知って得・あなたの生活をもっと豊かに!

こんにちは、拙作ブログのご紹介です。このブログは河原健次がお届けしています。大分市出身、木更津市在住です。すでに半世紀以上も生存しています。その長い歴史から、日常生活や人生に参考になりそうな情報を提供しています。読者のみなさんに役立つことを願っています。

高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その28)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その28)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、

私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

  高校野球私設応援団

 

 

 

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1.高校球児がラグビー

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2003年1月18日 君津高校にて

津高校にお邪魔しました。


冬場のトレーニングに、
ラグビーをとり入れました。


というか、
監督さんに頼まれて、

私が指導させていただきました。


ラグビーは私の専門なんです。


しかし、
ラグビーは冬のトレーニングに最適なんですよ。


①足腰が鍛えられる。

②リズム感がよくなる。
 このリズム感が一番大切です。
 パスをするタイミング、
 パスをもらうタイミング、

 速度の緩急など。

③チームワークの醸成。

④頭が良くなる。
 状況の把握
 ボールを回すかキックするかの判断。


はっきりいって、
サッカーより効果的です。


これも、
はっきりいっておきますが、

ラグビーは頭が良くなければできません。

 

戦況判断が、
いたるところで求められるからです。

 

他の学校でもトライしてみてください。
(あっこれ、シャレです)

 

(写真) 2003年1月18日 君津高校にて撮影

 

2.監督指導によるピッチング練習

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2004年12月26日 志学館にて

志学館高校です。


監督みずから指導しながらの、
ピッチング練習です。


とくにフォームについて、
入念なチェックが入ります。


ここぞとばかり、
本人も力が入ります。


1球ずつ意識しながらの投球です。


この投球が体にしみこむまで、
何度も何度も繰り返します。


練習は裏切りません。


その言葉を信じて。

 

(写真) 2004年12月26日 志学館にて撮影

 

3.礼に始まり礼に終わる

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2003年3月21日 君津商業にて

 君商(君津商業高校)グラウンドです。
※旧グラウンドです。


現在は別のところに移設されています。


練習試合のベンチを、
撮らせていただきました。


監督さんから指示があるたびに、
ご覧のように、挨拶をしていました。


礼儀正しいチームです。
気持ちのよいチームです。

 

(写真) 2003年3月21日 君津商業にて撮影

 

4.外野ノック

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2014年1月5日 志学館にて

志学館にきました。


天気は良かったのですがまだ寒いです。


でも選手たちは元気いっぱい。


内野、外野に別れてノックを受けていました。


とくに外野は、

難しいフライを走りながらキャッチする練習です。


選手スタート
  ↓
取りにくい場所に飛球をあげる
  ↓
その飛球を捕る


ノッカーは、
ぎりぎりのところにノックします。


捕球できるのは1割もないでしょう。


こうすることによって、
走力と捕球の感を養うのです。


これを、往復20本以上続けます。


選手も大変ですが、
一番大変なのはノッカーです。


外野選手はざっと数えて20人はいました。

それを一人でノックするのです。

 

(写真) 2014年1月5日 志学館にて撮影

 

5.トスバッティング

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2010年1月16日 木更津高校にて

木更津高校にやってきました。


寒いですね。


でも、
選手たちには熱気がみなぎっていました。


一打一打、ボールの芯を見ながらの、
トスバッティングです。


100球近くまでいくと、
額に汗がにじんできます。


カーン、カーン
いい音がグラウンド中にひびきます。

 

(写真) 2010年1月16日 木更津高校にて撮影

 


6.身内だけの実践練習

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2014年2月1日 拓大紅陵にて

拓大紅陵にきました。


寒いですね。


まだ2月ですので、
対外試合はできません。


よって、身内だけの練習です。


今日は実践形式の練習です。


守備と攻撃。


両方に別れての練習です。


身内といっても、
実践形式ですので
手は抜けません。


練習の成果はすぐに試合に出てきます。


一つ一つのプレーに熱が入ります。


もちろん、
他の選手のプレーも参考にします。


必死の練習が続きます。

 

(写真) 2014年2月1日 拓大紅陵にて撮影

 


7.女子バスケ部と一緒に

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2004年2月7日 拓大紅陵にて

また拓大紅陵にきました。


ちょっと珍しい写真をお見せしましょう。


野球部が、
女子バスケ部と一緒に練習をしていました。


メニューは基礎体力の養成体操です。


故小枝監督監督さんの
オリジナルメニューです。


この合同練習も小枝監督さんのお声がけで
実現したのでしょう。


小枝監督さんはそんなかたなのです。


みんなで鍛えあおう


と、発想したのでしょう。


まるで学校のようです。


あっそうか。


ここ学校だったんだよね。

 

(写真) 2004年2月7日 拓大紅陵にて撮影

 

まとめ

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どうでしたか。

今回も厳粛な思いを込めて、

私の見た高校野球(その28)

をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

 

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

 

色あせることもありません。

 

その瞬間が永遠に存在するのです。

 

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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仕事、生活、人間関係に切り離せない想像力を鍛えるには、6つの経験則を伝授

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、想像力について考えてみたいと思います。

 

「想像力」って分かりますよね。


目の前のことや、言葉、文章から、

 

目に見えないものを

想像する力のことです。

 

その想像力ですが、

この力は誰にも備わっています。

 

ただ、
その程度人によって違っています。

 

1)子供の想像力はたくましい。

そうなんです。
子供は想像力がたくましいのです。
大人では思いつかないことまで想像します。

 

小さい子供が描いた絵を見てください。

お日様が笑っています。

お日様に目があります。

口もあります。

 

子供の目からは、
そのように見えるのでしょう。

 

これが「想像力」です。

 

2)想像力の大切さ。

この想像力は我々の生活の中では大切なことです。

詳しくは後述しますが、
その大切なことを、列強しておきます。

 

①プロジェクトの危険予知

②システムの異常処理

③お金などの生活上の危険予知

④車の運転

⑤人間関係(思いやり)

 

ここでは詳しくは説明しませんが、

項目を見ただけで、

大体の想像がつきますよね。

 

あっ、これも想像力ですね。(笑)

 

では、

この想像力について見ていきます。

 

3)想像力を鍛える。

本稿の後半では、

この想像力を鍛える方法について解説します。

 

私の経験に基づく、いわゆる「経験則」です。

 

実生活の中で、
必要に迫られて鍛えた方法です。

どうぞ、参考にされてください。

 

 

 

 

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1.仕事で必要な想像力

想像力の必要性を仕事の面から考えてみます。

 

1-1.プロジェクト

会社のなかでは、
大小いろいろなプロジェクトがあります。


大きいのでは、工場の建設から、
小さいのでは、新人教育などです。

 

◆計画立案で勝負が決まる。

実は、プロジェクトの大小にかかわらず、
計画の立案で勝負が決まります。

 

