知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その40)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その40)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、

写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

 

その「フィルムカメラ」を持って、

よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

 

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

 

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、

その場で確認できないのがつらかった。

 

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

 

その間の長いこと。

 

しまいに、

シャッターを押したときの感動が、

薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

 

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

 

その場で確認ができるからです。

 

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、

ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって、

飛躍的に撮影枚数が増えました。

その膨大な写真のなかで、

私なりにピックアップさせていただきました。

 

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

私、小難しいのは嫌いです。

 

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.ピッチャープレート、ここは神聖な場所

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2007年7月18日 千葉県野球場にて

 

うーん。

私は思わず  うなって しまった。

 

見事なマウンドマナーではないか。

 

二松学舎沼南の古居(ふるい)くんです。

 

攻守交代のマウンドを降りるときに、

毎回ピッチャープレートを丁寧に拭いていました。
(写真)

 

この日は、
マウンドはたしかにぬかるんでいました。

 

いきおい、

ピッチャープレートに泥がつきます。

 

その泥がついた状態で、

相手ピッチャーに譲るのは、

失礼と思ったのでしょう。

 

えっ?

どうせ汚れるって?

 

それは違います。

 

汚れるとか汚れないとか、

そんなの関係ないのです。

 

自分が使ったものを相手に渡すときに、

少しでも「気持ちよく」と渡すのが礼儀です。

 

しかも、ここは神聖なところなのです。

 

それがマナーなのです。

 

それが礼儀なのです。

マナーとは、相手の気持ちになることです。

 

相手の気持ちのよいことをするのがマナーです。

 

だって、自分が相手だったら、

そうしてもらうと気持ちが良いか分かるでしょう。

 

この試合、

古居(ふるい)くんは負け投手となりました。

 

しかし、

私には試合の勝負なんかどうでも良かったのです。

 

こういう選手に出会えたのが嬉しいのだ。

 

(写真) 2007年7月18日 千葉県野球場にて撮影


2.敗戦のシーン、私も泣いた

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2003年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

夏の地方予選はいつも壮絶な戦いを繰り広げる。

 

2003年の決勝もそうであった。

 

同じ木更津市同士の戦いとなった。

 

木更津総合志学館である。

 

結果は4対2で木更津総合が勝った。


志学館が2点を追う戦いは、

僅差で木更津総合が甲子園の切符を手にした。

 

負けた志学館は全員がグラウンドに泣き崩れた。
(上の写真)

 

そのなかで、
一人だけ大泣きしている選手がいた。

 

山下くんである。
(下の写真、泣きくずれている選手)

 

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2003年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

この大会は、

背番号2を付けていたものの、

試合中にマスクをかぶることはなかった。

 

大会前のケガが響いたのである。

 

キャッチャー代行を務めた岩本くん(左、背番号5)と、

泣きながら何か言葉を交わしていた。

 

周りの音でその会話を聞き取ることができなかった。

 

多分、山下くんのことだから、

岩本くんへ詫びていたのだろう。

 

岩本くんは1年下である。

 

その岩本くんにキャッチャーをさせてしまった。

 

キャッチャーは大変なポジションである。

 

その大役を後輩に任せてしまった。

 

それを悔やんでいたのだろう。

 

あのやさしい山下くんのことだ。


きっとそうに違いない。

 

ちくしょう。


俺も泣けてきたではないか。

 

(写真) 2003年7月28日 千葉マリンスタジアムにて撮影


3.これは痛い!、硬球が頭に

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2010年7月11日 袖ヶ浦球場にて

 

デッドボールの瞬間を捉えました。

 

ちょうどバントをしているときです。

 

前のめりになっていたので、

ボールをよけることができなかったのでしょう。

 

頭に直撃です。

 

ヘルメットが吹っ飛びました。

 

ボールが写っているので、
ますます迫力がありますね。

 

おっとあまり写真のことばかりいうと、
ボールがあたった打者に悪いですね。

 

ちなみに、このデッドボール、

たいしたことはなかったようです。

 

打者は元気に一塁へ走って行きました。

 

ケガがなくて良かった。

 

ほっとしました。

 

なお、写真は、

1/1000(秒)のシャッタースピードで撮りました。

 

これぐらいの早さでないとボールは止まりません。


最後は写真の自慢でした。

 

デッドボールを喰らった選手くん、

ごめんなさいね。

 

(写真) 2010年7月11日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.チアガール、彼女たちの表情が試合を映す

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2004年7月11日 袖ヶ浦球場にて

 

高校野球です。

 

夏の大会です。

 

その高校野球で、
必ず撮影するのは応援スタンドです。

 

とりわけチアガールは欠かせません。

 

喜怒哀楽がハッキリしているからです。

 

特に「喜び」の表情は尋常ではありません。

 

子供のような喜びようです。

 

上の写真を見てください。

 

本当に嬉しそうですよね。

 

心底、喜んでいます。

 

200%の喜びです。

 

その喜びの裏には、
学校愛や野球愛があるのでしょう。

 

本番に向けての血のにじむ練習があったのでしょう。

 

その練習の成果が、
本番でしかも得点シーンで爆発したのです。

 

いいですよね。


こんな純粋な姿。

 

だから、
私はグラウンドだけにカメラを向けることはしません。

 

応援スタンドのほうが、

高校野球らしいときがあるのです。

 

(写真) 2004年7月11日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.開会式を撮る、入場行進のポイント

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2005年7月5日 千葉マリンスタジアムにて

 

夏の高校野球が始まった。

 

千葉大会である。

 

千葉マリンスタジアムである。

 

この年は、181校が参加した。

 

千葉は全国でも屈指のマンモス県である。

 

この入場行進だけでも1時間はかかる。

 

私はその入場行進を全校とも撮影した。

 

長い取材生活でも初めての試みであった。

 

目と腕が、かなり疲れたのを記憶している。

 

さて、写真であるが、
写真は安房高校の入場行進である。

 

見事な行進である。

 

不思議です。

 

入場行進には学校の「性格」が出ます。

 

安房は文武両道の学校です。

 

特に剣道、柔道がさかんで、
そのせいもあって礼儀を重んじています。

 

その礼儀作法が野球にも出ています。

 

ここで写真の撮り方を・・。

 

入場行進は右手が前に出たところが狙い目です。

 

右手が前に出ると、
ユニフォームの胸が前にでます。

 

