームランは、

インパクトが大きいものなのです。

 

(写真) 2006年6月12日 袖ヶ浦球場にて撮影


2.アウトかセーフか?

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2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて

 

袖ヶ浦球場にやってきました。

 

私のホームグラウンドです。

 

この球場で、

秋の千葉県大会が行われていました。

 

2008年9月23日、日大習志野vs館山総合

 

さて、の写真です。

 

日大習志野の走者がホームを突いたところです。

 

走者が早いか?
バックホームが早いか?

 

走者の足と野手の返球との勝負です。

 

走者もキャッチャーも必死です。

 

更には、

それをジャッジする主審も必死です。

 

三者三様の姿をカメラは冷静に捉えました。

 

撮影した本人もそんなに冷静ではありません。

 

必死です。

 

4人目の必死者です。

 

で、結果ですが、

結果は「セーフ」。

 

見事ホームインとなりました。

 

走者のほうが早かったようです。

 

日大習志野、おめでとう。

 

館山総合、残念です。

 

(写真) 2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.延長戦へ

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f:id:kawa2496:20201112134733j:plain

2005年9月27日 袖ヶ浦球場にて

 

袖ヶ浦球場へ行って来ました。

 

私のホームグラウンドです。

 

ここで秋の千葉県大会が行われていました。
2005年9月

 

4対5と1点差を追って、

安房は最終回(9回の裏)を迎えました。

 

二塁から同点の走者が帰ってきました。

 

打球が外野を抜けるのを見て、

最初からホームを狙っていたのです。

 

三塁を回るときは全速力です。

 

頭の中にはホームしかありませんでした。

 

上の1枚目の写真をみてください。

 

三塁を回る時を下からのアングルで撮りました。

 

目がホームを向いているのがよく分かるでしょう。

 

もちろん、

走者には打球がどうなっているかは分かりません。

 

あとはキャッチャーの ”そ振り” を見て、

ボールの位置を判断するだけです。

 

「あっもうじきボールが来る」

「このペースだと俺のほうが早いぞ」

「チャンスだ」

 

といって、

ホームインしたのが2枚目の写真です。

 

そうなんです。


アウトとセーフは紙一重なんです。

 

だから、
咄嗟の判断が大事なのです。

 

その判断を間違えると命取りです。

 

いえ、こうなったら、
「判断」という生やしいものではありません。

 

頭でなく、

体が反応するしかありません。

 

頭で考えていたら間に合わないのです。

 

ここで必要なのは「動物的な勘」です。

 

ところで、
「動物的な勘」って、

どうしたら鍛えられるのだろう。

 

私には ”生まれつき” 

としかいいようがないのですが。

 

(写真) 2005年9月27日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.走者が二、三塁間に!

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2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて

 

走者が二、三塁間に挟まれました。

 

多分、
二塁けん制時に飛び出したのでしょう。

 

こうなれば絶体絶命です。

 

守っているほうは、しめたものです。

 

ゆっくり料理できます。

 

しかし、走者の方は真剣です。

 

自分のミスを

なんとか取り返さなければなりません。

 

二、三塁間を行ったり来たり。

 

そうこうしているうちに、

守る方にミスが。

 

タッチをし損ねたのです。

 

何とか無事に二塁へ戻れました。

 

「あーあ、疲れた」

 

二塁上で、舌を出して苦笑いです。

 

(写真) 2008年9月23日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.守備の限界に挑む!