①やるべきこと
②体制
③工期
④予算

 

これらを、精度良く設定(見積もる)のです。
これを「立案」といいます。

 

このときに想像力が必要になります。

この想像力がないと、
見積漏れが出てきます。

 

こうなると、

このプロジェクトは失敗です。

 

つまり、
プロジェクトの成否は
想像力にかかっているのです。

 

1-2.システム開発

次にシステム開発を考えてみます。

 

◆正常処理より異常処理が大事。

実は、システムでは、
正常処理より異常処理が大事になります。

正常処理は、正常時の処理ですので、

「うまくいって当たり前」です。

 

ところが、
異常処理が曲者(くせもの)です。

 

何が起きるか分からないからです。

世の中のシステムがトラブルを起こすのは、
この異常処理が不十分だからです。

 

私にいわせれば、

いい加減なシステムばかりです。

 

どうみても「プロ」とはいえません。

 

素人が作ったようなシステムが多いこと。

 

しかし、システムですので、

すべての異常ケースを
カバーしなければなりません。

 

10年に1度の異常ケースでも、
それをカバーしなければいけないのです。

それがプロの作ったシステムです。

 

そのためには、
10年に1度の異常ケースを想像することが必要なのです。

プロのシステムでは、下記の言葉は通用しません。

 

「想定外」

 

 

2.生活で必要な想像力

生活上でも想像力が必要です。

 

2-1.家計管理

生活のなかで、もっとも大事なのが「家計」です。

つまり、お金の収支を合わせることです。

借金地獄にならないことです。

 

◆支出を読む

借金(赤字)を回避するためには、
支出を正確に読む必要があります。

そのためには、現在の出費だけでなく、
将来の出費を読む必要があります。

 

①生活費
②養育費
③医療費
④衣食住費

 

もし、手持ちに十分なお金がなければ、
「保険」を使う手があります。

大事なのは将来の出費予測です。

ここでも、
想像力が必要になってきます。

 

2-2.車の運転

車の運転でも想像力が必要です。

いわゆる「危険予知」です。

この「危険予知」で、不測な事故が防げるのです。

今の状況から考えられる危険を予測する。

これも立派な想像力です。

 

3.人間関係で必要な想像力

次に人間関係における想像力を考えてみます。


個人的には、
この人間関係が一番大事だと思っています。

 

3-1.思いやり

そうです。
思いやりです。

 

相手を気遣う気持ちです。

そのためには、
相手の状況や気持ちが理解ができなければなりません。

下記のような、
ちょっとした「しぐさ」から、
相手の状況を理解(想像)するのです。

 

①顔の表情

②言葉使い

③声の調子

④話の間(ま)

 

思いやりですよね。
この「思いやり」を
言い換えると以下になりますでしょうか。

 

気配り

目配り

心配り

 

4.想像力の鍛え方

 

4-1.好奇心

たとえば、子どもを考えてみます。
子どもは、好奇心と想像力のかたまりです。

というのは、見るもの聞くものが初めてだからです。

頭の中に、まだ情報がないのです。

だから、想像するしかないのです。

 

◆あえて未経験を経験する

ということは、大人でもこのことができます。
すなわち、未経験を経験させるのです。

つまり、見たことに興味を持たせるのです。

 

これが、
好奇心による想像力の訓練です。

 

4-2.興味を持つ

これも好奇心に近い訓練法です。

興味のもちかたで、同じことを経験しても、
獲得する知識や想像力に差がでます。

それは下記によるものです。

 

「なんだろう」

「どうしてだろう」

 

という疑問点の持ち方に差が出るからです。

この疑問点が興味の出発点です。

そのためには下記が大切です。

 

①何でも感動するフレッシュな気持ち

②やわらかい頭

③勝手に納得しない

④分かった振りをしない

⑤思い込みをしない

 

この「やわらか頭」が、
想像力をかき立てるのです。

 

4-3.見る角度を変える

全く別の視点で物事を見る様にします。
想像力が無い人は、
物事を一方向からしか見ておらず、
視野が狭くなっています。

よって、それを自覚して、
物事を多角的にみるようにしましょう。

物事には様々な面があります。

いつも正面から見るのではなく、
あえて後ろから見てみましょう。

 

「これがなかったらどうなるの?」

「ここに、これを付けたらどうなるかな?」

わざと、
「意地悪(いじわる)爺さん」になるのです。

 

これをやり出すと、楽しいですよ。


一種の病気ですね。

でも、想像力は確実につきます。


これも私の経験則です。

 

4-4.相手の立場になる

相手の立場になってつく想像力は、
人間関係で一番発揮します。

あるいは、接客業でも大事な想像力となります。

 

◆サポートセンターでも

実は私はサポートセンターに勤務していました。
そこのセンター長でした。

よって来る日も来る日も「苦情」ばかりでした。

 

「壊れた」

「動かない」

「欠陥品じゃないのか」

 

しかし、このサポートセンターでも、
相手の立場になることが大事です。

そうすることによって、
お客様の立場で受け答えができるのです。

親身になって対応できるのです。

そうすると、少しはお客様の怒りは軽減されます。

「もし、私がお客様だったら」

という想像力が大事なのです。

逆に、
サポート業務の経験者としては、
下記のようなグチの一つもでます。

 

「少しは、
サポートセンターの大変さも分かってよ」

はい、これは愚痴(グチ)です。

 

4-5.映画を見る

実は映画を見ることは想像力を鍛えるのに最適です。

テレビドラマやアニメ、漫画、小説など、
類似の分野がありますが、

私は映画をすすめます。

 

◆ストーリーが凝っているのが映画。

私の経験から、ストーリーが一番凝っているのが映画です。


とくに、

「外国映画」で、それも「A級映画」です。


これらの映画は、
ストーリーが半端ではありません。

 

常識的な起承転結ではありません。

 

意表を突いてきます。

まさに、作り手との勝負です。

いかに裏をかくかです。

 

そこで、
自分が監督や脚本家になったつもりで、
ストーリーを展開していきます。

そうすると、
とんでもない想像力がつきます。

 

たしかに、これをやっていると、
映画の楽しみが半減するかもしれません。

でも、

私は変わり者ですから、
むしろ、

これを楽しんでいます。

 

この映画鑑賞法は、
想像力を鍛えるのに
「もってこい」です。

 

私が一番よくやっている方法です。

 

4-6.最後は訓練

最後に「訓練」について触れておきます。

 

この訓練は、
「意識的に考える」
ところから出発します。

 

その考えることを
常態化させるのです。

 

そうすると、
無意識のうちに
「考えている」状況になるのです。

 

いわゆる「習慣化」ですね。

 

★時間の概念が大事

そうすると、どうなるでしょうか。

考えることが習慣化すると、こうなるのです。

瞬間的に想像力が働く。

この「瞬間的な想像」って、お分かりでしょうか。

間一髪おかずに想像できるのです。

この「瞬間的」が大事なのです。

こうなったら、
「アナログコンピュータ」の世界です。
(といっても理解できる人は少ないでしょうけどね)