学校名が一番見やすくなるのですね。

 

顔も腕に隠れることなく、
全身がベストポジションな位置にきます。

 

入場行進は、「右手が前」

 

これだけは覚えておきましょう。

 

(写真) 2005年7月5日 千葉マリンスタジアムにて撮影

 

6.まと

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どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、

面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

6-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、

生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

6-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」必要になってきます。

 

6-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、

普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その51)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その51)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、

その写真の中には、

私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」

いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

 高校野球私設応援団

 

 

 

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1.監督の指導を受けるその姿が人を惹きつける

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2002年9月1日 君津高校にて

 

津高校の練習にお邪魔しました。


そこには熱血監督の塙(はなわ)監督がいました。

 

そこには、
熱い視線と念入りな指導がありました。

 

監督が必死なら、選手も必死です。

 

二人の差し向かいを見ていると、
「真剣勝負」を思い出します。

 

まさに「必死」の勝負です。

 

指導するほうは、
自分の知っているものをすべて教え込もうとする。

 

聞くほうは、

監督のすべてを学び取ろうとする。

 

そこには、
信頼という言葉に裏付けされた師弟関係があります。

 

マンツーマン指導を受けている選手の目を見てください。

 

真剣です。


真面目です。


素直です。


貪欲です。


謙虚です。

 

私の高校野球を愛する理由がそこにあります。

 

(写真) 2002年9月1日 君津高校にて撮影


2.わずか4時間で野球とお別れ

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2004年7月10日 千葉マリンスタジアムにて

 

2003年の夏の千葉大会だ。


この年の開幕試合は匝瑳対市川南だった。

 

開会式直後に、
開会式と同じ会場の千葉マリンスタジアムで行われた。

 

試合は延長戦となった。


両校譲らず、試合は12回まで続いた。

 

結局12回の表に1点を追加した市川南が、
その裏を0点に抑えて、
重苦しい死闘に終止符をうった。

 

途中まで、
元気いっぱいだった匝瑳の応援はご覧の状態だ。

 

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2004年7月10日 千葉マリンスタジアムにて

 

開会式からわずか4時間で野球ともお別れだ。

 

短かすぎる夏であった。

 

この現実がまだ信じられない。

 

この現実が・・。

 

悲しみの涙は、
応援スタンドだけでなく、
グラウンドでも流れていた。

 

そこは、
夢を胸一杯膨らませて入場行進した場所だ。

 

わずか4時間前だ。

 

現実を信じたくないまま、

夏が終わっていく。

 

 

(写真) 2004年7月10日 千葉マリンスタジアムにて撮影


3.ユニフォームは泥んこが最高

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2003年7月14日 千葉県野球場にて

 

千葉県野球場です。


夏の千葉県予選です。

 

木更津総合の試合を取材させていただきました。

 

この学校の特徴は、
ユニフォームを泥だらけにするところです。

 

全員とはいいません。

 

それでも、最低3人はいます。


その3人には共通点があります。

 

それは「闘志むき出し」です。

 

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2003年7月14日 千葉県野球場にて



まず上の写真は、作田(さくた)くんです。

 

2ランホームランを放ってベンチに迎えられるシーンです。

 

いつもの全力プレーがホームランを呼んだのです。

 

そして、その泥んこユニフォームとなったのです。

 

次が藤松くんです。


こちらのユニフォームは、
同じ泥んこでも乾いています。

 

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2003年7月14日 千葉県野球場にて

 

 

折からの陽射しでカラカラに乾いてしまいました。

 

このままでは、
動くたびに「パリパリ」と音がします。

 

この姿では野球というより「ラグビー」です。

 

でも、私はこういう姿、大好きです。

 

闘志むき出し。

 

格好は気にしない。

 

高校生はこうでなくっちゃ。

 

(写真) 2003年7月14日 千葉県野球場にて撮影


4.大応援団に「力」をもらう

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

千葉敬愛です。


袖ヶ浦球場です。

 

夏の千葉大会です。

 

千葉敬愛といえば四街道市です。


袖ヶ浦球場までは1時間以上もかかります。

 

その四街道市から大勢の応援が駆けつけました。


大応援団です。

 

ご覧のように内野席だけでは入りきれなくて、
外野席まで埋まるほどの大応援団です。

 

こうなると、
選手たちは燃えないわけにはいきません。

 

この日は、
取るも取ったり8点も取って快勝しました。

 

勝利の校歌斉唱のあとは、
応援団への挨拶です。

 

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

今日の勝利は大応援団のおかげです。

 

四街道から1時間以上もかけてよく来てくれました。

 

ありがとうございます!

 

おかげで勝つことができました!

 

(写真) 2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.応援スタンドへ凱旋

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2013年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

袖ヶ浦高校が強豪・敬愛学園を破った。

 

見事な勝利だ!

 

写真からも彼らの喜びようが分かるであろう。

 

「やったーっ」

 

「勝ったぞーっ」

 

もともと元気いっぱいのチームだが、
今回の勝利は格別であろう。

 

なんと横綱相撲を発揮したのだから。

 

頭を短く切った成果が表れたというものだ。

 

いや、普段の練習の成果だと言おう。

 

彼らは真面目で、

我慢のかたまりみたいなものだ。

 

それが実を結んだのだ。


それを喜ばずして何を喜ぶ。

 

よくやった。


よく頑張った。

 

おめでとう。

 

(写真) 2013年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影


6.三塁からのタッチアップが勝敗を分ける

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2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

野球の劇的なシーンの一つに、
三塁からのタッチアップがある。

 

打者が外野へ犠牲フライを放ち、
外野手がボールをキャッチした瞬間に、
三塁ランナーが三塁を蹴ってホームに突進する。

 

ここからが、面白い。
(というと叱られそうだが)

 

外野手と三塁走者との一騎打ちである。

 

外野手の返球が早いか、走者の足が早いか。

 

外野手の肩と、走者の足の勝負である。

 

しかも、

この1点が勝負を決めるとあれば、
両校とも必死にならざるを得ない。

 

さて、写真に移ろう。

 

写真は安房市立船橋の試合だ。

 

夏の千葉大会(2007年)の準決勝だ。

 

勝ったほうが決勝進出だ。


そこで甲子園をかけて戦う。

 

この試合(準決勝)は7回まで2対2の同点だった。

 

8回の裏、市立船橋がチャンスをつかんだ。

 

1死一、三塁だ。

 

そこで、

バッター・早川くんがセンターへ犠牲フライを放った。
(冒頭の写真)

 

さあ、ここからが勝負だ。

 

センターと三塁走者との一騎打ちだ。

 

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2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

走者とボール、どっちが早いか。

 

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2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて

 

判定は?