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2013年9月28日 志学館にて

 

志学館にお邪魔しました。

 

秋の日がたっぷりの

気持ちのよい天気でした。

 

それでも、

まだ残暑が厳しいようで、

選手たちには気の毒な陽気です。

 

この秋の陽射しのなかで、

守備練習が行われていました。

 

いつもは内野を中心に撮影するのですが、

今回は珍しく外野にフォーカスしました。

 

しかし、
守備の基本は内野も外野も同じです。

 

①ボールはなるべく体の中心で捕る。

②そのためには少しでも早くボールのところに行く。

③捕れそうにないボールでもあきらめない。

 

さて、写真は③に該当します。

 

つまり、

捕れそうでないボールへの動作です。

 

基本はあきらめずに捕りに行くことですが、

内野の場合は後ろに外野がいるので、

「ダメ元」が通じます。
(捕れなくても外野がバックアップしてくれる)

 

しかし、

外野の場合は基本的には後ろはいません。
(他の外野手が回り込んでカバーしてくれれば別ですが)

 

よって、

ボールが捕れなかったときのダメージが大きいのです。

 

そのダメージを考えると「冒険」は出来ません。

 

ここが内野と外野の違うところです。

 

しかし、練習は違います。

 

練習は自分の能力をためし、

そして伸ばすところです。

 

ですので、

ここは思いきって捕りにいきましょう。

 

そうです。

上の写真のように。

 

(写真) 2013年9月28日 志学館にて撮影

  

6.まとめ

 

f:id:kawa2496:20200923100458j:plain


どうでしたか。

 今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その65)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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球児に響く言葉力


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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その48)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その48)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、
写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、その場で確認できないのがつらかった。

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

その間の長いこと。

しまいに、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

その場で確認ができるからです。

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、
ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって
撮影枚数は飛躍的に増えました。

その膨大な写真のなかで、
私なりにピックアップさせていただきました。

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

私、小難しいのは嫌いです。

というか、性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.気になる選手

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2004年8月7日 拓大紅陵にて

 

こういう選手はどうしても気になります。

 

練習に参加していない選手です。

 

正確には、

「練習に参加させてもらっていない選手」です。

 

一人だけ練習から外れて、

「草むしり」をしていました。

 

本人には気づかれないように、
遠くから写真を撮らせてもらいました。

 

声もかけられませんでした。

 

声をかけなくても状況は分かります。

 

練習から外された理由は次の2つです。

 

①体調が悪い。
②生活態度のことで監督に叱られた。

 

多分、②のほうでしょう。
(ケガをしているようではないので)

 

高校野球は授業の一環です。

 

だから、
ただ練習さえすれば良いのではありません。

 

試合に勝ちさえすれば良いのではありません。

 

日頃の生活態度が大事なのです。

 

授業の成績が大事なのです。

 

それ抜きでは高校野球はなりたちません。

 

監督はそこを見抜いてバツを与えだのです。

 

それが分からなければ、

野球をやる資格はありません。

 

草むしりに励むそこの選手。

 

そのことは分かっているよね。

 

だから、
草むしりに励んでいるんだよね。

 

だから、
私も遠巻きにしか写真を撮りませんでした。

 

(写真) 2004年8月7日 拓大紅陵にて撮影


2.面白い光景

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2005年5月15日 白陵高校にて

 

上の写真ですが面白い光景ですよね。

 

守備についた選手二人が、

同じような仕草をしていました。

 

ユニフォームのベルトを締めているようです。

 

ショートとレフトでしょうか。

 

その後ろでは、

サッカー部が練習をしています。

 

ということは、

ここは学校のグラウンドですね。

 

どうも練習試合のようです。

 

試合の写真としては、

まったく面白みがないのですが、

二人の同じ仕草は結構面白いですよね。

 

そうなんです。

 

高校野球って、

年がら年中、

真剣にやっているように見えますが、

なかにはこういう場面もあるのです。

 

私は、

こういうのも楽しみに取材をしています。

 

不謹慎ですかね。

 

ごめんなさいです。

 

(写真) 2005年5月15日 白陵高校にて撮影


3.壮行会、いよいよ夏だ!