実は、想像力には時間の概念が大事なのです。

想像するのに1時間もかかって困るときがあるのです。


下記がそのケースです。

①運転中の危険予測。
想像に時間がかかっては、
事故回避はできません。

②議論中では、妙案が出せずに、
議論に負けます。

③会議では、妙案の議論ができなくなります。

分かりますよね。

 

まさに、時間との勝負なのです。

 

想像力は想像範囲を競うだけでなく、

スピードも競うのです。

 

そのためには、訓練が必要なのです。

その訓練が下記なのです。

「考えることの常態化」

 

5.まとめ

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どうでしたか。

想像力の重要さがお分かりになったでしょうか。

 

と、本稿で紹介するまでもなく、
想像力の重要さは認識していると思われます。

とくに私が強調しておきたいのは下記です。

 

5-1.仕事における想像力

危険予知と対処法のノウハウ。
これは一朝一夕では醸成できません。
長い経験のなかで培われるものです。

 

 

5-2.人間関係における想像力

人間関係における「思いやり」は、
想像力で大きく変わります。(前述のとおり)

実は、人間関係には想像力よりも大きく影響するものがあります。、

それは、「感性」です。

この「感性」については、
別の機会に述べたいと思います。

 

5-3.人工知能(AI)に対抗して

いまめざましく進歩している、
人工知能(AI)について考えてみます。

実は、
人間が人工知能(AI)に対抗できるのは
下記の2つなのです。


想像力と創造力

 

この2つが、
人工知能(AI)に対抗できる最後の砦なのです。

と同時に、
感性をもって、人間らしさを保つ。

このことを忘れないようにしてください。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。 

 

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その23)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

私流の写真撮影(その23)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラというより、
写真といったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか。

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、その場で確認できないのがつらかった。

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

その間の長いこと。

しまいに、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

その場で確認ができるからです。

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、
ピントの精度まで見ることができます。

おかげで、

デジイチになって
撮影枚数は飛躍的に増えました。

その膨大な写真のなかで、
私なりにピックアップさせていただきました。

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

私、小難しいのは嫌いです。

 

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、

このシリーズも「普段着」でいきます。

 

 

 

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1.春、見つけた(木更津高専)

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2008年3月1日 木更津高専にて


ここのところ随分と暖かくなりましたね。


あのぶるぶる震えていた季節が嘘のようです。

 

そんななかで野球の取材中に、
グラウンドで春を見つけました。


小さなタンポポです。


本当に小さなタンポポです。

 

それでも、
けなげに咲いていました。

 

選手たちに踏まれなければ良いのですが。


せっかく咲いてくれたのですから。

 

冬の間、
土のなかでじっと耐えていてくれたんだね。


さあ、
春の光をあびて元気に育ってくれよ。

 

(写真) 2008年3月1日 木更津高専にて撮影


2.早く野球やりたいね(坂田ジュニアクラブ)

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2008年3月8日 坂田小学校(君津市)にて


坂田小学校(君津市)にやってきました。


坂田ジュニアクラブのホームグラウンドです。

 

小さなお嬢ちゃんがボールを扱っていました。


いかにも野球をやりたそうです。

 

野球、好きなんだね。

 

お兄ちゃんが野球をやっているのかな?

 

でも、
まだ小さいので野球は出来ないけど、

もうじき出来るようになるよ。

 

それまでの辛抱だよ。

 

早く大きくなろうね。

 

(写真) 2008年3月8日 坂田小学校(君津市)にて撮影


3.監督、重いっすよ

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 2006年5月20日 木更津シニアにて


木更津シニアです。


この日は筋力トレーニングをしていました。

 

坂道を重たい荷物を背負って上ります。

 

重たい荷物とは「人間」です。

 

こちらは監督を背負っています。

かなりの重量のようです。

 

それにしても、
監督さんが嬉しそうですね。

 

楽しみながら体を鍛える。

理想のトレーニングです。

 

(写真) 2006年5月20日 木更津シニアにて撮影


4.あひるさんが一杯来たよ(東京ドイツ村

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2009年4月10日 東京ドイツ村袖ヶ浦)にて


東京ドイツ村です。

 

「東京」といっても、
場所は袖ヶ浦市(千葉)です。

 

ここには、
いろいろな遊具があったり、

小動物がいます。

 

写真は「あひる」の広場です。

 

近くにいくと、
沢山の「あひる」が寄ってきます。


エサを欲しがっているのでしょう。

 

これだけいっぺんに寄ってくると、
少し恐いぐらいです。

 

でも、子どもたちは平気です。

 

お天気が良いときには、
お弁当を持って来るのもよいかもしれません。

 

とにかく、
なかは広くて1日中遊んで過ごせます。


もちろん、移動はマイカーです。

 

これからがシーズンです。


おすすめです。

 

(写真) 2009年4月10日 東京ドイツ村袖ヶ浦)にて撮影

 

5.負けた悔し涙は忘れない(木更津モーニングス)

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2006年10月8日 木更津市営球場にて


木更津市営球場です。


ここで公式戦が開催されていました。

 

請西ブレーブスvs木更津モーニングス

 

その結果、
木更津モーニングスが負けたようです。

 

写真からも負けた悔しさが伝わってきます。

 

子どもでも、
負けた悔しさが分かるのですね。(失礼)

 

そうですとも、
勝つために練習をしてきたのですからね。

 

だから、悔しいのですよね。

悔しかったら、もっと練習をしよう。

 

負けたことは恥ずかしくないよ。


負けてくよくよしているほうが、
もっと恥ずかしいんだよ。

 

さあ元気を出そう。
明日からまた出直しだ。

 

(写真) 2006年10月8日 木更津市営球場にて撮影


6.陽光をあびて守備練習(君津周西クラブ)

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2007年5月5日 周西小(君津)にて


君津周西クラブです。


春の陽光をあびて、

守備練習をしていました。

 

暖かくなったので、
体の動きも良いようです。


何より、
気持ちに余裕が出てきました。

 

右に左によく動き回ります。
おかげでカメラマンは大変です。

 

そういえば、
周りの景色も変わってきました。


緑が増えて、
ところどころに花が咲いています。

 

さあ、春本番だ。


野球も本番だ。

 

(写真) 2007年5月5日 周西小(君津)にて撮影

 

7.まとめ

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 どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

7-1.普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

7-2.大事なのは、写す人の感性

写真はカメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」が必要になってきます。

 

7-3.生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような「泥臭さ」感じられたら

嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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何気ない暮らしの中に人々の営みが、私流の写真撮影(その22)

f:id:kawa2496:20190912091822j:plain

こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は私流の写真撮影(その22)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私はカメラが大好きです。

 