 

セーフかアウトか?!

 


セーフ!

 

 

走者の足(手)のほうがわずかに早かった。

 

市立船橋は貴重な勝ち越し点をもらった。

 

試合はそのまま終わった。

 

負けた安房もよくやった。

 

いい試合であった。

 

あの場面は、

今でも私の脳裏に焼き付いている。

 

(写真) 2007年7月28日 千葉マリンスタジアムにて撮影

 

 

7.まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その51をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その50)

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私の気持ちが入っています。

 

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1.ノーサイドラグビーだけだと思っていたら、高校野球にもあるんだ

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

気持ちの良い光景をお見せしたいと思います。


高校野球です。

 

津高校と拓大紅陵です。

 

君津と拓大紅陵といえば隣町同士です。

拓大紅陵は君津のとなりの木更津市です)

 

よって、
普段から付き合いの深い学校同士です。

 

だからというワケではないのでしょうが、

戦いが終わると和気あいあいの雰囲気になりました。

 

まず、冒頭の写真です。

 

津高校(敗者)から拓大紅陵(勝者)への千羽鶴の贈呈です。

 

このシーンはこの試合に限ったことではありません。

 

よく見かけるシーンです。

 

しかし、

何となく「雰囲気」が出ていますよね。


「お友だち」って感じです。

 

普段からつきあっている、って感じです。

 

しかし、試合中はこんな表情はありませんでした。

(当然)


真剣そのものでした。

 

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

 

どうですか、両校の応援。

 

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

 

気合いが入っているでしょう。


えっ?、そんな感じしないって?


何だか人懐っこそうだって?

 

そういえば、両校とも楽しそうですね。


「殺気」なんか感じません。

 

まさに「人懐っこい」、そんな感じです。

 

その「人懐っこさ」の極めつけが最後の写真です。

 

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2003年7月16日 千葉県野球場にて

 

両校揃っての「記念写真」です。


私が無理やりに頼んだのですが、

全然抵抗なしにOKしてくれました。

 

しかも、
両校の選手たちが、

交互に並んでくれているじゃありませんか。

 

そこまで指示した覚えはないんだけどなあ・・。

 

やっぱり仲がいいんだ。

 

ちなみに、ラグビーの「ノーサイド」とは、

試合終了と同時に「敵味方なし」と言う意味です。

 

まさに、今日の両校のようです。

 

(写真) 2003年7月16日 千葉県野球場にて撮影


2.キャプテンがひとり一人をねぎらう

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2003年7月19日 市原臨海球場にて

 

負けた直後のチームは見たくはありませんよね。

 

しかし、

私は極力この負けた直後のシーンを撮り続けています。

 

なぜなら、

そこに真の人間らしさが表れるからです。

 

写真は、天羽高校のロッカールームです。


この試合は7回コールドで負けました。

 

得点0(ゼロ)の完敗です。

 

不完全燃焼です。

 

悔いは残るでしょう。

 

でも、負けは負けです。

 

そのロッカールームではキャプテンの澤城くんが、

みんなと握手しながら、

ねぎらいの言葉をかけていました。

 

「ありがとう」

 

「よくやったな」

 

そういわれるたびに、

相手の目から大粒の涙が。。

 

そして、

私が立派と思ったのはキャプテンの澤城くんの姿だ。

 

結局彼は、この場面で涙を流すことはなかった。

 

試合が終わっても、

キャプテンはキャプテンだったのである。

 

チームメートを気遣うことを優先したのだ。


それがキャプテンシーなのだ。

 

そうだよな澤城くん。

 

澤城くんのやさしさは応援席にも届いていたよ。

 

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2003年7月19日 市原臨海球場にて

 

(写真) 2003年7月19日 市原臨海球場にて撮影


3.スクイズ、敵も味方もハラハラドキドキ

 

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2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて

 

スクイズについてご紹介します。


野球ファンならご存じだと思います。

 

打者がバントをして、

走者をホームに帰すことです。

 

通常はバントした打者は

ファーストでアウトになります。

 

よって、
このスクイズはツーアウトからでは難しい。

 

よほど打者のバントがうまいか、

足が速くなければ、

ファーストでセーフになることはないからだ。

 

しかも、スクイズは予告なしで行う。

 

もちろん、攻撃側にはスクイズのサインはある。

 

ただし、

サインなので相手(守備)側はそのサインは分からない。

(何となく分かるときもあるようだが)

 

しかも、

カウントによって、スクイズの有利/不利がある。

 

ストライクカウントが少なく、

ボールカウントの多い方が有利である。

 

たとえば、

スリーボール、ノーストライクが、

もっともスクイズの有利となる。

 

ただ、ここでも「駆け引き」がある。

 

守備側は、

「絶好のスクイズカウント」と呼んできたときに、

わざとバントできない球

(ストライクゾーンから大きく外れた球)を

投げるのである。

 

つまり、

打者の四球を犠牲にして、

三塁走者のアウトを狙うのである。

 

スクイズをどこでやってくるか。

 

これは双方の読みあいだ。

 

しかも、

打者がバントをミスればチャンスはいっぺんになくなる。

 

守備側はスクイズを過剰に警戒すると、

ボールカウントを増やしてしまい、

自分の首を絞める形になる。

 

おっと、長くなってしまった。

 

写真に戻ろう。

 

これは見事にスクイズが決まったシーンである。

 

打者と走者の息がぴったりだ。

 

ホッとした瞬間だ。

 

サインを出した監督も、

「やったー」でしょう。


相手監督は、

「やられたー」というところでしょうか。

 

ちなみに、

スクイズの撮影ポジションを紹介しておきます。

 

スクイズは下記の位置がベストです。

 

バックネット裏の少し一塁側に寄ったところです。

 

三塁走者と打者を一直線に結んだ位置です。

 

そうなんです。

 

スクイズは、

カメラマンも緊張する場面なのです。

 

(写真) 2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.泥だらけのユニフォームがみんなをひきつける