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2004年7月3日 君津市内のホテルにて

 

津高校におじゃましました。

 

この日は、
夏の大会に向けた壮行会でした。

 

この壮行会は父母会の主催で、

父母会は用意したお守りなどを

選手ひとり一人に渡しました。

 

もちろん、ごちそうも。

 

選手たちも、
ひとときの「くつろぎ」を得たようです。

 

大会に向けた一致団結というより、
楽しいセレモニーのようです。

 

全然緊張はしていません。

 

大会前の力みどころか、

大会そのものを

遊びのように考えているようです。

 

それでいいんです。

 

ここではリラックスしてください。

 

大会になると、

自然と緊張してきます。

 

だから、今は力を抜いて、

試合を楽しむぐらいがちょうどよいのです。

 

そのほうが、
普段の力が出るというものです。

 

今日の壮行会。

 

家庭的でいいですよね。

 

私も楽しませていただきました。

 

大会まであとわずか。

 

体調を万全に。

 

そして、
そのリラックスした気持ちを忘れずに!

 

(写真) 2004年7月3日 君津市内のホテルにて撮影


4.幕張副都心のど真ん中で

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2006年9月3日 幕張総合高校にて

 

ここは幕張総合高校のグラウンドです。


その名のとおり、

幕張にあります。

 

幕張といえば高層ビルが建ち並ぶ都会です。


「副都心」と呼ばれています。

 

この幕張副都心のど真ん中で

野球の試合が行われていました。

 

私のような田舎者は、

この光景は珍しいものです。

 

この風景を残しておこうと思い、

少し変わったアングルの写真を撮りました。

 

超望遠を使って、

背景を引き寄せました。

 

これで、後ろのビル群が強調できました。

 

ついでに、応援風景も入れました。

 

はい、ハッキリ言ってこの写真、

野球には関係ありません。

 

珍しい光景を残しておきたかっただけです。

 

すみません。

 

でも、こういう風景って、

私のなかの高校野球とはなじみません。

 

やっぱり、
ビル群じゃなくて山や田んぼのほうがいいなあ。

 

(写真) 2006年9月3日 幕張総合高校にて撮影


5.ちびっ子野球はこうでなくっちゃ

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2007年9月16日 青空西部WINGSグラウンド(木更津市)にて

 

ちびっ子野球を見てきました。

 

あっごめん。

 

ちびっ子野球ではなくて、

「少年野球」ですね。

 

で、ちびっ子(小学生)相手だと、

勝手が違って困ります。

 

普段は高校野球ですので、

あの体の大きさと動きの早さに慣れているからです。

 

とくに、体の大きさには戸惑います。

 

というのは、

ファインダーをのぞくと、

やたらに被写体が小さいのです。

 

普通の感覚でレンズを選ぶと、

周りが空きすぎて迫力のない写真になります。

 

だから、
普通より10mほど被写体に寄ります。

 

もしそれが、

試合中のときはレンズを、

より望遠側にします。

 

それで、上の写真です。

 

この写真は試合中でないので、


被写体に寄ることができました。

 

自然な笑顔を撮ることができました。

 

こういう写真を撮るコツは簡単です。

 

相手に写真を撮っていることを

意識させないことです。

 

そのためには話しかけましょう。

 

カメラを向ける前から、

何でもいいから話すのです。

 

これで、

相手がリラックスしてくれます。

 

ということで、

今回は撮影テクニックの話でした。

 

テクニックといっても、

ちっとも「技術」の話ではありませんでした。

 

「話しかける」ことばっかりでした。

 

でも、これって大事なんですよ。

 

(写真) 2007年9月16日 青空西部WINGSグラウンド木更津市)にて撮影


6.迫力の少年野球

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2010年9月19日 木更津第二小学校にて

 

少年野球大会に来ました。

 

公式戦のようです。

 

少年野球といってもかなり迫力があります。

 

上の写真は「スクイズ」の場面です。

 

それを三塁走者とからめて撮りました。

 

ところが、

そのスクイズが外されたようです。

 

それでも、

何とかボールに食らいつく、

打者の執念が素晴らしい。

 

おかげで、

バッターがカメラのフレームから飛び出す始末です。

 

本当は、

美しいスクイズを、

三塁走者と一緒に写すはずだったのに・・。

 

まあしかたがないか。

 

相手だって必死だもんね。

 