カメラがというより、

写真が大好きといったほうが正解でしょうね。

 

今、手元にはデジイチ(デジタル一眼)が2台あります。

 

1)昔は銀塩カメラ

昔はデジタル一眼とかはなかったので、

銀塩カメラでした。

いわゆるフィルムカメラですね。

その「フィルムカメラ」を持って、
よく写真を撮りにいったものです。

 

2)被写体は何でも。

被写体ですか。

被写体は何でもありです。

風景から、そのへんに咲いている草花など・・。

とにかく何でも撮りまくりました。

 

3)フィルム時代が懐かしい。

ただ、フィルムですので、その場で確認できないのがつらかった。

お店で現像、焼き付けをしてもらっていましたので、

最低でも1週間ぐらいはかかっていました。

その間の長いこと。

しまいに、

シャッターを押したときの感動が
薄くなっていきます。

 

ただ、

その待つ時間も悪くはありませんでした。

出来上がりを見たときに、

別の感動がわき上がってくるのです。

あるいは、


「なあんだ、
ちっともよくないじゃん」

 

となることもあります。

冷めた気持ちで被写体を見るからでしょうね。

 

4)デジイチは勝負が早い。

その点、デジイチは勝負が早い。

その場で確認ができるからです。

ただし、カメラのモニターは小さいので、


確認するといっても、

写っているかどうかぐらいです。

 

それでも、

家に帰ればPCモニターで確認できますので、
ピントの精度まで見ることができます。

 

おかげで、

デジイチになって
撮影枚数は飛躍的に増えました。

 

その膨大な写真のなかで、
私なりにピックアップさせていただきました。

しかも解説付きです。

 

5)小難しいのは大嫌い。

ここでお断りしておきます。

私、小難しいのは嫌いです。

というか、

性(しょう)に合っていません。

 

だから、
このシリーズも「普段着」でいきます。

 

 

 

 

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1.涙の卒園式

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2014年3月19日 つくし幼稚園(木更津)にて


お別れの季節がやってきました。

 

あちらこちらで、
卒園式や卒業式が行われています。

 

ここ「つくし幼稚園」でも
卒園式が行われました。

 

やっぱりさみしいですね。


先生も泣き出してしまいました。

 

むずかしい年頃の園児たちを相手に、
先生たちはよくやってくれました。

 

入園した当初は、泣いてばかりで、
先生を困らせました。


でも、今日だけは反対です。

 

先生のほうが泣いています。

 

「お別れ」の涙です。

 

さあ、小学校にいって、
新しいお友だちを沢山つくろうね。

 

(写真) 2014年3月19日 つくし幼稚園(木更津)にて撮影

 


2.ちょっとさびしい外野守備

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2008年2月17日 鎌足小学校(木更津)にて


鎌足小学校にやって来ました。

 

木更津市にあります。

 

この学校を本拠地にしているのは、

鎌足リトルヒーローズ」です。

 

今日は練習試合のようです。

 

シートノックが始まりました。

 

ところが、
外野(守備・センター)の周りには誰もいません。

 

珍しい光景ですよね。

 

しかも周りが山ばかりですので、
ますますさびしくなります。

 

でも、
本人は背筋を伸ばしてやる気十分です。


みんなが応援しているよ。

 

頑張ってね。

 

(写真) 2008年2月17日 鎌足小学校(木更津)にて撮影



3.公園のすべり台で

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2013年5月5日 潮浜公園(木更津)にて


「潮浜公園」というところに来ました。

 

木更津市にあります。


この辺では大きな公園です。

 

公園に来たお友だちは、

かならずこの「すべり台」に来ます。

 

みんなのお気に入りのようです。

 

それもそのはず、
全長50mと超ビッグなのです。

 

コロコロ(回転する棒)が付いており、
よく滑ります。

 

滑りすぎて恐いぐらいです。


でも子供たちは平気なようです。

 

楽しそうです。

 

私なんかお尻の皮がむけてしまいました。(涙)

 

(写真) 2013年5月5日 潮浜公園(木更津)にて撮影



4.何があったのかなぁ

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2007年3月4日 請西小学校(木更津)にて


請西ブレーブスにやってきました。


木更津市にあります。

 

少し気になる光景を見かけました。


保護者と思われる大人が、

選手の一人と話をしています。

 

何となく深刻そうです。


既に練習は始まっているのに、

どうしたのでしょうか。

 

右隅にあるボールが、
何だかさびしそう。

 

(写真) 2007年3月4日 請西小学校(木更津)にて撮影



5.緑に囲まれて野球に集中

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2006年6月21日 君津シニアにて


君津シニアにやって来ました。


君津シニアのグラウンドは山奥にあります。

 

一番近い国道からでも、
車で20分はかかります。

 

この付近は車どころか、

人もほとんど通りません。

 

聞こえてくるのは、

小鳥のさえずりだけです。

 

ときたま風が吹くと、

木の葉の音が聞こえてきます。

 

こんな静かなところで、

選手たちは野球に集中します。

 

グラウンドまでの往復は大変ですが、

それ以外には文句のつけようのない場所です。

 

大きくなっても、
このグラウンドで練習したことを
懐かしく思い出すでしょう。

 

(写真) 2006年6月21日 君津シニアにて撮影

 


6.迫力ある少年野球の試合

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f:id:kawa2496:20190912132355j:plain

2011年6月26日 百目木公園(袖ヶ浦)にて


百目木(どうめき)公園球場(袖ヶ浦)にやって来ました。

 

ここで少年野球チームの公式戦が行われていました。

 

坂田ジュニアvs昭和少年野球クラブ

 

いやーっ、
少年野球といってもバカにできませんね。

 

高校野球とちっとも変わりません。

 

見てください。


泥だらけのユニフォーム。

 

両チームとも必死です。


みるほうも興奮しまくりです。

 

いいですね。

 

家でテレビゲームをするより、
よっぽど健康的です。

 

子供はこうでなくっちゃ。

 

両チームともお疲れさまでした。

 

(写真) 2011年6月26日 百目木公園(袖ヶ浦)にて撮影

 

 

7.まとめ

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 どうでしたか。

 

 へたな写真と解説では、
面白くなかったでしょう。

 

ごめんなさいね。

 

1)普段の生活

私がいつも狙っているのは、

「普段の生活」です。


その「普段の生活」を、

写真というかたちに切り取っています

 

写真ですので、

 

動きもなければ、
音も声もありません。

 

その一瞬の中から、
生活感を出すのです。

 

簡単そうですよね。

 

でも、実際は難しいんですよ・・。

 

2)大事なのは、写す人の感性

写真は、

カメラのシャッターを押せば、 

誰でも、なんでも写せます。

 

 露出も、ピントもすべて「自動(オート)」です。


いわゆる「バカチョン」です。

 

だから誰でも写せます。

 

あとは、
何を、どのように写すかです。

 

そこに、

写す人の「感性」が必要になってきます。

 