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2003年7月20日 市原臨海球場にて

 

いやあー、高校野球は、

この泥だらけのユニフォームが最高ですね。

 

写真は、志学館が8回に一挙4点を入れて、

試合を決めたときのものです。

 

場所は市原臨海球場。

 

打ったのは須賀くんです。


2点タイムリ二塁打です。

 

私は打った姿より、

彼のユニフォームに見とれていました。


いやー、見事なユニフォームだ。

 

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2003年7月20日 市原臨海球場にて

 

そして、ホームを踏んだのは保坂くんです。

 

保坂くんも泥だらけです。

 

彼は1塁にヘッドスライディングしたのです。

 

そういえば、このビッグイニングは、

彼のヘッドスライディングから始まったのだ。

 

そのときの泥ユニフォームのままホーム生還だ。

 

泥だらけのユニフォームが打ち、

泥だらけのユニフォームが帰る。

 

気持ちの良い光景だ。

 

高校野球はこれでなくっちゃ。

 

スタンドのお嬢さんたちも大喜びです。

 

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2003年7月20日 市原臨海球場にて

 

(写真) 2003年7月20日 市原臨海球場にて撮影

 


5.一人ひとりに問う「味のある野球とは」(拓大紅陵・小枝監督)

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2003年6月8日 袖ヶ浦球場にて

 

拓大紅陵の小枝(こえだ)監督の言葉です。

 

な小枝監督は、

今年(2019年)1月にご逝去されました。


謹んでご冥福をお祈りします。

 

なお、小枝監督の追悼記事は下記をご覧ください。

 

kawa2496.hatenablog.com

 

千葉県南部地区大会/決勝で、

志学館に負けた直後のベンチでのことです。

 

監督はこう言いました。

 

「味のある野球とは?」

 

拓大紅陵の野球とは?」

 

一人ひとりに、

そう問いかけていました。

 

それ以上のことは言いませんでした。

 

問いかけだけで、

答えは言いませんでした。

 

監督は、いつもこうです。

 

答えは自分で考えさせるのです。

 

「味のある」、「拓大紅陵らしい」

 

その答えは何なのでしょうか?

 

①「内容のある野球」

②「中身の濃い野球」

③「次につながる野球」

④「自分で考える野球」

⑤「支え合う野球」

⑥「一丸となった野球」

⑦「高校生らしい野球」

⑧「負けても得るものがある野球」

 

う~ん、どれもあてはまりそうですが、

どれが「正解」なのか、

と問われれば自信はありません。

 

多分、

この答えを考えることが大事なのだと、

おっしゃりたかったのではないでしょう。」

 

それが「考える野球」へ通じるのだと。

 

その「考える野球」で、

普段の生活が変わるし、

練習にも活かされる。

 

監督は、

そう考えたのではないでしょか。

 

(写真) 2003年6月8日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

6.まとめ

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どうでしたか。

 

今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その50)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、

球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、

その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、

そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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球児に響く言葉力


白球の世紀 高校野球100回秘史

 

よく頑張った、それだけでいいじゃないか

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 


今回は、

普段の生活について考えてみます。

 

結果はすべてではありません。

 

この言葉について考えてみたいと思います。

 

世の中、何だか「ぎすぎす」していませんか。

 

何かにつけて、

「結果」だけで評価します。

 

① 仕事の結果

② 試験の結果

③ 試合の結果

 

その結果が出るまでには、

途中のプロセス(経過)があります。

 

「結果」「途中のプロセス」


さて、

 

本当に「結果」だけが大事なのでしょうか?

 

それが、今回のテーマです。

 

 

 

 

 

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1.結論

私の結論は下記です。

 

1)「結果」がすべてではありません。

 

そうなんです。


結果は大事です。

しかし、結果がすべてではありません。


結果が悪くても、それだけで「ダメ」ではありません。

 

逆に結果が良くても、それだけで「良かった」とはいえません。

 

2)「結果」、「プロセス」
この両方が大事です。

 

そうなんです。


「結果」だけとか、
「プロセス」だけとか、で評価するものではありません。

 

両方が大事なのです。

 

世の中には「よいプロセス」、「よい結果」があるのです。

 

この両者が重なって、

「本当に良かった」となるのです。

 

3)どちらだけが大事だ、

ということはありません。

 

これでお分かりでしょう。

結果だけで評価するのは間違っています。

 

同じく、「プロセス」だけで評価することも間違っています。

 

ここのところを、

よく頭に入れておいてください。

 

3)大事なのは、

「結果」でも「プロセス」でも、

それを、次に活かせるかです。

 

人生は長いものです。


1回の結果だけではありません。


いろいろな出来事が続きます。

 

その複数の出来事の中で、

人間は成長するのです。

 

ということは、個々の出来事を「どう活かす」かです。

 

個々の結果やプロセスで一喜一憂しても始まりません。

 

ようは「積み重ね」です。

 

だから、

個々の結果やプロセスを活かすことが、

大事なのです。

 

では、「結果とプロセス」について、

個々のケースについて分析していきましょう。

 

2.「結果」良し、「プロセス」良しの場合

「プロセス」も頑張って、「結果」も良かったケースです。


これが最高のケースですね。

 

努力が実った!


皆さんも異論はないと思います。

 

全部が全部、このケースになればよいのですが、

そうは行きません。

 

とくに、試合のような勝負事では「勝者」と「敗者」があります。

 

つまり、
「結果」の「良い(勝者)」と「悪い(敗者)」があるのです。

 

だから、

全部が全部このケース(「プロセス」も「結果」も「よい」)とななりません。

 

ここが、世の中の厳しさです。

 

3.「結果」ダメ、「プロセス」良しの場合

「プロセス」は頑張ったが、「結果」が良くなかったケースです。


つまり、努力が報われなかったときです。

 

世の中には、このケースが一番多いと思います。

 

このときに、どう考えるかです。

 

① たまたま運が悪かっただけ。

② 努力が足りなかった。

 

そうですね。
私は、
「②努力が足りなかった」
をおすすめします。


そのほうが、次につながるからです。

 

本人には「つらい」ようですが、

人生は長いものです。

 

1回の結果で一喜一憂しないでください。

 

それよりは、今回の結果を活かすことを考えましょう。

 

そのためには、まず反省です。

 