因みにこのスクイズは失敗し、

三塁走者はアウトになりました。

 

攻撃チームは、

一瞬のうちにチャンスを潰しました。

 

一方、守備側はピンチを脱しました。

 

わずか一球で流れが変わります。

 

野球は面白い。

 

(写真) 2010年9月19日 木更津第二小学校にて撮影

 

 

7.まと

f:id:kawa2496:20200709132421j:plain

 


どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

7-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

7-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

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だから誰でも写せます。

 

あとは、何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」が必要になってきます。

 

7-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

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そのような「泥臭さ」感じられたら
嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その64)

f:id:kawa2496:20200908120058j:plain

 

こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その64)」

です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、

素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.私が認める高校野球ナンバーワンの学校

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2011年5月18日 新大分球場にて

 

大分西高に行って来ました。


千葉からですので、
そんなに何度も行けるところではありません。

 

それでも、

私の大好きな学校ですので、
出来るだけ出かけるようにしています。

 

その好きな理由ですが、
何と言っても荒削りなところです。

 

向こう見ずというべきか、

がむしゃらというべきか。

 

とにかく、

いつも真剣なのです。


100%の力を出し切ります。

 

どんなときにも、

力を出し惜しみするところがありません。

 

そこで上の写真です。

 

打球を捕り逃がしたシーンです。

 

しかし、

初めから捕れる球ではありませんでした。

 

それでも、

果敢にダイビングキャッチを試みました。


しかも、見事なジャンプをして・・。

 

あれだけのジャンプだったら、

確実にダメージがあったはずです。

 

痛さも半端ではありません。

 

それを、

何の躊躇もなしにやってしまうのです。

 

そこが私を惹きつけるのです。

 

別に写真を撮っているからとかではありません。

 

彼らにとっては、

それは「日常茶飯事」なのです。

当たり前なのです。

 

これには参りました。


あんな学校見たことがありません。

 

間違いなく高校野球ナンバーワンの学校です。

 

(写真) 2011年5月18日 新大分球場にて撮影


2.普通の公立が甲子園常連の私立を破る

f:id:kawa2496:20201029072904j:plain

2004年9月19日 袖ヶ浦球場にて

 

上の写真は君津高校が、

千葉経大附を破ったところです。

 

秋の千葉県大会です。

 

津高校といえば公立高校です。

 

野球の実力は、

「普通」といったところでしょうか。

 

その普通の公立高校が千葉経大附を破ったのです。

 

千葉経大附といえば甲子園にも何度も行っている、
私学の優です。

 

その強豪校を破ったのですから大したもんです。

 

大金星です。

 

上の写真の後ろに見えるのが、
千葉経大附を率いる「松本監督」です。

 

少し元気がないようです。

 

それも当然でしょう。

 

まったく予想さえしていなかった敗戦ですから。

 

秋の大会といえば、
こんな番狂わせがよくあります。

 

新チームになって日が浅いので、
チームの成長に差が出るからです。

 

案の定、

試合の終わった球場の外で、

松本監督がおっしゃっていました。

 

「まだ力が足りん」


「この悔しさを忘れずに明日から出直しだ」

 

f:id:kawa2496:20201029072921j:plain

2004年9月19日 袖ヶ浦球場にて

 

勝った君津高校も、
これを励みに精進してもらいたいものだ。

 

「勝っておごらず、負けて腐らず」

です。

 

(写真) 2004年9月19日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.ホームランはいつ見ても気持ちがいい

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2005年9月4日 富津ふれあい球場にて

 

富津ふれあい球場にやってきました。


秋の千葉県大会です。(2005年、地方予選)

木更津総合vs志学

 

上の写真はホームランを打った選手が

三塁ベースを回るところです。


それを迎える応援スタンドも同時に撮影しました。

 

f:id:kawa2496:20201029073142j:plain

2005年9月4日 富津ふれあい球場にて

 

ホームランを打った選手も、
それを迎える応援団もうれしそうですね。

 