3)生活密着型

私の場合は、冒頭にもご紹介したように、
普段の生活が被写体になっています。

 

この「普段」「生活」がキーワードです。

 

ようするに、

「かたぐるしい話抜き」の世界です。

 

「泥臭い」

 

これが、私の目指すものです。

 

「ああ、今生きている」

 

と実感できる光景が好きなのです。

 

今回ご紹介した写真からも、

そのような
「泥臭さ」感じられたら嬉しい限りです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その27)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その27)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

私がやってきた野球取材の総括です。

 

取材期間 :
 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

この写真1枚1枚は、
高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、

その瞬間、

高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には、
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

その「こだわり」を集大成したものが、
今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

  高校野球私設応援団

 

 

 

 

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1.見守る(志学館・川俣監督)

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2013年1月13日 志学館にて

一段と朝晩寒くなりました。


ここ志学館も、朝は氷がはるほどです。


冬ですので、
練習メニューは基本技術が中心です。


写真のキャッチボールもその一つです。


そのキャッチボールを、
少し遠目で川俣監督が見ていました。


その風情には、
オーラというか独特な雰囲気があります。


後ろ姿だけでも威厳を感じます。


話すと、
やさしい監督さんなんですけどね。

 

(写真) 2013年1月13日 志学館にて撮影

 

2.ベースランニング(袖ヶ浦高校)

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2008年1月6日 袖ヶ浦高校にて

f:id:kawa2496:20190713140203j:plain

スライディング練習 2008年1月6日 袖ヶ浦高校にて

袖ヶ浦高校にやってきました。


冬の寒い朝です。


まずは、
ウォーミングアップのベーランです。


 ベーラン:ベースランニング


これで、
段々と体が暖まってきます。


春までまだ遠い。


今がチャンスだ。


鍛えよう、球春にそなえて。

 

(写真) 2008年1月6日 袖ヶ浦高校にて撮影

 

3.ノッカー(志学館・川俣監督)

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2013年1月13日 志学館にて

再び、志学館の川俣監督です。


私が尊敬する監督さんの一人です。


今日は寒い中、
シートノックをしていました。


かなり気合いが入っていました。


ノックを受ける選手たちも必死です。


まさに、
ノッカーと選手の一騎打ちです。


いつのまにか、
彼らの体からは湯気が出ていました。


練習も真剣勝負です。

 

(写真) 2013年1月13日 志学館にて撮影

 

4.女子マネ2人、雪に戯れる

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2006年1月22日 拓大紅陵にて


忘れもしない2006年1月22日。


この日は千葉には珍しい大雪でした。


10cm以上は積もったでしょうか。


こうなると喜ぶのは生徒たちです。
(私も喜んだくちですが)


写真は、
雪の中でたわむれているマネージャーさんたちです。

寒さなんかへっちゃら。


雪って柔らかくて、きもちがいい。

 

暖かい房総では珍しい光景です。

 

(写真) 2006年1月22日 拓大紅陵にて撮影

 

5.雪合戦(拓大紅陵

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2006年1月22日 拓大紅陵にて

拓大紅陵です。


例の大雪です。


雪といえば、雪だるまか、雪合戦ですね


さすがは、高校球児。
まずは、雪合戦を選びました。


おっと、一人の選手に集中攻撃です。


日頃のうっぷんでもあるのでしょうか。


それにしても、
やられているほうも、
けっこう楽しそうですね。

 

(写真) 2006年1月22日 拓大紅陵にて撮影

 

6.雪かき始めーっ(拓大紅陵

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2006年1月22日 拓大紅陵にて

再び拓大紅陵です。


大雪のため、練習はとりやめ。


急遽、雪かきに。


バットをスコップに持ち替えました。


さあ、慣れないスコップと雪かき。


はたして見事にできるでしょうか。


それにしても嬉しそうですね。


雪国の人には悪いですよ。


でも仕方がないか。


10年に1度の大雪だもんね。

 

(写真) 2006年1月22日 拓大紅陵にて撮影

 

7.もうダメだ、限界だーっ!(拓大紅陵の朝練)

 

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2007年12月24日 拓大紅陵にて

拓大紅陵名物の早朝練習です。


朝練というような生やさしい
ものではありません。


朝4時前に開始です。


たっぷり3時間、鍛えられます。


写真は始まって、
まだ1/3もたっていません。


それほど、ハードな練習です。


しかし、選手たちは分かっています。


これを乗り切れば、
楽しい春がくることを。


その前に、
目の前のメニューを消化することだ。


一つずつ、一歩ずつ。


やれば進む、やらなければ進まない。


やっても、やらなくても1日は1日。


さあ、どっちを選ぶ。

 

(写真) 2007年12月24日 拓大紅陵にて撮影

 

まとめ

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どうでしたか。

今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その27)をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

色あせることもありません。

その瞬間が永遠に存在するのです。

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

 

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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球児に響く言葉力


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高校球児の素顔を追う、私の見た高校野球(その26)

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「私の見た高校野球(その26)」です。

 

今後もこのシリーズを続けるつもりです。

 

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 2000年~2014年(15年間)

 

その間に撮りためた写真が、
100万枚を超えました。

 

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高校球児たちの歴史と同時に、

私の歴史でもあります。

 

写真ですので、
その瞬間、
高校球児たちと同じ場所にいなければなりません。

 

その時間と空間の中から、
私の感性で切り取ったのが、

この写真集です。

 

だから、
この写真の中には
私の気持ちが入っています。

 

それは「こだわり」と
いったほうがよいかもしれません。

 

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今回のシリーズ
「私の見た高校野球」です。

 

なお、素材は下記HPからの抜粋となります。

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1.野球とも、友だちともお別れ

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2007年7月25日 西部台千葉 袖ヶ浦球場にて

夏の千葉大会が終わりました。


負けたチームのダッグアウトです。


聞こえてくるのは涙をすする音だけです。


好きな野球ともお別れです。


もう、友だちと練習もできません

 

負けた悔しさより、
別れがつらいんだよね。


その気持ちよく分かるよ。


好きな野球だったもんね。


大、大好きな友だちだったもんね。

 

それが一瞬でお別れなんだ。

 

(写真) 2007年7月25日 西部台千葉 袖ヶ浦球場にて撮影

 

2.飛びつくも捕れず

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2005年1月29日 君津商にて

君津商業の練習風景です。


シートノックです。


必死にボールに飛びつくも捕れませんでした。

 

おかげでユニフォームは真っ黒。


それでも、
何度も何度も繰り返します。

 

ボールに飛びつきます。


そうしながら、
少しずつ上達するのです。


ボールに飛びつきながら、
そのボールに近づくのです。


あと5センチ、あと1センチ・・。


練習は積み重ねです。


苦しさ、痛さの連続です。


これしかありません。

 

練習に楽なものはないのです。


近道もないのです。

 