なぜ、今回はうまくいかなかったのか。

 

なぜ、負けたのか。

 

それを考えるのです。

その反省を次に活かすのです。

 

4.「結果」良し、「プロセス」ダメの場合

「プロセス」はそんなに頑張らなかったのに、

「結果」がうまくいったときです。

これもよくあるケースです。

このケースになった理由を考えてみましょう。

 

① 適当にやっても結果が出るんだ。

⇒ たしかに、適当にやっても結果は出ます。


ただ、それで自分は満足でしょうか。


もし、それが試合だったら、

相手に悪いと思いませんか。

 

② いや、今回はたまたま運が良かっただけだ。

⇒ 力は出し切れなくて結果がよかったのは、

「ただの運が良かった」と考えることです。

 

これも考え方ですが、

次につなげることを考えると、

②のほうがよいでしょうね。

 

つまり、結果は実力ではなくて、

そのときの「運」だと考えることです。

 

そうすると、次回はこうなります。

 

実力を出し切ろう!

 

ちなみに、①では進歩がありません。

 

今後どこかで、大失敗する危険性があります。

 

5.「結果」ダメ、「プロセス」ダメの場合

「プロセス」もダメで(適当にやったから?)、

「結果」もダメ(結果が出なかった)ケースです。


私はこれはこれで「良い」と思っています。

 

① 「プロセス」で頑張らなかったので、

「結果」が良くなかった。

 

⇒ 当然の報いです。

 

と、自己反省するからです。


これも、次につながりますよね。

 

6.まとめ

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どうでしたか。

 

少しは「結果」にとらわれないようになりましたか。

 

むしろ、

その過程(プロセス)のほうが大事だということがお分かりになったと思います。

 

1)仕事ではそうはいかない。

たしかに、仕事では結果至上主義です。

 

結果がわるければ、会社は評価してくれません。

 

それは「百も承知」です。

 

でも、結果だけにこだわると、

人間関係がぎくしゃくします。

 

会社では評価されても、周りには人が寄ってこない。

 

こんな人を私は何人も見てきました。

 

そんな人が家庭でどんな生活をしているのか。

 

子どもさんとどんな会話をしているのか。

 

何となく心配になったのを覚えています。

 

2)でも、たかが仕事でしょう。

そうなんです。

結果至上主義といっても、

たかが仕事です。

 

結果重視のために「失うもの」があるとすれば、

その価値観を変える必要があります。

 

たかが仕事です。

 

3)むしろ人生のほうが大事です。

私は、仕事より大事なものがあると思っています。

 

それは、「人生」です。

 

自分の気持ちに正直に生きることです。

 

あわよくば、

人に喜んでもらえる生活をすることです。

 

4)最期に笑って。

人に喜んでもらい、

その喜ぶのをみて、自分も嬉しくなる。

 

それだけで、人生は大成功です。

 

そして、

息を引き取るときに、

笑ってあの世に旅立ちたいものです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その50)

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こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その50)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、

写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、

その場で確認できないのがつらかった。

 

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

 

その間の長いこと。

 

しまいには、

シャッターを押したときの感動が

薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

 

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

 

その場で確認ができるからです。

 

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、

ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって、

撮影枚数は飛躍的に増えました。

 

その膨大な写真のなかから、

私なりにピックアップさせていただきました。

 

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

 

私、小難しいのは嫌いです。

 

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.お城の下で野球

 

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2007年8月11日 一宮商業にて

 

津高校の練習試合にお邪魔しました。

 

といっても遠征です。

 

いわゆる「アウェイ」ていうやつです。

 

行き先は一宮商業です。

 

ここ一宮商業の近くには城跡が沢山あります。

 

その城跡を背景に撮ったのが上の写真です。

 

少し幻想的でしょう。

昔の武士でも出てきそうです。

 

あるいは、
殿様が城の上から野球を見ているような、

そんな光景を錯覚してしまいそうです。

 

都会では絶対に味わえない光景です。

 

車や電車の音も聞こえません。

 

聞こえるのは球児達の叫ぶ声と打球の音だけです。

 

いいですね、こういう環境。

 

思う存分野球に集中できます。

 

おっと、
あまりうるさくすると、

殿様が目を覚ますかね。

 

(写真) 2007年8月11日 一宮商業にて撮影


2.ラガーマンが語るラグビーの魅力

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2007年9月2日 志学館にて

 

今回はラグビーを取り上げます。

 

というのは、

ラグビーほどルールとマナーを尊ぶスポーツはないからです。

 

1チーム15人ですので、

両チーム30人で戦います。

 

それをレフリー一人でジャッジするのですから、

選手ひとり一人の自覚が必要になってきます。

 

レフリーが見ていないところで、

ルール違反をするなんてことは、

絶対にありません。

 

ラフプレーもありません。

 

どこかのスポーツとは雲泥の差です。

 

ラグビーは英国で誕生したスポーツです。

 

英国といえば「紳士」の国です。

 

その英国生まれのラグビーです。

 

「紳士」でなければ、

ラグビーをやる資格はありません。

 

あの巨漢です。

 

暴れたりされたら、

これ以上に恐くてやっかいなものはありません。

 

でも安心してください。

 

みんな気の優しい人ばかりです。

 

ホント根は優しい人ばかりです。

 

えっ、それってホントなの?

 

はいホントです。

 

だって、私もラガーマンです。

 

(写真) 2007年9月2日 志学館にて撮影


3.きれいなお母さんたち

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2013年1月27日 周西小学校にて

 

周西クラブにお邪魔しました。

 

周西クラブは君津市にあります。

 

今日は6年生を送る会です。

 

チーム内の親善試合のようです。

 

ですので、
父兄の応援が沢山きています。

 

とりわけ、
お母さんがたが多いこと。

 

黄色い声を張り上げています。

 

「△△くん、がんばってーっ」

 

しかも、
超身近ですので、

選手たちは力が入ります。

 

というより、

力が入りすぎです。

 

緊張している子もいます。

 

しかし、楽しそうですよね。

 

選手本人より、

お母さんたちのほうが楽しそうです。

 

いいですね。

 

こういう雰囲気。

 

ストレス解消に最高です。

 

少年野球はこうでなくっちゃ。

 

(写真) 2013年1月27日 周西小学校にて撮影


4.あっ、足が!