それもそのはず3ランホームランです。

 

一挙に3点も入ったのですから、

うれしいはずですね。

 

一方、
打たれたピッチャーはがっかりです。

 

1回の立ち上がりです。

 

制球が定まらないときに狙われてしまいました。

 

野球は初回が大事だと言われています。


だから、先攻チームが有利です。

 

その有利さを活かしたのがこの3ランです。

打った木更津総合は見事ですが、


打たれた志学館は悔いが残る試合となりました。

 

秋の大会は、

いつも「課題」が多く残る大会となります。

 

(写真) 2005年9月4日 富津ふれあい球場にて撮影


4.スクイズ失敗

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2008年9月6日 袖ヶ浦球場にて

 

スクイズバント失敗のシーンです。

 

といっても、
バッターだけが悪いのではありません。

 

スクイズサインを出したのは監督です。

 

バッターはそのサインにしたがったに過ぎません。

 

褒めるべきは相手のバッテリーです。

 

スクイズを見破ったからです。

 

スクイズすることを予期して、
バントしにくいボールを投げたのです。

 

スクイズは攻守双方の「読みあい」です。

 

この読みが当たったほうが「勝ち」となります。

 

スクイズは結果次第で流れが変わるから緊張します。

 

監督も、バッターも、走者も。


更には相手バッテリーも。

 

緊張するのはカメラマンも同様です。

 

息をつく暇もありません。


シャッターを押す指が汗でにじみます。

 

(写真) 2008年9月6日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.滑って転んでホームイン

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2008年9月21日 袖ヶ浦球場にて

 

秋の千葉県大会にお邪魔しました。

 

袖ヶ浦球場で行われました。

ところが、
この日はあいにくの雨でした。

 

試合開始直後は、

まだ雨は降っていなかったのですが、

途中から「どしゃ降り」になりました。

 

グラウンドはまたたくまに泥んこです。

 

こうなると守る方も攻める方も大変です。

 

上の写真は走者がホームインしたところです。

 

ところが泥に足をとられて、

転んでしまいました。

 

おかげでお尻が泥んこです。

 

これには本人も照れくさそうです。

 

見事な得点なのですが、

かっこ悪いスライディングでは、

ガッツポーズもでません。

 

しかも、
この試合はドロー(無効試合)になったのです。

 

くたびれもうけどころか、

汚れ儲けとなりました。

 

とんだところで「泥」がついた試合でした。

 

(写真) 2008年9月21日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

6.まとめ

 

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どうでしたか。

 

 今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その64)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その63)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その63)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、

素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.基本に忠実な姿は美しい

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2009年8月16日 拓大紅陵にて

 

練習風景を取材しました。

 

シートノックです。

 

セカンドでしょうか。

 

その動作の美しさに惚れ惚れしました。

 

写真にはありませんが、
その前の動きも美しいのです。

 

打球を見て反応し、走る。

 

そして捕球態勢にはいる。

 

その一連の動きが美しいのです。

 

まったく無駄がありません。

 

流れるような動作です。

 

そして捕球して一塁へ送球する。

 

この一連の流れが美しいのです。

 

そして、

もう一つ付け加えておきたいものがあります。

 

それは「リズム」です。

 

私は、

この「リズム」が一番大事だと思っています。

 

流れる動作に、

この「リズム」を付け加える。

 

つまり、

ボールのリズムに動作を合わせる。

 

そのリズムで一塁へ送球する。

 

そのリズムが相手(ボールの受け手)が、

対応しやすくなるのです。

 

基本とはそういうものです。

 

(写真) 2009年8月16日 拓大紅陵にて撮影


2.激走の二塁打

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004年9月18日 袖ヶ浦球場にて

 

秋の千葉県大会に来ました。

 

9月の大会ともなると夏と違って、

太陽が少し傾いて陽がまともに目に入ります。

 

それだけ露出が難しく、

カメラマン泣かせの季節です。

 

しかし、
その分「味のある」写真が撮れます。

 