ただひたすら練習です。

 

(写真) 2005年1月29日 君津商にて撮影

 

3.間一髪届かず、一塁へのヘッドスライディング

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時期・不詳、場所・袖ヶ浦球場にて

袖ヶ浦球場にやって来ました。


夏の千葉県大会です。


打者が懸命に走り、
一塁へヘッドスライディング。


しかし、
タッチの差で、
ボールのほうが早かったようです。

 

セオリーでは、
ヘッドスライディングより、

走り抜けた方が早いんだよ。

 

それは百も承知なんだ。


しかし、
気持ちはそうはいきません。


気持ちは、走り抜けるのではなく、
ヘッドスライディングをさせたのです。


体を伸ばして、
一塁ベースへ向かっていく。


体が、気持ちが、
そうさせるのです。


それは本能です。


闘争心なのです。

 

(写真) 時期・不詳、場所・袖ヶ浦球場にて撮影


4.飛びつけ、くらいつけ

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2004年1月24日 君津商にて


ごめんなさい。


またしても君津商業の練習風景です。


シートノックです。


ショートがボールに飛びつくも、
捕球できませんでした。


しかし、見事なダイビングでした。


次は捕れるかもしれません。


練習は裏切りません。


練習でできないことは、
本番でもできません。


練習がすべてです。


ボールに飛びつけ。


ボールにくらいつけ。

 

できるまで。

 

ボールが捕れるまで。

 

そうなんです。

 

練習しかないのです。

 

練習しか・・。

 

(写真) 2004年1月24日 君津商にて撮影

 

5.千葉に雪が降る、しかも積もる

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2006年1月21日 拓大紅陵にて

千葉県に雪が降りました。


しかも、積もったのです。

 

そのときの貴重な写真です。


2006年1月21日、於.拓大紅陵グラウンド


ホント、千葉では珍しい雪です。


ですので、選手たちは大喜び。


ごめんなさい。


北国では雪かきなどで
大変な目にあっているのに。


おかげで、
北国の大変さが分かりました。


少しだけですけど。


そう簡単に分かってたまるか、
ですもんね。

 

(写真) 2006年1月21日 拓大紅陵にて撮影

 

6.冬場のランニング

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2011年1月16日 拓大紅陵にて

拓大紅陵です。


冬場は単調な練習が続きます。


この日は、
ランニング主体の練習でした。


来る日も来る日もランニングの繰り返しです。

これでは、
野球部ではなく陸上部です。(笑)


グチの一つも出そうな練習メニューです。


でも彼らはくじけません。


彼らはランニングの重要さが分かっています。

 

足腰の鍛錬。
スタミナをつける。


いずれも、
野球には大切なものです。


今この時期にやらなくていつやる。


そう自分に言い聞かせながら、
今日も走り続けます。

 

(写真) 2011年1月16日 拓大紅陵にて撮影

 

まとめ

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どうでしたか。

今回も厳粛な思いを込めて、
私の見た高校野球(その26)
をお届けしました。

 

どの写真も思い出深いものです。

写真ですので、
その瞬間に私(カメラマン)が
そこにいたことになります。

 

つまり、
球児達と、時間と場所を共有したのです。

 

しかも、
その瞬間は永遠に止まったきりです。

色あせることもありません。

その瞬間が永遠に存在するのです。

そう考えると、
そこに居合わせたことに感謝しなければ。

そう思いつつ、本稿を閉じます。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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※更新履歴※

【更新】2021年11月2日、2022年12月27日
少しだけ校正させていただきました。

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男はつらいよ第22作、大原麗子のあの声と顔がかわいい!

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こんにちは、

拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、

「寅さん」について考えてみたいと思います。

 

といっても、私からみた寅さん像です。

 

その寅さん像を、

具体的な映画を通して見ていきたいと思います。

 

1)映画「男はつらいよ

映画「男はつらいよ」の概要は下記です。

◇原作、監督:山田洋次

◇脚本:山田洋次ほか

◇撮影:高羽哲夫(たかは てつお)*1

◇概要:渥美清(あつみ きよし)さん演じる「寅さん」が主人公の下町人情コメディ映画です。全48作から成り、『一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ』として、ギネス認定もされている名作中の名作です。

*1 撮影(カメラマン)についてひとこと。
私もカメラマンですので、
男はつらいよのカメラワークについてひとこと。

 

◆脇役を同時に入れる。

男はつらいよのカットには主役だけでなく、
必ず脇役を入れています。

脇役は人間に限ってはいません。

動物、植物など、いろいろです。

場合によっては、家具や道具も入れます。

それらの脇役から、
画面に立体感奥行きを持たせています。

 

◆ピント位置にも配慮。

さらにスゴイのは、ピント位置に神経を使っていることです。

被写界深度を浅くしたり、
深くしたりして、

主役と脇役の関係を強調しているのです。

このへんのカメラワークは、
さすが「高羽」さんです。

 

 

 

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1.映画の歴史

まずは、映画「男はつらいよ」を振り返ります。

全部で48作品あります。

この映画の前にはテレビドラマもあったようですが、
私は、ほとんど見ていませんので、
映画だけを取り上げさせていただきます。

映画は全作品のDVDを持っています。
もちろん、すでに5~6回は見ています。

下記一覧には、マドンナ役も入れておきます。

 

太字は今回取り上げた作品です。

 

1.男はつらいよ(1969年)光本幸子
2.続・男はつらいよ(1969年)佐藤オリエ
3.男はつらいよ・フーテンの寅(1970年)香山美子
4.新・男はつらいよ(1970年)栗原小巻
5.男はつらいよ・望郷篇(1970年)長山藍子
6.男はつらいよ・純情篇(1971年)若尾文子
7.男はつらいよ・奮闘篇(1971年)榊原るみ
8.男はつらいよ・寅次郎恋歌(1971年)池内淳子
9.男はつらいよ・柴又慕情(1972年)吉永小百合
10.男はつらいよ・寅次郎夢枕(1972年)八千草薫
11.男はつらいよ・寅次郎忘れな草(1973年)浅丘ルリ子
12.男はつらいよ・私の寅さん(1973年)岸恵子
13.男はつらいよ・寅次郎恋やつれ(1974年)吉永小百合
14.男はつらいよ・寅次郎子守唄(1974年)十朱幸代
15.男はつらいよ・寅次郎相合傘(1975年)浅丘ルリ子
16.男はつらいよ葛飾立志篇(1975年)樫山文枝
17.男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け(1976年)太地喜和子
18.男はつらいよ・寅次郎純情詩集(1976年)京マチ子檀ふみ
19.男はつらいよ・寅次郎と殿様(1977年)真野響子
20.男はつらいよ・寅次郎頑張れ!(1977年)大竹しのぶ藤村志保
21.男はつらいよ・寅次郎わが道をゆく(1978年)木の実ナナ
22.男はつらいよ・噂の寅次郎
(1978年)大原麗子