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2005年9月4日 富津ふれあい球場にて

 

志学館の選手です。

 

一塁を回ったところで、足を痛めたようです。

 

座り込んだ横顔は苦痛にゆがんでいます。

 

鼻の頭から落ちているのは「汗」のようです。

 

たぶん「脂汗」でしょう。

 

かなり痛そうです。

 

しかし、
本人の口から、

「痛い」などの言葉は出ませんでした。

 

自分の体より、
試合の方が大事だからです。

 

しかも、負けている試合です。

 

何とか、自分の力で逆転したい。

 

今考えているのはそのことだけです。

 

負傷退場なんて絶対にいやだ。

 

彼の横顔からそんな闘志が伺える。

 

その気迫がチームに火をつけた。

 

さあ、反撃だ!

 

(写真) 2005年9月4日 富津ふれあい球場にて撮影


5.まなざし

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2008年9月13日 坂田小(君津)にて

 

少年野球チームにお邪魔しました。

 

シートノックのようです。

 

捕球をする少年のまなざしが印象的でした。

 

美しい瞳です。

 

ただひたすらボールを見つめています。

 

純粋な目です。

 

すいこまれそうです。

 

少年野球はこの純粋さが最高です。

 

技術うんぬんより、

いかに野球に打ち込むかです。

 

野球に打ち込むということは、

野球を楽しむことです。

 

野球を楽しむということは、

野球が好きになることです。

 

好きになれば、

真剣になります。

 

真剣になれば、

うまくなります。

 

うまくなれば、

もっと野球が好きになります。

 

野球が好きになれば、

野球がうまくなります。

 

野球は、

この「好き」と「うまくなる」の繰り返しなのです。

 

そう、写真の少年のように。

 

そして、これは野球に限った話ではありません。

 

勉強でもそうです。

 

美しい純粋な目。

 

ずっと持ち続けてくださいね。

 

(写真) 2008年9月13日 坂田小(君津)にて撮影


6.ラグビー、トライは派手だがそのあとが地味

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2002年1月12日 志学館にて

 

再びラグビーの話題です。

 

高校野球の取材に行ったのですが、

そこでラグビーの試合を見かけたので、

そちらに気をとられてしまいました。

 

野球もいいのですが、

スピード感でいうとラグビーにはかないません。

 

ラグビーをひと言で言うと、

「男の中の男」のスポーツです。

 

確かに、「野蛮な」ところがありますが、

私はそんなところが好きです。

 

さて、写真ですが、

トライした瞬間を捉えました。

 

捨て身の見事なトライです。

 

しかし、
トライした選手は決して喜びません。

 

むしろ「ばつ」が悪そうに、

自陣に帰ります。

 

最後の一番美味しいところを、

もらったということで、

「ばつ」が悪そうです。

 

そうなんです。


ラグビーは全員でボールを前に運びます。

 

その最後が「トライ」ですが、

最後のトライより、

途中のプレーが大事なのです。

 

捨て身のタックル、セービング、パス、キック・・。

 

そのすべてがあってからこそ、

最後のトライにつながるのです。

 

「全員ラグビー」なのです。

 

One for All(みんなのための一人)

 

ラグビーの魅力はそこにあります。

 

トライは派手ですが、そのあとが地味です。

 

 

決してガッツポーズなどはしません。

 

そうなのです。

 

トライはみんなのおかげなのです。

 

自分一人の手柄ではありません。

 

だから、
トライしてもガッツポーズはしません。

 

地味に味方の所へ戻って行きます。

 

(写真) 2002年1月12日 志学館にて撮影

 

7.まと

f:id:kawa2496:20200908115731j:plain

 

どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、

面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

7-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、音も声もありません。

 

その一瞬の中から、

生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

7-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、

何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」必要になってきます。

 

7-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、

普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その39)

f:id:kawa2496:20200319080542j:plain

 

こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その39)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、

写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

 

いわゆるフィルムカメラですね。

 

その「フィルムカメラ」を持って、

よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか?

被写体は何でもありです。

 

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

 

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、

その場で確認できないのがつらかった。

 

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

 

その間の長いこと。

 

しまいには、

シャッターを押したときの感動が、

薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

 

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

 

あるいは、


「なあんだ、

ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

 

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

 

その場で確認ができるからです。

 

ただし、カメラのモニターは小さいので、

確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、

ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって、

撮影枚数は飛躍的に増えました。

 

その膨大な写真のなかで、

私なりにピックアップさせていただきました。

 

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

 

私、小難しいのは嫌いです。

 

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」のままでいきます。

 

 

 

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1.何だか変、女子マネだけで球拾い

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2003年9月1日 君津高校にて

津高校で撮った写真です。

 

どこにもあるような光景ですが、

何か心を打たれるものがあり、

シャッターを押しました。

 

野球部のマネージャーさんですね。


二人のマネージャーさんが、

揃って球拾いをしています。

 

周りには誰もいません。

 

トスバッティングのあとでしょうか。

 

散らかったボールの片付けは、

マネージャーさんの仕事のようです。

 

しかも、

それを苦にしている様子もありません。

 

ちょっと待ってください。

 

何だかおかしくないですか?

 

ボールを散らかしたのは、

トスバッティングの練習をした選手たちだ。

 

だったら、
そのボールの片付けは、

選手たちが行うのがスジではないのか。

 

何かワケでもあったのだろうが、

それでもおかしい。

 

たしかに、写真は善意の象徴であるが、

その陰に「サボっているヤツ」がいる。

 

それは見逃せません。

 

高校野球とは思いやりの精神です。

 

それを、
一方的に相手の思いやりに甘えていては、

もはや高校野球とは言えません。

 

写真を撮りながら、

ふとそんなことを考えてしまいました。

 

それにしても献身的なマネージャーさんには脱帽です。

 

でも、

その献身的なマネージャーさんに甘えることが
あってはなりません。

 

感謝すべきです。

 

それを怠っては野球をする資格はありません。

 

(写真) 2003年9月1日 君津高校にて撮影


2.梅雨を彩る花と言えば・・

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2012年6月23日 志学館にて

 

6月といえば「梅雨」ですね。

 

「梅雨」は、じめじめして嫌ですね。

 

気持ちまでが落ち込んでしまいます。

 

しかし、一つだけ楽しいことがあります。

 

それは紫陽花(あじさい)に会えることです。

 