その写真ですが、
上の写真は二塁打を打った時のものです。

 

攻撃は大多喜高校です。

 

激走した走者は見事に二塁をおとしいれました。

 

滑り込みセーフです。

 

日を浴びた土煙が、

その激走を物語っています。

 

二塁手も必死です。

 

何とかアウトにしようとするのですが間に合いません。

 

この激走の走者と必死の二塁手が土煙となって、
そのシーンを盛り上げています。

 

光は完璧に逆行です。

 

だから良いのです。

 

二人がシルエット風です。

 

まるで「絵」のようです。

 

というと、

 

「ふざけるな!」


と二人から叱られますかね。

 

(写真) 2004年9月18日 袖ヶ浦球場にて撮影


3.試合開始は、おごそかに

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2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて

 

試合開始を低いアングルから撮りました。

 

しかも至近距離からです。

 

その至近距離を望遠でねらいました。

 

試合開始の挨拶を

詳細に撮影してみたかったからです。

 

どうでしょうか。

厳かでしょう。

 

と同時に気合いのようなものが伝わってくるでしょう。

 

不安と期待が入り交じった複雑な心境です。

 

2時間後には結果が決まっています。

 

その結果とは「明」なのか、

それとも「暗」なのか。

 

それは「神のみぞ知る」です。

 

ただ言えることは、

「全力を尽くす」ことです。

 

「悔いを残さない」ことです。

 

そして、

「正々堂々」と戦うことです。

 

この挨拶の時のように

「無心」を貫くことです。

 

いざ出陣です!!

 

(写真) 2005年9月4日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.グラウンドと応援席が一体に

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2013年9月21日 袖ヶ浦球場にて


 

秋の千葉県大会に行って来ました。

(2013年)

 

袖ヶ浦球場です。

 

夏とは違って、

秋の大会には余裕があります。

 

夏は「最後」ですが、

秋は「スタート」だからです。

 

つまり、秋は「腕試し」の大会なのです。

 

といっても、

春のセンバツがかかっている、

大事な大会であることは間違いありません。

 

さて、
写真ですが応援席と選手を連続して撮りました。

 

いい雰囲気ですよね。

 

もちろん、真剣勝負です。

 

ですが、そんなギスギスしたところはありません。

 

何となく「家族的」な、

おおらかさを感じます。

 

これも、秋の大会ゆえなのでしょう。

 

それとも、校風なんでしょうか。

 

いずれにしても、
私には「やらやましく」感じました。

 

勝ちたい欲もあるのでしょうが、
その前に野球を楽しむことが一番です。

 

もちろん、

なあなあじゃなくて、

真剣勝負をしながらです。

 

(写真) 2013年9月21日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.キャッチャーは守備の司令塔

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2007年9月22日 袖ヶ浦球場にて

 

今回はキャッチャーに焦点を合わせました。

キャッチャーは、

ホームのクロスプレー以外は目立たない存在です。

 

目にはよく映るのですが、

存在感は薄いようです。

 

見る側はピッチャーや打者に意識がいくからです。

 

ところが、
キャッチャーは大事な存在です。

 

守備のかなめです。

 

考えてみれば面白いものです。

 

キャッチャーだけが反対方向を見ています。

 

ほかの8人は打者を見ているのですが、

キャッチャーだけは、

味方の8人を見ているのです。

 

だから、
味方の様子がよく分かります。

 

また、
打者の一番近くにいるので、

打者の様子もよく分かります。

 

このような情報をもとに、

キャッチャーはいつも考えて、

次はどうすべきかを判断するのです。

 

だから、
キャッチャーは頭脳明晰でなければなりません。

 

そして、
常に冷静でなければなりません。

 

どっしり構えたキャッチャーほど、
味方に安心感を与えるものはありません。

 

目だ立たず、腐らず、慌てず。

 

キャッチャーとはそういうものなのです。

 

(写真) 2007年9月22日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

6.まとめ

 

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どうでしたか。

 今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その63)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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