23.男はつらいよ・翔んでる寅次郎(1979年)桃井かおり
24.男はつらいよ・寅次郎春の夢(1979年)香川京子林寛子
25.男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花(1980年)浅丘ルリ子
26.男はつらいよ・寅次郎かもめ歌(1980年)伊藤蘭
27.男はつらいよ・浪花の恋の寅次郎(1981年)松坂慶子
28.男はつらいよ・寅次郎紙風船(1981年)音無美紀子、岸本加世子
29.男はつらいよ・寅次郎あじさいの恋(1982年)いしだあゆみ
30.男はつらいよ・花も嵐も寅次郎(1982年)田中裕子
31.男はつらいよ・旅と女と寅次郎(1983年)都はるみ
32.男はつらいよ・口笛を吹く寅次郎(1983年)竹下景子
33.男はつらいよ・夜霧にむせぶ寅次郎(1984年)中原理恵
34.男はつらいよ・寅次郎真実一路(1984年)大原麗子
35.男はつらいよ・寅次郎恋愛塾(1985年)樋口可南子
36.男はつらいよ・柴又より愛をこめて(1985年)栗原小巻
37.男はつらいよ・幸福の青い鳥(1986年)志穂美悦子
38.男はつらいよ・知床慕情(1987年)竹下景子
39.男はつらいよ・寅次郎物語(1987年)秋吉久美子五月みどり
40.男はつらいよ・寅次郎サラダ記念日(1988年)三田佳子
41.男はつらいよ・寅次郎心の旅路(1989年)竹下景子
42.男はつらいよ・ぼくの伯父さん(1989年)後藤久美子檀ふみ
43.男はつらいよ・寅次郎の休日(1990年)後藤久美子夏木マリ
44.男はつらいよ・寅次郎の告白(1991年)後藤久美子吉田日出子
45.男はつらいよ・寅次郎の青春(1992年)風吹ジュン
46.男はつらいよ・寅次郎の縁談(1993年)松坂慶子
47.男はつらいよ・拝啓車寅次郎様(1994年)小林幸子、かたせ梨乃、牧瀬里穂
48.男はつらいよ・寅次郎紅の花(1995年)浅丘ルリ子

 

2.今回の作品

今回取り上げるのは下記です。

 

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【概要】
第22作 1978年12月27日に公開

男はつらいよ 噂の寅次郎

 

【スタッフ】
監督:山田洋次
製作:島津清
脚本:山田洋次朝間義隆
音楽:山本直純

 

【キャスト】
荒川早苗:大原麗子
添田肇:室田日出男
諏訪?一郎(ひょういちろう):志村喬

 

.あらすじ

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旅先で偶然、
博の父・ひょう一郎(志村喬)と出会った寅は、
彼に人生のはかなさについて諭され、
「今昔物語」の本を借りて、柴又に帰る。

その頃、とらやでは、
職業安定所の紹介で、
荒川早苗(大原麗子)が店を手伝い始めていた。

 

寅は帰るやいなや、家族を集めて、
ひょう一郎から聞いた話をいつもの調子で始めるのであった。

 

翌朝、修業の旅に出ると家を出ようとするところに、
早苗が出勤して来る。

 

彼女の美しさにギョッとする寅だが、
旅に出ると言ってしまった手前、やむなく店を出る。

 

通りを歩いていると、
さくらに出会った寅は急に腹痛を訴えるのだった。

 

救急車で病院に担ぎ込まれた寅だが、たいしたこともなく、
「単なる栄養失調」との診断で家に帰った。

 

早苗が結婚していたことを知り意気消沈するも、
現在別居中であることを聞いて、
寅はウキウキしながらも彼女を励まし力づけた。

 

彼女も寅の優しい心づかいに思わず涙ぐみ、
「寅さん、好きよ」とまで言うので、
とらや一家の心配は募るばかりであった。

 

4.寅さんが救急車で

寅さんが救急車で運ばれて行ったあと、

とらやに戻って来ます。

 

そこで一騒動が・・

 

寅 「どうして救急車が来たんだ?」

  「誰かが電話したな?」

  「誰だ、その電話した奴は?」

  「今回は許さんぞ」

 

そこで聞いていた早苗(大原麗子)が、
少し言い出しにくそうに、そっと・・。

 

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早苗 「電話したのは私です」

   「すみません。ご迷惑をおかけしてしまって・・」

 

それを聞いた寅さん、急に表情が変わりました。

 

寅 「いいえーっ、よく気がついてくれましたね」

 

と、ころっと変わったのです。

 

◆私の推測。

これは私の推測です。

この事件以来、
寅さんは早苗(大原麗子)のことがさらに気に入ります。

 

今までは、見た目(外見)だけでしたが、

この救急車の件で、

 

「この人は良く気がつく」

 

「やさしい心の持ち主だ」

 

と思ったに違いありません。

 

5.早苗(大原麗子)がお昼のお弁当を

 

私の大好きなシーンです。

 

早苗(大原麗子)がお昼のお弁当を食べるシーンです。

 

まず、早苗が寅さんにお茶を出します。

 

早苗 「どうぞ」

 

それからお弁当を・・。

 

早苗 「ちょっと失礼してお弁当を」

 

それを、寅さんが珍しそうにじっと見ています。

 

6.早苗大原麗子の身の上を聞きながら

 

寅さんの鈍さに、

私が少しイライラしたシーンです。

(でも寅さんらしい)

 

 

早苗 「今は荒川早苗だけど、前は水野早苗だったの」

寅 「へえー、どうして変わったの?」

 

鈍い寅!

 

早苗 「結婚したからよ」

 

だよね。

 

バカな寅。

 

その寅さん、

早苗が結婚していると聞いて「がっかり」

 

寅 「旦那は元気?」

早苗 「ううん、今 別居しているの」

 

寅 「話し合って仲直りしなくっちゃ」

早苗 「努力したんだけど・・」

   「やっぱりダメね」

 

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ここで寅さんの表情が変わる。

 

嬉しそうになって、

急にはしゃぎ出す。

 

一方、

早苗は深刻な表情のままである。

 

◆残酷すぎる。

この場面は何回見ても納得できません。

 

普通の寅さんだったら、

慰めの言葉をかけるところです。

 

ところが、あの「はしゃぎよう」は何ですか。

 

人の不幸を喜んでいるではないですか。

 

監督は寅さんのはしゃぎようを通して、
早苗(大原麗子)の心の内をクローズアップしたかったのでしょう。

 

しかし、これは失敗です。

 

大失敗です。

 

あまりにも不自然すぎます。

 

ここは絶対にカットです。

 

※追記※

ここで追記しておきます。

実はこの映画を最近(2020年6月)、

見直して分かったのです。

 

★人の不幸を喜んでいるのではない。

そうなんです。

寅さんは、

早苗(大原麗子)の不幸を喜んでいるのではありません。

 