梅雨といえば、紫陽花(あじさい)。

 

紫陽花(あじさい)といえば、梅雨です。

 

からっと晴れた日の紫陽花(あじさい)なんて、

興ざめです。

 

やっぱり紫陽花(あじさい)は雨降りが似合います。

 

そこで、写真です。

 

f:id:kawa2496:20200524074710j:plain

2012年6月23日 志学館にて

 

いずれも、

野球の取材の帰りに撮影しました。

 

誰も通らない土手の片隅に咲いていました。

 

色は青が多いようですが、

白や赤(ピンク)もあるようです。

 

形も、

昔馴染みの丸いボタン型(写真上)だけでなく、

円盤型(写真下)もあるようです。

 

花の色は、

土壌のpH(酸性度)によって変わるようです。

 

一般に、

「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」

になるらしい。


リトマス試験紙とは逆ですね。

 

ちなみに、花言葉は以下です。

 

「辛抱強い愛情」

「一家団欒」

「家族の結びつき」

 

この花言葉
誰がどんな理由で付けたのでしょうか。

 

うっとうしい日に紫陽花(あじさい)を眺めながら、

この花言葉を考えてみるのも風流でいいかもね。

 

(写真) 2012年6月23日 志学館にて撮影


3.ブラバンの女の子、たくましい!

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2003年7月24日 袖ヶ浦球場にて

高校野球の試合で見かけた光景です。

 

ブラバンです。

 

高校野球の応援ではチアと同じくらい、

欠かせない大きな存在です。

 

それにしても、
これは大きな楽器ですね。

 

それを男の子ならまだしも、

女の子が吹いていますよ。

(と、女の子に見えたのですが、

間違っていたらごめんなさいね)

 

重たそうです。

 

この楽器は「スーザフォン」といいます。

 

英語では「sousaphone」と書きます。

 

ちなみに私は、

中学時代はブラバンに所属していました。

 

スーザフォン」という名前は下記から来ました。

 

この楽器は、

アメリカの大作曲家「スーザ」が考案しました。

 

だから「スーザ」と付けたのですね。

 

大型のバルブ式低音金管楽器です。

 

重さは、約10㎏もあります。

 

アメリカの大作曲家「スーザ」はご存じでしょう。

 

「スーザ」の代表的な曲に、

星条旗よ永遠なれ」や、
ワシントン・ポスト

などがあります。

 

行進曲ばかりを作曲しましたので、

世界中から「マーチ王」と称されています。

 

さて、写真ですが・・

この「スーザフォン」を、

女の子(?)が吹いていたのは驚きです。

 

この楽器は低音域を受け持ちます。

 

ゆえに大きな肺活量が求められます。

 

それを女の子がね。

 

しかも、パートとしては地味です。

 

トランペットのように、

メロディー域を受け持つことは殆どありません。

 

しかし、料理でいうと「隠し味」のような存在で、

なくてはならないパートです。

 

考えてみてごらんなさい。

 

トランペットのような、

「キンキン」な音ばっかりであれば、

うるさくて聞くに堪えられません。

 

そこを、
低音でやさしく包むのが、

スーザフォン」の役割なんです。

 

分かりやすくいうと、

「縁の下の力持ち」っていうとこです。

 

スーザフォン

 

皆さんも覚えていてくださいね。

 

(写真) 2003年7月24日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.我慢できずに女の子が・・

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

薬園台高校です。

 

千葉県船橋市にあります。

 

県立高校です。

 

この日の試合は惜しくも負けましたが、

先取点をとるなど途中まで互角の戦いでした。

 

しかもマナーもよく、

点差が開いても、

笑顔を忘れない気持ちの良いチームでした。

 

しかし、

その笑顔もゲームには勝てませんでした。

 

出るのは涙と泣き声ばかり。

 

頑張った分だけ涙が出るんですね。

 

一人が泣くと、

ほかの選手まで泣き出してしまいます。

 

しばらくは、

とりつくろうこともできない始末です。

 

そういっているうちに、

小さな女の子が、

泣いている選手のそばに。

 

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2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて

 

妹さんでしょうか。

 

悲しい姿に見かねたのでしょう。

 

その女の子も悲しそうでした。

 

高校野球の最後はいつもこうなのです。

 

最後は涙なのです。

 

(写真) 2004年7月16日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.カメラマンがカメラマンを写す

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2013年7月15日 袖ヶ浦球場にて

 

球場で見かけた光景です。

 

選手の親御さんでしょうか。

 

それとも、

保護者会の広報担当でしょうか。

 

あまりにも熱心に写真を撮っている姿に、

感心してしまいました。

 

そこで、

思わずこちらもシャッターを・・。

 

カメラマンがカメラマンを写すって変な感じです。

 

フェンスの間からレンズをのぞかせて、

食い入るように選手を追っかけていました。

 

そこまでやるか?

 

と、

何だかライバル意識が燃えてきました。

 

よし、こっちも頑張るか。

 

負けちゃいられない。

 

こちらもよい刺激をいただきました。

 

ママさんカメラマンさんありがとう。

 

お互いにがんばりましょう。

 

(写真) 2013年7月15日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

6.まと

f:id:kawa2496:20200319080052j:plain

 


どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、

面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

6-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

動きもなければ、

音も声もありません。

 

その一瞬の中から、

生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

6-2.大事なのは写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」

必要になってきます。

 

6-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、

普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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デジタルカメラ デジカメ HD 18.0MP 1800万画素 8倍デジタルズーム 2.7インチ液晶ディスプレイ 日本語システムサポート 550mAh充電式リチウムイオン電池が付属

Nikon デジタルカメラ COOLPIX A100 光学5倍 2005万画素 シルバー A100SL


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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その49)

f:id:kawa2496:20200411105045j:plain

 

こんにちは。

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その49)」

です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、

100万枚を超えました。

 

その写真1枚1枚は、

高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
その写真の中には、

私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と、

いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、

今回のシリーズ「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

 

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1.たった3時間で俺たちの夏が終わった

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2002年7月12日 千葉マリンスタジアムにて

 

敗戦校の姿を見るのはつらい。


このシーンだけは勘弁して欲しい。

 

しかも、

この敗戦シーンには特別な訳がある。

 

君津青葉高校は開会式直後の第1試合であった。


相手は強豪・中央学院である。

 

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2002年7月12日 千葉マリンスタジアムにて

 