★早苗(大原麗子)のことが大好き

早苗(大原麗子)のことが好きなだけです。

だから、

他人のものになる(結婚している)ことが、

嫌なだけなのです。

 

★それだけ純粋。

そうなんです。

寅さんはそれだけ純粋なんです。

子供じみていると言われればそれまでですが、

子供のように純粋なのです。

 

★だからといって「鈍感」ではない。

だからといって「鈍感」ではありません。

それはこの映画の後半を見れば分かります。

20年前から早苗(大原麗子)のことが好きだった男

(いとこ同士、学校の先生)の気持ちを即座に察して、

自分(寅さん)はみずから身を引きます。


⇒10項参照

 

7.早苗(大原麗子)が離婚届を出した直後

 

早苗が離婚届を区役所に出した直後の場面です。

 

一緒についてきた従兄(いとこどうし)の

添田(高校の先生)との会話です。

 

添田 「もっと自分を大事にしなきゃダメだぞ」

   「人生は一度しかないんだから」

 

早苗 「分かってるわよ」

   「お願い。私、一人になりたいの」

 

早苗が泣きそうになる。

声も浮ついてくる。

 

◆トレンチコートがかっこいい。

ところで早苗が着ていたトレンチコート、

かっこいいですね。

 

髪を後ろに束ねたあの姿は、

シェルブールの雨傘です。

カトリーヌ・ドヌーヴです。

 

8.その午後、とらやで

離婚届を出した足でとらやに出勤した早苗。


しかし、

まだ心の整理はできていません。

 

早苗 「寅さんにも心配をかけたもん」

   「今日から、水野早苗になったの」

   「もう荒川早苗じゃないの」

 

寅 「そりゃ良かった」 ←バカな寅!

朋子 「寅さん、私泣きそう」

と言って二階に行く。

 

脳天気なバカ寅にあきれて、

ものが言えぬ。

 

9.とらやの2階で

その2階での会話です。

早苗がさくらに今の気持ちを話します。

 

早苗 「ごめんなさいね」

   「みっともないところを見せて・・」

   「別れたら、どんなにスッキリするかと思っていたの」

   「張り合いがなくなったみたい」

   「こんな気持ちになるなんて」

   「昨日まで想像もしていなかった」

 

と、

今の胸の内をさくらに正直に暴露する。

 

ここまで話したところで、
早苗の気持ちは少し落ち着いたようです。

 

10.ラスト、とらやで

例の先生がとらやにやってきた。

寅さんに頼みがあった様子です。

寅さんと先生がはなしているうちに、

寅さんが切り出す。

 

寅 「おい、おまえ、
  ガキのころ早苗ちゃんに、惚れてたんだろう」

 

先生 「これ早苗ちゃんに渡してくれ」

と、預金通帳を寅さんにあずける。

 

先生 「国に働き口が見つかったので、小樽へ帰ります」

   「車さん、どうか早苗ちゃんのこと大事にしてやってください」

 

そこに早苗(大原麗子)が帰ってくる。

 

早苗 「何だったの? 用って?」

寅 「いとこが小樽へ行っちゃうて」

 

と、例の預金通帳を早苗に渡す。

 

早苗 「あのひと、こんなことをして」

寅 「分かるだろう。あんたに惚れてるんだ」

  「あいつは不器用だから、うまく言えねぇんだ」

 

早苗 「寅さん、私ね、分かってたのよ。あの人の気持ち」

寅 「だったら、本人にそう言ってやりなよ。どんなに喜ぶか」

早苗 「そんなこと言ったって・・ 私ね・・」

 

寅 「明日聞くよ」

  「早く行かねえと間にあわねぇぞ」

 

早苗 「じゃあ、明日ね」

 

と、

早苗が先生のあとを追うのを確かめると、

寅さんは、すぐに旅でて行ってしまった。

 

自ら身を引いた瞬間です。

 

早苗との約束の「明日」をあえて破ったのです。

 

早苗(大原麗子)を

あの一途で不器用な先生に譲ったのです。

 

男らしい「去り際」です。

 

  

 11.まとめ

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どうでしたか。

今回も感動しましたね。

 

1)大原麗子がかわいい。

作品の全体をとおして、

大原麗子のかわいさが出ていました。

 

そのいくつかを取り上げます。

 

①「寅さん好きよ」

大原麗子が、とらやから出るときに、

(じつは、

このとき晩ごはんをとらやのみんなとしていました)

 

ふと戻って来て寅さんに言います。

 

「私・・、寅さん好きよ!」

 

ここは「友だち感覚」と見ました。

 

あの言い方は、「恋人」感覚ではありません。

 

子供っぽい言い方なのです。

(そこがかわいい!)

 

 ②「寅さんって、もてるのね」

泉ピン子と寅さんのやりとりの場面です。

 

泉ピン子と寅さんが仲良く会話しているので見て、
大原麗子が嬉しそうです。

 

その二人がとらやを出たあと、

大原麗子がさくらに言います。

 

「寅さんって、もてるのね」

 

しかし、この言い方は、

嫌みや、やっかみではありません。

 

余裕の発言です。

 

恋人をとられたというような感覚ではありません。

早苗と寅さんは「友だち」なんです。

 

 

2)寅さんは単なる脇役。

 

本作に限らず、

寅さんは脇役だと思っています。

 

そういうと、

「ええっ?!」とお思いでしょうが、

もちろん寅さんは主役です。

 

でも、本当の主役は別にいます。

 

その主役とはマドンナです。


あるいは、
子供や博、満男といった周辺の人になることもあります。

 

本作では、早苗(大原麗子)が主役です。

 

大原麗子の人生や心情を表現するのに、
寅さんをうまく使っているのです。

 

ということは、

やっぱり大原麗子が主役で、寅さん(渥美清)が脇役です。

 

3)でも大事な脇役。

でも、男はつらいよシリーズでの「うまさ」は、

脇役のキャラクターです。

 

三枚目、お調子者、涙もろい、

頑固、一途、直球勝負、

まじめ、やさしい 等々

 

これらの性格をつかって、

相手(真の主役)を引き出すのです。

 

4)寅さんは、いつもお友だち感覚。

 

折角なので、
寅さんの恋愛論に触れておきます。

 

世間では、

「寅さんはよく振られる」

といわれていますが、

 

もともと寅さんには「恋心」なんかありません。

 

そこにあるのは「お友だち感覚」です。

 

だから、

所帯を持つということは、
結婚して子供を持ち、

家庭をつくることではありません。

 

寅さんの中にあるのはこうです。

 

「二人で語り合いたい」

 

この結婚観の違いが、相思相愛に見えて、

しかも、

うまくいかない理由です。

 

友だちならいいんだけど、
恋人だとねぇ。

 

そこのところが理解できると、
全作のストーリーに納得がいくかと思います。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

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少しだけ校正させていただきました。

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