8回からマウンドに立った、

エース・藤本くんが打たれてしまった。


多分体調でも悪かったのだろう。

 

言い訳はよそう。

 

失点「5点」は痛かった。


君津青葉高校には重すぎる点数であった。

 

最終回に1点は返したが、

反撃はここまでだった。

 

あっけない「夏」であった。

 

わずか3時間前に、

ここで開会式があったばかりだ。


この地を堂々と行進したばかりだ。

 

そのときは希望に満ちあふれていた。


何でもできそうな、

そんな自信のようなものもあった。

 

そのこの場所で、
この場所で悲しい涙を流すなんて。

 

信じられない。


信じられないが、これが現実だ。

 

俺たちの「夏」は、

たったの3時間で終わった。

 

たったの3時間でだ。

 

(写真) 2002年7月12日 千葉マリンスタジアムにて撮影


2.1点の重み、このときほど感じたことはない

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2002年7月20日 青葉の森野球場にて

 

野球は1点の差でも勝負は決まる。


その勝負の1点がいつ飛び出すか、

誰にも予測がつかない。

 

写真を見てもらおう。

 

市立松戸 対 中央学院である。

 

4点ビハインドで迎えた7回表。

 

この回は、

市立松戸 にとっては「ビッグイニング」であった。

 

一気に3点を返して「行け行け」の雰囲気であった。


バッター石井くんの打球は、

センターの頭を越す大飛球となった。


センターオーバーになれば「逆転」である。

 

ところが、

ここで「奇跡」が起きた。

 

その打球をセンター永山くんが捕ったのである。
(写真左上)


超ファインプレーである。

 

捕られた市立松戸 は、

悔やんでも悔やみきれないシーンだ。

 

試合はこのまま3対4で終わった。

 

まさに、
あの7回の攻防が勝負を決めたのである。

 

そうなのだ。


勝負は一瞬のプレーで決まる。

 

あのときの一振り


あのときの走り


あのときのグローブの出し方

 

しかし、
「あのとき」は戻って来ない。

 

その瞬間瞬間が勝負なのだ。

 

それが分かってプレーすること。


それを意識して練習すること。

 

それでも後悔はついてくる。

 

だがあきらめるな。


いつかは、それを超すときがくる。


そう、あのセンターのように。

 

(写真) 2002年7月20日 青葉の森野球場にて撮影


3.敗戦の将、人前では泣かず

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2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて


君津青葉高校です。


夏の大会、1回戦で敗退しました。


それも6回コールドである。

 

しかし、

2点返して、

5回までは互角の戦いであった。

 

強豪・東海大市原望洋高校を相手に良く戦った。


ご苦労様だ。

 

とりわけ、

キャプテンが頑張った。

 

監督と選手の中継役だ。


選手の個性を知り尽くし、

選手のやる気を引き出した。

 

さて、写真を見ていただこう。


勝者による校歌斉唱である。

 

バックで見守る君津青葉ナイン。

 

マネージャーの横がキャプテンだ。

 

小笹(こささ)くんだ。

 

凛とした姿がいい。

 

下の写真はその直後、

球場外で撮らせたもらった小笹(こささ)くんだ。

 

f:id:kawa2496:20200507210607j:plain

2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて


監督から一声かけられた。

 

「小笹(こささ)、お疲れさん」

 

とたんに涙が流れた。

 

選手の前では見せなかった涙だ。

 

人には言えない苦労がこみ上げてきたのだろう。

 

しかし、人前では彼は泣かなかった。

 

キャプテンとはそういうものなのだ。

 

(写真) 2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


4.屈辱、無得点最短コールド負け

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2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて

公式戦で、

もっとも屈辱的な負け試合は、

コールド試合である。

 

そのコールド試合が成立したときのシーンが、

上の写真である。

 

5回裏、

9点差でリードしている、

茂原農業が10点目を入れたシーンである。

 

ちなみに、
負けている相手チームは無得点であった。

 

なんとかコールドを免れようとした、

懸命のバックホームも間に合わなかった。

 

コールド試合は5回以降に成立する。

 

5回終了 : 10点以上の点差
6回終了 : 10点以上の点差
7回終了 : 7点以上の点差
8回終了 : 7点以上の点差

 

また、

悪天候によるコールド試合もあります。


次の二つの条件が成立した時です。

 

7回が終了していること。

悪天候で試合続行が不可能であること。

 

なお、
勝戦と全国大会(甲子園)では、

コールド試合はないようです。

 

コールド試合って、

悪天候以外は屈辱ですね。

 

やっているほうも見ているほうも。

 

もちろん、

本人たちは力一杯やっていますし、

その闘志は胸を打ちますが。

 

(写真) 2003年7月13日 袖ヶ浦球場にて撮影


5.最終回、2点差をひっくり返す

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2003年7月15日 袖ヶ浦球場にて

高校野球は、終わるまで分からないものだ。


この試合もそうだった。

 

2点差をつけられていた京葉工業が、

ひっくり返したのだ。


しかも9回の表だ。

 

土壇場でだ。

 

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2003年7月15日 袖ヶ浦球場にて

9回表、
近澤くんが、
ライト線へ2点タイムリ二塁打を放ち同点へ

(上の写真)。


3対3だ。

 

このあと、
葛岡くんのレフト前安打により2点が入り逆転した。


この葛岡くんのレフト前安打は微妙だった。


一見、レフトが打球を捕ったように見えたが、

それは「ショートバウンド」だった。

 

ダイレクトキャッチではないので安打となった。

 

守備側から見れば「不運」としかいいようがない。

 

ここは、
攻撃側の京葉工業に勢いがあったというべきか。

 

もちろん、審判の判定は正確で公平だ。


一番近くで見ているからだ。


誤審ではない。

 

結局京葉工業は、
この回(9回表)一気に4点を入れた。


大逆転だ。

 

試合は、この勢いのまま終わった。

 

負けた東金高校は、
今でも負けた実感はしていないであろう。

 

高校野球とはそんなものだ。

 

勝負は終わるまで分からない。

 

(写真) 2003年7月15日 袖ヶ浦球場にて撮影

 

 

6.まとめ

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どうでしたか。 

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その49)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、

その瞬間に私(カメラマン)が、

そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、

そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2021/12/31
少しだけ校正させていただきました。

 

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